Today's Photo
Today's Photo その2898 2016/4/30
昨日の風で桶屋は儲かったのか

  昨日の風の冷たさが残る中、連休で賑わう銀座歩行者天国に撮影に出掛けて来ました。普段は銀座に来ていないような日本人も大勢来ているようで、いつもの銀座とは違う混雑振りとなりました。人が多ければそれだけシャッターチャンスも多いように見受けられますが、必ずしもそうでもありません。シャッターを押す気にさせてくれる人が大勢いるとは限りません。どうでもいい人混みの中から宝探しのようにシャッターチャンスを見付ける訳で、いつも以上にあちこちに目配りをしていないとあっさりと見逃してしまいます。折角のチャンスにもかかわらずピント合わせば間に合わなかったり、ターゲットの前を人が横切ったりとこれはと思うタイミングにシャッターが押せないことも少なくありません。マニュアルフォーカスの弱点なのか、単に腕が悪いだけなのか、オートフォーカスに頼ったほうがヒット率が高いのか、試行錯誤が未だに続いています。

 フォトグラファーはその場所に居なければ何も始まらないのも事実で、家でピント合わせの練習をしていても写真にはなりません。多少ピントが合わなくても、これはというシーンに出くわしてシャッターを押せればそれはそれで価値が生まれます。100枚撮影して1枚でもこれはという写真があれば、それはそれで大成功と言って良いかもしれません。家で空シャッターを切るよりは外に出てシャッターを押せば何かしら感動が伝わるようなシーンが写せますからね。

 今日の一枚は銀座の歩行者天国では何回か見掛けている親子がシャボン玉で遊んでいる姿です。この子供はいつもベビーカートに乗っていましたが、いつの間にか歩けるまで成長していたのですね。お母さんの膨らましたシャボン玉に興味津々の様子で、捕まえようと手を伸ばしています。その様子をこちらから動画で撮影しているのはお父さんと思われますが、やはりお爺さんかもしれませんね。年の離れた夫婦なのか、いつも忙しいお父さんに代わってお爺さんの出番となっているのか、謎は深まるばかりです。

 

 

銀座のシャボン玉ホリデー

Today's Photo その2897 2016/4/29
天気晴朗なれども風強し

 風の強い晴天でスタートしたゴールデンウィークですが、10連休ということでまだまだ先は長いですね。この時期に海外に出かける人も少なくありませんがそれに合わせるように一年半振りの円高となり、海外での消費にはプラスに働いています。年末には1ドルが125円に近付いていましたから、それに比べると随分とお得感があります。一方で日本を訪れる外国人観光客にとっては割高となり、まぁどっちもどっちですね。

 連休に間に合わせるかのようにキヤノンのフラッグシップ機が発売となりましたが、今回は久し振りにパスです。四年置き、つまりオリンピックに合わせて新製品が出て来ましたが普段はライカ、ハワイでキヤノンと使い分けているのでキヤノンに投資する意欲が失せています。フジのシステムはまだテスト中ですが、フジで間に合うようであればキヤノンは使わなくなる可能性もあります。つまりフジがそこまで頑張った証で、撮影スタイルによってシステムが変わって行きます。ライカの大きさに慣れてしまうとキヤノンの業務用の大きさはかなり抵抗があり、カメラを向けられる方もかなり意識するようです。なるべく目立たないように振る舞うにはカメラの存在も消したいですからね。しかしながらキヤノンの業務用カメラは絶対の信頼があるのも確かで、この辺りがフジのシステムには欠けているような気がします。と言うか、まだフジをそこまで信頼出来ていないのでしょうね。

  今日の一枚はかつてのパソコン上で動いていたテレビゲームのキャラクターのジャケットを着た女性です。不思議な事に女性の頭が写っていません。かつてのフィルカメラでは心霊写真などと本来は無い所に手とか顔が写り込んでいましたが、今回は逆であるべき頭がなくなっています。現在の画像加工ソフトでこのような写真を作り出すことは簡単ですが、一再加工はしておりません。頭の無い女性の横の二人は一体何をしているのでしょう。

