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Today's Photo その2348 2014/8/31
ヤフオク

  長かった夏休みも今日で終わり、明日からはまた普通の生活が始まろうとしています。何といっても首都高湾岸線のお台場渋滞が解消され、ガキ共がショッピング・センターからいなくなり、TDRを訪れる大量の客もようやくいなくなります。銀座に車で行き易くなり、久々にイクスピアリでのんびりランチが食べられるし、9月は良いことづくめですね。今夜は徹夜で宿題をこなすガキもいるのでしょうね。遊んでばかりいたツケが回って来た、ざまーみろっ!

  昨夜はヤフオクで目を付けていた古いライカのレンズを無事に落札しました。落札者がいなくて何回か出品を繰り返していたレンズですが、一昨日になっていきなり入札者が現れました。このレンズはヤフオクでは二件出品されていますが、両方とも同じIDで入札されていました。両方とも落札するつもりなのか、単なる冷やかしなのか最後まで読めませんでした。もう一つのレンズは本日が最終日で、前日の落札は見送るだろうと予想して十分に余裕の額を入れて入札しました。ところが他に入札が無く、当初の金額よりも千円高いだけで落札出来ました。今夜締め切られる同じ型のレンズは本命に比べると十万円も高い価格設定なのですが、高い方を落札しようとしているのでしょうか。オークション画面の情報からの推測ですが、落札価格が高い設定のレンズの方がコンディションは悪そうです。いずれにしても競争も無く本命レンズをあっさりと入手出来たので大満足なのですが、もう一方の高いレンズの落札結果が気になります。落札したレンズは落札直後の昨夜に支払いを済ませ、今日はもう運送業者の手に渡っています。明日の午前中には手元に届く予定です。週末でも振り込みをリアルタイムで行なわれるので、ジャパン・ネット銀行同士の振り込みは便利です。

 今日の一枚は銀座で店舗のウィンドーの内側に張り付いていた男の子です。親は買い物中なのでしょうか、暇を持て余して窓際をウロウロして遊んでいるようでした。壁があるかのように振る舞うパントマイムを見ているようでした。

 

 

 

 

パントマイム?

Today's Photo その2347 2014/8/30
世界に冠たる日本文化

 8月も残すところあと一日、ようやく首都高湾岸線のお台場渋滞が終わりを迎えたようです。フジテレのお台場合衆国は本当に迷惑。地方からノコノコ出て来た車が連日のように事故っているし、渋滞でまた事故が起きるし、田舎者とへたくそな奴が夏の湾岸には多過ぎ。と言う訳で、涼しいのと高速が空いていたので今日は久し振りに銀座にランチを食べに行きました。

 銀座の歩行者天国はいつもにも増して人通りが多く、景気が良くなったのか円安で外国人観光客が増えたのか。今日もたくさんいました、中国人観光客が。あれだけ日本に対して嫌悪感を持っている筈の中国人ですが、日本に来ることの出来る富裕層とか高給取りは日本に対して反日感情は無いようです。反日感情があれば来る訳がありません。国民のほとんどを占める貧困層が共産党の指導のもと強い反日感情を持っているのが事実ですが、それが中国を動かしているとは思えません。貧困層の不満の矛先を日本に向けている中国の国策が恐ろしい。

 今日の一枚は銀座を訪れた中国人観光客です。中国に比べるとあまりにも綺麗な日本の道路に感動し、歩行者天国で寝転んでいました。靴についているハローキティは本物でしょうか。街はきれいだし、食べ物は美味しいし、犯罪は少なく安全だし、日本人は親切だし、サービスは行き届いていてしかも無料だし、電車やバスは定時運行が当たり前だし、日本はあらゆる面で世界一ではないでしょうか。

 

 

 

 

中国人観光客

Today's Photo その2346 2014/8/29
ミセス・ワタナベ

  今週は曇りや雨の日が続いていますが、週明けまでこのぐずついた天気が続くとの予報が出されています。夏休み最後の週で客の入りを期待していたプールや海の家はがっかりですね。秋の味覚さんまが大量に水揚げされるようになり、脂の乗った型の良い秋刀魚がスーパーの鮮魚コーナーに並んでいます。今週になって二度ほど秋刀魚を食べましたが、身がふっくらとしていておいしかったですね。秋刀魚ははらわたも苦みがあって美味しいのですが、胃には大量の鱗があるので要注意です。あのうろこは秋刀魚自身の鱗で、大量に網に掛かりバタつくうちに剥がれた鱗を飲み込んでいるとのこと。ずっと秋刀魚が餌として食べた魚の鱗だと思っていました。

  このところドル円相場が円安に振れ、104円前後で落ち着いています。夏前に比べると2円ばかり円安になっていますが、このまま円安が続くのでしょうか。かつては有事のドル買いと言われ、国際情勢に変化があると円安ドル高になっていました。ところが最近では有事には安定通貨の円を買う動きが加速し、結果として円高ドル安に振れています。アメリカの好景気を示す指標が相次いで発表され、本来は円安ドル高に振れる筈ですが、ウクライナ情勢がこのところのドル円相場を過敏にさせています。年末に向けて緩やかに円安が進むとの見方もあるようですが、こればっかりは何が影響するか、何がきっかけになるかは不透明です。1ドル120円前後だった時にリーマンショックで1ドル80円を割り込む円高となりました。この時にドルを買った人は今頃大儲けですね(笑)。

 今日の一枚はワイキキで見掛けたシュノーケリング帰りの若者です。バックパックから足ひれやシュノーケルが飛び出していて、ひと泳ぎした後でホテルへ戻るようでした。ワイキキでは余り見掛けない光景なので後ろから気付かれないように近付いて写してみました。

 

 

 

 

それぞれのワイキキ

Today's Photo その2345 2014/8/28
弱者保護

 今日も秋のような気温のぐずついた一日となりました。これだけ涼しいとプールも閑散とし、夏休みの宿題に追われている子供たちは気が散らなくて集中出来ているのではないでしょうか。コンビニとかスーパーでは冷やし中華やざるそばが大量に売れ残っており、気温の変化を読み違えたのではと余計な心配をしてしまいます。変わりにおでんなんてのが売れているかもしれませんね。

 盲導犬に対するいたずらが報じられていますが、社会的弱者を対象にしたいじめが昨今は増えているような気がします。親の躾が悪いの一言に尽きるのですが、そもそもその親が躾けられずに大人になっているのでこれはもう悪循環としか言いようがありません。社会的弱者に対する犯罪は通常の犯罪よりも刑罰を重くするような法律が必要ですね。通常の刑罰の二倍、三倍の刑にすれば、社会的弱者を守ろうとする動きになるのではないでしょうか。飲酒運転をして事故を起こすと厳罰が待っているように。それとマスコミがもう少し控えめに報道しないと、アホが真似してさらに盲導犬が被害を受けるようでは困ります。近所に盲導犬を連れている人がいますが、犬の散歩中に見掛けた時は即座に散歩コースを変更して、盲導犬の仕事の邪魔をしないように心掛けています。盲導犬だって他の犬とじゃれて遊びたいのですが、ハーネスを付けると仕事モードになるように訓練されています。街で盲導犬を見掛けたら進路を譲り、触ったり声を掛けたりするのは絶対にやめましょう。知らない犬に対してはノー・タッチ、ノー・トーク、ノー・アイコンタクトの三つが鉄則です。

  海外旅行に行っていない人がデング熱に掛かったと報じられていましたが、今日になってその人の友人二人もデング熱を発症していることが明らかになりました。三人が蚊に刺された場所が代々木公園とかで、該当する場所を中心に殺虫剤が散布されました。一方でフマキラーの株価が上がったとか、デング熱騒ぎで株を売買して儲かる輩もいるのでしょう。代々木公園方面はしばらく人が行かなくなりそうですね。

