Today's Photo

 
Today's Photo その649 2007/9/30
ピンク・パレス改装

  ピンク・パレスの名前で親しまれている1927年開業のロイヤル・ハワイアン・ホテルが2008年6月から閉鎖され、開業以来の大規模改装が実施されると伝えられています。2008年12月から改装の終わった所から順次オープンし、グランド・オープンは2009年1月とのことです。ピンクの外観や趣は維持されるとのこと、リニューアルが楽しみである反面、今の姿のままで保存して欲しいとの勝手な感想を抱いています。隣のモアナ・サーフライダー・ホテルと共にシェラトン・グループでしたが、今は他のホテル・オペレーション会社の運営となっています。伝統が守られていれば運営会社は何処でもいいの ですが。

 東京地方は今日も初冬を思わせる冷たい雨の一日となりました。週明けからはまた暑い日が戻って来そうですが、冷たい雨で撮影にも出掛けられないと何となく暗い気分になりますね。こんな一日はハワイで撮影した写真の整理に明け暮れるといくらか心も明るくなります。ハワイの写真集第二弾の構想も少しだけ閃き、心は晴れの一日でした。

 ロイヤル・ハワイアン・ホテルの通路にあるソファーの写真ですが、旧式の電話とメモ帳がさりげなく置かれています。電話は通じていなかったように記憶していますが、ハウス・フォン(ホテル内・内線電話)として利用出来るようになっていれば、もっと良かったように思います。受話器を持ち上げると「Operator, May I help you?」と聞こえて来るような。 

 今日の写真のポイントは二つあります。一つ目は柱や壁、額縁の水平、垂直を正しく調整することです。レンズの歪みや撮影した時のカメラの水平の傾きの影響で水平、垂直が狂うのは日常茶飯事ですが、それを画像編集ソフトで補正することで、見た目の安定感を演出します。絵が傾いて写っていると落ち着きませんからね。二つ目のポイントは一番明るいデスク・スタンドのシェード(傘)の明るさを押さえつつ、絵の暗い部分を黒つぶれしないように調整します。絵の四隅をもう少し明るくすると、ランプ・シェードが完全に白飛びしてしまいます。この辺りを気にするためには暗めに撮影して、画像編集ソフトで部分的に明るめに現像するテクニックが必要となります。まぁ一般の方は気にしないと言えばそれまでですが、 携帯や全自動のコンパクト・デジタル・カメラで撮影された写真との差別化です。

 

 

 

 

Royal Hawaiian Hotel

 
Today's Photo その648 2007/9/29
中川家と鳩山家

  兄弟の漫才コンビ「中川家」はお兄ちゃんの方が華奢で、弟の方が体も大きく貫禄があります。このギャップが受けている要因の一つですが、最近政治家の鳩山兄弟も同じであることを発見しました。民主党の鳩山幸夫幹事長がお兄さんで、自民党の鳩山法務大臣が弟です。大臣の方が貫禄があり、これまた体も大きくてっきりお兄さんだと思っていました。兄弟の見た目が逆転する要素は何でしょうね。何はともあれ、鳩山家も政治家が駄目でも漫才コンビとして十分通用するルックスですね。

  昨日は30℃を越えて街を歩いているだけで汗が吹き出て来ましたが、今日は半袖では鳥肌が立ちそうな一日となりました。昨日に比べて15℃以上も低く11月上旬の気温となり、一ヶ月以上も先の季節が訪れました。銀座でも半袖の人は数えるほどでしたが、歩き回るには半袖でちょうど良かったですね。さすがに短パンは長いパンツに着替えて出掛けました。昨日はビールが美味しそうでしたが、今日はビールはちょっとと言う感じですね。

 昨日、文部科学省が相撲協会の理事長を呼び付け、今回の力士急死問題について幾つかの注文を付けました。文部科学大臣の方が相撲協会理事長よりも頭をぺこぺこ下げて、映像だけ見ると謝っているのは大臣のようにさえ見えます。選挙運動の時の頭を下げる癖が抜けないのでしょうか。同席した副大臣の方が堂々としています。今回の改造内閣で唯一の初入閣となった文部科学大臣はまだその辺りの事情が分かっていないのか、それとも元々低姿勢の政治家なのか分かりませんが、注意するために呼び付けたという大前提を忘れて欲しくないですね。

  先週の新浦安祭りの子供のフラの写真ですが、今日のように涼しいと両側のダンサーは火鉢に手をかざしているように見えます。ハワイの心を持ちながら大人になってもフラを続けて欲しいですね。

 

 

 

 

KEIKI HULA

 
Today's Photo その647 2007/9/28
家庭内傷害事件と中高生の自殺が多過ぎ

  連日のように家族同士の傷害事件と中高生の自殺が報じられています。このような事件が毎日のように起きることが異常ですね。一部の報道ではアニメの影響で斧を使った犯行が続いているとありましたが、現実との区別が付かないのでしょうか。一方若い人が自らの命の絶つのは余りにも身勝手ですね。もう少し回りに相談する機会を持てたのではないでしょうか。昨日書きましたが、若い力士の心の叫びを親が聞き取ることが出来ずに悲劇が起きました。家庭内傷害事件や自殺も同じで、心の叫びに気が付けば、耳を傾けることが出来れば未然に防ぐことが出来た筈です。

  「狼が来た!」と冗談で叫んでいた少年が本当に狼が来た時に誰も相手にしなかったと言う話がありますが、親や周りの大人は心の叫びを見分ける、あるいは聞き分ける感性を持っていなくてはなりません。手遅れになる前に救いの手を差し伸べる勇気を持ち、タイミングを外さないように心掛けたいですね。タイミングは早い分には取り越し苦労で済みますが、遅い場合には文字通り後の祭りです。

  ミャンマーで日本人カメラマンが銃撃されました。紛争地帯を専門にしていたカメラマンなので致し方ないのですが、今週は暗いニュースばかりだったように感じられます。来週は明るいニュースが伝わって来ると良いのですけれど。

 

 

 

 

丸の内界隈

 
Today's Photo その646 2007/9/27
中秋と満月

  一昨日の9/25は中秋の名月でした。レインボー・ブリッジの上からフジテレビ側に見た月は大きくてきれいでした。満月にしてはちょっと物足りない、少し欠けて見えると思いましたが、満月なんだろうと信じていました。ところが満月は今日27日とのこと、何で「中秋の名月・ノット・イコール・満月」なのかインターネットで調べてみました。

 すると驚くことが二つありました。一つ目は中秋の名月となる日は毎年異なり、2001年から2010年までは何と早い年は9/11、最も遅い年は10/7になります。中秋とは旧暦の8/15で、太陰暦(旧暦、月の満ち欠け)と太陽暦(現状の暦)の違いでこれらの間には関連が無いとのこと。全く知らなかったですね。二つ目は中秋の名月が満月となるのは2001年から2010年では02、03、04、05年だけで、それ以外の年は微妙に一日、二日ずれています。十五夜の月は満月とは限らないとのことですかね。いずれにしても先日の中秋の名月は少し欠けていたのは事実だったようですね。

