エアーニッポンの旅客機が急降下した事故の調査結果が発表され、戦闘機並みの背面飛行状態になっていたことが判明しました。機体の損傷や乗客に重傷者も無く本当に不幸中の幸いでした。フライトレコーダのデータ解析から解明された飛行機の軌跡はアクロバット飛行のようでした。このような体勢になっても冷静に姿勢を立て直したパイロットの技術には素晴らしいものがありますが、それ以前に当のパイロットがドアの開閉スイッチと間違えて姿勢を制御するスイッチに振れたことが急降下や背面飛行の原因でした。緊急時の対応もそうですが、通常時の対応にもしっかり訓練して欲しいですね。スイッチの位置を間違えるなんぞは初歩的なヒューマンエラーです。

　韓国では日本のチームと対戦したサッカーの試合で観客が東日本大震災を祝福する垂れ幕を掲げ、大きな波紋を呼んでいます。韓国チームの広報は防犯カメラの映像から首謀者を特定して処分を行うと発表していますが、警察ではないのですからどこまで実行者を特定出来るかは疑問です。ヨーロッパのサッカーでも日本人ゴールキーパーに対して福島の災害を野次っていました。スタジアムを訪れるサッカーファンと言うのは一般的にレベルが低いのでしょうか。確かにサッカーはルールが簡単で試合を見る分には頭は大して使いませんからね。スタンドで火を放ったり、グランドになだれ込んで乱闘したりなんて映像もよく目にします(笑)。韓国の試合で垂れ幕を掛けた実行者が特定されたら、日本のメディアに出て震災の被害者に謝罪すべきですね。

　普段はジャズ・ギター専門のチャンネルを聴いていますが、今日は一日ブルース専門チャンネルを聴いています。ブルースも演奏あり、歌ありでなかなか面白いですね。

ガード下

　 中国ではまた鉄道事故が発生しました。今度は地下鉄で車両同士の追突事故のようで、多数の怪我人が出ています。いい加減な国民性が鉄道事故を引き起こしているような気がします。無秩序に走る車や自転車を見ればルールをきちんと守ることが出来ない中国の国民性は明らかです。自分の都合がすべてに優先する国ですから、前に電車が止まっていようと自分が運転している電車は前進あるのみです。中国に行くことは絶対に無いので関係無いって言えば関係無いのですけれどね。ルールの守れない連中が日本に来るのには困りますけれど。

　 昨日は農協に来た現金輸送車の係員をピストルで襲って怪我を負わせ、バッグを一つ盗んで逃走する事件が発生しました。バッグには書類のみで現金は入っておらず、バッグが捨てられていたことが確認されています。周到に計画しての犯行でしたが、現金の入っていないバッグを持ち去ると言う何とも間の抜けた犯人です。防犯カメラの映像も残っているようなので、逮捕されるのは時間の問題でしょう。間抜けですから犯人の特定に繋がる物証も残っていることでしょう。

　 何カ月振りかにジーンズで銀座に撮影に出掛けました。陽が当たっているようだと短パンの方が快適そうだし、日陰に入るとジーンズでちょうど良いような微妙な感じです。上はまだまだ半袖です。膝から下が布に覆われていると風通しが悪いと改めて感じさせられました。銀座から戻って短パンに着替えると何かホッとしました。短パンが当たり前の生活が長過ぎたのでしょうか(笑)。

ダブルバーガー

　 今日は一気に涼しくなり、さすがに短パンと半袖では寒かったですね。遂に全館の冷房を切って、窓を開けました。外の音が家の中に聞こえて来て、久し振りの感覚です。外気が入って来る中で運転している空気清浄器って意味があるのでしょうか。

　 政治の世界では小沢元代表の元秘書三人が政治資金報告書にうその記載をしたとして、全員執行猶予付きの有罪となりました。恐らく控訴してこれから何年も裁判が続くのでしょうけれど、これから行われる小笹元代表に対する裁判の結果にも影響を与えそうな今日の判決です。裁判で無罪を勝ち取り、次期代表選での当選を目論んでいましたが、秘書の有罪で厳しい状況です。秘書が有罪になれば議員本人の責任問題が追及されます。秘書が、秘書がと言って逃れられた時代はとうの昔に終わっています。

