Today's Photo
Today's Photo その2508 2015/2/28
スナップシューター

 気が付けば二月も今日で終わり、明日からは弥生三月、もう春間近ですね。ニュースでは川崎の中学再殺人事件の詳細ばかりが伝えられ、思わず耳を覆いたくなるような内容です。その次は安倍内閣の閣僚の政治献金問題で、これもいささかうんざり。もう少し春らしい浮いた話題が聞きたいところです。

 カメラの機種やレンズごとに写真を投稿出来るサイトがありますが、そのサイトのライカの写真を見るとどれも動かないものを撮影した物ばかりです。まるで年寄りが盆栽を眺めているような。マニュアルでピントを合わせるのは動きの無い物でしか無理と思っているのか、ライカは静物を写すカメラと思っているのか。何を勘違いしたのか白黒で投稿する奴も結構多い。白黒のフィルムしかない時代、出来上がった写真に絵筆で色を付ける技術があり、カラーに対する憧れがありました。にもかかわらずカラー写真をわざわざ白黒にするのは如何な物かと。静物ばかりのサイトに一石を投じるつもりで歩いて来る人物の写真を投稿してみましたが、関心が低いですね。絞り開放で薄いピントを合わせたにもかかわらず。動きのあるものを写すのがタブーであるかのようなライカユーザーばかりです。ライカのカメラはもともとスナップに適しているとさえ言われていたにもかかわらず、オートフォーカスのデジカメにその座を譲ってしまいました。ライカでスナップを撮影する人がいなくなった感があります。言ってみれば腰抜けライカ族。

 今日の一枚は休日の銀座でインタビューを収録しているテレビ局のクルーです。たーげとを見付けると足早に移動し、インタビューを行いその様子をカメラに収めます。カメラ、音声、ディレクター、インタビュアーの四人組が銀座歩行者天国を移動している様子です。写す方も動いているので手振れ気味の写真となりましたが、動きがあって良いのではないでしょうか。撮影はファインダーを覗かずにウエストレベルでシャッターを押しています。近付いて来るインタビュアーの迫力が感じられますね。

 

 

 

 

急ぎ足のインタビュアー

Today's Photo その2507 2015/2/27
新品でも使い古し

  川崎市で13歳の少年が殺害された事件で、少年三名が逮捕されました。逮捕された一人は報道機関のインタビューにしゃあしゃあと答えていましたが、最近の傾向として逮捕前の犯人は饒舌です。自らインタビューに答えることで潔白を装う稚拙なやり方です。以前も書きましたが、中学生が夜中にふらふらしたり、学校に行かなかったりしていることに対して、親や周りの大人、学校の責任としか言いようがありません。親をはじめ地域社会はもう少し子育てに力を入れて欲しいものですね。犯人側の少年に対しても「地域の目」はもう少しやることがあったのではないでしょうか。見て見ぬ振りをするあまりにも無関心な社会にいつからなったのでしょう。非行の芽や子供のSOSのサインを見落としていませんか。

 ジーンズなどではもう随分前からストーンウォッシュやダーメジドでは着古した感を出して販売されていますが、ライカのカメラでもコレクターアイテムとしてダメージド仕上げのカメラを発表しました。ブラックのボディのペイントが擦れて剥げ、地肌の真鍮色が見えています。新品のカメラの箱を開けてこんなのが出て来たら、さぞかしショックですね。レンズ込みで150万円ですから。高校の写真部だった頃、いかにも使い古した感を出したくてカメラボディの角をサンドペーパーで擦って地肌を見せていました。今のカメラは丁寧に扱っているので、尖っている部分以外はペイントのままですね。無理やり地肌を出そうとは思いませんが、長年使用していればそのうち貫禄が出て来ることでしょう。と言うのはフィルムカメラの時代のことで、デジタルカメラは五年も使い続けるのは無理かもしれません。科学技術の進歩で一年後には性能が見劣りする時代ですからね。ライカのような高額なデジカメは有料でも性能をアップグレードするようなサポートが必要かもしれません。

 今日の一枚は最近めっきり見なくなったミラーサングラスの女性です。レイバンの茄子型レンズも昔は随分と流行りましたが、今となってはマイナーです。スマホに自撮り棒を付けて、ナショナルカラーの赤を身に付けているのは中国人の証です。

 

 

 

 

ミラーサングラスな女性

Today's Photo その2506 2015/2/26
望遠レンズ

  昨日はゆうパックの荷物が夜になっても来ないと書きましたが、午後八時半を回った頃にようやく届きました。例によって開口一番「郵便局です。」、「ご苦労様。」と受け取るのが精一杯。夜遅く配達してくれたのに「遅いじゃん」とは言えませんからね。で何を待っていたかと言うと、オークションで落札したレンズです。20年前に製造されたレンズが格安で入手出来ましたが、傷一つなく殆ど新品状態でした。購入して一回も使ってないんじゃないのと思う程の極上品でした。オークションの説明に極上とありましたが、意外とそうでなくても極上と書く出品者もいますからね。まぁ今回の落札品は大当たりで、ゆうパックの配達が遅い件を差し引いても大満足でした。

 ライカのMシステムのレンズは基本的に70センチより近付いて撮影出来ない、望遠レンズは135mmまでしかないとの制約が長いこと続いています、それを不便に感じない人が60年も黙ってライカを使用している訳で、一眼レフからライカになると不便極まりない。ところがデジタルのライカM(type240)はかつてライカで作っていた一眼レフ用のRレンズを使用することが出来るようになっています。近くで撮影したり、望遠レンズで撮影したければRレンズを利用すれば解決出来ます。RレンズはMレンズに比べると人気が無いので価格も安く、性能的にはライカの看板をしょっているので当然のことながら高性能です。電子ビューファインダーを見ながらの撮影となりますが、慣れればレンジファインダーと同じようなタイミングでシャッターを押すことも可能です。そんな訳で今回オークションで手に入れた格安レンズは180mmの望遠レンズでした。さて何を写そうかな(笑)。

 今日の一枚は銀座で見掛けた中国人観光客の黒マスクです。日本でも最近はカラフルなマスクを見掛けるようになりましたが、中国人の着用している黒は未だ無いような気がします。大気汚染がひどい中国の都市部ですが、その対策用の黒マスクなのでしょうか。これでサングラスをしていれば、もう立派なコンビニ強盗スタイルですね(笑)。

 

 

 

 