  先日、日本人の寿司職人の成り手が無いと書きましたが、相撲の世界では新弟子検査を受けて相撲界に入る日本人は急激に減っています。ほとんどの場合、大学で相撲部を経験し角界に入るのが通例と成っています。モンゴル勢の活躍を見れば改めての話ではないのですが、追い討ちをかけるように入門したばかりの若い力士を部屋ぐるみで死に追いやった事件が明るみに晒されています。入門予定者の辞退が相次いでいるそうですが、親としては当然でしょうね。大体相撲部屋に金属バットがあること自体、相撲協会は疑問を持たないのがおかしいですよね。サッカー・ボールが相撲部屋にあっても不思議はありませんが・・・。警察もきちんと立件し、関わった部屋の関係者は裁判で執行猶予無しで実刑に処して欲しいですね。

  謹慎中の朝青龍ですが場所前の若手を稽古で痛めつけて怪我を負わせ、期待されていた場所にもかかわらず不本意な成績になった三役の関取がいました。角界とはそういう古い体質が伝統として続いている世界なので、若い日本人は力士に魅力を感じていないのでしょうね。肥満児の駆け込み寺と思われていたのは昔の話です。 

 先日皇太子ご一家が相撲観戦に訪れ、愛子様が関取の本名や出身地まで覚えているほどの相撲ファンであることが紹介されていました。今度の事件は相撲だけに水を差すことになりそうです。

 

 

 

 

銀ブラ

 
Today's Photo その645 2007/9/26
プラスティック・オア・ペイパー

  ハワイでもそうですが、アメリカのスーパー・マーケットのレジで購入した商品を詰める袋の種類を聞かれることがあります。現金かカードの「キャッシュ・オア・チャージ」と聞かれるのは予想していますが、いきなり「プラスティック・オア・ペイパー」と聞かれるとこれは想定外で最初は分からなくて聞き返しましたね。日本では基本的にレジ袋ですが、環境の問題からかレジ袋か紙の袋かを選択出来ます。聞かれた時には環境を考慮して紙袋にしていますが、レジ袋とどっちが地球に優しいのでしょうね。紙を作るためには木が必要だし、木から紙にする工場で消費するエネルギー、石油から作るレジ袋のエネルギー、使い終わってから焼却する時のCO2の問題などを考えると、よく分からなくなります。

 そんな時はマイバッグを用意してそれに入れてもらえば一番地球に優しいのですが。この間のハワイでフード・ランドでエコ・バッグを売っていました。マイカイ・カードの会員向けに格安に販売されていて、次に訪れた時には売り切れで、その後滞在中に入荷はありませんでした。フード・ランドのロゴ入り、手に入らずちょっと残念でした。日本でも紀伊国屋のマイバッグを持っている人は少なくありませんが、ハワイ・フリークとしてはフード・ランド、ハレイワ・スーパー・マーケット辺りのエコ・バッグを持ち歩きたいですね。色はアース・カラーのグリーンやブラウンでしょう。

 新浦安祭りのハワイアンの演奏をビールを飲みながら犬と一緒に聞いているお父さんがいました。写真を撮ってから犬の鼻を撫でさせて貰いましたが、犬は眠いらしく前足の力が抜けてうとうとしていました。

 

 

 

 

ハワイアンは子守唄

 
Today's Photo その644 2007/9/25
新浦安祭り

  先週末に新浦安駅前広場で新浦安祭りが二日間に渡って開催されました。たくさんの屋台や模擬店、二つのステージでは各種の催しが披露され、年々参加者が増えているように思われます。昨日は銀座から帰って来るとちょうどステージではハワイアンバンドとフラが行われており、舞浜の地ビール、ピルスナーを飲みながら演奏を楽しみました。日本では珍しく男性のフラダンサーも出演していました。ケイキ(子供)フラもありましたが、ハワイの子供に比べると動きに気持ちが現れていませんね。まぁ大人もそうですけれど、フラを踊ることに集中して自然と一体になった優しさみたいな物が欠けています。日本に住んでいるので無理と言えば無理ですけれど、それでも十分楽しめました。ワイキキの祭イン・ハワイに出演する日本から訪れたお母さんたちのフラよりも良かったですね。

  新浦安はここ二十年で発展した地域で、それ以前の旧市街とは全く異なる街となっています。旧市街は漁村の色が残っていますが、ニュータウンは埋めて前の浦安を知らない世代ばかりです。神社があるわけではないので祭りには伝統も何もありませんが、そんなニュータウンの祭りにも旧市街から応援が駈け付け、印半纏姿でで笛、太鼓の祭囃子を演奏しています。

 三十年近くも新浦安に住んでいますが、浦安に三社祭があることを最近知りました。旧市街に出掛ける用があるのは動物病院だけで、日常生活では関わりがほとんどありませんね。

 

 

 

 

フラガール

 
Today's Photo その643 2007/9/24
歩行者天国と雨

  銀座では土日、祝祭日に歩行者天国が実施されていますが、雨天の場合は中止となります。所によって一時雨と天気予報が伝えていましたが、銀座四丁目の交差点を渡っていた瞬間に大粒の雨が突然のように降って来ました。最初は頭に何か落ちて来たのかと思ったほど、全く想定外の雨でした。慌てて地下街に潜りましたが、地下通路やデパートは雨宿りがてら訪れた客で溢れていました。商店は思わぬ客の入りで売上が伸びたのではないでしょうか。

  少し小止みになった頃を見計らって、歩行者天国の様子を見に雨の中を歩いてみました。路上に先ほどまであったテーブルや椅子はさっさと姿を消し、軒先で雨宿りをする人、傘を差して歩道を歩く人が思ったよりいましたが、道路を歩く人はほとんどいません。まだ歩行者天国は実施されているにもかかわらず、歩道を歩くのは雨足がひどくなったらすぐに何処かには入れるようにとのことでしょうか。

 日本人は雨の中を小走りしますが、ハワイでもそうですがアメリカ人は平然と歩きますね。雨のことをシャワーと言う国柄でしょうか。

 雨が降っている空間はほぼ一定の水分密度です。この一定の水分密度の中を通過すれば、通過する時間に関係なく濡れる量は一緒です。走れば短時間にたくさんの雨を受けることになるだけです。但し頭の面積を考慮すれば、その分だけ濡れる量に多少の差が出ます。

 しばらくすると雨も上がり、歩行者天国にはまた人出が戻って来ました。もしこのまま雨が降り続けば、途中で歩行者天国が中止になるのかは確認することが出来ませんでした。雨の歩行者天国、たまには良いですね。

 

 