　 昨日千秋楽を迎えた大相撲では琴奨菊が大関になることが決まりました。もう一人来場所に大関取りを目指す日本人関取もいるとか、相撲界にとっては久々の明るいニュースです。日本人力士kが上位を占めれば、相撲人気復活に繋がることでしょう。国技とは言え外国人力士が多過ぎます。安易に外国人力士を受け入れる前に、日本人力士の育成を強化すべきだったのではないでしょうか。相撲に対する魅力を感じさせる環境作りが手薄だったような気がします。優勝力士に総理大臣杯を手渡す大臣に「感動した！」と言わせる力士が早く出ると良いですね。

休足中

　 暑さ寒さも彼岸までとはよく言った言葉で、昨日のお彼岸を境に大陸の高気圧に覆われ、乾いた冷たい空気が一気に流れ込んできました。夕方を過ぎる頃には短パンと半袖ではちょっと涼し過ぎる気温です。このまま一気に秋が深まるのでしょうか。

　今日の午後に宇宙ゴミと化した人工衛星が大気圏に突入して燃え残った破片が地球上に降り注ぐNASAが報じています。幸いにも日本の上空は落下範囲外なので、まさに他人事です。どこに落下したかは調査中とのことですが、昨今の科学技術を持ってすれば正確な落下時間や地点が計算出来るのではないでしょうか。ミサイルで撃ち落とすとかはえいがのせかいだけなのでしょうか。

　 三連休中日の銀座は大勢の人で賑わっていました。中国人を始めとした外国人観光客も増え、爽やかな秋の銀座を楽しんでいました。先週のようにワンブロック歩いては汗を拭うなんてことからも解放され、撮影に集中出来るようになりました。涼しくなると犬を連れて来る人も増え、あちらこちらで見掛けるようになりました。毎週見掛ける犬もいますが、犬も涼しくなって元気そうでした。

　早々と秋物を身に着けている人も多く、秋が来るのを待ち侘びていたかのようです。空気はひんやりしていますが、日差しはまだまだ真夏の太陽です。秋物の装いはもう少し先でも良いように感じますけれど。

後ろからそぉっと

　 昨日は台風が首都圏を直撃し、交通機関が麻痺しました。JR京葉線は昼過ぎから早々と運転を中止し、夕方には並行して走る東西線も運休となり、舞浜や新浦安は陸の孤島となりました。夜遅くになって東西線は運転を再開しましたが、京葉線はまだ止まっていました。皆さん無事に帰宅出来たのでしょうか。タクシー業界にとっては恵みの台風となったようですけれど。

　一夜明けて台風一過の晴天となり、犬の散歩に出掛けると色々な物が落ちていました。定番ではベランダに置いてあった植木鉢とかハンガー、マンションの屋根の防水シートの切れっ端、変わったところでは野鳥なんてのもありました。街路樹の大きな枝も結構落ちてして、風の強さを物語っています。近くのマンションの敷地に植えられている松から落ちた大量の松葉が道路の排水溝を塞いでいました。脱毛シーズンの犬のように松の葉も大量に抜けたようです(笑)。新浦安は海沿いなので、瞬間的には風速40ｍを超えていたかもしれませんね。海からの潮風で電線がショートして停電なんてことが過去にありましたが、今回は幸いにも停電は免れました。海風の残した塩分が窓ガラスにこびり付いています。屋根付きのパーキングに停めていますが、車にも大量の塩分が付着していることでしょう。今日は久々に車を洗おうかな。

銀座ソニー通り

　 渋谷駅前のセンター街が今日から「バスケットボール・ストリート」、「バスケ通り」と改名されました。センター街に比べると何ともセンスが無い名前です。センター街の商店会が発案したネーミングのようですが、これを伝えるニュースが浸透しなかった名称の一つにE電を挙げていました。久し振りに耳にしたE電の名前ですが、本当に定着しなかったですね。今ではJRで通用しています。バスケ通りが定着するのか、第二のE電となるのか、しばらく注目しましょう(笑)。