不気味な黒マスク

Today's Photo その2505 2015/2/25
空気清浄器

 宅配業者の参入でその存在すら危ぶまれていた郵便小包ですが、郵パックの名称で生き残っています。昨日の夕方に京都を出て浦安に向かう郵バックの荷物が夜になっても届きません。佐川急便とかクロネコ宅急便であれば、関西から関東 への荷物は午前中に届きます。つまり速さの面で民間業者に既に負けているのですから、普通の民間会社は潰れてもおかしくありません。そこは民間とは名ばかりの親方日の丸企業ですから、配送に時間が掛かろうとも「郵便局です」の一言で文句を言う人がいなくなるような。配達が遅い郵便局のサービスを利用する人は何を考えているのでしょうか。荷物イコール小包の束縛から逃れられないのか。電々公社がNTTになった頃は何も変わっていませんでしたが、相次ぐ通信会社の参入でようやく民間としての自覚が芽生えて来ました。クロネコヤマトがメール便を廃止したので、郵便事業はますます付け上がっているのかもしれませんね。それにしても荷物が届かんなぁ。

 ここ数日の暖かさでスギ花粉の飛散量がどっと増えたようで、夕方から目が痒くなりました。アレルギーを抑える薬を一年中服用しているので花粉アレルギーもついでに治まっていますが、それでも目が痒くなるのですから相当量の花粉が飛んでいたのではないでしょうか。明日は冷たい雨と予想されているので、スギ花粉の飛散も一段落しそうですね。そう言えば今週になってマスクをしている人が目立つようになりました。もうインフルエンザは流行のピークを越えていますから、花粉対策のマスクだったのでしょう。部屋ごとに空気清浄器を設置して数年が経ちますが、効果が特に感じられません。確かにフィルターには埃が付いているのである程度は埃を除去していることには違いありませんが、それでもエアコンのフィルターにも埃が付いています。家中の埃を一掃するには相当容量の大きな空気清浄機が必要なのかもしれませんね。ってことは家庭用空気清浄機は効果が無いのか。プラズマクラスターだの光クリエールだのと言葉に踊らされたかな。

 今日の一枚は銀座の歩行者天国を行き交う外国人旅行客です。 広角レンズで絞りをある程度絞り、ピントの合う範囲を予め設定して撮影しています。これはと思った瞬間にシャッターを押すだけで、ピント合わせは固定したままです。広角レンズの場合はこういう置きピンの撮影も許されるかなと。マニュアルでピントを合わせるには時間が掛かり過ぎるし。

 

 

 

 

ツーリスト

Today's Photo その2504 2015/2/24
もうすぐ三月でした

  関東の人間にとって三月イコール春みたいな短絡的な感覚があり、今日の夕方の天気予報で明日は三月上旬並みの気温などと聞くと思わずうきうきしてしまいます。ところがもう今週末は三月ですから、三月上旬と今日とはカレンダー上では同じようなものです。弥生三月にうきうきしていたのに 何か損したような気がしました。ようはもう春はそこまで来ているということですけれど。春が近いのはスギ花粉の飛散量だったり、天気が周期的に変化することだったり。花粉症の方には辛い季節となりますが、移り行く季節を迎える喜びは春が一番ではないでしょうか。

  旅行に持って行く軽量のノートパソコンを探しましたが、そこそこの性能で薄い機種は10万円を超えることが分かりました。持ち歩くのであれば少しでも軽量であることが必要条件ですが、滞在先の部屋に置きっ放しにするので、移動の際にスーツケースの中で重みを感じるかどうかの問題です。スーツケースは基本的に車輪で転がして移動するのでノートパソコンの重量は大して影響しません。iPadは持参しますがメールのチェックやウエブサイトの閲覧では問題ありませんが、写真の加工、ウエブサイトの更新には不向きで、これはChromebookも同じです。アプリを探して作業に慣れれば出来ないことはなさそうですが、何か無理やりな感じは否めません。そうなるとwindowsパソコンしか選択肢は無く、年に数回の旅行用ノートパソコンは購入しないで現状のノートパソコンを使い続ける方が得との結論に達しました。無駄な出費を抑えることが出来て良かった(笑)。

 今日の一枚は購入したスーツケースをカート代わりにして楽しんでいる中国人観光客の親子です。歩き疲れた子供は思わぬ乗り物の出現で大満足のようですね。

  

 

 

 

専用カートに早変わり

Today's Photo その2503 2015/2/23
春一番はまた今度

 春本番を思わせるような暖かい午後でしたが、残念ながら春一番とはなりませんでした。夜半から明け方にかけては風雨が強まり、このまま春一番かと思っていたのですが明るくなると同時に風も納まってしまいました。薄手の上着で外出しましたが、それでも暑い位でした。こんな暖かさを体が覚えてしまったので、明日以降の冷え込みが一段と寒く感じられそうですね。

 安倍内閣の時限爆弾のような存在だった西川農水大臣が電撃辞任しました。先の選挙でも当選が危ぶまれる程でしたが、何とか滑り込み当選で農水大臣のポストを守りました。大臣としての資質に欠けるような政治家を安倍総理が農水大臣に任命した訳は一体何だったのか。大臣になる前にはTPP交渉で自民党議員と一触即発の場面がニュースに流れていました。安倍内閣も膿を出し切った感があり、これからは順風満帆となりそうです。追及先を無くした野党は安倍総理の任命責任を追及するとか、万年野党はいつまで経っても万年野党ですな。自民党が唸るような対案なり、制度を提案するなんてことは微塵の欠片も無いようで、ひたすら足を引っ張ることに全力を注いでいる感は否めません。景気回復が好調な安倍内閣はしばらくは不倒内閣となりそうです。

  ミキハウスは売り上げが順調に伸びているので、パートを含む全社員に50万円の臨時ボーナスを出すそうです。久々に聞こえて来た企業が利益を社員に還元する話題ですが、麻生財務大臣に言わせれば社員に還元しない企業は「守銭奴」ですからね。春闘の妥結額も例年になく高くなりそうで、アベノミクスの効果が目に見えるようになりつつありますね。

 今日の一枚は春節で銀座に来た中国人観光客の爆買いの写真です。ベビーカーに購入した品物を括り付けていますが、ベビーカーであることすら分からなくなっています。荷物を見張る役とお土産を買う役など、それぞれの役割分担が決まっていそうですね。日本経済に貢献している中国爆買いパワー、侮れませんね。ミキハウスも中国人が予想以上に購入するので生産が追い付かない程のようで。

 

 

 

 

爆買い

Today's Photo その2502 2015/2/22
春一番

 雨が心配されていた東京マラソンで すが、まぁまぁのコンディションの中を何事も無く無事に終了したようです。このところテロ対策でマラソン大会も警備が大変のようですが、極東の日本にまでテロが飛び火するのは困りますけれど、万が一に備えるのが警備の基本ですからね。九州や北陸で早くも春一番が吹いたとか、関東地方も明日は春一番が吹く可能性があるとようです。二月も今週で終わりですから、そろそろ春の気配を感じる日々となっても不思議はありません。春の訪れと時を同じくしてスギ花粉の飛散が始まりますが、今年は例年よりも多くなりそうとか。花粉症には辛い季節となります。

