東京都の石原都知事が新党を立ち上げるとして都知事辞任の記者会見が行われました。石原新党待望論は「立上れ日本」結党の前後から随分と前から浮上していましたが、近々に行われるであろう衆院選を睨んでこのタイミングでの発表となりました。訳の分らない法務大臣が更迭されました。 元祖太陽族の石原都知事ですが、多くの国会議員が引退を決意する年齢を遥かに超えた80歳を迎えてからもまだ新しいことにチャレンジするのですから素晴らしいことですね。新党の内容はまだ明らかになっていませんが、それ以前にあの年齢であの元気さに感服します。自分が80になった時、元気で銀座の写真を撮り続けているでしょうか。

　45歳のキング・カズがフットサル日本代表に選出され、ワールドカップに出場します。その前哨戦では8連続負けのブラジル相手に善戦して引き分け、ブラジルの監督はかつてブラジルでプレーしていたカズのファンだったと報じられています。その監督は日本のフットサルが今までと違っていると述べていました。そして本日行われた強豪ウクライナ戦でカズがゴールを決めました。キーパーの弾いたボールを狙い澄ましたタイミングでスライディングシュート、最後はゴールキーパーとの接触を避けるために足を折り曲げて、これはやはり天性です。ゴールが決まるとチームメイトと喜びを分かち合っていましたが、試合後のインタビューで「カズ・ダンスは？」と聞かれると、「新人がダンスはまずいでしょう。」との答え。45才のフットサル新人は良く心得ています。怪我をしないでワールドカップで活躍することを願っています。80才になっても現役を続けていそうです(笑)。

　 最近ランチビールを飲んで昼寝をしたり、夜遅くまで飲んでから寝て目が覚めたら夕方だったりとか、今までになく長時間眠れるようになりました。体が睡眠を欲しているのか、単に怠惰な生活なのか、こんなことを続けていたら80才現役は絶対無理です(笑)。

昼下がりの銀座歩行者天国

　 訳の分らない法務大臣が更迭されました。記者の質問にもまともに答えられない大臣としては田中前防衛大臣に次いで二人目です。年功序列か何かわかりませんが、こういう人事しか出来ない野田総理はもはや死に体ですね。このまま国会を開けば野党からの猛烈な突込みでしどろもどろする様子が目に浮かびますが、二言目には「はっきり言って」と前置きをしながらはっきり言えない大臣なんてかつていたでしょうか。先の防衛大臣と同じ姓の田中とは偶然だったのでしょうか。奥様の田中文科大臣は今回は慎重に言葉を選んで無難な門出のようですが、いつ本音が出るか楽しみなところです(笑)。

　 火災を起こした貨物船の乗組員が日本の海上保安庁によって救助された件に関して、中国の外務当局はノーコメントです。自国に都合の悪いことは絶対に報道しない、北朝鮮と同じ流れです。アジアの核弾頭同士仲良くなるのも頷けます。政府にコントロールされていることすら気付かないアホ国民ですかっら、まともに相手にしてはいけません。共通点はどちらも日本に不法入国をして、悪事を働いて逃げ帰ることです。日本で犯罪を犯し韓国で逮捕された中国国籍の被疑者を日本に引き渡すか、中国に送還するかで韓国当局が揺らいでいます。犯罪人引き渡し協定を無視して中国へ強制返還するようであれば、日本は韓国と外交を断絶すべきです。法律も守れない国とお付き合いする筋合いはありません。北朝鮮、中国、そして「韓国よ。お前もか」ってな具合ですね。元々これら三国は怪しい集団でしたから、民主化なんて無理なのでしょう。三国でドンパチを楽しんで下さい、くれぐれも日本を巻き込まぬように(笑)。

ランチタイム

　 中国船籍の貨物船が沖縄近海で火災を起こし、日本の海上保安部が64名全員を救助しました。尖閣諸島近海には中国の監視船５隻が航行していますが、自国の貨物船の救助すら出来ないのでしょうか。台湾当局経由で海上保安部に救助要請があったようですが、中国国籍の船は救助しないと突っぱねても良かったのではないでしょうか。海上保安部が日本の税金を使って中国船籍の乗組員を救助するのは税金の無駄遣いでは(笑)。仕分けの蓮舫なら間違いなく無駄と言うかな。一方で救助された中国はこの件に関して謝辞を述べるのでしょうか。中国外交部のコメントに注視しています。