　 二年半ほど前にネット ブックと呼ばれるノートパソコンよりも小型で持ち運びに重点を置いたパソコンが一斉に発売されました。まだアップルのiPadが発売される前でモバイルパソコンなどとも呼ばれていました。当時安く販売しているサイトで三万円で購入しましたが、その後iPadを手に入れてからはほとんど電源を入れることも無くなりました。久し振りに電源を入れるとバッテリーは放電していましたが、普通にサクサク動きまし。ソフトのアップデートをしたり、メモリーを増設したりして現役バリバリで使用出来るようにしましたが、表示される画面や文字が小さいですね。iPadに慣れてしまったからでしょうか。iPadに比べるとバッテリー駆動の時間も短いのですが、公称6時間通りなら結構使えます。

　最新型のネットブックをネットで調べたところ、随分と品数が減っています。やはりiPadやスマートフォンの影響でしょうか。Windowsパソコンの最大の難点は起動に時間が掛かることです。iPadであれば瞬時に画面が立ち上がり、ネットやメールに繋がります。スタンバイ状態で待機させて使用すればバッテッリーの減りも早いし、何とも悩ましいところですが、使わなければ減価償却にもならないので・・・。もう一台予備のノートパソコンももありますが、こちらもほとんど未使用状態です。テレビにもAQUOSパソコンを繋いでいます。写真専用のパソコンもあるし・・・。我が家には何でこんなにパソコンがたくさんあるのだろう。

残暑の銀座二丁目交差点

　 両国国技館では連日大相撲が行われていますが、テレビで見ていると空席が目立ちますね。特に升席はほとんど無人で前席と後席の間に深い溝があるような感じです。日本人力士が上位に居なくなったのも相撲人気が衰退している原因の一つです。少し前までは少なくとも土日だけは満員御礼の垂れ幕が出て今のですが、今場所は初日にも空席だらけでした。今日は満員御礼とのことでしたが、25％の空席率です。満員御礼を出す基準は特に無く、責任者が判断すれば客の入りにかかわらず満員御礼と訳の分らないルールです。場所中に一度も満員御礼が出ないのでは格好が悪いとの判断でしょうね。まして本家の両国国技館ですからね。若貴の全盛期の頃は15日間連日満員御礼なんてざらでした。回し組が知恵を絞ったところで所詮相撲取りの成り上がりですから、これと言った妙案もありません。スポンサーも降り始めていますし、日本の相撲はこのまま衰退するのでしょうか。余り耳にしませんが、相撲中継の視聴率ってどの位なのでしょうね。

　 ネットで調べたらここ数場所の視聴率は一桁台のようです。かつては50％を超えたこともあったとのこと、若貴時代でも平均で20％以上超えていたようです。日本よりもモンゴルの方が相撲の視聴率が高いなんてことになっているのでしょうか。かつてハワイアンの力士が活躍していたころ、ハワイでは相撲期間中は午後十時を過ぎると街から人が消え、みんな家で相撲中継を見ていたなんてことがありました。ハワイの午後10時は日本時間の午後5時で、上位陣の取り組みが始まる時間帯です。　

短パン正統派

　 今日も銀座に撮影に出掛けたかったのですが、首都高が朝から混んでいました。渋滞は昼から夕方に掛けても解消せず、夜もまだ渋滞しています。明日から三連休となるので今日中に仕事を片付ける人が車を利用したのでしょうか。電車を利用していくことも考えたのですが、この暑さの中を電車はちょっと無理だし。って言うか、電車は基本的に乗りたくなくなっています。移動の手段としては車以外は極力避けています。