 

 

消えた頭

Today's Photo その2896 2016/4/28
連休前

  世の中は早くもゴールデンウィーク 突入モードのようで銀行のATMには長蛇の列、一方で雨模様の病院や調剤薬局はガラガラ。連休前の病院の混雑予想が裏切られたのはラッキーでした。さらに散髪屋もこれまたガラガラ、今日は病院、薬局、散髪と充実した午後となりました。あとはコンビニで固定資産税を納付すればすっきりですね。熊本地震で被害合われた方々は連休どころではありませんが、連休に合わせて九州自動車道も全線開通となります。新幹線と自動車道の二つの大動脈が復旧したことは災害復旧にも貢献することと思われます。次のジャンボ宝くじは今回の熊本地震の復興費用が組まれているとか、宝くじを買って募金にもなるのは悪くありません。余裕のある方は是非協力して欲しいものです。

  今日の一枚は銀座を歩く外国人旅行客の足元です。男性の靴もおしゃれですが、女性のブーツはこの時期としては珍しいですね。カウボーイブーツのようにも見えますが、白と黒の模様は日本では殆ど見掛けません。靴を見れば日本人かそうでなないか分かるくらいで、昔から足元を見るとは良く言ったものですね。ブーツに眺めのコート、何処の国から日本を訪れた方達でしょう。短めのスカートからでたブーツを写すために5カットほど撮影しましたが、斜め気味のアングルのお陰で足が動いている感じが表現出来ました。

 

 

見られた足元

Today's Photo その2895 2016/4/27
購入即修理

  ゴールデンウィークを目前に、世の中では色々なことがバタバタと進んでいるような気がします。驚くべくは先の熊本地震で脱線した新幹線が早くも全線開通し、九州自動車道も全線開通が見込まれています。連休の書き入れ時には復旧を間に合わせるとの強い意志が感じられますね。今年のゴールデンウィークは最長十日間とかですが、みなさんゆっくり休んで欲しいですね。

 頼んでいた富士フィルムの中古のレンズが届いたので近所のカメラ屋まで取りに行きました。レンズの状態も素晴らしく、外観も申し分ないことを確認して購入しました。家の中で試し撮りをするとそれはそれは素晴らしい写りで大満足でしたが、レンズを振るとゴトゴトと何かが中でぶつかっているような音がしました。手ブレ補正機能か何かがしっかり固定されていないのではと先ほど出向いたカメラ屋に行き、修理を依頼して来ました。次回からレンズを購入する時はレンズの状態以外に音も気にしなければいけませんね。メーカーは連休になるので五月の終わり頃に修理上がりとなりそうですが、予備のシステムなので修理期間は特に気にしていません。中古の商品とは言え、カメラ屋は保証をつけて販売しているのですからもう過ごし品質管理をしっかりとして売りに出して欲しいものです。大分店から取り寄せたレンズだったのでもしかしたら地震のせいか。

 今日の一枚は前面に顔が描かれたシャツを着ている女性です。これを見てまず思い出したので腹芸です。腹に顔を描き、腹を器用に動かすと顔の表情が微妙に変化するという太鼓腹の宴会芸です。それにしてもこの女性は不機嫌な顔をしていますが、体調でも悪いのでしょうか。

 

 

不機嫌な観光客の腹芸

Today's Photo その2894 2016/4/26
薫風

  気が付けばいつの間にか暖房を使わない日々となっていました。昼間は窓を開け放って薫風を取り入れたりして、冬と夏の間の短い期間の楽しみです。梅雨になれば除湿、梅雨があければ冷房、エアコンの稼働率は本当に高いですね。