　 台風も去り、この週末は絶好の行楽日和となりました。銀座の歩行者天国も大勢の買い物客で賑わっていましたが、外国人の団体はインド人だけでした。やっぱり中国人観光客が少ないと銀座らしくていいなぁ。このままずっと中国人が銀座に来ないことを願っていますね。やたら大声で話し、何処でも平気で座り込み、団体で立ち止まって通行の邪魔をしたり、バウムクーヘンの塊を手で割って食べたり、もうそれはそれは見苦しいったらありゃしない。

　今日も銀座歩行者天国で業務用のカメラ2台を携えて撮影をしましたが、その間に二回もシャッターを押して欲しいと声を掛けられました。一回目はインド人、二回目は日本人ですが失礼極まりないですね。シャッター押して何ぼの世界で撮影しているのですから、只で見ず知らずの人に頼まれて写真を撮るなんてこと絶対にありえねーと。街で相撲取りを見掛けて相撲を取って欲しいとか、野球選手を見掛けてキャッチボールをして欲しいとか、料理人を見掛けて料理を作って欲しいとかって絶対言わないでしょ。それと同じ、素人と玄人の差は歴然としているにもかかわらず、シャッター押して下さいは絶対ありえないことでしょ。金を払うからシャッターを押して欲しいなら考えますけれどね。シャッターチャンスを見過ごさないように張り詰めた気持ちで歩行者天国を歩いているのですから、邪魔して欲しくないし他所のシャッターを押す暇は無いのですから。

インド人にびっくり

　 台風一過、秋らしい爽やかなともすれば肌寒さすら感じられる晴天となりました。昨日、一昨日と台風の外側を取り巻く雨雲の影響で結構な量の雨となりました。北海道では雪景色となり、一雨ごとに冬が近付いていることを感じられる雨でした。

　ワールドシリーズ出場を目指してリーグ優勝を争っていたヤンキースですが、まさかの四連敗でリーグ優勝を逃しました。移籍したイチローのリーグ後半の活躍は目覚ましいものがあり、ワールドシリーズ出場を期待していましたがまた来年の挑戦となりました。サッカーではキング・カズにフットサル代表候補としてのオファーがあり、Jリーグ戦の合間を縫って合宿に参加していましたが、めでたく代表メンバーに先行されました。サッカーにこだわり、背番号11にこだわり続けているカズにとって、サッカー日本代表初音の目標として掲げていますがフットサルでの代表選出にも誇りを持っています。フットサルの詳細に関する知識の欠如のため、サッカーから見るとフットサルは野球とソフトボールのような違いと感じていますが、奥はきっと共通するものがあるのでしょうね。永遠のアスリート、キング・カズにはサッカーもフットサルも日本代表になって活躍して欲しいと思っています。

　 民自公の党首会談が行われましたが衆院の解散時期を巡って物別れとなりました。近いうちにと言って二ヶ月が経過したにもかかわらず、今日も近いうちにしかるべき時期に解散だそうです。人にお金なり物を貸して返却を求めた際に、近いうちにと言われればそれなりに期待します。二ヶ月が経って再び催促すると、帰って来た答が近いうちにだったら普通は怒りますけれど。永田町の常識なのか、総理大臣は何を考えているのでしょう。

お咎め

　 朝食を食べながらいつものように窓の外の遥か彼方に見える高速湾岸線の車の動きを観察し、西行きがやや低速で東行きは順調なのを確認していました。すると突然白い煙が発生し、順調に流れていた東行きが速度を落として走行する様子が見てとれました。道路上で何かが燃えていると判断し、慌ててカメラに400ミリのズームレンズを装着してファインダーを覗くと白いライトバンと思しき車の前方から炎が上がっているのが見えました。手振れ防止機能の着いたレンズですが、シャッター速度を早くするためにISO感度を640まで上げて撮影しました。炎の勢いは収まらず、ガソリンタンクに引火すれば爆発かと固唾を飲みながら撮影を続行しました。上下線共に見物重体となりましたが、爆発に巻き込まれることを避けるためにさっさと通り過ぎるのが正解ではないでしょうか。