  このところ連日のように刃物を使った殺人事件が報じられていますが、まさかイスラム国の処刑ビデオの影響ではないでしょうね。13歳の少年が殺された事件もありましたが、被害者にしても加害者にしてもこれはもう親の責任としか言いようがありません。自分の子供に背金人を持てないような親が増えたせいでしょうか。ってか、そういう親に育てられた子供が成人し、子供を産んでも人として育てないからでしょうね。銃器が規制されているだけましですが、今後も刃物を使った事件は多発し続けるでしょう。刃物に負けない体作りが必要です(笑)。

 今日の一枚は春節の休みを銀座で過ごす中国人観光客です。買ったばかりのスーツケースに幼い子供を乗せて歩行者天国を笑顔で歩いています。一家の楽しそうな会話が聞こえて来そうな一枚となりました。遠くからこの一家を見付け、近付いて来るのを見計らってピントを合わせながら社たーを押しました。ファインダーを覗きながらピントを手前の方向に回して、ピントが合った瞬間に何枚が撮影すれば一枚くらいはピントが合いますね。普通のデジカメのオートフォーカスならもっと楽ですが、ライカはピントを合わせるのも職人技が必要です。

 

 

 

 

 

春節を銀座で楽しむ一家

Today's Photo その2501 2015/2/21
チャイナタウン

  明日は東京マラソンでコースとなっている銀座中央通りは混雑が予想される上に、午後からは雨模様となるようなので、春節の銀座を写すなら今日しかないとばかりに午後から銀座へ。普段から中国人観光客が大勢訪れる銀座ですが、今日は大量の中国人がいましたね。中国の自転車による通勤ラッシュの写真を見たことがありますが、何か銀座の歩行者天国がそんな感じでいつもとは何か様子が違っているように感じました。中国人はイナゴの大群に例えられ、中国で生のサーモンを食べるのがブームになれば世界中のサーモン相場が急激に高くなったり、最近ではチョコレートを食べるようになったのでカカオが値上がりしたとか。銀座にもイナゴの大群が押し寄せたようで。こちらのイナゴは日本に大金を落として行くので大歓迎ですけれど(笑)。

  今日も50mmと21mmの二台持ちで撮影を行いましたが、それぞれのレンズに特徴があって写していたたのしかったですね。21mmは街の様子が背景として写ったり、近付いて来る人の直近でシャッターを切ると迫力ある写真になったり。広角レンズは構図を決めたらさらにもう一歩前に出て写すくらいの気持ちが必要と言われますが、21mmはもう二、三歩前に出て撮影する心構えが必要です。すれ違う直前位まで近付いてシャッターが押せればもう言うことなし。

 今日の一枚は銀座八丁目先で観光バスを降りて銀座を目指す中国人の集団です。陸橋の先でバスから降りて続々と銀座の街へ入って来ています。そして戻る時は大きな荷物を携えたり、五千円均一の店で購入したスーツケースにおみやげをぎっしり詰めて転がしています。ここしばらくは銀座はチャイナタウンになりそうですね。明日はマラソンを見る人と中国人観光客が繰り出して、歩道は身動きできない程の大混雑になるかもしれません。雨が降れば傘を差しての応援やら買い物やらで混乱が起きそうですが、その様子をどこかのビルの中から撮影したら面白いかも。 

 

 

 

 

銀座に押し寄せるイナゴの大群

Today's Photo その2500 2015/2/20
外国人ショッパーズ

  今日も株価は続伸し、景気回復が目に見える形となりつつあります。別に株取引をやっている訳ではないのですが、ニュースから景気の好い話題が聞こえて来るとウキウキするものがあります。以前までは景気は上向き傾向にあるとかの言葉だけでしたが、株価だったり、春闘の要求が満額回答になりそうだったり、外国人観光客の増加だったり、もうそれは実際に目に見え、耳に聞こえて来るようになりました。久々に同じ敷地内にあるファミレスでランチを食べましたが、給料日前にもかかわらず一時過ぎでもほぼすべての席が埋まっていました。ファミレスも価格の高い商品が売れて客単価が上がっているようですね。

 夏が近付くと必ず目にする防虫剤のコマーシャルですが、中でも「虫コナーズ」のCMは面白いので毎年楽しみにしています。ところが防虫剤大手四社を含めてすべての空間防虫剤の効果が過大との判断が消費者庁から出され、各社は大幅な転換を余儀なくされそうです。確かに風が吹けばあんな小さなものの防虫効果は吹きき飛んでしまいますからね。家の中に置くならまだしも外に出していて、周りの虫が寄って来ない程の効果があれば人間やペットにも影響が出そうです。防虫剤は使っていないのでどうでも良いのですが、「虫コナーズ」のCMが見れなくなるのが残念と言う話でした。

 今日の一枚は銀座歩行者天国で見掛けた外国人買い物客です。親子三人でユニクロの大きな袋を持っています。お父さんの着ているダウンジャケットもユニクロっぽいですね。円安と材料費の値上がりで二年連続値上げのユニクロですが、日本はもちろんのこと外国人にもすっかり寝付いているようです。銀座を訪れる中国人観光客の間でもユニクロは大人気で、店の前で買ったばかりのスーツケースにユニクロ製品を大量に詰め込んでいる姿を良く目にします。日本経済に貢献していますね。ライカのカメラはマニュアルフォーカスなので、この買い物客を撮影しようと思ってもピントを合わしている間に通り過ぎてしまいます。絞り込んでピントの合う範囲を拡げて撮影する方法もありますが、ターゲットにはピントが来ていて周りはぼかすためには絞りは開放で撮影しなければなりません。このような写真を撮影するためには予めピントをこの位置と固定してファインダーを覗き、ターゲットが近付いて来てピントが合う手前から通り過ぎるまで何枚も連続で撮影します。ファインダーの覗いていてピントが合った瞬間だけの撮影よりは連続撮影の方が確実ですからね。少年はカメラの気付いていますが、近付いてい来る前からずっとカメラを構えているので何を撮影しているかは余り気にしていない筈です。 

 

 

 

 

ユニクロ御一行様

Today's Photo その2499 2015/2/19
ITバブルの頃

  夕方のニュースで今日の株価が15年振りの株高となり、ITバブル後半の水準と報じていました。株価が上昇していることは昨日も触れましたが、ITバブルなんて言葉の存在をすっかり忘れていて久々に聞いて感動しました。バブル景気はディスコのお立ち台で踊る女性のイメージ画像としてよくテレビで流れますが、ITバブルは忘れていましたね。って言うか、それくらい久々の景気回復モードと言うことですね。万年野党に見事返り咲いた民主党ですが、アベノミクスは格差を生み出したなどと訳の分からん論理を展開しています。資本主義、自由競争の経済ですから、業種によって格差が生じるのは当たり前、同業間でも企業格差が生ずるのは当たり前、経営者の舵取り一つで業績に差が付くのが資本主義経済です。格差をなくしたければ共産主義、社会主義しかないでしょ。小泉元総理の口調を借りれば、「格差無くして景気回復無し」と言うべきですね。

