二、三年前に購入した外付けのハードディスクの調子が悪かったのですが、ここに来て完全に駄目になりました。パソコン内部のデータのバックアップ用ですが、この外付けハードディスクをさらに他のハードディスクでバックアップしていたので、別に壊れたからといってデータの損失はありません。バックアップのさらにバックアップを取るなんてのは常識で、さらにDVDにもバックアップを取ってあるのでまず安心です。かつてはネガやポジで写真は保存していましたが、デジタルになればデータで保存するしかありません。人類の経験したことのないデータの保存方法は果たして何年持つのか、どのメディアで保存すれば間違いないのかなどは未知数です。複数に重ねてバックアップするのが最善の策でしょう。

　 ハードディスクは突然駄目になるよりも、なんか調子悪いなってのがしばらく続いてから本格的に壊れる方が多いように感じられます。なんか調子悪いなって感じたら、早目にバックアップを取って壊れるのに備えるのが常套手段です。昔のラジオのように叩けば治る時代はそれでも良かったのですが、デジタルではそうも行きませんからね。

　 相撲界は野球賭博問題で前代未聞の番付発表延期、多数力士欠場での名古屋場所開催となりそうです。NHKも中継を行うか思案中のようですが、相撲協会も一場所くらいはお休みして膿を出す努力をして欲しいですね。日本人力士の活躍が目立たなくなって久しい大相撲ですが、これ以上の人気を得るのはもう無理なように思われます。プロ野球やプロレス、そして大相撲しか娯楽がなかった時代を生きてきた人たちがそろそろいなくなる時期を迎えつつあります。その後の世代は多種の娯楽やパソコン、携帯電話などの中で育ち、ゲームやネットの方が大相撲よりも興味があるのは自明の理です。回し組は大相撲は永遠に不滅だと思っているようですが、連日の大入り満員が無くなった時点で手を打つべきでした。

ゴォーーーールッ!！

　 予想に反して侍ジャパンは決勝トーナメント出場を決めました。昨夜は早々に寝て今朝起きてからしばらくして結果を知った次第です。未明に起き出して生中継を見た人も少なくなかったようですが、いつから日本はそれほどサッカーに関心を持つ国民が増えたのでしょうか。集客数の低下で存続すら危ぶまれているJリーグですが、そんなにサッカーに興味があるのならもっとJリーグを盛り上げろよって言いたいですね。要は何か熱中するものを常に求めていて、少し前は冬季オリンピック、最近では探査衛星はやぶさ、そして今回はワールドカップ・サッカーだっただけではないでしょうか。

　かつての日本では相撲、プロ野球、プロレスに国民が熱中し、街頭テレビには人だかりが出来ていました。今でこそテレビ自体はどこの家庭にでも普及しましたが、同志とともに喜びや悲しみを分かち合いたいファンの気持ちは時を経ても変わらず、スポーツバーやスタジアムに集って声援を送っているのではないでしょうか。ある意味、一人で応援する空しさを感じているのかもしれません。自分一人では耐えられない敗戦の悲しみをお互いに舐め合い、逆に勝利した時の喜びは大勢の中で発散したいのかもしれません。

　今度の参議院選挙にサッカーと同じ情熱を注いで投票すれば、日本はきっとよくなるでしょうね(笑)。

銀座紫陽花

　 世の中ではワールドカップサッカーで盛り上がっているようですが、日本の決勝トーナメント進出は最終戦の結果いかんとなりました。日本のサッカーは決して強くはないのでワールドカップへ出場できただけで十分ではないでしょうか。マスコミがはしゃぎすぎのような気がしますね。これで決勝トーナメント出場が無くなれば、決勝トーナメントの中継は盛り上がるのでしょうか。莫大な放映権を購入した報道各社ですが、サッカーファンよりも何が何でも日本の決勝トーナメント進出を望んでいるのでしょうね。

　 またしても回し組があたふたしています。角界では賭博問題が浮上し、数十名の力士や関係者が賭博に係わったとして警察から事情を聴かれています。相撲協会の回し組は名古屋場所を普通に開催するつもりでしたが、監督省庁の文科省から賭博に係わった力士を土俵に上げる訳には行かないとの判断が出されました。係わった力士の名前すら公表するつもりのなかった相撲協会はもうそれは大騒ぎです。頭の悪い回し組には為す術も無く、外部の調査委員会に委ねることとなりました。薬物、横綱の暴力問題、弟子への体罰、そして今回の賭博問題、これが国技としての相撲なのでしょうか。モンゴルにお任せして、一度解散すればすっきりするのではないでしょうか。