　 今日で閉会する予定だった国会は与党が野党に歩み寄る形で、今月一杯まで会期が延長されました。いくら何でも四日で閉会する国会なんて国民を馬鹿にしていますからね。管内閣なら強行しかねなかったでしょうけれど、野田内閣は野党との協調路線を重視しています。ここで野党にそっぽを向かれては今後の国会運営の混乱だけが担保されてしまいます。ねじれ国会は早く解消しないと、そもそも日本の二院制は衆参両院で与党が多数を占めることが大前提ですから。衆参同時選挙意外に回避する方法は無さそうですね。

　尖閣諸島沖の漁船衝突事件から一年が経過しますが、中国政府ははスマップの公演に便乗して何とか日本と険悪になった外交を穏やかに治めようとしています。スマップものこのこ中国に出向いて公演するのはどうかと思いますね。領土問題に決着を付けるためにも官民が協力して強硬姿勢を貫くべきではないでしょうか。尖閣問題で中国に優位に立たれて、ロシアからは外交手腕を偵察され、韓国からはこの期に及んで慰安婦問題を突き付けられ、外交素人内閣の弱味に付け込まれています。野田内閣の外交はしたたかだと評価されるように頑張ってほしいものです。ところで野田内閣の外務大臣って、誰でしたっけ(笑)。　

銀座の小学生

　 九月も半ばを迎えましたが、まるでこれから夏に向かうような勢いの太陽が朝から暑い日差しを投げ掛けています。まだまだ根中小に対する注意が必要で、運動会の練習をしていた児童生徒が熱中症で救急搬送されています。親がパチンコに熱中し、駐車場の車に残された子供が熱中症で亡くなるなんてニュースは珍しくありませんが、スーパーの駐車場に停めた車に残していた用事が行方不明になる事件が起きています。日本では子供だけを車で留守番させることに抵抗も罰則もありませんが、アメリカでは子供だけを車内に放置すればこれは犯罪です。

　児童虐待のニュースも連日のように報じられていますが、連絡を受けた児童相談所が無力過ぎです。訪問しても家に入れなかったとか連絡が取れなかったなどの言い訳が聞こえて来ますが、警察官を同行させて強制的に操作できるような権限を与えれば、虐待による事故死は随分と防ぐことが出来るのではないでしょうか。子供手当にしか目が行っていない民主党の連中ですが、子供を守るための法整備を早急に行うべきではないでしょうか。子供手当よりも少ない予算で実現出来ますし。子育ての出来ない親に子供手当を渡してもパチンコに消えるだけです。

　 訳の分らない民主党政権はたった四日間で今国会を閉じようとたくらんでいます。内閣のぼろが出ないうちに閉会にして、知識の欠如した各大臣の勉強時間を稼ぐつもりでしょうか。経済産業大臣の任命責任を追及される前にしばらく冷却期間が必要なので、四日で閉会にするとの憶測も流れています。第三次補正予算の準備に入りたいとの表向き理由もありますが、筋書きの出来た法案採決や答弁に無駄な時間を割きたくないのが本音でしょうか。

　野党は珍しく結束して会期の延長を衆参の議長に求めていますが、与党の思惑道理に四日で閉会となるか注視して行きたいと思います。

　ショーウィンドーに展示された秋物の装いは暑さを助長しますが、強烈な直射日光とマネキンの影はハイライトとシャドーのコントラストが強い被写体です。こんなシーンも露出をマイナス側に補正すれば、白飛びもせずに撮影出来ます。シャドー側はパソコンで画像処理する際に若干明るくすれば黒潰れも解消されます。コンパクトデジカメも癖を把握すれば使い物になりますね。

見ているだけで汗が・・・

　 コンパクトデジカメのハイライト部分の白飛びに関してサポートに写真を添付してメールしたところ、翌日に回答が来ました。極端に明るさの差がある被写体の場合、一番明るい所に露出を合わせてさらに露出補正を行う必要があるとのこと。要は露出オートではハイライト側のダイナミックレンジが狭くなっていることのようなので、シャッターを押す前にモニターを確認して白飛びがあるようなら無くなるまで露出をマイナス補正すれば何とかなりそうです。

