Today's Photo
Today's Photo その1769 2012/3/31
年度末

  夕方まで暖かい南風が吹き荒れ、東京では帳尻を合わせるかのように桜の開花宣言が行われまさに予想通りの開花日となりました。前線の通過に伴い瞬間的に豪雨となり、その後は冷たい北風の夜となりました。またここ数日は寒さが続きそうで、良く言えば桜が長く楽しめる春となりそうです。強風の影響で首都高のレインボーブリッジや横浜の大黒ブリッジなどが通行止めとなり、京葉線は7時間も運行を見合わせていました。春風に誘われて出掛けようとした方々には生憎の春の嵐です。今日の風が春分の日の前までに拭いていれば間違いなく春一番でしたが、今年は春一番はありませんでした。自宅マンションの一階ロビーのガラス扉のガラスが割れて飛び散っていました。強い風で勢いよく閉まった扉のショックでガラス全面が砕け散ったようですが、近くに人が居合わせていなかったのが不幸中の幸いです。何年かに一度は風の影響で割れていますね。

 風の影響ではないのですが、ガスFF式暖房がエラー表示とアラームが鳴って停止する頻度が高くなりました。24時間稼働している暖房なので、夜中に寝ている時にアラームで起こされるのは憂鬱です。今朝になって修理を依頼したところ、即日修理が完了しました。14年も使っているのでそろそろ代え時とか言われましたが、次に門段が発生するまでは使い続けるつもりです。代替えでエアコンの暖房を昨夜から使用しましたが、暖かい日中は何とかなりましたが冷え込んで来るとやはりガスFF暖房には敵いません。

  先日散策した浦安旧市街ですが、堀江フラワー通りと言うかつての浦安のメインストリートがあります。その昔は多くの商店が立ち並び、浦安の商業の中心地でした。今ではすっかり寂れ店の数も数軒ですが、数百メートルの通りに銭湯が四、五軒あります。漁師町だったので一日の仕事終わりには銭湯で汗を流したのでしょうが、銭湯の数だけ大勢の人がこの辺りで生活していたのでしょうね。浦安市の郷土資料館で再現されている漁師の家には風呂は無く、トイレも共同でした。そんな漁師たちの憩いの場として銭湯が栄えたのかもしれません。昭和の終わりに名古屋転勤になり、社宅代わりのマンションの隣に銭湯があり冷やかし半分で利用したのが最後ではないでしょうか。

 

 

 

 

銭湯と下足入れ

Today's Photo その1768 2012/3/30
復興宝くじ二連勝とプロ選手の春

  年度末なので役所関係では様々な帳尻合わせが行われています。基本的には予算を使い切ってしまう行為なのですが、慌てて道路を掘り返したり、死刑を実施したりと何かとこの時期のお役所は忙しいようです。東日本大震災復興支援ジャンボ宝くじが先日発売され、予想以上に購入されたために支援に回す金額も想定より多くなったとのことでした。復興に少しでも役に立ち、かつ自分にももしかしたらとの思いからこのジャンボ宝くじを30枚購入しました。宝くじ売り場に未開封の宝くじを差し出して当選を調べて貰いましたが、最初の10枚で300円、次の10枚でまた300円、最後の10枚も早々に300円が当選し、これは900円で終わりかと思われた瞬間、何と一万円と表示されました。前回の復興宝くじに続いて一万円の当選です。前回は一万円分購入して一万円、今回は九千円分の購入で一万九百円で、少し得しました。復興支援に只で貢献して、なおかつ儲けまであるので大満足です。一万円が二連勝なんて上出来も上出来、もうこれでツキも終わりでしょう。

  昨日は暖かさに誘われて浦安の旧市街を久し振りに散策し、清龍神社にもお参りしましたがその御利益で宝くじが当選したのでしょうか。もう少し頭を深く下げていればさらに高額当選だったとか(笑)。今日も朝から南風が吹いて暖かくなり、桜の花もちらほらと咲き始めました。こちらも役所同様に年度末の帳尻合わせでしょうか。