 福島の原発が地震の被害を受けた際の危機管理すら満足に出来ずに世の中を混乱させた民主党が、日本人がISに拘束された際に危機管理体制が無かったなどと国会で追及しました。民主党政権のことは無かったことにしてね、とでも言いたげに。万年野党は東スポと一緒で何を言っても世の中から攻められないから気楽だわな。

  今日の一枚は銀座歩行者天国で信号待ちの間に、父親に思いっ切りすねた顔をしていた子供です。ほんの数秒前までは大はしゃぎだったのですが、何があったのか急にふてくされていました。肌の白さが際立つ写真となりました。乳母車に乗った弟の表情が気になりますね。 

 

 

 

 

変顔の子供

Today's Photo その2498 2015/2/18
カラーコーディネート

 オオカミが来たッ!ではないのでしょうけれど、雪が積もる、雪が積もると言い続けていましたが、雪なんて降ったのでしょうか、冷たい雨の一日となりました。昨年は積雪しないと予報を出して雪が積もり、お叱りを受けたから今年は少しでも可能性があれば大きな声で「積雪ッ!」。

 中華文化圏では春節の休みが始まり、大勢の観光客が日本に押し寄せています。円安の影響で海外からの観光客にとって日本は買い物天国のようで、日本経済としては中国民の爆買いを期待していますが、実際にどのくらいの効果があったのか発表されるのでしょうか。今年に入って上がり下がりを繰り返していた日本の株価ですが、いつの間にか18,000円の大台を超えて二万円超えもレンジに入って来た感がありますね。ニューヨークのダウ平均の単位はドル、日経株価の単位は円なので比較にはなりませんが、二桁異なる単位を別にしてニューヨークの数値より日経株価の数値の方が低いのが常でした。ところが昨日、今日あたりは日本の数値の方が高くなっています。これは日本の方が上向いている兆しかもしれませんね。アベノミクスの成果が表れつつあります。

 今日の一枚は中国人観光客が五千円均一のかばん屋で選んだスーツケースとガキの来ている上着が同じ色だったので、思わずシャッターを押したくなりました。銀座で見掛ける中国人観光客の中には明らかに中華の要素てんこ盛りみたいなファッションが少なくありませんが、この家族は黄緑色にこだわっているようです。親父の着ているジャケットの青もまるで登山隊やスキーヤーが山の中で着用するような色ですね。スニーカーの赤がまぁ何とも言い難いのですが、ナショナルカラーですから何処かに取り入れたくなるのでしょうね。 

 

 

 

 

色合わせ

Today's Photo その2497 2015/2/17
談笑

  昨日から受け付けの始まった確定申告ですが、ネットでサクサクと作成して日曜日には郵便ポストに投函。そして今日は確定申告に基づく税金を銀行から納付し、取り敢えずこれで税務署と手が切れたような(笑)。昨年の世相を表す漢字一文字が「税」、これは消費税が上がったことをメインに取り上げたのですが、個人的にも昨年を振り返れば「税」の一言に尽きます。そんな訳で税金を納付して一段落した感があります。もう一つさっぱりしたことが、昨年の12月の後半に行ったきりだった散髪に行き、寒さにめげず髪を短く切って貰いました。雨の日に行ったので次回は200円割引になるチケットを頂きました。

 今朝は雨でしたが、都内は雪が舞ったようです。今夜から明日にかけても雪になりそうな天気予報ですが、東京湾岸は暖かいので雨になりそうです。このところの強風で車がすっかり埃を被ってしまったので、まとまった雨の中を走らせたいのですが、しょぼい雨だったので明日に期待しましょう。雨の日は撮影に出掛けないので、ネットで写真関係のウエブページを見て研究したり、カメラの設定を見直したりと、雨には雨の過ごし方があります。

 今日の一枚は銀座の歩行者天国で円陣を組んで談笑する外国人ですが、観光客らしくないので日本に住んでいるのでしょうね。中国人の観光客に比べると上品さが写真を通しても分かりますね。中国人のように何処でも腰を下ろしたり、大声で話したりしている様子は伝わって来ません。中国人観光客は日本では大声で喋らないようにツアーコンダクターなり旅行社が教育するべきです。うるさい国で育ったから仕方ないでは済まないでしょっ! 

 

 

 

 

談笑する外国人

Today's Photo その2496 2015/2/16
好景気の予感

 今日は所用があって築地界隈に、ついでに銀座もちょっとだけ寄って来ました。昨日歩いた中央通りの暖かいこと、昨日は冷たい風が吹いていたせいか随分と寒かったですけれど。ランチタイムを外すために歩き回っただけで写真は撮らず、時分時を過ぎた頃を見計らって「竹葉亭本店」でうな丼Bを頂きました。業者の接待でランチを食べに来た連中ばかりで、今まで利用した中ではダントツに店の中が騒々しかったですね。こちとら自前で飯食っているんだから静かにせいよ!、とは言わずにさっさとうな丼を食べて店を後にしました。それにしてもまだ鰻は高値が続いているようで、やせ細った鰻がどんぶりに載っているのは興醒めです。冬のこの時期にはふっくらと太って脂の乗った鰻を期待していたのですが、むしろ成田山の参道にひしめく鰻屋の方が立派な鰻を低価格で提供しているかも。ふっくらした鰻が食べたい。

  今日の日経平均株価は七年七か月ぶりに一万八千円の大台を超えて終わりました。株価、雇用情勢に注目すると企業の業績が上向いているのは事実で、今後は社員の給料に還元されることが期待されます。労働界ではそろそろ春闘が始まりますが、春の昇給でも久々の大幅アップなんてことになると良いですね。株価が上がって個人投資家の資産が増えていますが、低所得者層はまだ景気回復の恩恵を受けていないのが現状です。お金が回り出して景気が良くなるので、どうしてもタイムラグは避けられませんが久々に明るい兆しは見えています。