 今日の一枚はホノルルのチャイナタウンの通り名の表記です。ハワイでは英語で通りの名前を表記していますが、チャイナタウンに限って英語と中国語の併用です。マウナケア・ストリートは「摩那基亜街」と表示されていますね。ちなみにここはノース・キング・ストリートとの交差点ですが、「京街(北)」と書かれています。マウナケアは中国語に無いので発音の当て字ですが、キングは中国語で「京」のようですね。

 

 

 

 

摩那基亜街(マウナケア・ストリート)

Today's Photo その2344 2014/8/27
バケツリレー

  今朝は玄関から外に出ると半袖短パンでは思わずブルッとするような涼しさでした。外に出て家の中より涼しいと感じたのは何ヶ月振りでしょうか。大陸の高気圧が運んで来た涼しさですが、暖かい太平洋高気圧とぶつかりあって前線が出来ていて、曇りから雨の生憎の天気です。久し振りに熱中症から解放されたせいか、街にはお年寄りの姿が目立ちました。このまま秋になる訳も無く、また暑さが戻って来ると今まで以上に暑く感じられそうです。束の間の涼しさを精一杯楽しみたいですね。

 巷ではバケツで氷水を頭から浴びるのが流行っていて、かぶった人は次の人を指定しています。本来は難病の為のチャリティで行われていたのですが、何か氷水をかぶることが前面に出ています。その映像を垂れ流してみんなで楽しんでいるようですが、売れない芸能人がチャンスとばかりに便乗しているような。氷水バケツリレーのように言われていますが、一層のこと氷水の入ったバケツを次々と渡してバケツリレーとして成り立たせた方が良いのでは。

 広島の土砂災害の現場では重機が入らないために人海戦術で、バケツリレーのように作業をする人が列を成して少しずつ土砂を取り除くしかありません。一刻も早く行方不明の方々が見付かると良いのですが。

 まだ夏だというのには訳もお正月のおせち料理の予約が始まっているようです。何万円も出して大して美味しくも無いおせち料理なんてもう何年もパスしていますが、まだ買う人がたくさんいるのでしょうね。蒲鉾が売れなくて新商品を出しているとか、予備校じゃないですけれど波に乗り遅れているのではないでしょうか。佃煮とか蒲鉾とか、物が無かった時代とか、保存方法が無かった時代の食べ物で、わざわざ買ってまでして食べるほどおいしくはないですね。佃煮は味が濃過ぎるし、蒲鉾なんていつ食べたか分からないくらい記憶にないし。弁当に蒲鉾が入っていても絶対に食べないし、蒲鉾は足が速いので下手に食べるとおなかの調子が悪くなりそう。蕎麦屋で蒲鉾をつまみにすることも無いし、蒲鉾業界はもう少しマーケットを分析しないとね。佃煮、蒲鉾、おせち料理と似たり寄ったりです。

  今日の一枚はチャイナタウンの古い建物で1901年に建てられています。回りに高層ビルもありますが、このビルだけを見るとまるでシンガポールとか香港の古い建物のようです。チャイナタウンはホノルル港に面しており、飛行機が飛ぶ前はホノルルの表玄関でした。当時は船乗りたちが束の間の休日をチャイナタウンで過ごし、酒を飲んだり、ビリヤードに興じたりしたことでしょう。暗くなると危ない地域なので観光に出掛けるなら昼間にしましょうね。

 

 

 

 

昔のままで

Today's Photo その2343 2014/8/26
学生の頃

 今日も時折が雨がぱらつくような曇り空でしたが、気温が低くて過ごし易い一日となりました。この涼しさに体はあっという間に適応してしまったので、今週末とか来週になるとまた真夏の天気がぶり返しそうでそうなると暑さが一段と身に応えるような気がしますね。

  昨日は予備校の代々木ゼミナールが東京以外のほとんどの教室を閉鎖するとは票されました。少子化により受験産業が下火となり、転換が遅れて規模の大きさが仇となって経営を圧迫していたそうです。代ゼミと言えば予備校のランクとしては低かったのですが、圧倒的な規模を誇っていました。もう何十年も前の話ですが、一浪の時は駿台予備校に通っていました。駿台予備校は代ゼミよりも格上で、代々木で下りる連中を見下していました(笑)。少子化は何も代ゼミだけではないことで、他の予備校にとっても深刻な問題のはずです。受験生がほとんど大学に合格するような時代になったのでしょうか。予備校時代は遊んでばかりで大して勉強もしていませんが、それでもまぁ難関と言われていた大学に合格出来てうれしかったですね。四年で卒業出来るのは半数と言われている大学だったので、大学時代はそこそこ勉強をしました。わが母校も今では簡単に入学出来るようになってしまったのでしょうか。

  近所にどうでもいいような箸にも棒にも掛からないような連中が通う私立大学がありますが、登下校の時間帯に出くわすと昨今はやたら中国人留学生がいるなと感じていました。少子化なのでアホな日本人学生だけでは経営が成り立たず、留学生を大勢受け入れていたのですね。ある意味経営手腕を発揮したということなのでしょう。大学を卒業する頃にようやく自分のやりたいことが固まり、卒業しても就職せずに研究を続け、大学院に進学しました。今は大学の勉強よりも就職活動の方が大変とか、本末転倒ですね。大学を卒業してから自分の進路を決めるような仕組みが必要ではないでしょうか。

  当時は大学の論文は手書きで、今のようにワープロがあれば書く作業に要する時間が節約出来たことでしょう。当然のことながらコピペなんて無かったし、万年筆で緊張しながら文字を綴っていました。英語の論文はもっと大変で、下書きを直してからタイプライターで打ち直したり、切り張りをしたりで、ワープロのようにスペルチェックとか、編集が簡単に出来ればもっと効率良く書けたような気がします。電動のタイプライターを研究室から貸与されたのが唯一の贅沢でした。

 今日の一枚はホノルルのチャイナタウンで見掛けた光景です。チャイナタウン・カルチュアル・プラザにあるレジェンド・シーフード・レストランの飲茶は本場香港の雰囲気そっくりで、価格もリーズナブルでおいしい飲茶料理が食べられるので滞在中は何回も通っています。カルチュアル・プラザで新聞を読み中国人が如何にも中国人らしい格好で、赤い柱も中国らしい雰囲気を盛り上げていますね。もちろん新聞は中国紙でした。

 

 

 

 

チャイナタウン・カルチュアルプラザ

Today's Photo その2323 2014/8/25
ライカのデジカメ

 曇りがちの一日は連日の暑さに比べると過ごし易さを感じさせてくれました。明日も同じような空模様とかで、やはりそろそろ秋めいて来るようですね。

 デジカメ各社はより解像度の高いカメラを開発して販売し、画像処理のソフトはそれを押し上げるようにノイズの少ない鮮明な映像を提供すべく努力しています。液晶画面で最高の画質となるようにハード、ソフトともに日々研究が行われている訳ですが、これとは全く逆行するようなソフトがあります。かつてのフィルムカメラで撮影したような仕上がりにするとか、大昔の写真のようにピントが中心しかあっていないとか、フィルムの現像ミスで隅に光漏れの跡があるとか、昔のアルバムから剥がしてきた写真のような不鮮明さとか、真逆の発想ですね。写真や映画の世界では画像処理で何でも可能な現在ですが、古く見せるのは何かやらせ臭がぷんぷんと匂いそうです。スマートフォンで撮影した写真を面白く加工するアプリはたくさんありますが、それを本気でパソコンで処理しようというのです。

 昨今の素人の写真を見ていると意味も無く白黒で表現している写真が多々ありますが、これらを好む連中には受けるソフトかもしれません。カラーフィルムや現像が高価で、なおかつ白黒フィルムしか自らの手で現像、引き伸ばしが出来なかったことを経験した世代にとって、カラーをわざわざ白黒にする意味が理解出来ません。カラーで放映されているテレビを白黒画面にして見る人はいないでしょう。あるいは5.1チャンネルサラウンドで配信されている番組を音響再生が可能にもかかわらず、あえてモノラルや2チャンネルで再生する人はいないでしょう。カラー写真を白黒にするというのはそういうことで、下手な写真をごまかすために白黒にしているだけであって、地震があるなら堂々とカラーで勝負せいやっ!