　そうこうするうちに消防車が三台現場に到着すると同時に、消火活動を始めました。到着と同時だったので水源を確保する以前の消火器による消火と思われましたが、白い煙が辺り一面に広がり消火していることが見て取れました。その後爆発することも無く無事に沈下しました。火災現場と撮影した自宅の距離を地図で確認すると1.5キロ弱の距離でした。デジカメに記録されたタイムスタンプを確認すると撮影を開始して5分もしないうちに消防が現場に到着しています。一般道から高速に入っての消火活動ですから浦安消防署の迅速な対応振りが伺われます。

　 いつも銀座の歩行者天国の撮影で使用しているレンズですが、その解像力に改めて感服しました。1.5キロ先の消火活動の様子がファインダーを通して見れるのですが、撮影した写真をピクセル等倍にすればその鮮明さに驚きます。現場の煙臭さすら感じられそうです。パパラッチではないのですが、盗撮にはご注意(笑)。

車両火災

　 四カ月振りに最高気温が20度を割り込んだと天気予報が伝えていますが、雨混じりの涼しい一日となりました。世の中ではiPS細胞の研究で日本人のノーベル賞受賞が報じられる中、同細胞を臨床医学に既に応用したとして日本人が研究成果を発表しました。ところがこの発表には事実の根拠が無く、スクープで一面に発表した読売新聞と系列の日本テレビは相次いで報道内容の訂正を行っています。その後の事実関係の確認で信憑性に乏しく、所謂デマであると言うのが世間の一致した見解となっています。現代版オオカミ中年となりそうです。臨床結果から大いなる期待をした関係者にとっては後味の悪い結末となり、本当に残念です。って言うか、医学部を卒業しても医師国家試験に受からず、当然のことながら医師の資格も持てず、挙句の果てに看護師の資格を取ったような人物ですから最初から落ちこぼれているのでしょうね。

　 野田総理が海上自衛隊の海上式典に臨みましたが、防衛大臣と共にシルクハット姿でした。訓示の後に両大臣揃ってシルクハットから鳩を出して式典に花を添えれば、民主党の支持率ももう少し上がるのでしょうけれど。シルクハットから田中真紀子文部大臣が出れば次の衆院選挙では圧勝でしょう(笑)。

　昨日のランチも100円ビールを三本飲みながらインドカレーを堪能しました。

ビールに誘われて2

　 テレビのコマーシャルではソフトバンクがプラチナバンドにより通話品質だかデータ送受信速度だかが改善されると大々的に宣伝していますが、実際のところどうなんでしょうね。外出先では余り感じませんが、家の中では電波の状態を示す棒グラフは2本とか3本で以前と同じです。auを使い始めた頃は窓際でないと通話出来ませんでしたが、いつしかこれも解消されて家じゅうで繋がるようになりました。まだauがiPhoneを扱う前だったので、仕方なくソフトバンクに乗り換えましたが家の中の電波状態はauの方が良好です。今度の12月で2年縛りが終了するのでauに戻してiPhone5にするか、ソフトのバンクのままにするか悩めるところです。乗り換えた方が割引きの恩恵に預かれるとの噂もあります。二年前に車の通信システムがiPhoneに対応していたのでスマートフォンにしましたが、この二年でスマートフォンの種類が本当に増えました。アメリカの車なので日本のスマートフォンとの対応をテストしていないので、スマートフォンが増えても確認済みのiPhoneが無難ですけれど。

　今乗っている車ももうすぐ二年になりますが、新車のカタログがフォードの営業から届きました。二年ごとに新車に乗り換えましたがそれは大幅な性能アップがあったこそで、今回はマイナーチェンジなので乗り換えする気はありません。営業にとってはチャンスとばかりにカタログを置いて行ったのでしょうけれど(笑)。

　朝晩はめっきり涼しくなりましたが、昼間は日が差していると暑いですね。昼間は家じゅうのエアコンを付けて、日が暮れるとエアコンを消して窓を開けての暮らしがもうしばらく続きそうです。近くのインドカレー店がオータムフェアとかでインドビールを何と100円で提供しています。サイズは缶ビールですが、それにしても安いですね。普段は国産ビールが350円位だったので。昼間の暑さとビールの安さに誘われてランチはマトンのカレーとナンを頂きました。ビールはえげつなく3本飲みました。インドのビールを初めて飲みましたが、二種類とも飲みやすくておいしかったですね。20日までオータムフェアとのことなので、もう二回位はカレーを食べに行きそうです。