 アメリカのプロ野球の開幕戦が日本で行われ、イチローの所属するマリナーズと本来ならばゴジラ松井がプレーしたであろうアスレチックスの試合がテレビで放映されていました。今シーズンはまだオファーの掛からない松井はニューヨークでトレーニングを積んでいるようで、何とも寂しい開幕時期を迎えています。早くどこかのチームからメジャーのオファーが掛かると良いのですが、プロの世界には厳しいものがあります。横浜FCのカズは今年も現役での活躍となりましたが、もう少し長くゲームに出て欲しいですね。後半の残り10分からの出場では不本意でしょう。カズは今でもブラジルでは有名選手で、サントス・フットボールクラブのロッカールームにはサッカーの神様と言われたペレの隣にカズの写真が掲示されています。20代のカズがブラジルで放った得点のシーンは今でも多くの人の記憶に残っているのが凄いですね。今シーズンを前に、ブラジルサッカー協会から日本とブラジルのサッカー振興に携わる大使のような任命を受けていました。

  

 

 

 

浦安清龍神社

Today's Photo その1767 2012/3/28
春の鰻

  ようやくこの季節らしい暖かい日となりましたが、もう三月も終わりなのでやや遅過ぎる感があります。東京は近年に無い寒い春となり、桜の開花は四月にずれ込みそうです。年度末の渋滞にもめげず、湾岸を通って銀座に撮影に出掛けて来ました。何と一か月半振りの銀座となりましたが、新しいビルがオープンしたり、中央通りに面した老舗の和装の店が閉店したり、街は生きているなと実感しました。閉店を知らせる紙が閉じたシャッターに貼ってありましたが、「無事に閉店を迎えました」との文言が。なるほど、無事でない閉店もあるのですね。何と言ってもユニクロ銀座店のオープンによって、大勢の買い物客が銀座に集まっていました。五月の連休明けまではにぎわいそうな勢いです。

  銀座の桜の標本木と勝手に命名している桜がありますが、ピンク色の花びらを固く閉ざした蕾が二つ、三つありました。今日のような暖かさが三日続けばほころびそうですが、あと一週間と言ったところでしょうか。

 鰻の稚魚が不漁で今年も鰻が高くなるとテレビで報じられていますが、以前から行きたかった銀座の老舗鰻店竹葉亭の本店で鰻丼を頂きました。こういう店は鰻重が相場ですが、鰻重は無くて鰻丼と言うのが気に入りました。重箱より丼を持って掻き込んでこそ、鰻の美味しさが感じられます。以前浜松にたびたび出張で訪れていた時期がありましたが、この時は打ち合わせの前は必ず贔屓の鰻屋で昼食でした。この店は鰻丼、鰻重がありましたが、鰻重の中身を丼に入れて出して欲しいなどと無理な注文をする位、丼飯が好きでした。竹葉亭の鰻丼、AとBがありましたが、鰻の大きいB(2,500円位)で大満足でした。辛目の江戸前のたれでおいしかったですね。かつてこの辺りは料亭が軒を連ねていましたが、今ではその数も少なくなりました。

 お会計の際に領収書はと聞かれ不要の旨を伝えたにもかかわらず、その後もしつこく領収書はと確認されました。接待などで利用して、自腹で鰻を食べる人が少ないのでしょうね(笑)。

 銀座には何軒か鰻屋がありますがどこもおいしそうです。仕入れの具合で天然鰻を出す店もあり、一度伺いたいと思っています。

 

 

 

 

盛り塩に尾頭

Today's Photo その1766 2012/3/19
暑さ寒さも彼岸まで、かぁ?

  明日は春のお彼岸ですが寒い日が続いています。たまにこの季節らしい暖かい日もあるのですが、一日限りで暖かさが続きません。周期的に雨も降るようになって春はもうそこまで来ているのですが、ここ数年は春の訪れが遅いような気がしてなりません。年を取るに連れて春が待ち遠しくなり、待ち侘びるので春の訪れを遅く感じているのでしょうか。