  一年前には中古すら手に入らなかったライカM240ですが、ライカのデジカメを扱っているマップカメラのサイトでは20台以上も中古で販売されています。今年の桜の咲く季節の頃に、ようやく在庫を持つ店が出て来た程の品薄状態でした。つまりこの一年以内に購入したにもかかわらず、期待外れということで手放したか、急にお金が必要になって泣く泣く売りに出したか。おそらく期待外れの方が多いのではないでしょうか。決して安くはないデジカメですがピントはマニュアル、連続撮影は秒間3コマでもうこれは入門機のデジカメ以下、レンズやオプションが高価過ぎる価格設定、敢えてメリットとして特筆するとしたら35mmフルサイズセンサー、所有する満足感、優越感くらいでしょうか。ピントがマニュアルなので動きのある被写体はピンボケ続出で苦手ですし、ファインダーのセンターでしかピント合わせが出来ないのでどうしても日の丸構図になりがちだし、ライカを初めて使う人にとってはショックの連続。

 今日の一枚はそんなライカを意地で使い続けて6000ショット、銀座四丁目交差点で信号待ちの背中のリュックに感動して撮影。ファインダーの中心にリュックを置いてピントを合わせ、カメラを左に振って日の丸構図を回避しましたが、ピントを合わせた時と距離が異なるのでリュックのピントが甘くなっています。絞り開放でピントの合う範囲を極力浅くしているのでなおさらピントの甘さが目立ちます。

 

 

 

 

銀座四丁目交差点

Today's Photo その2322 2014/8/24
写した時の感動が伝わるか否か

 西日本ではまた局地的大雨に見舞われていますが、東日本でも今夜から明日一杯は一時的に狭い範囲で強い雨が降るとの予報が出されています。この雨を境に夏の天気から秋の天気へと一気に移ると予報している予報士もいるようで、酷暑はようやく終焉を迎えるようで何よりです。子供の夏休みも残すところ一週間、帳尻合わせの絵日記とか観察記録のまとめなど夏休みの宿題の追い込みに忙しいので、天気が悪くても関係なさそうですね。

  若手のフォトグラファーはやたら写真展を見て回っているようで、一ヶ月に数十か所も訪問しているとのこと。他人の写真を見る暇があったら自分の写真を撮影しろよと言いたくなります。自分の写真に自信が無いので人様の写真を真似しようと言うか参考にしようとしているのか。フォトグラファーは人それぞれの考えで撮影しているのであり、それを真似したって所詮偽物なので意味が無いし、撮影のテクニックを真似したところで単なる技法の模倣で終わるだけのような気がします。何かに刺激を受けてシャッターを押している訳ですから、その何かは他人と自分では異なるし、何に対して刺激として感じるかは本人だけしか分からないことだし。よくあるでしょ、何が言いたいのって写真が。それは作者の意図が伝わって来ないからで、作者にしてみれば強い感動なり刺激を受けてシャッターを押した訳で。取り敢えずシャッターを押してみましたみたいな写真は素人だけなので、フォトグラファーの写真展にはそんな写真は無い筈だけど。

 七、八年前に撮影してプリントした写真が本棚から出て来たので処分しようと思いつつ眺めてみると、当時は感動して何枚もプリントした写真が今見るとちっとも良くない。自分で何に感動したのか分からない写真がぞろぞろ。つまり、今の方が写真に対する考え方が進歩している証拠ですね(笑)。もちろん今見ても良い写真もゼロではありませんけれど。

 今日の一枚はワイキキのハイヤット・リージェンシー・ホテルで開催されているファーマーズ・マーケットです。ワイキキ・ビーチのすぐ前なのでビーチ帰りの客が水着のまま試食に勤しんでいます。試食に群がる人の中に水着姿の女性がいるのがハワイらしくて感動してシャッターを押した次第です。パシフィック・ビーチ・ホテルやキングス・ビレッジでもファーマーズ・マーケットが行われているので、ワイキキではほぼ毎日何処かで開催されていることになります。格安で完熟のフルーツがワイキキで入手出来るのは旅行者にとってありがたいことですね。 

 

 

 

 

水着で試食中

Today's Photo その2321 2014/8/23
コオロギコロコロ

 天気の方は雨が降ったり日が差したりと目まぐるしく変わっていますが、久し振りに猛暑から解放され、外に出ても涼しささえ感じられるようになりました。そろそろ蝉の声からコオロギの無く音へ変わりつつあります。先週は門仲のお祭り、今週は高円寺では阿波踊り、浅草ではサンバカーニバルとお盆休み が過ぎても色々と行事が続くようで、お祭り騒ぎが好きな人は大忙しのこの季節です。

 久し振りにフォードのディーラーに出掛け、2015年マスタングの情報交換をして来ました。マスタング誕生50周年の年なので新車に乗り換えるつもりです。日本フォードではまだ正式な日本導入車種が明らかにされておらず、その時期についても未定とのことでした。アメリカでは9月が新会計年度になるので新車の販売が始まります。秋口には日本でも詳細が決まるので、その頃になれば発注が可能になります。フォードからのギフトとしてTシャツとエプロンを戴きました。まぁ年末までには車を買うのでそれに対する念押しですね(笑)。

 今日の一枚は自転車ではなくて、駐輪用の自転車の形をした金具です。ここに自転車をチェーンで括り付けて鍵を掛けておくことが出来ます。日本と違ってアメリカでは停めてある自転車からタイヤやサドルを外して盗まれるなんてのは日常茶飯事。自転車本体以外にそれぞれのタイヤにもチェーンと鍵を付けたり、サドルは外して自分で持って行くとか、自転車を停めておく方にもそれなりの覚悟が必要です。それに比べると日本は平和で良いですね。 

 

 

 

 

駐輪ステーション

Today's Photo その2320 2014/8/22
残暑厳しき折

  広島で発生した土砂災害のニュースが一日中流れていますが、詳細が明らかになるにつれて行方不明者の数が増えています。重機を搬入して行方不明者の捜索に当たりたいところですが、現場に通ずる道路が土砂やがれきで埋め尽くされており、まるで中国のように人海戦術で障害物を取り除いてはリレー方式で搬出しています。自然災害の前では人間の力は非力です。一刻も早く行方不明の方が救出されることを期待している次第です。

 西日本に大雨を降らした前線が東に移動して来たので、今日から明日に掛けて東日本でも局地的大雨に対する注意が必要と報じられています。これ以上被害を増やさないためにも早めの避難勧告や自主避難が必要です。都会では裏山が崩れることはありませんが、思わぬ都市型の災害が発生することがあります。ここしばらくは気象情報や自治体や消防、警察などの勧告には注意が必要です。

  お盆休みも終わり、9月にドイツで開かれるカメラ関係の見本市フォトキナに向けて各社の新製品が発表されつつあります。まぁ毎年のように新製品が出れば、購入しても一年後には旧製品ですから消費者はたまったものではありません。カメラに限ったことではなく、家電製品や自動車も一年ごとに新製品化マイナーチェンジです。もう少し長いサイクルで製品を作り続けるような仕組みが必要で、旧製品でも有料で新しい機能を付加出来るように最初から作っておくとか。メーカーの都合に合わせて毎年買い替えに付き合わされてはいけませんね。昔は壊れたら修理し、何回か修理の後にようやく次に買い替えるのが当たり前でした。

  フォクトレンダーの15mmのレンズをライカに付けて使用すると左右の端に紫色の帯状の色むらが発生し、これが相当みっともない。これを補正するプログラムを利用してみたが、何か不自然でしっくり来ない。そこで単純に画像処理の段階で紫色を抑えるようにすると色むらが取れて自然に見えるようになった。紫色の物を写した時には一緒に紫色が無くなってしまうが、紫色の物と言えば夕方の空くらいなので普段の使用には問題無さそう。

 今日の一枚は銀座を泳ぐ魚の群れです。見ているだけで汗が吹き出しそうな迫力です。

 

 

 

 