 今日の一枚は先月に銀座店を閉めた立田野の張り紙を見る女性です。あんみつを食べに来たのでしょうか。テナントと契約が切れて閉店とのことですが、デパ地下などでは販売を続けています。早く新しい店舗を銀座に開いて、「銀座立田野」の名にふさわしく戻って来て欲しいものですね。子供の頃、父親が相撲観戦の土産で貰って来る焼き鳥と立田野のあんみつ、相撲取りの形をしたチョコレートなどは楽しみでした。升席にはお弁当やお土産がついていたとのこと。銀座虎屋のすぐ隣にアンドレ・ル・コントが店を構えました。数年前に御本人が亡くなって日本から店が無くなったのですが、お弟子さんたちが当時のレシピを再現して再度看板を掲げたようで、広尾にも出店しています。かつては青山一丁目の新青山ビルの地下に本店を構えていました。1980年に事務所が同じビルに移り、店の存在を知りました。 

 

 

 

 

立田野の閉店の知らせを見る女性

Today's Photo その2495 2015/2/15
春節

  昨日、今日と天気は良いのですが風が強くて冷たいですね。久々に銀座に出掛けましたが、春節の休みということで大勢の中国人が遊びに来ていました。風の冷たさに堪え切れないのでしょうか、ダウンコートのフードを被って歩く中国人観光客が目立ちました。日本人が銀座でフードを被るのは余程の時だけですね。中国人はこの程度でフードが必要なのか、それとも日本人はフードはファッション性を重視して多少の寒さ如きは我慢して滅多に使わないのか、生活習慣の違いを体感しますね。実用性を取るか、粋を取るかとなれば、日本人が粋を選ぶのは伝統です。

 12月に車の定期点検に出した時だと思われますが、ステアリング操作の重さが軽くなっていました。いつもは一番重いスポーツモードにしていたのですが、リセットが掛けられて初期状態になっていました。高速走行でもハンドル操作が安定するので一番重くしていますが、高速湾岸線と川が交差する陸橋の上では車が風下に持って行かれる感がありました。こういう時でもハンドル操作が重い方が車の方向を立て直し易く、走行が安定します。前を行く二輪車はふらついて走っていましたし、隣のバスも風の影響でふらふら走っていました。スタビライザーが車を下に押し付けて風の影響を受けにくくしているのですが、それでも風に持って行かれそうになるくらいですから、二輪車やバスは風の影響をもろに受けているので当然と言えば当然ですけれどね。今度フォードに行った時に、点検後にはステアリングの固さのレベルを点検前に合わすように指示しておおこうと思います。点検の際にコンピュータとかを接続したりするので、リセットされることを知らないようなので。今の車は何でもコンピュータで設定出来ますからね。

 今日の一枚は銀座を訪れる中国人観光客の必須アイテム、五千円均一のスーツケースです。スーツケースを購入した嬉しさからでしょうか、歩道の中央でたむろして何かやっています。それが待ち切れない子供は今や遅しとばかりに、クラウチングスタートの態勢に入り出発の合図を待っています。クラウチングの子供のジャケットと靴のレスキュー・オレンジの色が銀座で一番輝いている瞬間です。子供は黒とオレンジが好みのようで、スーツケースは黒でコーディネートしていますね(笑)。 

 

 

 

 

レスキュー・オレンジのクラウチング・スタート

Today's Photo その2494 2015/2/13
レンズの誘惑

 このところの寒さや所用などでなかなか銀座に出掛けるタイミングが見付かりません。しばらく遠ざかっている方が次回に訪れた時に新鮮に感じてシャッターを押すことが出来るので、銀座に出掛けられないことはまんざらではありません。横浜で行われている映像関係の見本市CP+は連日盛況のようですが、昨年は大雪で開場時間が短縮になったりしていました。今年はスケジュール通りとなる見込みで、主催する側も一安心のようです。富士フィルムの新しい標準ズームレンズが気になるところですが、富士のシステムの出番がほとんどないので購入には至りませんね、EOSのシステムですら出番が無いのですから。ライカ、EOS、富士と三つのシステムを使いこなすようなシチュエーションも無く、富士は機会があれば撤収しようかとも考えています。富士の新しいカメラが早ければ年内、そうでなければ来年あたりに発表されると思われますが、そのカメラの出来を見て続行するかを決めたいと。それまでは現状維持でしょうね。今年はこれ以上カメラやレンズを増やさずに、ひたすら撮影に集中する年にするつもりです。

 chromebookを購入して数週が経過しましたが、メールやネットを閲覧する分には快適です。写真を取り込んで編集するには画面の色が校正出来ないので、他のパソコンで編集済みの画像を見るとがっかり。画面のカラープロファイルを入れられないようでは正確な色が再生出来ないので、自動で取り込んだ写真を補正させるしかないのかも。本格的なオートバイと比べればサンダル代わりのスクータのような感じですね。

 今日の一枚は銀座コリドー街のスタバです。ここは銀座のスタバでは珍しく外にも席があるので、日差しの温もりが感じられる頃からはベストですね。もう少し暖かくなれば街路樹の楠木(?)の花が春を告げるかのように咲き出します。銀座の時事通信社のスタバもテラス席がありますね。本来は喫煙者用のスペースのようですが、外で飲むコーヒーは非喫煙者にとっても楽しみの一つです。時事通信社のテラス席は喫煙者が多いので風向きを気にします。ブンヤ(新聞記者)は昔からタバコを吸うのが当たり前のような風習がありますね。咥え煙草で長袖のワイシャツの袖をまくって、みたいな。戦前から進歩していないかも。 

 

 

 

 

陽春のスタバ

Today's Photo その2493 2015/2/12
確定申告の頃

 数日前のひんやりとした空気が幾分和らぎ、午後からは日差しの温もりが感じられた一日となりました。と言っても朝晩はまだまだ冬です。節分も終わり、バレンタインでそわそわしている人も少なくないこの季節、実は確定申告の季節でもあります。国税局のホームページから確定申告を手順を追って行うサイトに移り、ちまちまと入力すること小一時間、確定申告書一式が出来上がりプリントアウトしました。添付資料を添えて印鑑を押せば提出用書類となりますが、税金の納付書は自分で用意して金融機関の窓口で3月半ばまでに納入しなければいけません。申告書が出来ればすべて終わりと思いきや、納税しないと一連の作業完了とはなりません。結構入力する項目も多く、入力の手本とかを熟読しないと何処に記入するかも分からない部分も多々あります。タレントがパソコンを使って確定申告をするPRが行われますが、実際の作業はあんなに簡単ではないですね。しかしながら手計算の時代に比べると楽なことは間違いありません。

 横浜では映像関係の見本市CP+が今日から始まり、事前に発表された新製品目当ての客で賑わっているようです。実物には触れることは出来ませんが、ネット上でほとんどの情報は既に把握しているのでわざわざ出掛けることも無くなりました。さらに会場レポートとしても逐次関連サイトに情報が発信されるので、これまた行く必要が亡くなった要因の一つです。コンパニオンの撮影目的のカメラ小僧が大勢いるような所は行きたくないっ!