 ランチタイムからは少しずれた時間に、久し振りに外でお昼を頂きました。それでもサラリーマンと思しき連中が談笑しながら食事をしていましたが、働いている人を横目で見ながら飲む昼間のビールはいつもよりおいしく感じてしまいます(笑)。 新浦安駅高架下の商業施設にテナントを構えるチェーン店のとんかつを食べたのですが、珍しく中学生の二人連れが入って来てかつ丼を注文しました。中高生と言えばマックが定番ですが、場馴れした様子で注文をする姿を見て何だかうれしくなりました。中学生の頃、学校の帰りに西荻の駅近くの喫茶店に入るのは何か大人になったような、不良の道を歩み始めたようなスリルがありました。クリーム・ソーダーとかを飲んでいたような。そんな自分の思い出に彼らのカツ丼を重ねてしまいました。一人はロースカツ丼、もう一人はひれカツ丼とそれぞれ違うものを頼んだのも好感が持てますね。大体日本人は同じものを注文するのでこれまた感動です(笑)。気付かれない様に背後から写真を撮りました。サラリーマンもいなくなりテーブル席も殆どが空席でしたが、大人の世界に遠慮がちに踏み込んだ躊躇いのせいか、一人客用のカウンターに仲良く並んでのランチでした。今時にありがちな携帯電話でメールのチェックなどせずに、時折紙を見ながら何かを語り合っていました。

 個性のある若い人がすくすくと育って行くような感動を覚えたランチタイムでした。

 

 

 

 

大人の気分で

Today's Photo その1765 2012/3/12
高齢化社会の功罪

  弥生三月的な気候とは程遠く、雨が降り続いた後は寒くなっています。寒気の原因となっていたラニャーニャ現象も収束したようですけれど。株価も回復の兆しが見え、円相場も82円台を付けています。経済が上向きつつある中でこの天候は頂けません。寒いにもかかわらず、スギ花粉は悲惨のピークへと向かっているようで、マスクを着用している人が多くなりました。暖かさよりもマスクの数で春を感じるようになるとは何とも無粋なものですね(笑)。

  年を取るにつれて一人で身の回りを行うことが困難となり、周りの介護が必要となるのは頭では理解しておりましたが、まさにその瞬間を迎えつつあります。って、自分が介護する側になりつつあるという意味です。子供にとって親は常にリーダーとしての憧れと尊敬の気持ちで接していますが、リーダーも加齢と共にそのパワーを失いつつあります。動物の群れでは世代交代が行われていますが、家庭内ではそうも行きません。そんなこんなで写真の撮影とかエッセイの更新とかまでは手が回らないと言うか、そう言うことをする気分になれません。何もかも忘れて酒を飲むとか、総てを放り出して海外に出掛けるとかが出来ればとか思いは尽きませんが、果たして本当に現実から逃れることが出来るのでしょうか。浅い眠りの中で見る悪夢はこれは夢なので目が覚めればそれまでと自覚出来ますが、現実は夢と言う訳には行きません。

  

 

 

 

GEKKO

Today's Photo その1764 2012/3/6
エンタメ日本

  三月になって寒い日と暖かい日がこうごにおとずれれるようになりました。三寒四温とはこのことでしょうね。今日は春一番かもと期待されていましたが、残念ながら関東地方では宣言されませんでした。それでも15℃近くまで最高気温が上がり、明日は花粉が多く飛ぶとの予報も出され冬はそろそろ終わりを迎えています。

 テレビでは東日本大震災から一年が経過することで様々な特集番組が放映されるようになりました。早かったような長かったような一年ですが、液状化被害を受けたマンション敷地内が以前の姿に戻りつつあるのはやはりうれしいですね。敷地を一歩外に出るとまだまだ以前の姿を取り戻せていない市道が続いていますが、これが復旧すれば震災の記憶も大分薄れて来るのではないでしょうか。楽しくないことは早く記憶の隅に押しやりたいのが本音です。

  民放のニュースでは必ずと言っていい程オセロ中島の洗脳に関する話題を報じていますが、どうでも良いことをどうしてこんなに報道するのでしょう。民放ですからスポンサー契約もあるので視聴率を上げるためであることは明らかですが、下らない芸能根手で視聴率が上がるのはひとえに視聴者の責任です。芸能ネタで視聴率が下がれば民放は他の話題に代えざるを得ません。一昔前に一億総縛白痴化なんて言葉が流行りましたが、 芸能ニュースに興味を示すようではまさに白痴化ですね。ちなみに白痴なんて変換が無いことに驚きです。死語となってしまったのでしょうか。

  テレビは作る側の責任と見る側の責任があります。もちろん書籍でも、映画でも同じで、要は見る側の関心が得られなければすたれて行く筈です。芸能ネタがすたれていないのは見る側の責任です。せんべいをばりばり齧り、けつをぼりぼり掻きながらテレビ を見ている連中が多いに違いありません。CS放送の英語のドラマを観ている方が遥かに上等です。

     

 

 

 

陽射しは春