銀座を泳ぐ

Today's Photo その2319 2014/8/21
土砂災害

 8月も残すところ十日余り、夏休みの宿題は最後の追い込みで何とか間に合わせようという子供が多いのではないでしょうか。今日も真夏の太陽が朝からギラギラ、早朝の犬の散歩以外は家に籠っていました。用が無ければ外出せず、外出は極力自動車で、炎天下で撮影なんてとんでもない、が今年の夏の過ごし方です。こんな暑い夏にオリンピック東京大会が開催されるのですが、選手も観客も病気になりそうですね。前回の1964年の東京オリンピックの時は開催日が10月10日でしたから、もうすっかり秋の気配で涼しい中で行われました。オリンピックの候補地に立候補する条件として、会期中の最高気温、平均気温などに制限を設けるべきではないでしょうか。

 広島で発生した土砂災害の行方不明者は今日になってさらに増えて、自然災害のおそろしさを改めて感じる次第です。また今夜も災害地付近は雨が予想されているとか、さらなる被害が出ないと良いのですが。東日本大震災で液状化被害に見舞われた浦安ですが、表通りの修復に三年掛かりました。今は裏通りの復旧工事に真っ最中です。一瞬の出来事で街は被害を受けましたが、修復には五年、十年の月日が必要となります。人類の歴史は自然災害との戦いと言えるのではないでしょうか。土砂崩れの被害に遭った地域でも復旧には長い時間が掛かると予想されますが、めげずに頑張って欲しいものです。

 ちょうど一年前に購入したプリンターのプロファイルを作成する機器ですが、手に触れる部分がべたべたしていました。ティッシュで拭くとティッシュが張り付いて剥がれない程のべたつきです。ネットで調べると加水分解という現象とのことで、アルコールでべとべとした膜を拭き取ると今まで通りの手触りに戻ると書かれていました。早速これを実行して何とか元の状態に戻しましたが、また放置しておくと再現されるのでしょうか。こまめに箱から出して外気に触れさせるのが予防法かもしれません。

 プリンターのプロファイルは写真を印刷した時に正しい色で印刷されるように、インクとプリンター用紙のくせを修正するための物です。プロファイルを合わせておけば、家で印刷しようと外部の色の管理が正しく行われているプリンターで印刷しようと同じ色になります。一方パソコンの画面もカラープロファイルを正しく作成してあるので、画面で見た色がプリンターで印刷されるようになります。プリントした写真は色評価用の蛍光灯の元で見ることになっているので、これも色の統一に必要な機器となります。画面で見た写真の色とプリンターで印刷した写真の色がずれているのが当たり前で、それでは本当の写真の色が出せません。本気で写真を写すことは出力まで責任を持つことであり、モニター、プリンターの色管理を正しく理解する必要があります。今月中に提出するコンテスト用の写真必要なので、それを正しい色で印刷しました。厄介なのは本当の印刷の色は色が安定する24時間後なので、押し花のように紙で挟んでから圧を掛けて乾燥させます。

 今日の一枚は銀座ミキモトの向日葵です。カメラのファインダーを覗くと、まるで向日葵畑の中に迷い込んでしまったような錯覚すら受けました。

 

 

 

 

銀座ミキモト

Today's Photo その2318 2014/8/20
紛争地域

 今年の夏は西日本を中心に大雨による被害が多発していますが、前回の四国から広島へと被害の範囲が移り、土砂崩れによって住宅が流され大勢の住民が被害に遭っています。数十名の方が亡くなり、被害はまだ拡大しそうです。夏休みでゴルフをしていた安倍総理ですが、ゴルフを中止して官邸に戻りました。一緒にプレイしていた森元総理は愛媛丸が沈没した時にゴルフを行って非難されています。その助言があったのでしょうか、官邸に戻った総理は矢継ぎ早に災害救助の指示を出しました。一方野党はゴルフを始めたこと自体が不謹慎と騒いでいます。何分にも夜明け前後に始まった土砂崩れで、正確な被害状況が明らかになる前にゴルフがスタートしただけで、状況が分かった時点でプレーを中止して東京に戻ったのはぎりぎりセーフではないでしょうか。

  シリアでは日本人がイスラム国の捕虜になり、外務省が解放に向けて働きかけを行っています。そんな中、同じくイスラム国で捕虜になっていたアメリカ人ジャーナリストが処刑される場面がYou Tube公開され、もう一人のアメリカ人捕虜もイラクで行っているアメリカ軍の攻撃が継続すれば殺害すると予告しています。日本人捕虜も同じ運命をたどるのでしょうか。ジャーナリストにしろ何にしろ、紛争地域に自らの意志で行くのですからそれなりの危険とリスクは覚悟の上でしょう。戦場カメラマンを名乗って日本でバラエティ番組に出演しているのも生き方です。紛争地域、戦闘地域では犠牲は付き物です。脅しに屈すればそれはそれで非難され、強硬策に出れば出たで非難され、オバマ大統領は難しい局面に立たされています。強硬策に出るのがアメリカではないでしょうか。

  今日の一枚は平和な銀座の雨上がりです。アメリカの様に警察官に銃を向けられることも無く、街行く人が刃物を振り回す訳でも無く、自分の時間を楽しく過ごすことが当たり前となっています。スマートフォンの地図を見て行く先を確認しているのでしょうか、道に迷っても親切な日本人が教えてくれるし、安全だし。

  

 

 

 

ここは何処

Today's Photo その2317 2014/8/19
まんだらけ

 中野ブロードウエイノフィギュアを扱う店から鉄人28号を盗んだ男が逮捕されました。万引きに怒って店主が防犯カメラの映像を公開すると発表しましたが、賛否両論で盛り上がり、警察が捜査の妨げになるとの理由で公開中止を求めていました。中野警察署以外に異例の警視庁からも捜査員を繰り出して捜査をした結果、同じ中野ブロードウエイのテナントの店に盗品が売られていたことが判明し、買い取りの身分証明書から犯人が特定されました。盗品を実名で売ったり、50スギのおっさんが両親と暮らして怪獣のフィギュア集めが趣味、盗品を売った金で怪獣を買いたかったとか。オタクが大人になるとこのざまです。

 韓国では報道や言論の自由が認められていないことが判明しました。フェリーの事故当日に韓国の大統領と7時間に渡って連絡が取れないことを韓国の新聞が報道し、それを引用する形で掲載した産経新聞のソウル支局長が韓国の検察で事情聴取を受けました。最初に記事を書いた現地の新聞は口頭注意、引用した日本の新聞社からは事情聴取。モラルも倫理も無い韓国、いい加減にして欲しい。ローマ法王まで巻き込んで慰安婦問題を国際化する暇があったら、もう少しモラルとか責任とかを韓国国民に自覚させろっつうの。中国、韓国は国交断絶でもしないと。

  盆明けには少し涼しくなるような予想にもかかわらず、相変わらず猛暑が続いています。今日も近場の移動は車でしたが、家と駐車場の往復だけでも汗が出そうな暑さでした。玄関の扉を開けたとたんにまず溜息、逆に外から戻って玄関の扉を開けた時は余りの涼しさに声も出ません(笑)。

 ランチは 浦安の「さと」に行きましたが、恐らく二十年振りか。料理はテーブル備え付けのタッチパネルで注文。夏天丼と蕎麦のセットでドリンクとデザートの白玉が付いて大満足。ビールさえ我慢すれば車でランチ、行動範囲が広がります。

 今日の一枚は 雨上がりの銀座五丁目、ソフトバンクの前です。柱に描かれたお父さん犬とカラフルな帽子、店の奥にはお父さん犬、左手前には銀座五丁目の看板がぼんやりと、それらに目もくれず足早に歩く人々、銀座らしい一枚です。

  

 

 

 