 日本では裁判員裁判で死刑判決となった裁判の控訴審で、量刑不当として差し戻されたケースが三件あります。素人の感情的な刑の決定が判例を超えているとの指摘のようですが、裁判は判例に従うのが伝統的な常套手段です。国民感情を考慮して刑を決めるのは公正さに欠けると言うのは理解出来ますが、かと言って被害者及びその関係者はもっと厳罰を望んでいるのも事実です。韓国のナッツリターン姫に懲役一年の実刑判決が出ました。執行猶予付きの判決になると予想されていただけに、国民感情を考慮したとも言われています。財閥と役人の癒着、財閥の特権等々庶民感情からは程遠い常識の中で、韓国民の不満が鬱積していることを考慮したのでしょうか。韓国では大統領の意向が判決に盛り込まれることもあるようなので、国民感情が盛り込まれても不思議はありません。韓国の裁判なんてどうでも良いのですが、ちょっとだけ日本の裁判員裁判の判決と比べてみました。

 今日の一枚は銀座の歩道で購入した品物をスーツケースにしまう中国人観光客です。5,000円均一のスーツケースは中国人観光客御用達で、この店の前では大勢の中国人がスーツケースを買い求めています。そして目出度く購入した次の瞬間、店の前の歩道で荷物を詰め込み始め、コロコロと銀座の街を転がして歩いています。スマホ2台持ちの女性がバッグのストラップを引っ張り、一方で男性はバッグを押さえているような、よく分からない光景でした。

 

 

 

 

引っ張る女と押さえる男

Today's Photo その2492 2015/2/9
旅券返納

 朝から冷たい風が吹き荒れ、厚い雲に覆われて太陽も出なかったので体感的にはこの冬一番の冷え込みのようでした。にもかかわらず、札幌では気温が上がり開催中の雪まつりに雪像やら氷像やらの一部が倒壊の恐れがあると取り壊されているようです。会期途中に取り壊された数は今までで一番多いとのこと、ちょっと前までは大雪に見舞われていたのに、自然相手の行事はなかなかうまくいかないものですね。明日の朝は今日よりももっと冷え込みそうとか、犬の散歩が辛い朝となりそうです。

  いつの間にか普段のニュース番組に落ち着き、海の向こうで起きた惨事も記憶から遠退く頃合いとなりました。危険地域へ投稿しようとしていたフォトグラファーに旅券返納命令が実施されましたが、政府にしてみれば如何なる理由であれ危険地域と判明している場合、多額の税金を使ってまで助けませんよと事前に警告した形です。取材の自由が損なわれたと騒いでいるジャーナリストがいますが、そうであれば如何なる場合も救助やら援助やらは求めず、何が起きても総て個人の責任で行うとの誓約書を書かせて公にする必要がありますね。日本国の制止を振り切って戦闘地域に出掛け、危なくなったので助けて下さいでは政府もたまったものではありません。今回の事件に対する世論調査では八割以上の人が個人の責任と認め、安倍内閣の支持率は5%上昇し、テロに屈しない政府の姿勢と対応が評価されました。これが民主党政権だったら外交のチャンネルも無く、大臣ごっこの民主党議員があたふたしているだけ、想像するだけでぞっとしますね。

 今日の一枚は再開発待ちのビルが取り壊されて更地となり、急に脚光を浴びてその存在が明らかになったエンゼル像の上半身です。時間帯のせいか、季節のせいか、肝心のエンジェルには直射光が当たっていませんが、逆に拡散した光が顔の表情を和らげていますね。一昔前の新宿歌舞伎町とか、六本木の裏通りにありそうなオブジェですが、銀座にもこういうものがまだあったのですね。バブルの頃の遺産でしょうか。店の名前はアンジェロ、たぶんエンゼルのイタリア語なのでしょう。フェイクの大理石のようですが、本物志向の銀座には似合いません。どのような料理を出すのか興味がありますが、料理の味はフェイクでないと良いのですが。

 

 

 

 

本物志向

Today's Photo その2491 2015/2/8
残るイベントはバレンタインデー

  あれだけ盛り上がったスーパー楊枝事件もイスラム国の日本人捕虜に消され、今では和歌山小5事件がトップとなりました。報道機関と通信の発達により、世界のニュースが目まぐるしく身の回りを駆け巡り、一つの事件に執着する習慣がいつの間にか無くなってしまいました。気が付けば半年前、一年前の出来事だったなんてのは日常茶飯事で、まるでパラパラマンガのようにその瞬間の次はもう新しい事件に注目しているようです。子供の頃はNHKの夜の7時のニュースは10分間でした。今は10分間ではニュースは終わりませんね。それだけ取材する情報量も増えたし、見る側の興味も多様化した結果ではないでしょうか。ニュース専門チャンネルが出来るなんてのは誰も想像が付かなかった時代でした。

 節分も終わり、ただでさえ不景気な二月にとってのメインイベントは何と言ってもバレンタインデーです。今年は当日が土曜日なので義理チョコ業界には厳しい風が吹いているようですが、義理チョコなんて無くなるに限りますけれどね。義理とか本命とか、いつから言われるようになったのでしょう。今から数十年前の高校生の頃、女子生徒有志の連名でチョコレートを貰うのがせいぜいでしたが、あの頃は義理チョコの言葉すらありませんでしたが正に義理チョコだったのでしょうね。高校生にとっては義理チョコでも照れながら受け取り、うれしかった思いがありますね。手作りチョコとかはまだない時代でした。

 今日の一枚はそんなバレンタインの季節に相応しく、銀座の高級チョコレート店のショーウィンドーです。ウィンドーに施されたアートとディスプレイされたチョコレート、店の奥ではチョコレートを買い求める客が写っており、もう一目でバレンタインが近いことが分かる写真です。21mmの広角レンズではの構図で撮影出来て大満足です。50mmの標準レンズではディスプレイのチョコレートのアップで終わっていましたね。

 

 

 

 

本命チョコは誰に

Today's Photo その2490 2015/2/6
ノクチはこう撮る

  予想に反して東京では積雪とはなりませんでしたが、濡れた路面が凍結して交通事故が多発しました。浦安でも外に停めた車はまるで冷凍でもしたかのように真っ白に氷だか霜だかが張り付いていました。路面も所々白くなっていて、近所の交差点には救急車とパトカーが止まっていたので事故でもあったようでした。雪が積もれば積もったで交通が混乱し、積もらずに凍結すればこれまた交通事故、いずれにしても首都圏の交通関係は乾燥した晴天以外は苦手なようです。