　サッカーや相撲界の話題で埋もれていますが、今日は夏至です。もう明日から日が短くなるのかと思うと残念ですが、英語ではfirst day of summerと言われ、夏初日、これから夏が始まるという感じです。もしかしたら「夏に至る」はこの英語の直訳だったのでしょうか。

梅雨の晴れ間

　 はやぶさの放出したカプセルが日本に戻って来ました。これだけ日本を感動させた宇宙開発ですが、麻生内閣の時は15億円だか17億円だったのが、事業仕訳で三千万円に減らされていました。今回の成功を見極めて予算を組み直すと苦しい弁明を閣僚がしていますが、要は中身が分からずにただ数字合わせで予算を削減したところも少なくないとのことでしょう。ついこの間まで野党だった訳ですから、お妾さんが急に正妻の座に座ったようなものです。予算を削った蓮舫はノーコメントのようですけれど(笑)。

　 管総理は消費税を10％に上げる議論が必要との見解を示しました。この数値は自民党の参院選挙公約で示されたもので、それをパクッたことを正当化するような発言までしています。細川内閣の時に総理大臣が迷走しましたが、なんかそれをほうふつとさせる今回の発言です。やっぱり正妻の座は向いていないのかもしれませんね。

　すっかり梅雨らしい蒸し暑い日が続くようになりました。春先からの不安定だった天候も夏が近付くに連れてようやく落ち着いて来たようです。

　マイクロソフトの日本語変換システムIME2007が余りにもバカなので、半年ほど前からグーグルの辞書を使用していました。検索エンジンで使用された言葉の頻度を学習効果として取り入れており、途中まで入力すれば変換候補が出るなど便利さが使い易いのですが、再変換機能がないので再度打ち直す必要がありました。昨日からIME2010のダウンロードが始まり、試にこれを使用してみましたが悪くなさそうです。学習効果もすぐに表れますし、変換候補も表示が早くなりました。最初からこの程度の完成度で製品化するべきではないでしょうか。iPadなどでアップルが優位を保ち、その変換システムにほれ込んだユーザーのwindows離れが進むのを食い止める策でしょうか。日本語変換は日本独自のシステムでおそらく日本のマイクロソフトが独自に開発しているのすから、オフィス2007の時にもう少し気合を入れて欲しかったですね。ようやくまともになった感がします。

銀座着物集団

　 久々に明るいニュースが日本中を賑わせています。と言ってもワールドカップではなくて、探査衛星のはやぶさです。幾多のトラブルや困難を乗り越え、予定通りカプセルがオーストラリアで回収されました。イトカワの砂が採取されていると期待されていますが、中身が無くても地球に戻って来れた偉業は高く評価されます。トラブルに対処する知恵と万が一に備えてバックアップの配線を施していた技術陣の創意工夫には頭が下がる思いです。はやぶさのトラブルばかりが報じられていますが、それを何とか回避しようと試みた科学者の英知をもっと紹介して欲しいものです。

　 東京地方は予定通り本日めでたく梅雨入りしました。梅雨入りした模様と言う表現が定着しましたが、一昔前のように梅雨入りを力強く宣言して欲しいと思うのは私だけでしょうか。雨の中、近所の紫陽花を撮影しました。やっぱり紫陽花には雨滴が不可欠です。業務用のカメラは防滴防塵なので、小雨程度では怯むことなく撮影出来ます。今回の撮影のテクニックは真昼間にもかかわらずストロボを点灯して撮影したことでしょうか。コンパクトデジカメはオートでストロボが発光しますが、一眼レフは強制的に発光させる必要があります。暗い時にストロボを使うのが常識と思っている方も少なくありませんが、実は昼間でもストロボを使用すれば人物の影が和らいだり、写したい物を協調することが出来ますよ。

　夜景の撮影でストロボを発光しているシーンをよく見掛けますが、手前の人物に当てる時以外は発光しない方が良い写真が撮れると思います。

雨に映える紫陽花

　 世の中は、とりわけ日本ではそれ程ワールドカップに興味や関心を持っているのでしょうか。民放各社および国営放送のニュースではワールドカップ開催直前情報で盛り上がり、連日のように試合結果を報じる日々が続きます。国内ニュースの方がプライオリティが高い気もするのですが、むしろテレビ局の政策陣が単にワールドカップ好きなだけではないでしょうか。それにワールドカップならスポンサーも付き易いですしね。