雨上がり

Today's Photo その2316 2014/8/18
休み明け

  夏休みが終わった社会人が今日からまた仕事に復帰していますが、午前中はいつもの調子が出なかったのではないでしょうか。首都高湾岸線は早くも今日は渋滞が始まり、他の路線は空いているのでフジテレ渋滞のようでした。所用があり銀座方面に出掛けましたが、車で行くか電車にするかギリギリまで悩んで車にしました。電車の乗り換えや歩く時の暑さを考えると絶対に車の方が楽ですね。湾岸の側道を走り、首都高が空いているようであれば高速へ乗ろうとしていたのですが、行けども行けども高速は渋滞で側道の方はスイスイ流れていました。晴海通りに入って豊洲を抜けて築地方面は渋滞も無く、30分もか掛からずに目的地に。車にして大正解。首都高を使わずに都心に出たのは久し振りでした。首都高が混んでいる時は一般道で銀座に行くのも選択肢の一つとなりました。

  ランチは銀座8丁目の鰻の老舗「竹葉亭」でうな丼B(3,132円)を戴きました。ちょうど昼時でしたが、休み明けの高級鰻店のランチは空いていて、ゆっくり鰻を楽しむことが出来ました。このところの不漁で価格が上がり、鰻が痩せているのが残念。今年はシラスウナギが豊漁でしたが、それが大きくなるのは年末頃とか。運転手を外に待たせて一人で食事をしている会社の経営者と思われる人がいましたが、一人で食べるのは寂しそうでした。ってか、当方も一人でランチをしていましたが(笑)。

 今日の一枚は先日夕方から銀座に出掛けた時に雨上がりの街を撮影しました。雨ですっかり気温も下がり、久々の涼しい銀座でした。歩行者天国を歩く人も少なく、外国人観光客が貸切状態で記念撮影をしていました。傘を差して歩行者天国を歩いた経験は無いですね。ホコテンは雨が降っていると中止だったような。

  

 

 

 

カニのポーズ

Today's Photo その2315 2014/8/16
Uターンラッシュ

 お盆が始まったかと思ったらもうユータン・ラッシュが始まったとか、まぁ日本人は短気と言うか律儀というか、みんなと同じことをしないと気が済まない国民性でしょうね。お盆期間中は首都高のあちこちで事故が発生しており、地方から出て来た車なのか普段は知り慣れていないドライバーが多いようで。貰い事故にならないように、お盆の間も外出を避けていました。何とか外出しない言い訳をこじつけているようですが、もちろんメインの理由は暑いからです(笑)。海外旅行に出掛けた人の帰国ラッシュもそろそろで、ピーク料金の元が取れたバカンスとなっていると良いですね。

 今日はこれからお盆休みで空いているであろう銀座方面に飲みに出掛けます。お盆期間中は客が少ないので普段飲み放題が2時間のコースが何と時間無制限になったり、コース料理の価格を割り引いたりしています。市場が休みなので食材はお盆休み前の仕入れていますが、最近の冷凍・冷蔵保存技術のお蔭で新鮮な状態で出されることを期待しつつ。営業していない飲食店も少なくないのですが、普段東京に余りいない友と飲むにはお盆休みが最適かと。

 今日の一枚はワイキキのビーチ・ウォークにあるビヤレストランのヤードハウスです。家族連れも多く、日本のビヤホールとは趣を異にしていますが、料理ははっきり言って当たり外れがあります。と言うか、アメリカ人に好評な料理の中から日本人の口に合う料理を選び出せるかどうかに掛かっています。本格的な食事は避けて、つまみでビールを飲むか、せいぜいサンドイッチやバーガー類でお腹を満たすのであれば外れは無いでしょう。暗くなる頃には行列が出来るので、待たされたくないならランチや夕方の早い時間に行くのが良いでしょう。

  

 

 

 

家族連れ

Today's Photo その2314 2014/8/13
ピークシーズン

 今日から本格的にお盆休みとなり、高速道路の下りは渋滞が60キロを超えた所もあったとか、ようやく都内が空き始めました。台風の後は余りすっきりしない天気が続いていましたが、早くも秋雨前線が出現して日本列島全体に掛かり始めました。天気図では早くも秋の気配となっているようですね。子供の夏休みも残すところ二週間ちょっと、そろそろ宿題を意識する頃かもしれません。

  お盆とかお正月にはハワイに行ったことはありませんが、恐らく大勢の日本人でワイキキは賑わっているのでしょうね。この時期になると宿泊費と航空チケット代がピークシーズン設定となり、格安ツアーが格安ではなくなります。もう随分とツアーには参加したことが無いので最近の事情は分かりませんが、宿泊先が最低ランクのホテルになったり、同じホテルでも一番安い低層階の部屋になったりと、安いなりのリスクを否が応でも感じているのではないでしょうか。ツアーで宿泊したホテルが予想以上に良かったなんて記憶は皆無ですね。予想が高過ぎたのかも(笑)。盆と正月にしか長期の休みが取れないような職場に勤めている方にとって仕方がない話かもしれません。

 今日の一枚はワイキキで見掛けた歩道も走行出来るカートです。身障者やシニア専用の乗り物かどうかは定かではありませんが、二台でつるんで走っている姿は青春時代を思い出して満喫しているかのようです。日本に比べるとアメリカはバリアフリーに対する考え方が進んでいるので、車いすやカートでも快適そうです。

 

 

 

 

ワイキキの夜は更けて

Today's Photo その2313 2014/8/12
御巣鷹の尾根

  御巣鷹の尾根に日航機が衝突する事故発生から早29年が経ちました。その日はNHKの7時のニュースの後は戦時中の高校野球か何かのドキュメンタリー番組が放送されていて、内容的にも暗くてつまらない番組でした。番組の途中からスーパーで日航機が不明になったとの情報が流れていましたが、突然分組が打ち切られて臨時ニュースとなり、その後は深夜まで事故の様子を伝える特番となりました。航空機の事故に遭遇することは運が悪かったと諦めていますが、事故は起こらないに越したことはありません。後になってボーイングの修理ミスが原因と判明し、事前に発見されていれば事故は防げたとのことでとても残念に思っています。

 ジャンボジェットでハワイから日本に戻る時に途中で揺れが続きどうしたことかと思っていたら、機内アナウンスでエンジン一基の調子が悪いのでこれを停止させて三基のエンジンで飛行を続けるとのこと。揺れがすぐに収まり、エンジン一基が停止していることなんぞは全く感じさせないフライトでした。着陸も普段通りで、ジャンボの安全神話を改めて感じました。そんなジャンボジェットは燃費が悪いのと設計から相当の年数が経過したので、そろそろ引退の時期を迎えています。日本とホノルルを結ぶ路線はほとんどの航空会社がジャンボを導入していましたが、ある時からもっと小型の旅客機になりました。確かにジャンボでは空席が目立っていたので効率を優先させて小型化したようです。ハワイ路線でここ何回か続けてジャンボに乗りましたが、ジャンボは広くて良いですね。小型の新しい機種ではビジネスクラスのシートがフルフラットになりますが、少し古い型だと中途半端にしか横になりません。ジャンボは空間に余裕があるのでフルフラットのシートが搭載されていて、二階席もビジネスクラスなので全体的にゆったりとしています。

 今日の一枚はワイキキで一番古いと言われているモアナ・サーフライダー・ホテルです。三脚も使わず、手持ちでここまで鮮明な写真が撮影出来るなんてフィルム・カメラ時代には考えられませんでした。高感度撮影によるノイズの除去、レンズのゆがみを補正する画像処理技術のお蔭でまるで建築写真のような仕上がりになっています。ホワイトバランスは建物が本来の白に見えるように補正。この辺りがRAWで撮影したメリットですね。

 

 

 

 