ビールに誘われて

　 暗いニュースやらパッとしない話題ばかり続いていましたが、日本人研究者がノーベル賞授賞のニュースが一気に日本中を明るくしました。民主党政権は例によってあたふたして、田中真紀子文部大臣を筆頭に慌てて研究予算を増額するなどと発表しています。スーパーコンピュータの開発を二番ではいけないのかと仕訳でパフォーマンスを展開した民主党政権ですが、そんなことはもうすっかり忘れて(笑)。オリンピックを含めて13連覇のレスリング選手と一緒に国民栄誉賞を贈るのでしょう。何でも後手に回っていますから、今更ですけれど。

　 半袖では肌寒くてとても外に出られないような朝晩の涼しさとなりました。これで平年並みとのことですが、先日までの暑さが懐かしくなるような急変振りです。これで秋物の服が一気に売れたのではないでしょうか。秋色に染まったショーウィンドーがようやく街に溶け込む季節の到来です。蕎麦屋の暖簾をくぐっても温かい蕎麦を注文したくなる昨日今日の気温です。今日の昼ご飯は長袖を着て陽射しの中を歩いた後だったので、天ざると良く冷えたビールにしましたけれど(笑)。

　ノーベル賞飴って商品名が記憶にありますが、確か味覚糖製菓だったような。今でも売られているのでしょうか。授賞者には一生分贈られたりして。

一昨日までは夏

　 天気予報ではこれから先は25℃を超えるような日は無さそうと予想しており、ついに夏の季節も終わりとなりました。ここ数日は雨が続き季節の変わり目を迎えていることを感じさせていましたが、勝手な物で暑かった夏が終わりと聞くと何だか寂しさすら覚えます。かつて体育の日が十月十日だった頃、体育の日は晴れの特異日として知られていましたが、ハッピーマンデーに変わってから体育の日は十日前後となったので晴れの特異日とは行きません。それでも明日は朝から晴天に恵まれ、体育日和のようです。我が家の近所の保育園では連日運動会の練習が続いていましたが、早々と土曜日に運動会を開催していました。昨日は雨模様だったので土曜日の運動会は正解のようでした。

　 保育園の運動会なんてのは狭い校庭で行うので場所取りなんてのは無いと思われますが、小中学校ともなると府警は夜も明け切らぬうちから正門前に行列を作っているようです。開門と同時に良い場所を求めて奪取するようですが、父兄参加の徒競走は開門と同時に行われているようです。カメラやビデオの撮影ポイントを求めて並ぶようですが、脚立があればどこでもベストポジションとなります。ゴールが見える所は真っ先に埋まりますが、この後ろに脚立に乗って撮影すれば最前列に負けません。膝の高さ位の脚立があれば頭一つ、二つ上に出るので撮影には問題ありません。早朝から並ぶよりも脚立買った方が楽ですよ(笑)。もちろんカメラには望遠レンズや望遠ズームが必要ですけれど。

　 小学生だった頃、運動会は全員足袋で出場でした。記憶では「力足袋」と言っていた気がするのですが、ネットで調べると「運動足袋」が正解のようです。やっぱり力足袋だったような・・・。地下足袋が子供には「ちからたび」に聞こえていたのか？

秋の装い

　 最近のニュースでは親が子供を虐待したり、思い余って殺したりと何か寒々とした世の中の動きばかりを伝えているように思われます。いじめによる自殺も後を絶たず、政治は一体どこに目を向けているのでしょう。校長、教師、教育員会は総て保身に回っていて、いじめとは思わなかったの一言で子供の人生を守る責任から逃れています。いじめを見抜けないような教員は懲戒免職に値するのではないでしょうか。甘ったれるのもいい加減にしろ！