　 菅内閣の想定外の支持率の高さに、総理自信も混迷しているようです。連立を組んだ国民新党の亀井郵政大臣との覚書で郵政関連法案を速やかに可決するとしていましたが、支持率の高いうちに選挙を迎えようと今国会で廃案となることが決まりました。亀井郵政大臣は辞職し、失脚した鳩山前総理、罷免された福島前消費者担当大臣選、連立与党の党首として閣僚は総ていなくなりました。連立鳩山政の無理がようやく明らかになった感があります。

　選挙の話は別として、郵政問題はゆっくり時間を掛けて論議する方が望ましいのでそう言った意味では先送りは評価に値します。また参院選で国民に審を問うことも出来ますからね。

　選挙で楽勝を予想していた自民党ですが、ここに来てのお祝儀支持率であせっているのも事実です。先の衆院選のマニュフェストが嘘であることを何処まで国民にアピール出来るかが注目されます。万年野党の与党と万年与党の野党がそれぞれ戸惑ってばたついているような気がします。無線で情報を飛ばしているので、電波の干渉やノイズで瞬間的に音切れがたまに起きるのはまぁ仕方ないのでしょうか。

　 寒暖の差が激しかった春先の不安定な天候の影響か、六月の半ばになってようやく梅雨入りとなりそうです。今年の梅雨は短いのか、それとも例年並みとなれば夏休みになっても梅雨明けしていないことになるのでしょうか。紫陽花がきれいな季節となりました。

銀座ミキモト

　 パソコンや携帯電話、オーディオシステムの通信に使われるインターフェースの一つにブルートゥースがある。USBほど市民権を得ていないかもしれないが、結構便利です。ブルートゥースが付いていないパソコンでも千円程度で付加することが出来るので、ブルートゥース対応ヘッドフォンで音楽を聴くことが出来ます。また携帯とパソコン間で写真やデータのやり取りが簡単に出来るようになります。iPad touchにもブルートゥースが備えられ、ワイヤレスでヘッドフォンやプレーヤーで音を聴くことが出来ます。

　無線で情報を飛ばしているので、電波の干渉やノイズで瞬間的に音切れがたまに起きるのはまぁ仕方ないのでしょうか。携帯電話とレシーバをブルートゥースで接続すればハンズフリーで電話を受けることが出来るので、車の運転中に書かてきた電話には超便利で安全です。ポケットやバッグにはいいている携帯電話を出さなくても通話が出来るのは悪くありません。

　 ブルートゥースは無線LANや最近のワイヤレスマウスなどと同じ周波数を使用しているので、これらと併用するとノイズが生じたり通信が中断されると言われていますが、これらをオフにしても通信が瞬間的に途切れるのは宿命なのでしょうか。有線はノイズや中断の問題は全くありませんが、固定することが必須となります。ワイヤレスを取るか信頼性を取るか、それぞれのシチュエーションで使い分けるのがベストの選択となりそうです。

　鳩山前総理 の英断で新総理の支持率や民主党政権に対する支持率が三倍になりました。それだけ鳩山政権に嫌気が差していたのが本音のようですが、一方の自民党は鳩山政権の方が選挙は戦い易かったようです。

大事に至らず

　6月になって辞任が俄に伝えられていた鳩山総理ですが、昨日電撃的に辞意を表明しさらには小沢幹事長も辞任の道連れにしました。最後になってようやく政治家としてのまともな演説を行い、総理大臣としてのまともな行動をとりました。これでいくらか民主党支持率は上がることでしょう。またしても短命政権となりましたが、一層のこと日本の総理大臣の任期は一年以内と定めてはどうでしょう。そうすれば対外的にもコロコロ総理が変わることに対する言い訳となりますからね。

　 次の総理は菅副総理が有力視されていますが、次の参院選挙では大敗することが分かっているのであくまでも繋ぎとなりそうです。選挙の責任をとって菅副総理は辞任し、次は原口総務大臣との噂もささやかれているのではないでしょうか。小泉元総理が政治の世界は一寸先は闇だとよく言っていましたが、まさにそうですね。昨日のダブル辞任を予測した政治評論家はほとんどいなかったのではないでしょうか。

　鳩山総理がようやく辞任表明をしたことは便秘が解消したような爽やかさではないでしょうか。便秘症ではないので実感はありませんが、言葉としてはぴったり来ます。参院選に備えて鳩山総理とのツーショットを撮った立候補予定者は写真の扱いに戸惑っている人のこと、次の総理とのツーショットの録り直しとなるのでしょうか。自民党立候補予定者が舛添参議院議員とのツーショットを撮ったのが無駄になりましたが、またしても同じこととなりました。選挙直前までツーショットの相手が決まらないと言うのも総理任期一年のしわ寄せです(笑)。

ようやく夏が