サーフライダー

Today's Photo その2312 2014/8/11
続R型ライカ

  先日購入した「R型ライカのすべて」の本の中に、所有する古いライカR2の使用方法が解説されていました。バッテリーを交換してフィルムを装填してから早いもので数年経過していますが、ようやく細かい使い方が分かりました。基本的にはフィルムカメラなので大雑把な操作方法は共通ですが、測光方式の変更、露出固定の方法、露出補生等々、細かいテクニックが解明してすっきり。色々と細かな設定が出来るように設計されていたことに驚くと同時に、ミノルタの部品を使ってオリジナルの設計になっていることも判明。かつてライカとミノルタは提携関係にありましたが、どちらも経営危機で身売り。ミノルタはソニーがその技術陣を引き継いでいますが、ライカはエルメスの資本が入ったこともあり、社名もかつての「ライツ」から「ライカ」に変更した。フィルム時代からデジタル時代へと大変化を遂げたカメラ関連業界であるが、カメラメーカーで以前と同じ業態を残しているのはニコン、キヤノンくらいではないだろうか。トプコン、ゼンザブロニカ、ペンタックス、ミランダ、コニカ、フジとうとういまでも名前が残っているカメラメーカーもあり、その役目を終えたメーカーもあり、名前を聞く限りは懐かしいが改めてフィルムカメラを入手する気は毛頭ない。数年掛けてようやく写し終わったライカに入っていたフィルムを現像に出したいが、かつてのような一時間以内に現像とプリントを仕上げてくれる1Hフォトも見当たらない。カラーフィルムが出始めた60年代初めのように、撮影したフィルムを現像所に郵送するなんて時代がまた来たりして。取次のカメラ店に出して数日後に受け取りのパターンになりそうな。

 今日の一枚はワイキキで見掛けたドアの取っ手。パイナップルになっているところがハワイらしさ満点。

 

 

 

 

パイナップルの予感

Today's Photo その2311 2014/8/10
R型ライカ

  遠い台風の影響で午前二時前後にとんでもない大雨が降りました。西日本に近付いている台風のパワーの凄さを改めて感じた次第。慌てて屋根のある駐車場から車を出して屋根の無い駐車場に移動。そのまま豪雨洗車で夕方車を移動させる時にはすっかりきれいになっていました。今まで経験したことの無いような大雨で、マンションの廊下を歩くだけでびしょ濡れになり、車より前に人間の方がきれいになりました(笑)。夜になっても局地的に大雨となり、自然のパワーに改めて驚く次第。台風の進路に当たった地域はもっと凄いのは当たり前で、台風の直撃を受けなかったことを唯々感謝ですね。

 台風のために中止、延期された各地の行事は数知れず、東京でも東京湾花火大会が中止となりました。強風と時折降る大雨では花火どころではありません。一方で台風の直撃を受けた高地では台風一過ということでよさこい祭りを開催、台風の 後片付けよりも祭りの方が優先されるとは。かと思えば台風の荒波の中をサーフィン中に行方不明になったサーファーがいますが、伝説のサーファーと呼ばれたいのでしょうか。

 発売中止に「R型ライカのすべて」なる本を中古でアマゾンから手に入れました。古本の割には非常にきれいですが、二、三か所に赤インクで線が引いてあります。以前の持ち主がここはポイントとばかりに赤線を引いたようですが、ここ赤線必要?って所もあったりして。ライカが35mm一眼レフ用のカメラとレンズをから撤退したので、この手のシステムの解説本はもう発刊されなくなり、古本に頼るしかありません。Rレンズは最短撮影距離が30センチのレンズもあり、Mレンズに比べるとぐっと寄って撮影することが出来ます。食事の内容を撮影するような時はRレンズが必要で、Mレンズでは1m近く離れないとピントが合わないので現実的には撮影出来ません。どのRレンズもフィルム時代の設計ですが、ライカ自体がフィルムカメラのレンズ設計で現在も新製品を出しているので、デジタル化にこだわる必要も無し。かつての優秀なRレンズはリーズナブルな価格て入手出来る物から、コレクション目的のようなレンズからあります。欲しいレンズは気長に待っているとオークションに出品されることもあるので、それはそれで楽しみです。

 今日の一真はR型ライカでありませんが、伝説のサーファー「デューク・カハナモク」の銅像です。ワイキキ・ビーチのかつてのワイキキ・ビーチ・クラブがあった辺りに建てられています。大勢の観光客がここを訪れ、空港で受け取った持て余し気味のウエルカム・レイをデュークに捧げています。この日はいつもよりも献花が多かったですね。ウエブ・カメラで24時間中継しています。

 

 

 

 

伝説のサーファー

Today's Photo その2310 2014/8/9
遠くの台風

 台風の進路が当初の予想よりも西側を進むために関東地方ではほとんど影響が無くなりました。大雨に対する警戒も無くなり、何か拍子抜けと言うか何もなくて良かったというか。曇り空の今朝は久々に暑さから解放され、涼しい北風が心地良かったですね。久し振りに散歩のフルコースを歩き、犬も満足そうでした。世の中は今日からお盆休みに突入ですが、ようやく首都高湾岸線の渋滞が解消されましたが相変わらず事故渋滞が発生しています。田舎から首都高にでて来て、勝手が分からないというかいつもと同じつもりでいるようですね。東京に出て来たらそれなりの覚悟で車の運転を心掛けましょう。それが出来なければ公共交通機関を。

 折角の撮影日和でしたが殆ど一日中眠っていました。睡眠を体が欲していたようで、昼飯も取らずにひたすら眠り、電話で起こされたのが夕方の五時前です。寝起きは二日酔いの朝のように頭がボーっとしていましたが、茹でた殻付のピーナツをつまみにビールを飲み終わる頃にはすっきり。体には優しい一日となりました。

 今日の一枚はワイキキのランドマーク、ダイヤモンド・ヘッド(DH)です。一か月前のDHですが茶色く見える時は雨が少ない時期で、逆にグリーンに見える時は雨が多い時期を示しています。今回は夏なので雨が少なく、DHの下草が枯れて茶色くなっています。秋を思わせるような雲と椰子の木とのミスマッチが面白いですね。この写真を撮るまでに青空待ちで四、五日掛りました。これという空が現れたらシャッター・チャンスです。

 

 

 

 

ワイキキは今日も晴れだった

Today's Photo その2309 2014/8/8
朝日新聞の大間違い

  大型の台風が西日本方面へ向けて北上し、風雨の影響が強くなりつつあります。関東でも明日の午後から日曜日一杯は大雨や雷雨に対する警戒が必要とされています。あいにくのお盆休みのスタートとなりそうですが、余裕の無い日本人は過密スケジュールで帰省や旅行の予定を立てているので、延期なんて言葉は知りません。悪天候の中を無理して行動し、事故に巻き込まれる旅行者や観光客が少しでも減ることを希望しています。各地で祭りの行事も中止となっているようですが、祭りなんてまた来年もあるのですから。年を取ればあっという間の一年です(笑)。

  昼前にアメリカのオバマ大統領が必要に応じてイラクで空爆を行うと発表し、これを受けて株価と円相場が暴落しました。このところようやく円安への流れが定着しつつあったのですが、この流れも束の間で今日は101円の半ばまで円高が進み、円安の流れが見えなくなりました。何が起こるか分からないのが金融相場ですが、果たしてこの夏は円高、円安のどちらに振れるのでしょうか。日本ではお盆休みになり取引が少なくなりますが、海外ではこの時期を狙って日本の相場を大きく動かすこともあります。お盆休みでもマーケット関係者が相場が気になるところですね。

 朝日新聞が訂正した従軍慰安婦問題ですが、少なくとも一ヶ月くらいはぶっ通しで訂正を一面に掲載し続けるべきですね。何十年間もさも事実であるかのように報道し、国際的世論を操作して来た訳ですから、それをすべて払拭するようなアクションが求められて当然です。当該記者も何の責任を取ることも無く、組織としての責任を取ることも無く、今まで通りに「天下の朝日新聞でござる」なんてことがまかり通るのが大体しておかしいですね。今までさんざん政治や企業の責任を追及してきた報道機関がてめえの所の責任を追及しないで許される訳がないっちゅうの! 報道各社もしっかり朝日新聞の今回の訂正を追及すべきですぞ。