 CP+に向けてカメラメーカー各社の新製品発表も一段落かと思いきや、今日はキヤノンの発表がありました。一番驚いたのは5000万画素を超えるフルサイズ一眼カメラの発表でした。画素数戦争はここ数年落ち着きを見せ、以前のような画素数を競うことが無くなりました。画素数を増やせばそれだけノイズも多くなり、画素を増やした意味が薄れる傾向にあります。ニコンでも3000万画素、キヤノンでは2500万画素程度でした。それがいきなり倍の5000万画素ですからね。業務用のスタジオ専用とスポーツ専用の2タイプを統合して今の業務用に落ち着いたのも束の間、スタジオタイプ復活を予感させるような5000万画素の発表となりました。果たして来年のオリンピックイヤーに向けた業務用EOSの発表時にはどうなるのでしょう。何が発表されてもEOSもLEICAも現状のシステムを当分維持するつもりなので、関係無いっちゃ関係無いのですけれどね。

  国会では衆参の両院でテロ非難決議が採択されましたが、こんなものは果たして何か効果があるのでしょうか。地方の議会が非核宣言都市の看板を掲げていますが、これと同じくらい意味がありません。地方の市議会なり町議会、あるいは県議会ですら非核宣言都市を宣言したって、国会が宣言したわけではないので意味が無いような。テロ非難決議なんてのは日本が決議したって何の効力も無く、国連とかで採択すればある程度の意味を持つかも。国民感情を抑えるために採択したとしか思えいない。それにもかかわらず棄権した山本太郎を選んだ国民は反省すべきだな。役者が政治家なんてのはスポーツ選手が国会議員になるのと同じくらい意味がない。いたでしょ、国会議員になっても役に立たず辞めて行ったタレント議員が何人も。単なる知名度を利用した政党の数稼ぎに担ぎ出された連中の恥ずかしい姿、思い出しましたか。

 今日の一枚は銀座四丁目交差点で信号待ちをしている二人です。通りの先には銀座の街の明かりがソフトに広がっています。二人以外はすべて背景となり、言葉を交わさずにひたすら信号が変わるのを待ち続けているロマンチックな雰囲気が強調されています。この辺りがノクチルクスらしさではないでしょうか。

 

 

 

 

無言で信号を待つ二人

Today's Photo その2489 2015/2/5
治安良好

 朝から雨模様ですが、時折雪だったり、霙だったり。天気予報は積雪何センチ何てアナウンスをしていますが、積もらないと言って積もるとクレームになるのでサバを読んででも積雪何センチにこだわっているようですね。東京の南岸部は積雪ゼロのな暖かい雨となりそうです。明日の朝が楽しみですね、天気予報通りなのか。

 2/12から横浜で行われるCP+の催事に合わせて、カメラメーカー各社から新製品の発表が相次いでいます。特に今日は三社から発表があり、もう何が何だか。メインのEOS、サブメインのLEICA、サブのFUJIの三社体制ですが、FUJIはしばらく休眠状態なので取り敢えず今回の新製品もパスです。LEICAを導入したのでFUJIの存在価値が下がってしまい、酔っ払った同窓会の席で撮影する以外に活躍の場がありません。最近と言ってもこの一年以上はサブメインのLEICAばかり使っていますね。EOSはハワイで本気撮影に使うので精一杯。

 ようやくテレビ各局や新聞各社の報道内容が通常に戻り、今日はもっぱら雪の話題でした。雪だけであれだけ報道番組を引っ張るのですから、余程今日は話題に事欠いたのでしょうね。万全を期してリポーターを配した八王子駅前も雨で、盛り上がりに欠けていました(笑)。新宿駅前と八王子駅前は雪が降る時には鉄板ですが、八王子って立川より先位しか知識がありませんし、八王子に行くことは無いでしょうね。

 今日の一枚は夜の銀座で行先を探している外国人観光客です。歩道の真ん中で周りに邪魔になることすら気にする余裕も無く、ひたすら目的地への行き方を探しているようです。旅行者にとって日本は、とりわけ銀座は安全な場所ですね。ひったくりとか強盗とか傷害事件とかが起きる恐れが無いので、すべての人が無防備で安心して過ごすことが出来ます。アメリカの治安の悪い地域でこんなそぶりを見せれば、あっという間に地元の不良連中に囲まれてしまいそうです。またはお節介なアメリカ人が何処へ行きたいんだと話し掛けてくるかもしれません。日本ではこのような連中を見掛けても積極的に声を掛ける人も無く、尋ねられない限り放置しておくのがこれまた自然で宜しいのではないでしょうか。

 

 

 

 

ここは何処? 銀座四丁目

Today's Photo その2488 2015/2/4
立春

  「立春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続いております。」、なんてのは昔からこの季節に使われる手紙のフレーズです。ネットによるメール全盛の昨今、このような粋とも取れる書き出しのメールを送る人はいるのでしょうか。明日は朝から夜まで雪になりそうと予報が出ていますが、文字通り立春とは名ばかり。立春と言うのは旧暦の話で、約一か月早く立春になっている訳なので寒いのは当たり前。立春とは名ばかりでのフレーズが出来た頃は旧暦だったのか、新暦だったのか。新暦であれば一か月サバ呼んだツケなので理解出来ますが、もし旧暦の時であれば地球温暖化によって現代では経験の出来ない季節かも、昔の立春は寒かったみたいな。旧暦ではそろそろ正月を迎える頃なので、旧暦の立春は三月に入ってから。その頃はもう春の暖かさが感じられそうですね。

 初心者向けのEOSの一眼レフデジカメにkissシリーズがありますが、そん最新モデルが昨年の四月に発売となりました。この春のモデルチェンジを控えてか、価格が随分とこなれて来たので家人用のメインカメラとして購入しました。片手に納まるのではと思われるほどの小型一眼レフカメラですが、機能はもちろんのこと、撮影された画像も申し分ないですね。それで四万円を切るのですから、高いデジカメは一体何なんだと。オートフォーカスもシャキシャキと決まり、昔のデジカメのようにジーコ、ジーコと迷うこともありません。メーカーが高いデジカメを販売するのはこれらの安価で高性能デジカメのツケを払わせるためなのかも。やはり日本の技術は凄いですな。家人が今まで使っていたkissよりも格段に性能はアップし、小型軽量化し、申し分ありません。新旧kissにそれぞれ標準ズームと望遠ズームを付けて、カメラ二台持ちデビューとなるのでしょうか。

 今日の一枚は銀座で見掛けたもんぺスタイルの女性です。足袋を履いた足で自転車のペダルを颯爽と鯉で銀座の街を駆け抜ける様は大正ロマンを感じさせますね。目の前を通り過ぎた時はライカのマニュアルフォーカスでは追い付く筈もなく、渡った先の歩道で信号待ちをしていたところを撮影することが出来ました。普段はどのような生活をしている方なのでしょうか、和装関係とか。主婦かなんかで普段からこういう格好をしているとしたら、もうこれは粋の領域を超えているかもしれません。銀座には色々な人が行き交っていていつ訪れても楽しい街です。