 

 

雨の銀座歩行者天国

 
Today's Photo その642 2007/9/23
暑さ寒さも彼岸まで

  先週の予想とは裏腹に太平高気圧がここに来て急速に弱まり、大陸の涼しい高気圧が秋雨前線と共に南下しています。30℃を超えた昨日に比べるとひんやりとしたお彼岸の中日となりました。偶然なのか昔の人が偉かったのか分かりませんが、暑さもお彼岸を過ぎると終わりになりそうです。あと一週間もすれば10月ですからね。

 自民党総裁は福田元官房長官で落ち着きましたが、党三役、組閣後には国会が控えています。これからが新総裁の腕の見せ所です。アメリカあっての日本と言うことを忘れている国民が多い中で、テロ特措法またはそれに代わる新法の早期成立が望まれるところですね。

  秋のお彼岸と言えばおはぎですが、銀座のとらやでも幟を立てて売っていました。和菓子屋には日本犬が似合いますね。涼しくなったので銀座の歩行者天国には犬を連れた人が大勢訪れていましたが、 常連ばかりですね。観光客が訪れる印象の銀座ですが、カメラを持った写真愛好家も見慣れて顔が結構います。

 朝青龍問題の中で開催された大相撲秋場所ですが、横綱白鵬の優勝でこちらも自民党総裁選と同様に落ち着く所に落ち着きました。モンゴルに逃げ帰った朝青龍は果たして戻って来るのでしょうか。元ペルー大統領のフジモリ氏がチリからペルーへ強制送還されました。これから裁判を受けることになりますが、こちらは戻ることが本位だったのか想定外だったのか分かりませんね。先の参議院選挙で立候補して落選しましたが、もし当選していたら強制送還はあったのでしょうか。この辺りも謎に包まれたままで終わりを迎えたようです。 

 

 

 

 

お彼岸のとらや銀座店

 
Today's Photo その641 2007/9/22
改正道路交通法

  昨日から秋の交通安全週間が始まりましたが、それを前に19日から改正道路交通法が施行されました。今回の目玉は飲酒運転、酒気帯び運転の厳罰化、ひき逃げ、アルコール検知拒否などのいわゆる逃げ得くの厳罰化です。同乗者や酒を提供した側も運転手と同等の罪となり、少しは飲酒運転が減るのではないでしょうか。地方では居酒屋やスナックに大きな駐車場があり、一人で車を運転して飲みに来る人が跡を絶ちません。このような所は今回の法律の施行でどう変わったか、そのうち民放辺りが特集を組みそうです。警察もこれらの所を重点的に取り締まらなくては駄目ですね。

  飲酒運転の罰金が100万円、複数の同乗者が同罪に問われると一台の車から数百万円の罰金が発生します。ハイヤーをチャーターした方が安いですね。飲酒運転は常習のようなので、違反者はアルコールを摂取すると車の運転が出来なくなるような仕組みが欲しいですね。

  内容が良く分からないレッド・ブルのCMはテレビで何回か見たことがありますが、清涼飲料水なのかドリンク剤なのか分からず仕舞いでした。銀座の中央通りでレッド・ブルの車を見掛けたので、ネットで検索してみました。カフェイン、アルギニン酸、砂糖、ブドウ糖などを含み、微炭酸の飲料です。ビジネスマン、アスリート向けEnergy Drink(エナジー・ドリンク)として宣伝されているようで、元気が出るようです。コンビニで売られているので医薬部外品ではなさそうです。今度撮影で疲れた時に試してみるつもりです。

 

 

 

 

Red Bull

 
Today's Photo その640 2007/9/21
お彼岸残暑はドリアンパワーで乗り切ろう!

  彼岸の入りを過ぎましたが、真夏の高気圧はがっしりと居座りまだまだ暑い日が続く見込みです。近所の保育園では運動会の練習をしていますが、子供はプールで水遊びの方が気になるようです。お彼岸の後は中秋の名月、ススキも穂を出していますね。昼は蝉、夜はコオロギが鳴いていますが、表参道ではセミの声も少なくなりました。空気が乾燥し、空の色は夏から秋に変わっています。

 今日銀座の昭和通り沿いを歩いていたら、イチョウ並木から銀杏の実が歩道に落ちていました。銀座で銀杏を見るとは想像もしていませんでしたが、まだ早過ぎるように思います。今年の夏は天候に恵まれたので、秋の果物が期待出来そうです。果物で思い出しましたが先週末に購入したドリアンが完熟となり、今朝食べて見ました。暑い朝にドリアン、これは元気が出ますね。疲労回復にも効果があるようなので、夏ばての方には向いているかもしれません。ドリアンのみは五部屋に分かれていて、それぞれに実が入っています。甘くてクリーミーな果肉は王様ですね。

 買ってきたばかりのドリアンはほとんど香が無く、部屋の中に置いていても「ドリアンいたの?」とまるっきり存在感がありませんでした。それが日毎に香が強くなり、遂には部屋からベランダへ移動となり、その二日後には大きな裂け目が出来ました。香が強くなると食べ頃と言われていますが、裂け目が大きくなった時が食べ頃だと思っています。とげだらけの皮を剥くのも簡単ですからね。

  ハワイのチャイナタウンでもドリアンを目にしますが、日本で買うより安かったですね。東南アジア諸国同様、ハワイのホテルやコンドミニアムもドリアンは持ち込み禁止なのでしょうか。

 

 

 

 

スパイダーマン

 
Today's Photo その639 2007/9/20
スワップ・ミート

  ホノルルのアロハ・スタジアムではフットボールや野球の試合などが行われる日を除く毎週水曜、土曜、日曜日にスワップ・ミートが開催されています。Tシャツやアクセサリーなどがたくさん売られていますが、ほとんどの店が現金払いです。中にはハワイアン・ジュエリーなどの高額商品も売られていますが、このような店ではクレジット・カードも使えます。現金が手元に無い人のために仮設のATMも用意されており、日本語のメニューも表示されます。試しに現金を下ろしてみましたが、手数料が3ドル位掛かったように記憶しています。この仮設など利用せずに、スタジアムのボックス・オフィス(切符売り場)のATMを利用する方が手数料が安いかもしれません。日本でも展開しているシティ・バンク銀行のキャッシュ・カードはアメリカのATMで現金を引き出すことが出来ます。American Saving BankはATMの利用料が無料です。

  スワップ・ミートでアジア系の店では観光客の釣銭をごまかすのが当たり前となっているようなので、気を付けてましょうね。特にドルに不慣れな日本人はカモにされています。例えば7ドルの買い物をして20ドル札を出すと、3ドルしかお釣りを渡されないことがあります。自分が20ドル渡したと確信している時ははっきりと後10ドルお釣りをよこせと言いましょうね。確信犯なので何か文句を言われると慌てて残りの札を出す筈です。黙っていては駄目ですよ。