　理屈が分れば実際に試したくなり、昨日に続いて銀座に出掛けました。直鎖日光が当たっている場所と影になっている場所が同時に存在する被写体を意識して探し、モニターで白飛びを確認しながら露出補正をすれば全体的に暗めの写真が撮れます。これをパソコンで画像処理すれば、思い通りの写真が完成します。業務用の一眼レフの場合は撮影してから画像を確認しますが、プロ機器なので白飛びはほとんでしません。民生用のカメラはそれなりなので、撮影する際に一工夫すれば立派な写真が撮れますね。

　と言う訳で今日の一枚は花屋の店先で強烈な太陽に輝く黄色の花と日陰の葉の暗い部分のコントラストが大きな写真です。残暑の空気感をも撮影したつもりですが、感じて頂けたでしょうか。

残暑

　 能登半島沖に北朝鮮の漁船が出現し、乗組員の朝鮮人は韓国亡命を希望しているようです。韓国に到達しないで日本まで来てしまったようで、途中で台風などに遭遇しなくて良かったと言えば良かったのですが、発足したばかりの外航が素人の野田内閣には難問と言えそうです。ソ連や中国は重大な関心を持って野田内閣の外交手腕を見ていることでしょう。管政権と異なり毅然とした態度で臨んで欲しいものです。領海侵犯とかではないので韓国に引き渡して幕引きとなりそうですが、対北朝鮮に対してはビシッと言わなければ駄目ですね。

　 今日も真夏の太陽が照り付ける中、銀座に撮影に出掛けました。銀座の街はそんなに毎日のように表情を変えてはくれないので、暑い中を歩き回ってもなかなかシャッターが押せません。かと言って家の中に居ても写真は撮れませんから、まずは出掛けることから始まります。小型のデジカメのテストを兼ねた撮影なので、荷物が軽いのがせめてもの救いです。二台持ち運んでも1キロ以下ですから。写りに関して先日から気になる点があり、今日の撮影で問題点がはっきりしたのでメーカーに画像を添えて問い合わせをしました。また修理になりそうです。

真夏の日差し

　 前回、経済産業大臣が辞任せざるを得ないと書きましたが原稿をアップしてニュースのサイトを見ると早々に辞任の文字が躍っていました。総理と会談が決まった時点で実は辞任も決まっていたのでしょう。今日になって後継の大臣に前内閣官房長官が決まりましたが、管政権で見飽きた顔です。本当に民主党は人材不足です。経済界からは早くも経済を大至急勉強するように注文が付けられました。

　世界各地で9.11テロ発生10周年の節目に犠牲者を悼む式典が行われました。この日を狙った新たなテロも発生することなく、無事に9.11は過ぎようとしています。開けて今日12日は中秋の名月ですが、中秋の名月が満月になるのは六年振りとかだそうです。中秋の名月はいつも満月だと信じていたので、満月ではない中秋の名月の意味が全く理解出来ていません(^^ゞ

　真夏の太陽がしっかりと戻って来て、朝から日差しがきつい一日でした。電力消費の制限が解除されましたが、この暑さではエアコンがフル稼働したのではないでしょうか。想定外の暑さでまた電力消費制限復活なんてことにならないと良いのですが。商業施設などでは電気料金が少なくて済むので依然として節電を続けています。暗過ぎる場所の照明は元に戻す位の気配りは無いのでしょうか。もちろん明る過ぎる所の照明を落とすのは大賛成ですけれど。

ビルを貫く飛行機雲

　 野田内閣の経済産業大臣の発言が問題になっています。大臣になってうれしくて仕方がないのでしょうか、軽はずみな発言が自らの辞任問題へと発展しています。先に小沢元幹事長が民主党の大臣は急に偉くなったような人場多く、雑巾掛けや勉強が足りない旨の発言をしましたが、まさにこれでしょうね。野党へ自ら攻撃材料を提供するようなもので、大臣の資質が問われると共に総理大臣の任命責任も追及されます。これ以上問題が大きくならないうちにさっさと経済産業大臣の首を挿げ替えるのが得策と思われます。