 

 

 

 

大正ロマン

Today's Photo その2487 2015/2/3
中産階級

  昨日までの風もようやく収まり、空気は冷たいモノの日差しには春を感じられます。節分と言うことで今日はあちこちで恵方巻きを売っていましたが、どうなんでしょう。関東では流行りそうもありませんね。別に恵方巻きなんて食べなくてもいいし、普通に握り鮨かなんかの方が美味しいし。太巻きのような恵方巻きを切らずに一気に食べるなんてのは品が無さ過ぎ。無理して全国区にしなくて、どっかの田舎だけでやって欲しい。やたら白飯を食う何処かのお祭りみたいに、その地域だけで盛り上がってね。

  春の日差しに誘われて銀座ランチに出掛けました。春節が近いせいか、今日もうようよいましたね、中国人観光客。富裕層は賄賂とかが疑われるので海外旅行を遠慮しているとか、今日本に来ている中国人は中流層なので品が無いこととの上ない。中流層は紙おむつとか、目薬とか実用品を買い漁っているそうだ。何かの拍子に金儲けをし、ろくな教育も受けていない連中ばかりなので、まぁこてこての中国人ばかり。やたら大きな声で話すし、どこにでも座り込むし、五千円均一の店で購入したスーツケースを銀座も待ちでゴロゴロ引き摺っているし、突然歩道でスーツケースを拡げて荷物を出し入れするし、銀座の品を落としていることは間違いない。それでも日本経済に貢献しているので文句も出ないようだが。何を一流ブランド品と言うかはさて置いて、年間に販売される一流ブランド品の半分を中国人が購入しているとか。中国国民13億人が一斉にマグロを食べ出したら日本人の食べるマグロが無くなるのと同じで、畑の作物を食い尽くすイナゴの大群の様な中国民族の購買意欲がうれしいような、恐ろしいような。

 昨日のスーパーボウルのアメリカの視聴率は50%近くに達し、史上最高とか。年末のNHK紅白どころではない。全米で二人に一人が見ていた計算になるのだから。

 今日の一枚は何処にでも座る中国人、銀座中央通りの路肩に腰を下ろしている様はまるでホームレスのよう。頭部が鶏のように赤いダウンジャケットは中国のナショナルカラー。何かしら赤い色を身に付けていたり、リュックを背中ではなくて胸側にしているのも中国人特有。春節の期間は銀座に行くのが恐ろしいかも。

 

 

 

 

まるでホームレスの様な中国人観光客

Today's Photo その2486 2015/2/2
スーパーボウル

  最近はハロウィーンの経済効果の方がバレンタインデーよりも大きくなったと報じられています。そのせいか何かバレンタインデーよりも恵方巻きの方が勢いがあるような気がしますね。そう思って二月のカレンダーを見て納得、バレンタインデー当日は土曜日なので学校や企業はお休み、つまり今年は無理して義理チョコを渡す必要性が例年よりも少ないので盛り下がっているのでしょうね。義理チョコなんて送る方も負担だし、貰った方もこれまた負担だし、下らないやり取りはそろそろ終わりにしませんか。この際恵方巻き一本で統一して、バレンタインデーとかホワイトデーとかは無くすのが一番。

 今日もニュースは邦人殺害ばかりでしたが、そろそろ平常に戻って欲しいですね。日本政府は出来ることは総て行ったのですから、相手が悪かったしか答えはありません。それをコメンテイターを呼んでくどくど説明して、今さら事態が動く訳も無し。平和な国日本にテロが持ち込まれないようにする方が優先では。それなりの覚悟と個人の責任で行ったのですから、そろそろ終わりにしないと残された家族や関係者だっていつまで経っても落ち着けませんからね。

 今日はアメリカではスーパーボウルがお紺われるスーパーサンデーで、日本時間の午前八時半頃からゲームが始まりました。スーパーボウルの名にふさわしい見応えのある、接戦となりました。最終得点チャンスでは選手も観客の誰もが得点が入って逆転勝利と思っていたその瞬間に守備側のチームがボールを奪い、そのまま時間切れで勝利となりました。何度となく勝利を確信した両チームでしたが、最後の最後まで手に汗握る好ゲームで、途中で帰る観客は皆無だったのではないでしょうか。ニューイングランドがシアトルに勝ちました。本当に楽しいゲームでした。見終わる頃には正午を過ぎていましたけれど。

 今日の一枚は夜の銀座で記念撮影をしている外国人観光客です。撮影している女性のカメラの構え方にびっくり。普通は両手でカメラがぶれないようにしっかり固定して構えるのですが、最近のカメラやレンズは手振れ補正機能が付いているのでそれを過信しているのか。カメラを持っていない方の手は手袋をして何ともう片方の手袋を握っています。脱いだ手袋を持つために片手撮影とは。それと随分と高い位置にカメラを構えていますが、普通の目線で構えても大差ないような気がします。カメラは両手で構えて、額に押し付けて固定してなんてのは今のデジカメには通用しないのかも。ファインダーを覗くのでななくて、背面の液晶画面を見ながら撮影るので額はくっ付けられないし。

 

 

 

 

シングルハンド

Today's Photo その2485 2015/2/1
夜の銀座

 ついこの間年が明けたばかりですが、早いものでもう二月になりました。昨夜は銀座で新年会を行いましたが、その前に日の暮れた銀座の街で軽く撮影をしてみました。広角、標準レンズの2台持ちですが、両方とも明るいレンズなのでまるで昼間の撮影のようにシャッターが切れます。それと銀座の街が明るいのも一因です。昼間とは違う様相の銀座は新鮮でしたし、闇に紛れて撮影するのも面白いものです。

 ここ数日間は日本中の注目を集めていたイスラム国による人質事件ですが、残念ながら最悪の結果となりました。日本政府も関係諸国も最善を尽くして問題の解決に取り組みましたが、今回は相手が悪かったですね。戦闘地域に自らの意思で飛び込んだ責任は個人にありますが、日本政府は多くの人出と経費を掛けて解決を模索し続けました。個人の行動の後始末は随分と高く付きました。今後とも日本並びに日本人がイスラム国のテロ対象となることが明言され、遠い島国に恐怖が飛び火した形となりました。テロリストが日本国内に入らないように万全の対策をお願いしたいですね。

  今日の一枚は昨夜の夜の銀座です。交差点で信号が変わっても立ち止まったままスマホを操作している女性です。手袋、マスクと寒さ対策は万全のようですが、タッチパネル対応の手袋なのでしょうか。画面に夢中になっていたので、寄れるだけ寄って大急ぎでピントを合わせました。絞り開放なので背景はソフトにボケていて、ターゲットに目が集中出来ますね。ノクチルクスは夜のレンズです。

 

 

 

 

スマホに夢中