  レンタカーで行った場合、車は何処に停めても結局は一周するのですから、入り口に近くにこだわる必要はありません。むしろ出口に近い所の方がすぐに出れるし、空いているのでお勧めです。

 

 

 

 

ATM@ALOHA STADIUM

 
Today's Photo その638 2007/9/19
国語算数理科社会

  小学校で台形の面積の求め方を教えることが復活したと報じられています。台形の面積を計算することって子供時代の人生に必要でしたか?子供にとってどうでもいいようなことを大人が勝手に決めて、無理やり詰め込むような教育には疑問が残りますね。

 中学、高校で教わった古文、漢文、歴史、地理などの暗記科目はその後の人生でほとんど役に立っていませんね。今にして思えばこれらの教科に多くのエネルギーを費やしましたが、人生には無駄が多いと言うことを教えてくれただけではないでしょうか。興味がある人、必要な人が自分で学習すれば済むことであって金太郎飴のように全員に学習させる理由は見付かりませんね。日本の教育に一番欠けているのは自分の考えを人前できちんと説明すること、 人とは違うオリジナリティを育てること、外国語の会話が出来ることではないでしょうか。

  自分の考えや個性を人前で発表する能力はアメリカの教育を見習って欲しいですね。中学、高校と6年間も勉強した英語にもかかわらず、ほとんど人が聞くことも話すことも出来ずにその後の人生を送っています。どうでもいいような農作地帯や年号の記憶より、旅先で役に立つ英会話の一つも身に付けた方が絶対に大切だと思いますけれど。台形の面積の計算方法を教える前に、台形の面積の求め方を自ら導き出せるような教育が必要なのではないでしょうか。パソコンの使い方を教わってもちょっとした日常操作上のトラブルに対処出来ないようなものです。

 子供の頃、近所の本屋は付けで買い物が出来るようになっていました。小学生の頃から本屋で興味のある本を買っては読んでいましたが、今にして思えば学校の勉強よりも役に立ったように思います。「なぜだろう、なぜかしら」と言う題名で、子供向けに色々な疑問を科学的に説明した本がお気に入りでしたが、後に理科系に進むきっかけになったような気もします。高校生の時、その本屋から旺文社の英会話の教材を注文しました。カセットテープ、カセットデッキ、教本がセットになっていました。テープを聴きながら勉強した英会話は今でも役に立っていますね。

 塾など行くこともなく、子供時代に自由に本が手に入る環境を与えてくれた両親には感謝しています。

 

 

 

 

騙し絵

 
Today's Photo その637 2007/9/18
家庭内異常犯罪多発

  ここ数日の出来事だけでも身内に対する残忍な傷害事件や殺人事件が相次いで発生しています。そのどれもが事前に道具を用意するなど計画的です。逆に言えば家庭内で日頃からそのような兆候を見落とさなければ、最悪の事態は防ぐことが出来たのではないでしょうか。父親の威厳が縮小したのも要因の一つかもしれませんね。昔はちゃぶ台は父親がひっくり返すものと相場が決まっていましたが、昨今では切れるのは息子や娘たちです。個室を与えられてネットや携帯で外部と接触し、その反動で親子、兄弟間のコミュニケーションが不足してしまうのかもしれません。

  暗いニュースが続いているので、今日の一枚は明るい写真です。多くの方が露出はカメラ任せで撮影していることと思いますが、普通の写真は自動露出で十分きれいに撮れますし、カメラメーカーもそういう風に作っています。ところが明るい出窓を背景に花を自動で写すと、おそらく出窓の外の明るさがちょうど良くなるように調整されるので手前の花が暗く写ってしまいます。手動で通常よりも明るく写るように補正すると花が明るくなります。背景となっている出窓のレースのカーテンは露光オーバーで真っ白になりますが、それは最初から意図しているので、このような場合は気にしません。デジカメは写り具合がその場で確認出来るので、手動で露出を合わせてきれいな写真を撮るのもフィルムカメラと違って簡単です。

 

 

 

 

出窓にて

 
Today's Photo その636 2007/9/17
深夜のネット・ショッピング

 昨夜の夜10時半頃、ヨドバシ・ドット・コムを見ていてバーゲン品を見付け、価格コムの最安値を調べるとはるかに安いことが分かりました。これは買いとばかりに画面上で発注しました。ところが今朝起きてからメールをチェックすると昨夜発注した商品が既に発送済みとのお知らせが届いていました。先方の発信は午前7時半です。昨夜遅くの発注ですから、朝早くから出荷作業をしているのでしょうね。そして何と驚いたことに午後二時半頃には商品が到着しました。今まで何回もヨドバシ・ドット・コムを利用していますが、今回は最短記録です。夕方までの発注が翌日配達だと思っていましたが、今回は商品を発送する場所が江戸川区、配送先が浦安と距離が近いこともあります。アマゾンは夜中の発注でも追加料金250円を払うと翌日午後の配送になります。これもすぐ近くにアマゾンの発送所があるからですが、今回のヨドバシは配送料無料、追加料金無しで結果として特急となりました。寝ている間に配達してくれる、これは買いに行くより楽でいいですね。

  渋谷や秋葉原で行われた自民党総裁選の街頭演説を聞いて、自民党東京支部に今から党員登録をすれば選挙権が得られるかとの問い合わせが殺到しているそうです。残念ながら既に投票用紙の発送事務を終わっているために今回は間に合わないとのことですが、一般有権者にそれだけ自民党総裁選に興味を持たせた功績は立派ですね。どちらの候補者が総裁になっても、しばらくは自民党の支持率が高くなりそうです。参議院で第一党となった民主党はこのままでは次の選挙では自民党に負けるかもしれません。日本でも二大政党時代が来るのでしょうか。

 三連休最後の今日も真夏の天気となり、銀座は相変わらず大勢の人出で賑わっていました。新装オープンのプランタンの地下食品売り場では、ケーキやドーナツを買い求める人が長蛇の列を作っていました。来週末もまた三連休ですので、平日に出掛けないとゆっくり見られそうもないですね。

 プランタンの渡り廊下からマロニエ通りの人ごみを撮ってみました。上から見ると大して人がいないように感じられますが、歩道にいると通り過ぎる人のざわめきが凄いですよ。

 

 

 

 

プランタン、マロニエゲートへ向かう人

 
Today's Photo その635 2007/9/16
銀座が暑い

  残暑がぶり返し真夏日となっていますが、銀座のプランタンが改装オープンということで大勢の人がこの三連休に 銀座を訪れています。先日オープンしたマロニエゲートと相俟って、プランタン周辺は人がうじゃうじゃしていました。三連休が終わって一段落してからプランタンの探検をしてみるつもりです。この秋には有楽町駅前の再開発で丸井を中心としたビルがオープンしますが、ますます大勢の人が訪れることでしょう。この再開発の場所にあったシーフード・レストランのレバンテは新しいビルの中に店を構えて欲しいですね。その二階にあった名前は忘れましたがパエリアの美味しいレストランも復活を期待しています。