　昨夜ヒストリーチャンネルの番組でビンラディン暗殺計画の特集を放映していました。1997年頃からCIAはテロリストとしてマークしていましたが、当時は身柄の拘束とか暗殺ではなくて単に監視対象でした。その後実際に射殺されるまでには10件以上の作戦が実行され、全くの誤情報に基づいて作戦や目と鼻の先に居ながら逃げられたり、情報が洩れていて寸前の所で裏を掛かれたりと散々な結果でした。初期の頃に拘束していれば9.11のテロは実行されていなかったかもしれません。

　そんな中、日本人の管制官がアメリカ大統領専用機エアーフォースワンの飛行記録を地震のブログに公開していたことが明らかになりました。アメリカにしてみれば絶対に公にならない情報がいとも簡単にリークしていたことで、恐らく米軍の関係者は激怒していたことでしょう。実際の飛行後に公開されたのでテロなどに利用されることはありませんでしたが、もし同じルートで飛ぶ場合に今後の飛行計画を推測することが可能となります。実際にはソウルから羽田へ向かった際の情報でした。野田総理は今月行われる日中首脳会議の際に陳謝する方向で検討に入りました。職業上で知り得た情報を勝手に開示した際には懲役刑などの厳しい処分を明確にして再発防止に努める必要があります。数年前にもイージス艦の情報がリークされる事件がありました。

　直接テロの対象になっていないせいもあり、日本における情報管理や危機管理体制が問われています。経済産業大臣の軽口も共通するところがありますね。

銀座四丁目交差点

　 東日本大震災からもうすぐ半年が経過しますが、災害復興の工事が本格的に始まりました。震災直後は仮復旧に全力を上げ、その後は破損個所の確認、測量などで被害状況を把握し、復旧計画、予算計上などを経て、本格工事となりました。マンション敷地内の土木・造園の復旧工事は来年二月末までに完成する予定です。賃貸マンションは復旧工事はURが行うので住民には負担がありません。分譲の場合は管理組合で積立金などで復旧工事を行いますが、これだけの地震ですと新たな予算化が必要となりそうです。賃貸に限るなぁ(笑)。

　大震災発生から半年はくしくも9.11同時多発テロから十年目の節目を迎えます。CNNの速報に夜が更けるのも忘れて見入っていたのがついこの間のような気がしますけれど、もう十年です。ディスカバリーチャンネルや ヒストリーチャンネルでは連日のように9.11の特集を放送しています。CIAｊはテロの実行犯を早くからマークし、テロの直前の動向も把握していましたが、航空機のハイジャックは想定しておらず当日は特に警戒もしていませんでした。一方で国内の凶悪犯罪を取り締まるFBIにはこれらの情報がCIAからもたらされておらず、同行すら掴めていませんでした。管轄の異なるCIAとFBIの連携不足がテロの実行を許した結果となりました。海外ドラマでも地元警察とFBIは仲が悪いように描写されている場面が多々あり、どちらが主導権を取るかで揉めて、主導権を取れなかった地元警察はFBIの捜査に協力しないのがストーリー展開では常套です。CIAとFBIも同じようなものだったのでしょう。9.11以降はCIAとFBIの情報共有化は以前よりも改善されたそうですけれど。

　ビンラディンがアメリカによって射殺されたこともあり、10年目の今年はアルカイダの新たなるテロに対する経過が強まっています。情報機関の地道な活動により、未然にテロを防ぐ努力が世界中で今日も行われています。

工事中の銀座歌舞伎座

　 サッカー日本代表の試合が連日のように行われています。侍ジャパンはワールドカップ三次予選、なでしこジャパンはオリンピック最終予選です。サッカーファンには堪らないことでしょうね。サッカーファンでなくても試合の結果が気になるところです。いずれの厳しいスケジュールの中で多くの試合をこなさなければなりませんが、逆に集中力が高まるのではないでしょうか。どちらのチームも本線に向けて勝ち進んで欲しいものです。