 心地良い気候に誘われて、銀座に撮影に出掛けて来ました。X-pro2を持って行きましたが、オートフォーカスにもかかわらずこれという時にピントが間に合いません。ピントが自動的に合うと信じているので咄嗟にシャッターを押すのですが、カメラはピント合わせが済んでいなくてシャッターが切れるのが一瞬遅れたり、シャッターが切れてもピントが合っていなかったり。EOSに比べるとヒット率が低いのでがっかりです。世界中のフォトグラファーが絶賛しているフジのシステムですが、とてもそんな風には思えません。カメラ撮影の設定ミスでもあるのでしょうか。

 今日の一枚は外国人観光客でごった返す銀座四丁目の交差点です。半袖姿の人が目立つ気候ですが、旅行客も軽装で街歩きを楽しんでいるかのようです。この時期は夏と変わらない紫外線の量とか、UVケアとサングラスは欠かせません。中央の青いミラーサングラスの女性の笑顔が良いですね。マニュアルフォーカスでは間に合わないかも。

 

 

笑顔のサングラス

Today's Photo その2893 2016/4/25
下っ端はつらいよ

  熊本の地震も一時よりはいくらか落ち着きを取り戻したかのように見えますが、一連の地震としてはまだまだ活発な傾向は続いているようです。余震ではなくて追震と言うべきような。そろそろゴールデンウィークの天気が気になる頃となりましたが、天気図を見ると日本列島の南には早くも梅雨前線のような前線が存在しています。季節は早くも雨期を目指しているかのようですね。貴重な晴れ間を気にしながら撮影に出掛けるようになるのも時間の問題でしょうか。

 東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが決定しましたが、一番ダサいと思われていた色味に欠けた市松模様が選ばれるとは。昨今の白黒デジカメ写真のようなわざとらしさ、細かい市松模様は見ていて苛々させられます。海外の人からてあれを日本らしさと見るのでしょうか。前回の物真似とされたエンブレムも大差無いっちゃ、大差無いんだけれど。要は審査員のセンスの無さか。

 今日の一枚はバックパックを背負った幼い子供です。三人兄弟と思われますが、一番下の子が一番大きな荷物を担当していますが、下っ端の厳しさをこの年で知るとは。会社に入って直ぐの頃、コピーの仕事を命ぜられた時のことを思い出しました。

 

 

親ガメの背中に子ガメを載せて

Today's Photo その2892 2016/4/24
アマゾネス

  雨上がりの日曜の朝を迎えましたが、昼前まで惰眠を貪っていました。昨日の今日なので撮影に出掛ける予定もなく、いつもながらののんびりとした半日遅れの日曜日となりました。出掛けるも億劫な休日の午後、必要な物をアマゾンでポチっと、これで明日中には届く予定。少し前までは考えられなかったような便利さです。アマゾンの配送所は目と鼻の先にあるので近い将来にはドローンで配送されるかもしれません。

 アマゾンつながりの話題をもう一つ。即日配送やプライムシネマを利用するためにプライム会員となりましたが、プライムミュージックを初めて利用してみました。少し前に始まったアップル・ミュージックとよく似た仕組みですが、映画やビデオ、音楽、配送が総て込みというのが良いですね。最近になって配送無料のサービスが取り止めとなったアマゾンですが、プライム会員には全く持って無関係です。通販のサイトは数ありますが、アマゾンはカトーレックさえ使わなければ最高です。カトーレックの配送の無愛想なことと言ったら、無人飛行機並みですね。

 今日の一枚はベビーカートに乗った子供にアイスクリームのコーンを食べさせている父親です。一見孫のように見えますが、実はこの二人は以前から銀座の歩行者天国ではよく見掛けて写真を撮っていましたが、ことごとくピントが合わず、ようやく今回のお披露目となりました。前回も夫婦揃って黒尽くめでしたが、黒に対するこだわりが感じられますね。背景の旧松坂屋跡地再開発の赤と夫婦の服装の黒とのコントラストが美しい写真となりました。ライカで撮影した写真を白黒に仕上げてうまく見せようとしている連中も少なくありませんが、カラーにまさる写真はありません。自分で行う現像処理が白黒だった頃とは時代が違います。停止液に用いた酢酸の匂いは懐かしいですけれど。