 自民党総裁選の二候補が渋谷で街頭演説をしている様子がテレビのニュースで報じられていましたが、一般市民は総裁選への選挙権がありません。かと言って渋谷を訪れている若者の多くは自民党員でもありません。一体誰に対して選挙演説を行っているのでしょう。しかも対立候補が同じ壇上にいます。これ自体が既に単なるパフォーマンスで、野党に対する牽制のようにも見受けられます。銀座でもどちらの候補を支持するかインタビューをしているテレビ局が見受けられましたが、これも良く分かりませんね。この支持率と実際の自民党国会議員と各県連の投票結果が一致しなくても、それはそれだと思います。自民党総裁選挙に参加したければ自民党員になるしかないのですから。

  先日の夕焼けはもうしばらく真夏の高気圧が勢力を取り戻して、そう簡単には秋にはならないと言いたかったように思えます。今週は予想が一転して暑い晴天が続きそうです。 

 

 

 

 

夕焼け小焼け

 
Today's Photo その634 2007/9/15
残暑復活

  三連休に入り、当初の予想に反して太平高気圧が勢力を強め真夏の気圧配置となりました。街では早くも秋物ファッションですが、この暑さではちょっと無理がありますね。秋の結婚式シーズンに入って初めての連休ということもあり、表参道や新浦安では結婚披露宴に参加する人の姿を数多く見掛けました。出席する方も暑い中を礼服で出掛けるので大変ですが、当人たちも汗を拭きながらウェディング・ドレス姿で記念撮影をこなしているようです。

  サッカーJ1の横浜FCですが、最下位を脱することが出来ずに監督が交代となりました。以前の監督は後半途中で交代させていましたが、新しいブラジル人の監督はカズこと三浦和良選手をフルタイムで起用しています。この暑さでベテランが90分間をピッチで走り回るのですから結構きついのではないでしょうか。カズと監督はきっとポルトガル語で会話をしているのでしょうね。何とかJ1に残留して欲しいですね。

  自民党の総裁選挙は福田元官房長官の圧勝が伝えられています。入院した安倍総理の影はすっかり薄くなり、まだ総理・総裁であるにもかかわらず実質的には福田元官房長官の発言が自民党を代表しているようにさえ聞こえます。安倍総理は夕焼けではなく小焼けになってしまったようです。

 今日の一枚はこの間ハワイに行った時、ワイキキ・ビーチ・ウォークのヤード・ハウスでビールを飲んだ後にすぐ手前の芝生に座って撮った写真です。最初は一人で芝生の中を走り回っていましたが、これに飽きると父親を誘って噴水が飛び出す中に入って行きました。何処の国でも子供と犬は水遊びが好きですね。

 

 

 

 

Waikiki Beach Walk

 
Today's Photo その633 2007/9/14
スパム

  昨日から突然のようにスパムメールが大量に送り付けられるようになりました。そのほとんどがアメリカの薬品関係か違法コピーのソフトの宣伝です。スパムは自動的に削除されるように設定していますが、メールが届くと音声によるお知らせと画面の片隅に表示されてから削除されます。これが一時間に一回の割でスパムが来ると結構うっとおしいですね。かと言ってお知らせをしないように設定すると必要なメールを見るタイミングが大幅に遅れる恐れがあります。スパムはお知らせ無しで削除してくれるとありがたいのですが、二種類のソフトの組み合わせなのでこの辺りの連携は無理のようですね。

  ハワイではスパムと言えばメールではなくてランチョン・ミートの缶詰ですが、貰ってもうれしくないスパムに引っ掛けてスパムメールと呼ばれているようです。スパムの缶詰やスパム・ムスビは貰ったらうれしいですけれど。缶詰のスパムはスーパー・ハムから名付けられたとか。塩気がきついので塩分控えめのスパムの方が食べ易いですね。タバスコの入ったホット・スパムもありますが、これは相当に辛いので子供には無理です。ハワイや沖縄で人気のスパムですが、今年で75周年を迎えて記念パッケージのスパムも販売されています。

 夕焼けは西の空や雲をオレンジに染めるだけではありません。東に位置する建物も夕焼けで普段とは異なる輝きを放っています。

 

 

 

 

夕焼けその2

 
Today's Photo その632 2007/9/13
夕焼け小焼け

  雨の後に翌日の晴天を約束するような昨日 の夕焼けはとても美しく、多くの人が写真に収めたようですね。ところが今朝はそれ程期待したほどの晴天でもなく、何となく安倍政権崩壊のような天気です。後継総裁が早く決まり、国会政治が動き出すことを望んでいます。

  夕焼けと言うと無意識に小焼けと続きますが、「小焼け」って意味が気になって調べてみました。「兄貴が夕焼けだった頃、俺は小焼けだった、分かるかな、分かんないだろうな。」というのとは少し違うようです。夕焼けからさらに日が傾くと小焼けになるようです。小焼けの跡に日没が訪れます。夕焼け小焼けの歌は夕焼けからだんだんと日が暮れていく様を歌っていたのですね。

  夕焼けは思ったよりも早く光が変化して、ちょっと気を抜いているとタイミングを逸してしまいます。夕焼けが気になったら写し始め、とりあえずたくさん写してから自分の好きなシーンを選ぶようにしています。さっきの方がきれいだったと後で感じても、もう遅いですからね。デジカメでは たくさん写しても費用は発生しません。これがフィルム・カメラだとフィルム代、現像代、引き伸ばし代と加算されます。そういう意味では自分の好みの写真

を撮ることが楽になったように思います。

 かつては一発必中のような写真の撮り方に憧れていましたが、今は何枚か撮って一番気に入った写真を選ぶスタイルに変わりました。

 

 

 

 

夕焼け

 
Today's Photo その631 2007/9/12
政界に激震

  昨日国会で所信表明演説をしたばかりの総理が突然辞意を表明しました。各党代表質問の行われる国会が開催される直前のことです。任命したばかりの党役員や各大臣も新しい総裁が決まるまでのワンポイント・リリーフを余儀なくされ、国民の自民党離れを加速させそうです。このタイミングの辞意表明、何だか自民党も先行きが不安です。かと言って影の内閣ごっこの民主党ではね。

  毎日雨が降っていてその後の原宿のお祭りの様子は見ていませんが、お祭りと言えば夜店の金魚掬い、昔から変わらず風情がありますね。そんな金魚掬いを髣髴とさせるヘルメットの両側に金魚をぶら下げたおじさんを表参道ヒルズの前で見掛けました。金魚もキャラクター・グッズの一部なのでしょうか。世の中には変わった格好で街中を歩く人がいますけれど、金魚は珍しいですね。

  散歩から戻った金魚は再び水槽に戻され、翌日まで休養出来るといいですね。

 以前のデジカメでは暗い所ではストロボを発光させるのが当たり前でしたが、今度のカメラは暗い所で感度を高く(ISO1000)してもノイズが気にならないのでストロボ無しで撮れます。フィルム・カメラの時代には想像も出来なかった美しさです。コンパクト・デジカメでも高感度撮影は可能ですが、ピクセル等倍ではノイズがかなり気になります。今使っているのは大きくて重たいカメラですが、それなりの性能を発揮してくれます。

 

 

 

 

金魚、えー、金魚!