　次に多いのは公務員やら大手会社員の破廉恥罪、痴漢、覗き、盗撮、万引き等々、こいつらも即刻懲戒免職ですね。自衛隊、消防、警察関係者の破廉恥行為は公務員としてあるまじき行為です。いつの頃からかこういう連中の犯罪が目立つようになりました。世の中の風潮の一言で片付けてもいいのですけれど、ストレス社会の弊害でしょうか。

　マリナーズからヤンキーズに電撃移籍したイチローが大活躍をし、ヤンキーズは目出度く地区優勝となりました。ヤンキーズ移籍後の打率は三割近くになり、移籍直後の不安を見事に払しょくしました。一方でゴジラ松井はすでに話題にすら上らなくなり、ワールドシリーズMVPもヤンキーズファンから忘れられてしまったかのようです。ヤンキーズが優勝を決めた試合に登板したレッドソックスの松坂ですが、今シーズンは復活を果たせず来シーズンは一段と厳しくなりそうです。アスリートには寿命があり、そろそろ下り坂に達した松坂、松井ですが、イチローはまだまだ行けそうです。

　尖閣諸島沖では台風が通り過ぎるとまた中国やら台湾の船がウロウロし始め、海上保安庁の監視は長期に渡りそうです。自民党政権になれば海上自衛隊の艦隊が常駐し、日本を舐めていた中国へのメッセージを送ることが出来るのですが、初めて政権を取ったへなちょこ民主政権では株価を下げることしか出来ませんでした。世論調査では民主党支持の倍の数字を自民党支持が占め、民主党は選挙での敗戦が決まりました。こうなると解散しても勝ち目がないので、少しでも長く大臣の椅子にしがみ付いていたいのが本音でしょうね。ずるずると来年の夏の任期満了まで行きそうです。果たしてそれが日本のため、国民のためになるのでしょうか。この辺りを判断して英断を下せば、野田総理の存在も評価されるのですが。

銀座土橋交差点

　 強風をもたらした台風17号が通過して台風一過の真夏日、その翌日の今日はすっかり秋めいた気温となりました。十月と言えば赤い羽根共同募金ですが、平日のせいか昨日、今日と募金活動の姿を目にすることはありませんでした。十月一日は都民の日で都立の学校は休みとなり、ボーイスカウトやガールスカウトの募金活動が例年ですとみられたのですけれど。中国では国を挙げての連休期間中のようですが、昨日も今日も銀座を訪れていた中国人観光客を乗せたバスは一台だけでした。銀座が静かでいいなぁ、やっぱり品の無い中国人には銀座に来て欲しくないですね。せいぜい秋葉原まで(笑)。

　東京駅の駅舎が復元されて公開され、大勢の見物客で賑わっているようです。ここ数年、丸の内界隈の街並みの変わり様には目を見張るものがあります。この辺りは三菱地所が所有している建物がほとんどですが、街並みに合わせてビルもきれいになって来ました。アメリカの地方都市の小洒落たダウンタウンのような。オーオプンテラスの飲食店もいくつかあり、この季節には最高です。行き交う人を眺めながらビールでも飲みながら、これはっと思う人が通り掛かったらシャッターを押すなんてね。こちらから出向かなくてもターゲットの方から来てくれるのは写真家としてはうれしい限りです。しかもビール付きですから(笑)。夜も肌寒さを感じることが無いので快適でしょう。夜のオープンテラスは博多の屋台に通じるものがあり、出来れば一番歩道寄りの席が良いですね。行き交う人の会話が近付いたり、遠去かったり。街が生きているように感じられる瞬間です。

　 涼しくなったのと首都高が空いているので、昨日今日と二日連続で銀座に出掛けましたが、さすがに街は昨日とは変わっていません。それでも何かを見付けて写真を写すのはそれはそれは難しいことです。街は変わらなくともそこにいる人は変わっているのですから、巡り合いのチャンスを見逃さないようにしなければ。チャンスに気が付かないのは以ての外ですが、チャンスに写真を撮影出来るかどうか。写真として成り立つ環境が整っているか、例えば背景に余計な物が無いか、手前に遮るものが無いかとか。そして写真として撮影出来るか、例えば即座にピントが合ってシャッターを押せるか、露出が適正で手振れしていないか等々のカメラ側の性能が満たされているかです。

　出会いを求めて銀座を彷徨う生活もすっかり日常になりつつあります。

終わり夏