 

 

赤と黒と子供

Today's Photo その2891 2016/4/23
ゴールデンウィーク間近

  晴れ間の広がる午後に銀座に出掛けましたが、高速湾岸線を走っている最中にいきなり雲が、辿り着いた頃には銀座はすっかり曇天となっていました。写真的には曇天の方がコントラストが少なくて移し易いのですが、気分的には五月晴れの方が盛り上がります。ゴールデンウィークを控えた土曜日のせいか、日本人の姿はそれほど多くなく、外交くじん観光客ばかりが目立つ銀座の歩行者天国でした。

 三菱自動車が燃費のデータを誤魔化して申請した問題が明らかになりましたが、メーカーの数値を鵜呑みにしている国土交通省の体質にも問題がありますね。本来は役所が席ンンを持って試験を行い、その数値に対して優遇税制を行うべきところですが、親方日の丸の許認可制度が生んだ弊害ではないでしょうか。排気ガス、騒音、燃費等々も全てメーカーの申請地がまかり通っているような気がします。轟音を発するフェラーリーが検査に通っているのは以前から疑問でしたが、やっぱりね。

 今日の一枚は銀座の歩行者天国でくつろぐ外国人観光客です。何処にでも腰を下ろすのは世界一トイレの汚い国から来た中国人観光客の専売特許となりつつありますが、まるでソファーで寛ぐかのような女性は中国人観光客とは違いますね。連中のような汚らしさがありません。ファインダーを覗いて一瞬でピントを合わせ、カメラを顔から放してシャッターを押したショットです。カメラを意識されると不自然な動作や表情になるので、なるべく意識されないようにさっと撮影するのも一つの手法です。

 

 

くつろぎ過ぎのツーリスト

Today's Photo その2890 2016/4/22
宿題完了

  ゴールデンウィークの前になると毎年のように決算資料を入力しなければなりません。当初の予定より10日遅れで、本日入力が無事に終わりました。あとは会計事務所に資料を送付すれば完了でしが、今年から会計事務所とのやり取りの郵送は終わりにして、総て電子データでやり取りする旨の連絡を受けました。ペーパーレスの時代ですし、税務署の申告もオンラインとなって久しいので、会計事務所もそれに習ったようです。来週初めには決算資料のデータを送る予定です。宿題が片付いてすっきりしましたが、こんなことならもっと早く片付けておけば良かったと思うのは毎年のことですね。

 熊本地方の地震も少し落ち着き始めたようで、生死を分けるような緊迫感が無くなったせいか報道各社の伝える内容も日々ワイドショー化しつつあります。つまり緊急性が無くなったニュースソースを何とか繋ごうとくだらないネタを掘り起こしているようですが、被災者にとってはいい迷惑ですね。下らない報道をする際には莫大な放映権を払わなければいけないなどの制度があれば、報道内容も吟味されるし、被災地に膨大な義援金が払われるし、こんな良いことはありません。

  今日の一枚は花椿通りで見掛けたこの季節らしい姿の女性です。花椿通りは資生堂の直ぐ横の通りで、資生堂のマークにちなんで付けられた通りの名前ではないでしょうか。通りの名前にふさわしい爽やかな出で立ちの女性ですね。一歩横道に逸れれば、中国人観光客の喧騒が嘘のようなかつて銀座の街並みです。

 

 

花椿通り

Today's Photo その2889 2016/4/21
もうすぐ薫風

  そろそろゴールデンウィークなんて言葉が頻繁に聞こえて来るシーズンとなりましたが、毎年この頃は憂鬱です。と言うのも決算用の会計資料を作成しなけれ行かない時期で、遂に会計事務所からの催促メールが届きました。今月中に処理をすれば楽勝で間に合うのですが、気持ちは既に憂鬱です。手を付ければ一日で終る作業ですが、手をつけるまでが憂鬱この上ありません。そろそろ真面目にやらねば。それまでは撮影もお預けとなりそうです。