 

 
Today's Photo その630 2007/9/11
ITスポットに潜む危険

  東雲に車を出して待ち時間が4時間近くあったので一度新浦安まで戻りました。外で時間を潰すより自宅の方が楽しいですからね。時間を見計って車を取りに行ったのですが、電話が掛かってこないので予定より仕上がり時間が遅れているようでした。そこで臨海線の駅に備え付けてあるフリー・スポットを利用してノート・パソコンをインターネットに繋いでみました。特に問題も無くサクサクとネットに繋がり環境としては快適ですね。

 運賃の割高な臨海線は各駅にフリー・スポットが用意されていて、ホームでも繋がります。また新木場の駅ではコーヒー・ショップで接続出来るので便利です。席によっては電源も利用出来そうです。ここで車屋からの連絡が来るまで時間を 潰しながらこれを書いています。

  コーヒー・ショップには何組か客が入っていますが、インターネットを利用している人はほとんどいません。また店内にはコイン式のパソコンも用意されているのですが、これも利用頻度が少ないようですね。ネット・カフェなどではキーロガーと呼ばれるプログラムが仕掛けられ、使った人がどのようにキーを打ったか順番通りに再現出来るそうです。このような所でネット・ショッピングやネット・バンキングを利用すると、クレジットカードの番号や暗証番号が記録に残り悪用されてしまいます。自分のパソコンでも外でネットに繋ぐ時は暗証番号やクレジットカードの内容は入力しないようにしましょう。無線LANは暗号を掛けていても技術的には解読可能ですし、フリー・スポットは暗号無しなので誰でも接続出来る危険性があります。

  ホームのベンチでノート・パソコンを使っている人が傍受していたなんてことは珍しくありません。マックにも無線LANの設備があり出先では重宝していますが、自分のパソコンに知らないうちに侵入されない様にセキュリティには気を付けましょう。

 今日の一枚は原宿・表参道で見掛けた町内会のお祭り用に作られた寄り合い所です。お神輿は神様として祭られています。そろそろ秋祭りを迎えようとしています。

 

 

 

 

原宿神宮前商店会

 

 
Today's Photo その629 2007/9/11
デジカメ秋の陣

  毎年春と秋には海外で映像機器やカメラの世界的な展示会が開催されます。各メーカーはそれに合わせて新製品を発表しますが、8月末から9月上旬にかけて秋の新製品が矢継ぎ早に発表され、各社出揃った感があります。この秋の目玉はニコンの一眼レフデジカメでしょうか。撮影サンプルがまだ公表されていませんが、製品の仕様を見る限りようやくキヤノンに追いついて来た感があり、両メーカーの切磋琢磨が今後も続くと期待しております。

 ろくな写真も撮らないくせにカメラの仕様を論じているオタクがカメラ関連のサイトを賑わせています。うだうだ言う前に、さっさと新製品のカメラを手に入れてシャッターを押して欲しいですね。写して何ぼの世界がいつの間にか論じて何ぼの世界へと変わりつつあるかのような錯覚さえ覚えます。これらのスペオタ(スペック・オタク)は決してカメラを購入する訳ではなく、ひたすら知識を仕入れてカメラ売り場の展示品を触る程度なのですけれどね。デパ地下で試食してあそこの何々は美味しい、不味いと言っているだけで買わないのと同じです。今後は写真愛好家とカメラ愛好家に二分するかもしれません。メーカーにしてみれば売れればそれで良いのですから、それぞれを満足させるような製品を今後も発表することでしょう。

 今日の一枚は 銀座で見掛けた和服姿の集団の続きですが、着物に帽子が粋ですね。手にしている小物入れや足元も個性があって洒落ています。昔の人は煙管や煙草入れ、着物の裏地などに自分だけの装飾を施したりして他人との差別化を図っているのが粋とされていましたが、今は他人と同じブランドの製品を持つことが当たり前となっていますね。

 関東地方は秋雨前線が停滞して、夏の季節がそろそろ終わりそうな気配となってきました。

 

 

真夏の着物姿 その2

 
Today's Photo その627 2007/9/9
秋服商戦

  台風の運んで来た暖かい空気が関東地方を覆っているため、今日も厳しい残暑となりました。空が澄んでいるので日差しが強烈でした。にもかかわらず九月の声を聞くと同時に秋物の服が一斉にショーウィンドーに並び、ただでさえ暑いのに目に飛び込んで来るとうんざりしてしまいます。この季節にブーツは勘弁して欲しいですね。既にブーツを身に付けている人も少なくありませんが、何か匂って来そうな雰囲気さえします。もう少し爽やかな季節になってからにして欲しいものです。

 今日になってもコーヒー色の海を見ることが出来ました。土砂を含んだ川の水が海に流れ込み、コーヒー色のグラデーションが徐々に沖に広がっている写真です。ニュース とかではほとんど話題になっていませんが、生態系に対する影響は心配ですね。

  原宿表参道では秋祭りのシーズンを迎え、寄り合い所にはお神輿が飾られ、御祝儀の受付も始まっています。ファッションの街とお祭り、コントラストが面白いですね。いつも明るいうちしか歩いていない街を暗くなってから歩いてみました。昼間とは様相が異なり、違う街を訪れたような雰囲気さえあります。店から漏れて来る光が少し眩し過ぎですね。照明業界で長く仕事をしていたので一言言わせて貰うと、もう少し優しい光でお願いしたいですね。ちょっとでも目立たせたい、差別化を図りたい気持ちは自分が照明に携っていた時もそうだったので十分理解出来ますが。

 昼間は蝉、夜にはコオロギ、ファッションの街にも確実に秋が訪れつつあります。月曜からは秋雨前線が停滞し、ぐずついた一週間となりそうです。

 

 

コーヒー色の海

 
Today's Photo その626 2007/9/8
台風の爪跡

 新浦安から京葉線に乗って東京駅へ向かう途中、舞浜駅を出てすぐの海に流れ込んでいる川の水が真茶色でした。海を見るとこれまたコーヒー牛乳のような色になっていました。こんな色の海は初めて見ましたね。土砂を含んだ水が大量に川に流れ込み、東京湾を泥が覆いつくしたような感じです。これは当分元の色に戻りそうもありません。魚や貝など、海の生物に影響は無いのでしょうか。