　野田内閣が本格的に始動し、各大臣が政策を述べています。たばこ税を増税して一箱七百円なんて案も出ているようですが、昔は庶民の楽しみなんて言われていた煙草が高級品になりそうです。先の値上げで禁煙に踏み切ったのが一番多かったのは高校生だそうです。って、未成年は駄目でしょう(笑)。

　各地に甚大な被害を与えた台風12号ですが、日本海に抜けても依然として台風のままです。今度は北海道に大雨をもたらすとの予想もあります。東海上には台風13号もいつの間にか発生しており、天気予報から目が離せません。真夏の電力ピークも何とか乗り切った電力業界ですが、週末に掛けて電力の使用制限が解除されて自販機の夜間照明が復活するとのことです。首都高の夜間照明も復活するのでしょうね。いつも明るい首都高が暗いと何か不安を感じながらの運転となっています。

　 普段はほとんど利用しないコンビニですが、コンビニ弁当の賞味期限が従来に比べて延びているそうです。輸送過程や店舗内での保冷温度を低くすることで賞味期限の延長を図っているとのことですが、少しでも廃棄される量が少なくなるのは良いことです。東日本大震災以降、消費者の勿体無い志向が強くなり、日持ちする食品に人気が集まっているのも賞味期限の延長に繋がっているようです。どこの家庭でもそうですが、賞味期限切れの食品は冷蔵庫の中で幅を利かせていますし、賞味期限が過ぎてもおいしく頂けるのも事実です。　

風船細工に見とれる子供達

　四国に上陸した大型の台風は相変わらず自転車並みの速度で北上し、瀬戸内海から本種へ上陸しました。九州から関東地方までが風速15メートルの強風圏に入るほどの大型です。日本海に抜けてからも台風に向かって湿った空気が流れ込むため、もう数日は雨模様の天気となりそうです。強風と雨の影響をぎりぎりまで予想して、新浦安祭りは開催が決定しました。強風でテントが煽られたりすればけが人が出かねませんが、開催はこう判断と言えるでしょう。毎年のことなのでどうってことのない祭りですが、取り敢えず足を運んでいます。

　野田総理の動向が伝えられていますが、10分千円の散髪屋に行ったと報じられています。財務大臣時代から行きつけの店とのことですが、歴代の総理はホテルの理髪店などに行っていたのでちょっと好感が持てますね。ここ何年かはマンション敷地内にある1,480円の散髪で済ませています。所要時間は10分から20分ですが、この辺りはお店の担当者によって異なります。早い人は10分でカットしてくれます。洗髪は家に戻って行うので時間の節約になります。　

煙の向こうに

　 官邸に居座り続けていた管直人がようやく去りました。入れ替わりに入った野田総理は内閣の人事を発表し、新しい内閣が本格的に始動しました。財界から管直人とは首から上の出来が違うと絶賛された野田総理ですが、記者会見で原発を稼働させることを明らかにしました。エネルギー事情も考慮せずに脱原発を掲げた市民活動家とはやはり首から上が違います(笑)。管直人も発足当時は鳩山よりもと期待されたのですが、結果は鳩山以下でした。いずれにしたって民主党 に政権を任せた有権者の責任ですね。

　 財務大臣や外務大臣に閣僚未経験者を据え、先行きに不安も残りますが官僚の言い成りで政治を行う方が思い付きで政治を行うよりも数段良いのではないでしょうか。経験のない民主党に政権主導なんてもう無理な話で、経験豊富な官僚主導が王道ではないでしょうか。リビアのカダフィ政権時代の資産凍結を解除する各国の外務大臣出席の国際会議が行われていますが、日本からは担当の外務省局長が出席しここでも世界の外交から後れを取っています。って言うか、毎年のように総理を含めた主要閣僚が変わる日本なんて始めから無視されているのでしょうけれどね。

　 当初は関東地方に上陸すると予想されていた大型の台風は四国に上陸しそうです。関東地方は当初の予報よりも少な目の風雨の影響で済みそうです。それにしても蒸し暑い一日でした。

地味なパンダ