 半年くらい前までは品不足で中古すら出なかったライカのデジカメですが、今年の春頃から在庫が確保されるようになりました。夏前になるとあれだけ品不足だったカメラの中古がごろごろ出るようになり、量販店ではポイントを普段より加算してこれらの中古を売りさばこうとしています。新品を高額で購入して中古で売っても儲かる筈も無く、中古で転売せざるを得なかったライカユーザーがいかに多かったか。急にお金が必要で泣く泣く手放したなんてのはごく僅かで、ライカのデジカメに満足度を得られなかったのが中古のだぶつきの原因ではないでしょうか。にわかライカファンになってライカのデジカメを手に入れたが、実際に撮影してみるとマニュアルフォーカスでシャッターチャンスは逃すわ、レンズやアクセサリーを買い足すにしても何でも高価だし、中古で処分しても一眼レフの高級デジカメ一式が揃うと。まぁライカ脱落組の気持ちは痛いほど分かりますが、そう簡単には諦めずにライカ道を極めるぞ!っと。

 今日の一枚は銀座を歩く中国人観光客ファミリーです。目指す店へまっしぐら、それにしても蛍光オレンジが目立ちますね。

 

 

 

 

見失う心配無し

Today's Photo その2308 2014/8/7
予期せぬ節電効果

 猛暑日が連日続いています。我が家ではエアコン三台が24時間稼働して快適な環境を維持していますが、今月の電気使用量の検針が今日ありました。伝票を見ると何と昨年に比べると三割減の使用量です。電気製品は例年通りの使用方法、使用率なので意識した節電はゼロ。唯一考えられるのは仕事場のエアコンを買い換えたことです。10年以上使用していたエアコンを最新式に替え、なおかつ以前に比べて一クラス下の冷房能力にしただけで三割減。あっという間に節電分の料金で原価償却しそうです。調子が悪くならないと使い続けるのが電気製品ですが、エアコンとか冷蔵庫とか24時間点けっ放しの物は節電のために買い換えもありですね。ちなみに今年の夏も昨年と同様に猛暑です。

 今日もエアコンの効いた家の中で一日中過ごし、近所への買い物は車で、歩いたのは朝の犬との散歩だけです。来週になれば首都高湾岸線の渋滞も解消されそうなので、銀座に出掛けられそうです。それにしても湾岸線の渋滞は必ず事故を引き起こし、この事故が渋滞に拍車を掛ける悪循環が続いています。お台場渋滞の根源はフジテレビの夏のイベントですが、フジテレビはもう少し気を使って欲しいですね。

 今日の一枚はアラ・モアナ・ビーチパークです。ワイキキのビーチと異なりローカル御用達ですが、土日を除けば人の姿もまばらです。ワイキキから車で五分ほどでハワイらしいビーチの楽しみ方が出来ます。ワイキキ寄りではなくてワードセンター寄りのビーチを選ぶのが通のやり方です。

 

 

 

 

アラ・モアナ・ビーチパーク

Today's Photo その2307 2014/8/6
二日連続の猛暑日

 相変わらず夏らしい天気です。遠い台風の影響で風が吹いているので日差しの割には過ごす易く感じられますが、今日はほとんど家の外に出ていないので偉そうなことは言えませんけれど。車で近所に出掛けた時ぐらいしか外気に触れていません。近所に出掛けるのも車というのがいかに暑さが厳しいかを表していますね。

  カメラ業界もお盆休みを控えて波風を立てないような姿勢が伺え、新製品の発表は盆明けから9月のフォトキナに向けてと決めているようです。猛暑日にもかかわらずお台場渋滞が続き、来週までは出掛けられそうもありません。車でなければこの暑さの中を銀座まで出掛ける元気もないし。涼しい家に籠ってカメラの研究とかストロボのマニュアルをまじめに読んだりとか。それにしてもライカのストロボのマニュアルは分かりにくいですね。にもかかわらずネットで話題になっていないのは数が出ていない証拠です。一般的にはライカでストロボを使用するシーンなんてそうは無さそうですから。ストロボが活躍するのは結婚披露宴とか子供のお誕生日位のもので、どちらもシャッターチャンスを逃す訳には行きません。となればマニュアルフォーカスのライカは避けて、オートフォーカスのピント合わせが早いカメラがメインとなりますからね。いつ訪れるか分からないシャッターチャンスを置きピンでのんびり待つ時代は終わっています。

 今日の一枚は炎天下の銀座を彷徨う三人の御老人衆です。この年代の方は必ずと言っていいほど夏は帽子を被られています。戦後の高度成長期にはほとんどの人が帽子を被っていましたが、通勤電車の混雑と共に帽子を被らなくなったとの説が有力です。帽子を被り慣れているので様になっていて、羨ましい限りです。

  

 

 

 

帽子三人衆

Today's Photo その2306 2014/8/5
訂正で済むのか、朝日新聞!

  朝から澄んだ光が差し込み、この季節には珍しく真っ青な空の夏日となりました。光の鋭さが尋常ではなく撮影日和でしたが、今年一番の暑さとお台場を先頭とした高速湾岸線の渋滞を理由に涼しい家でゴロゴロ。って別に雷ではありませんけれど。

 今日は衝撃的なニュースがありました。多くの人が理研研究者の自殺だと思ったかもしれません。実はそんなことは大した問題ではなく、もっと世間を騒がした従軍慰安婦を巡る朝日新聞の記事の取り消しとか訂正とかの話です。国家の不仲を助長する原因の張本人である朝日新聞の記事が、間違いでしたで済まされることでしょうか。他社が反論したにもかかわらず長きに渡って真実であるかのような主張を繰り返してきた朝日新聞ですが、ようやくここに来てこれ以上誤魔化し切れないと悟り慌てて訂正に踏み切りました。朝日の無責任な報道で日本国の受けた損害は計り知れないものがあります。石破自民党幹事長は朝日新聞の国会での答弁をも辞さない構えで、国民を欺いた責任を追及する方針を示しました。韓国政府もこの朝日の誤報に便乗した感があり、振り上げたこぶしの落し処を探る運命にあります。

 テレビのニュース報道の読み間違いとか新聞の誤字脱字のような訂正は許容範囲ですが、今回の従軍慰安婦問題の火付け元が間違っていましたでは許されないでしょう。朝日新聞の社長を始め役員の総退陣、朝日新聞の無期限休刊などがあれば納得しますが、今まで通りの朝日新聞では許されませんね。夕方のニュースでもほとんどこの問題は取り上げらず、当のテレビ朝日は全く触れていません。フジテレビはニュースの最後で簡単に触れていましたが、日テレ、TBSは報道しなかったようで一体どういうつもりなのでしょう。誤報は何処にでもあり、明日は我が身かもしれないので触れないようにしたのでしょうか。この問題を真正面から追求し続けていた産経新聞は朝日新聞よりもほんの少しましですね。ちなみにフジテレビはフジサンケイグループですからね。

 今日の一枚はこのサイトの名前のもとにもなっているマノアで飲むコーヒーです。かつてはマノアSCにはコーヒー・マノアが一軒だけコーヒーを専門に出す店として君臨していました。スタバが出来て客足が衰えて廃業しましたが、もう一軒コーヒーと紅茶のチェーン店がオープンし、こちらの店を贔屓にしています。ハワイ滞在中はほとんど毎日の様にマノアを訪れて、コーヒーを飲みながらマノアの景色に溶け込んでいます。ハワイ大学の学生とかローカルしかいない小さなSCですが、居心地の良さはオアフ島で一番ですね。

  

 

 

 

マノアで飲むコーヒー

Today's Photo その2305 2014/8/4
天気予報は簡潔に

 フィリピンの遥か東にある台風11号が北上して台風12号と同じようなコースを辿っています。関東地方からすればほとんど影響を受けない距離ですが、大型の台風とのことで早くも特有の湿った南風が接近を予感させています。四国地方に降り続いた雨が今週後半には関東方面に移って来そうな気配もあり、お盆休みを直撃するのでしょうか。動きの遅い台風は風雨が長く続くので被害が大きくなるのが心配です。