 ニュースが伝えていましたが、日光の華厳の滝は中禅寺湖が放水を行っているため通常の20倍の水量となっています。いつもの上品な滝が急に荒々しくなったような印象さえ受けました。今日訪れた観光客は貴重な経験が出来たのではないでしょうか。 台風の副産物が思わぬ所にありました。

  台風一過となった東京では青空と夏の暑さが戻って来ました。少しばかり湿気を含んだやや強い風はハワイにいるような気分にさせてくれました。この暑さの中、銀座の歩行者天国では着物姿の集団が目に付きました。団扇や扇子でパタパタと扇ぎながら歩行者天国を行進しているかのようにも見えました。何かのデモンストレーションだったのでしょうか。履物や持ち物にも風情があり、普段から着物を着慣れている人たちのようです。

 久し振りの晴天と言うこともあり、銀座はカメラを持った写真愛好家がうようよしていました。ためらいも無くカメラを首からぶら下げて歩いていましたが、これだけは真似出来ませんね。写したいと感じた瞬間に慌ててバッグからカメラを取り出し、撮影が終わるとさっさと元に戻して何事も無かったようにしています。決定的瞬間を狙っているのではないので、この撮影スタイルでもシャッター・チャンスを逃すことは無いですね。

 この着物の集団には興味が無いのか、写していたのは外国人観光客だけでした。写真愛好家の皆さんは銀座で何を撮っているのか、ちょっと気になりますね。

 

 

真夏の着物姿

 
Today's Photo その625 2007/9/7
台風直撃

  動きの遅い台風 が首都圏を直撃しました。早朝に通り過ぎたのですが、夜になってもまだ風が吹き荒れています。これだけ長時間風が吹く台風も珍しいですね。海からの風が運んだ塩分が電線に付着し、これが原因で停電が発生することがあります。停電だけは避けて欲しいものです。

  今日の一枚はノース・ショアのハレイワ・アリイ・ビーチパークです。ハレイワ橋の手前を海側に曲がった先のヨットハーバーの隣です。ハレイハ・ビーチパークよりも格が上で、貴族を意味するアリイが名前に付いています。のんびりとしたハレイワですが、今年の春には日本人留学生の女性が行方不明となっています。6月に訪れた時にもMissingの貼紙を目にしました。この女性が行方不明になったのは昼間だったように記憶しています。ハワイと言えどもアメリカですので、メインストリートを除いて観光客の一人歩きは避けた方がいいですね。容疑者が逮捕されましたが、その後の様子が伝わって来ないので事件はまだ未解決のようです。

 三人の女性が腰を下ろし、ビーチ寄りには女性が読書をしています。奥にサーフ・ボードが見えますがこれはライフ・ガードのボードで、右側には写っていませんがライフ・ガードのブースがあります。ローカルの女性でさえもライフ・ガードの目の前で遊ぶようにしています。ハワイを訪れる際には事件、事故に巻き込まれないように注意して下さいね。

 

 

Local Girls

 
Today's Photo その624 2007/9/6
台風接近中

  台風九号が関東地方 に接近しつつあります。今夜未明には最も接近し、風雨が激しくなると予想されています。今夜の帰宅時間帯は交通機関にそれほど大きな乱れはありませんが、明日の朝は電車が動いていないかもしれませんね。天気が悪いと写真を写しに出掛けられないのでハワイで撮影した写真を整理したり、古い写真を額から外して新しい写真と入れ替えたりと色々とやることがあります。雨が降っている時はハワイの晴れた写真を見ていると気分も明るくなりますね。

  暗くなってから台風の豪雨の写真を撮ろうとしたのですが、うまく写りませんね。風にあおられて渦を巻くように降る雨や建物に風で叩きつけられて白く見える雨はまるで生き物のようにさえ見えますが、静止画でこれらを記録するには限界があります。昔の人が風と雨の動きを龍に例えた気持ちが分かるような気がしますね。カメラとレンズは防滴ですが、早々に退散しました。

  ワイキキから動物園の前を過ぎて、カピオラニ・パークを通り越すとダイヤモンド・ヘッドを海側に巡る道に出ます。この通りを海沿いに走って行くとすぐに絶景ポイントが幾つか現れます。車を路肩に停めて記念撮影をする人も少なくありません。このまま海沿いを走ってノースショアまでのんびりとドライブするのが好きですね。H1、H2とフリーウエイを乗り継いでノースショアまで行くのに比べると倍近く時間が掛かりますが、途中のビーチでサーフィンを見たり、 カイルアに寄ってランチを食べたり、ウィンドワードSCで買い物をしたり、寄り道する所ははいくらでもあります。H1、H2コースではドール・パイナップル・パビリオンぐらいしかないですし、ノースショアからフリーウエイで帰ればドールに寄ることが出来て同じですからね。

 

 

絶景ポイント

 
Today's Photo その623 2007/9/5
梅雨入り宣言訂正

  関東地方は6月14日に梅雨入り宣言をしましたが、ここに来て梅雨入りは一週間ばかり遅かったと訂正しました。ちょうどハワイから戻って来て梅雨入りを知ったのですが、その後ずっと雨が降らずに何処が入梅なのと感じていた記憶があります。ついでに梅雨明け宣言も訂正するかと思っていたら、こちらは宣言通りのようです。体感的には梅雨明け宣言よりも一週間は早く明けていたようですけれど。

  台風9号が関東地方に迫っています。今回は直撃しそうな雰囲気ですが、明日の午後からは大荒れとなりそうです。既に今日も台風の外側の雨雲の影響で短時間にスコールのような雨が数回降っています。こんな日は 人出も少ないだろうと先週末にオープンした銀座のマロニエ・ゲートを見て来ました。東急ハンズも入っているとのことで期待して訪れたのですが、ワンフロアの床面積が狭くてとても窮屈な空間です。こんな狭いビルに土日は大勢の人が訪れてさぞ混雑したことでしょう。何か前評判に比べて大したことは無く、拍子抜けでしばらくは行こうと思いません。 舞浜のイクスピアリの方が近いし、楽しいですね。

  東急ハンズのカバンなど革製品の材料を売っている所でバンビの毛皮がありました。要は小鹿の首から下の毛皮一頭分で約8,000円でした。背中には鹿の子模様があり、これで犬の服を作るとリアルだと感じましたね。犬に服を着せて喜んでいる人がたくさんいますが、本物の毛皮を着せたら受けるでしょうね。チーター、ライオン、豹、猪など材料には事欠きません。

 

 

IKSPIARI

 
Today's Photo その622 2007/9/4
原チャリの排ガス規制

 排気量 50cc以下の原動機付き自転車、いわゆる原チャリに排ガス規制が実施されました。今後新しく製造するスクーターなどはこの規制をクリアしていなければ販売することが出来なくなります。東南アジアや台湾、中国のように朝の通勤時間帯に原チャリが群れを成して走る国ならば規制の効果は上がりますが、日本ではその数から判断すると効果は疑問ですね。そんな規制よりも路上でエンジンを点けたまま休憩しているトラックやバスのエンジンを停止させた方がよほど効果がありますね。三、四時間は平気でエンジンをふかしたまま休憩していますからね。TDRに客を運んだ観光バスが路上駐車をし、夕方の集合時間までの間はずっとエンジンは回っています。路上駐車でTDRのパーキングに入れる料金を節約しているにもかかわらず、その一方で燃料は節約しないのは矛盾しています。弁当や飲み物のゴミを平気で投げ捨てるようなトラックやこの手のバスのドライバーには、モラルや環境に対する配慮は微塵のかけらもありませんね。

  昨日は農水大臣が辞職しましたが、今日は参議院議員が選挙違反の責任を取って辞職しました。安倍二次内閣では「辞めるが勝ち」といった風潮なのでしょうか。潔さを前面に出して、新生自民党をアピールしているのかもしれません。これで民主党議員の選挙違反が明らかになれば、苦しいのは民主党です。問責決議案だ辞職勧告だと騒いでいたのが急に静かになりそうな気配さえ感じられる今日この頃です。

 ワイキキにはピンク・パレスと呼ばれるロイヤル・ハワイアン・ホテルがあります。建物やアメニティはすべてピンクで統一されています。ピンクのバスローブやタオルは売店で売られていますが、部屋に備え付けの物を持ち帰ると後から請求書が送られて来るそうです。今は禁煙法でホテル内では喫煙が出来ないと思われますが、おそらく部屋の灰皿もピンクだったのでしょうね。

 

 

Pink Palace

 
Today's Photo その621 2007/9/3
トラブル続きの農水大臣

  安倍改造内閣で任命された農水大臣が早くも交代しました。在任期間八日間、週代わり定食並ですね。任命される前に自ら申告すれば任命されなかった筈ですが、本人が知らなかったのか隠していたのか。それにしても重箱の隅を突っついているのは野党なのか報道機関なのか、いずれにしても醜い争いが見え隠れしているのは否めませんね。新しい農水大臣には末永く務めて欲しいと願わざるを得ません。

  今日から学校が始まり、午前中は子供の声が聞こえなくて久し振りに静かでした。始業式だったので早々に戻って来た子供たちが午後はいつものように遊んでいました。明日からは通常の授業になり、また以前の静けさが訪れそうです。そう言えば昨日は散髪屋で順番を待つ子供がたくさんいましたね。

  新聞各紙で見掛ける最近発表された統計でアメリカでは10人に9丁のピストルが存在するとのこと、どう考えても間違いではないかと疑いたくなります。子供を含む人数かは言及されていませんが、ほとんどの人が銃を持っていることになります。幾らなんでもそれは無いんじゃないかと思います。携帯電話ですら10人に9人普及しているかどうか。もしこの統計が正しいのであれば、アメリカには行けなくなりますね。ハワイのスポーツ用品店では普通にピストルが売られていますから、そういうものなのかもしれませんね。

 今日の一枚はショーウィンドーにディスプレイされた水色の液体で満たされたたくさんのボトルです。このボトルだけを切り取りたかったのですが、置かれている状況も分かった方が面白いかなと迷いつつ撮りました。夏の終わりに少しだけ涼しさを感じて下さい。

 

 

夏の終わりに

 
Today's Photo その620 2007/9/2
間抜けな警察

  神奈川県で銃刀法違反の捜査を行っていた警視庁の捜査官がピストルで撃たれました。短銃の不法所持の疑いで捜査をするのですから、撃たれること自体が既に間抜けです。さらに間抜けなのは犯人がどさくさに紛れて逃走したにもかかわらず、二時間半も無人の部屋を包囲していました。この間に犯人二人は銃を所持したまま、まんまと逃げ失せることが出来ました。撃たれてから110通報をし神奈川県警の応援を頼んだそうですが、これもまた間抜けです。事件の管轄は東京の警視庁、現場の管轄は神奈川県警で発砲が起きるまで何の連携も成されていません。警察は都道府県ごとに独立しているので、県境を超えれば簡単に逃走されてしまいます。

  以前千葉県から愛知県に転勤になり、警察に許可証の住所変更の手続きで出向きましたが、書類が千葉と愛知では全く異なることに驚きました。また千葉に戻って来る時も愛知とは異なる書式となりました。 そんな警察ですから、県を越えての連携は最も不得手です。

  逃走した犯人の一人が大阪で逮捕されたと報道されましたが、これは犯人の自首による逮捕です。神奈川の事件を大阪府警が通常の勤務で逮捕出来る筈がありませんからね。外国人犯罪も増えていますが、外国人は完全に日本の警察を舐めています。警察官諸君、もう少し賢くなって下さいな。

 銀座四丁目の昭和通り沿いに店を構えるインド料理のナイルレストランですが、通りの反対から見るとおしゃれな外観です。いつも真横からしか見ていませんでした。 モスクを模した回りにはネオンもあります。夜はまた違った光景となるのでしょうね。鶏の骨付きもも肉を柔らかく煮込んだムルギ・ランチが美味しいですね。さほどお腹が空いていなくても、近くを通り掛るとついカレーの香に誘われてしまいます。1949年創業ですからもう老舗の領域です。

 

 

ナイルレストラン

 
Today's Photo その619 2007/9/1
今日から九月

  九月の声を聞いた途端、半袖短パンではちょっとばかり涼しい一日となりました。このまま秋になるのでしょうか。今日九月一日は有楽町・銀座界隈ではペニンシュラ・ホテル、マロニエ・ゲートの二つがオープンし大勢の人が押し寄せました。その影響とようやく暑さから開放されたせいでしょうか、銀座中央通の歩行者天国にはここ数ヶ月では一番の人出となりました。早くも秋物のファッションに身を包んだ女性も見掛けましたが、まだ早いんじゃないの!っと突込みを入れたくなりました。

  そんな銀座の歩行者天国にアーミーパンツにタンクトップ姿の女性が平和を訴えていました。週に二、三回も訪れていると本当に撮影ネタが無いと感じることもたびたびですが、今日のような写真が撮れるとこれだから銀座ウォッチングは止められないと思いますね。

  夏休みの宿題を代行するビジネスが繁盛しているようです。絵日記から読書感想文、昆虫採集など何でもござれのとのこと、世の中お金さえあれば何とでもなると子供に教える良い機会かもしれません。下らない夏休みの宿題を出す方にも責任があるのではないでしょうか。夏休みは自分でテーマを決めて何かをやるといった一つで充分のような気がしますけれど。大人になって夏休みの宿題が役に立ったと感じていますか?

 

 

銀座歩行者天国