 民法の夕方 のニュースの天気予報では、どうでもいいゆるキャラとこれまたどうでもいい視聴者が背景で手を振ったりしています。気象予報士がここぞとばかりにどうでもいい解説を長々としていますが、素人の視聴者は天気の変化のプロセスや原因なんてのは興味が無く、明日の天気はどうなるのだけが知りたいような気がします。ゆるキャラも、背景で手を振る田舎から出て来た連中も全くの興味外です。もう少し画期的な天気予報が出来ないのでしょうか。解説無し、ゆるキャラ無し、田舎者無しと揃えばもっと良くなりそうですけれど。アメリカの天気予報のように雲の動きをぐるぐると何回も再生するのも退屈だなぁ。

  今日の一枚は銀座四丁目交差点で服部時計店(銀座WAKO)のビルを背景に入れて、タイガースのユニフォーム姿のふなっしーを撮影する親父です。いい年こいてゆるキャラの撮影、何だかよく分かりません。ふなっしー銀座を行くなんてタイトルでブログに掲載するのでしょうか。銀座にはもっと面白い被写体がたくさんあると思うのですが。まぁ人それぞれですから、ってかそういう人がいるからこそ撮影しているんだけれど(笑)。

  

 

 

 

ゆるキャラマニア

Today's Photo その2304 2014/8/3
余裕とか、ゆとりとか

 昨夜は久し振りの夜更しで三時まで起きていて、目が覚めたら昼の一時前でした。完璧に半日遅れと言うか、半日損した日曜日となりました。夕方前に超遅い昼ご飯を食べて、夜はもう軽食で十分です。九州に近付いた台風は速度が遅く、取り巻きの雨雲のも影響で四国では記録的な大雨となっているようです。そんな台風の遠い影響でしょうか、西の空にはこの季節らしい入道雲がむくむくと立ち上がっていました。入道雲とか蝉の声とか、本当に8月に入ってから夏らしさを暑さ以外でも感じられるようになりました。

 夕方前のファミレスは図書館化しており、大学生がイヤフォンで音楽を聴きながらノートを拡げて勉強していました。ドリンクバーを頼めば好きな飲み物が飲み放題、音楽を聴いていれば周りの音に邪魔されずに勉強に没頭出来ますし、そして何よりも涼しいですからね。向かいの大学の学生のようでしたが、確かに図書館ではドリンクサービスはありませんね。中国人の学生がやたら多い大学ですが、日本に留学しているのは中国でも裕福な家庭なのでしょう。それとも学生ビザで日本に入国し、アルバイトで一家を支えているなんてケースもあるのかもしれません。

  夏休みに入って水の事故が連日のように報じられていますが、このところの台風の影響で不安定な天候となっているにもかかわらず川に出掛けたり、高波の押し寄せる海に出掛けたりと、事故に遭うべきして惨事に巻き込まれているような気がします。天気が悪ければ次の機会にとかの余裕が無いのが日本人の悲しい性で、折角予約したからとか、折角休みが取れたからとか、余裕があれば命が助かっているケースが余りにも多過ぎます。時間的にゆとりを持った生活を送ることが出来るように、国が何らかの手を打つ必要があるのでしょうか。夏休みをゆっくり休めるようにするとか、平日の休みを推奨するとか、盆と暮れを外して休む人には給付金が出るとか、余裕とかゆとりとかをもう少し大切に考えないと。目が覚めた時が一日の始まりになるような生活を日々送っているので偉そうなことを言えませんがませんが(笑)。

 今日の一枚は遅いランチに頼んだハイボールです。ハイボールを飲めばランチなのか、はたまた晩酌なのかの境目が無くなり、いつも通りの夕方を迎えられるような気がしました。

  

 

 

 

時間をリフレッシュ

Today's Photo その2303 2014/8/2
仕事と作品

 8月に入って最初の週末は各地で猛暑となりました。九州や四国では台風の影響でゲリラ豪雨の被害が発生していますが、熱中症やら洪水警報やら、今年の夏はとかく気象情報に耳を傾ける必要がありそうです。水泳部員がプールで練習中に熱中症になって救急搬送されたことが報じられていますが、水に入っていても熱中症になるのではカバなんぞはやってられないでしょうね。あの体系から水中熱中症候補ナンバーワンですけれど。昔は海で遠泳なんて時は乾パンとか金平糖でしたけれど、どうなんでしょう最近ではイオン・サプライ飲料なんでしょうか。花粉症に代表されるように、最近は人間の体が年々ヤワになっているような気もします。

  プロのフォトグラファーは仕事を受けて撮影しますが、仕事の撮影で得られた写真の多くは作品でないとのこと。仕事イコール作品になるのが理想ですが、多くの場合は仕事以外に空いている時間で作品を意識して撮影に出掛けるようです。最近のフォトグラファーは本職の撮影以外に新製品のレビューのために撮影をして解説文を書いていますが、締め切りに間に合わせるような仕事なので写真も何が言いたいのか分からないような撮影で、それにこじつけたような解説文を書きなぐっています。フォトグラファーとしてのプライドも無く、来た仕事を断れば次の仕事が来ないような日雇い労働者のようです。フォトグラファーが原稿書きに追われるなんてのは本末転倒で、ライターはライター、フォトグラファーはフォトグラファーであるべきです。もちろん多才な人は両方出来てしかるべきですが、大した写真も写せないフォトグラファーが両方こなすこと自体がナンセンスです。

 金のために仕事を受けるから仕事と作品が別物になるジレンマが生じるのであって、作品を撮影してそれを売るようなスタイルにならなければアーティストとしてのフォトグラファーは存在しないでしょう。仕事受けなくても生活する余裕があり、気の向いた時に作品を撮影して、機会があればそれを売るのが本当のプロフェッショナルなフォトグラファーのような気がします。頼まれ仕事で撮影するフォトグラファーは御用聞きで、アーティストではありませんから。もちろん商売としては御用聞きも立派な職業で、巨万の富を手にしているフォトグラファーも大勢いますし、それを否定する気も毛頭ありません。

 今日の一枚はいつものアラ・モアナ・ビーチパークで時間を持て余し、持参したビーサンで遊んでみました。まばらな海水浴客、遠くにはダイヤモンド・ヘッド、通り過ぎる女性とサンダルのコントラスト、フォートが買ってくれるかも。  

 

 

 

 

ビーチでサンダル

Today's Photo その2302 2014/8/1
古き良きハワイ

 なんか最近は暴力や事故の暗いニュースばかりが報道され、ニュースを見るたびにまたかとため息が出そうになりませんか。日本人が活躍するようなスポーツの話題も乏しく、オリンピックやサッカー・ワールドカップの話題ばかりだった頃がある意味懐かしく、平和だったような気がします。と言いつつも、その最中にはそればっかりでうんざりしているのが本命ですけれど、過ぎ去ってしまうと懐かしく感じる身勝手なもので。

 台湾の高雄では道路の下に敷設してあったパイプラインが一斉にあちこちで爆発し、道路が陥没したり周辺の車や家が傾いていました。まるで映画の爆発シーンのように市内のあちこちで一斉に爆発が起こり、同時多発テロかと思いました。日本では住宅街に工業用のパイプラインを敷設することはないとのことで一安心ですが、のんびりとしたイメージの台湾には思わぬ落とし穴がありました。台湾観光に行きたいと思っていますが、あの映像を見るとちょっと考えてしまいます。台北辺りはもう少し都市計画がきちんと行われているのでしょうか。

 今日の一枚はワイキキのロイヤル・ハワイアン・ホテルです。カラカウア・アベニューからロイヤル・ハワイアン・ショッピンセンターを挟んで海側に位置するので、大きな木々に囲まれていることもあってワイキキのど真ん中とは思えぬ静かさがあります。クラシックな佇まいとホテル内の調度品にも古き良きハワイの面影が感じられ、時間を超えた気品が感じられるホテルです。白を基調とした隣のモアナ・サーフライダー・ホテルが一番古いと言われていますが、ピンク・パレスと呼ばれているロイヤル・ハワイアン・ホテルもハワイの歴史的建造物です。帝国ホテルに共通している何かがありますね。

 

 

 

 

ピンク・パレス