 熊本・大分の地震の被害地では無情の雨に見舞われていますが、その雨が関東にも達して来ました。今夜が雨のピークとなり、明朝には日差しが出そうですが、植物にとっては恵みの雨となることは間違いありません。一雨ごとに緑が濃くなり、気が付けば梅雨入り目前となるので例年の常です。少しばかりの間ですが、薫風の時期を楽しみたいですね。

 今日の一枚は昼休みを終えて職場に戻るナースです。銀座には整形外科や美容関連の病院が多々あり、さらにエステ等々も数え切れないほどあります。単に銀座の地名にあやかりたいだけなのかもしれませんが、それに比例してナース姿の女性も街では当たり前にように見受けられます。院内の治療で不安を感じる患者にとってナースの存在は心強いのですが、銀座の街中で見掛けるとそれはそれで印象が異なります。つまり治療を受ける当事者か、はたまだ無関係な野次馬の好奇心か、何れにしても銀座とナースの組み合わせは面白いですね。

 

 

気怠い銀座ナース

Today's Photo その2888 2016/4/20
好きなようにシャッターを押す

  目が覚めたのは昼前で、久し振りにゆっくり眠ることが出来ました。遅い朝食を食べ終わる頃にはいつもの撮影時間となり、昨日銀座に行ったばかりだったので今日の撮影はお休みとなりました。気が付けば夕方になり、ビールを飲んで日が暮れてしまいました。たまにはこういう堕落した生活も悪くありません。都内で早くも藤の花が開花したようで、つい先日の桜や八重桜がまだ印象に残っている訳で、植物専門に撮影しているフォトグラファーは忙しい毎日を過ごしているかもしれません。アートとしての写真なんてのはあくまでもフォトグラファーの都合で撮影するのであって、締め切りに追われたり、季節に急かされたりしていてはこれはもう仕事です。制約のある中で撮影して金を得るのももちろん生業として存在する訳でそれはそれで良いのですが、アートではないですね。

 先日来フジのシステムで広角レンズでファインダーを覗かずにシャッターを押していましたが、今度はライカの広角でこれを試してみました。フジの場合はオートフォーカスなのでどこかに自動的にピント合わせが行われていますが、ライカの場合はマニュアルフォーカスなのでピントの合う距離を予め1.2m前後に合わせてみました。その位の距離になった瞬間にシャッターボタンをこっそり押す訳で、相手に気付かれることなく自然の様子が撮影されます。絞りを絞ればピントの合う範囲も広がりますが、その分シャッタースピードが遅くなって、カメラぶれ、被写体ぶれが目立つようになります。絞りを開けて、適当に背景がボケて、自然な表情が撮影出来れば多少のピントのズレは気になりません。

 今日の一枚はそんな街の光景です。銀座の街を歩く中国人の親子ですが、夫婦で揃いのジャケットを着ていますね。子供とほぼ同じ高さの目線ですが、子供の目には世の中がこんな風に見えていたのかと改めて感じた次第です。かつては手前の女性の頭が切れているのが気になるというか良しと出来ませんでしたが、今では全部写っていなくてもそれはそれで良いと思えるようになりました。写真に対する考え方が自由になった気がします。

 

 

子供目線の銀座

Today's Photo その2887 2016/4/19
銀座の夏

  昨日に比べて午後まで青空が持ちそうだったので、薫風の銀座に撮影に出掛けて来ました。相変わらずの中華旅行団でしたが、今日はメインストリートは軽く流して裏道を重点的に歩きました。流石に裏路に入ると中華の連中は見掛けなくなりますが、ネットで話題の寿司屋なんてのはもう大変な行列です。ナマの魚を口にすることのなかった中華民族はいつの間にか日本の寿司や刺身を平気で食べるようになり、世界中のマグロやサーモンが中国人によって食いつくされそうな状況です。最近ではラム肉もやたら食うので、オーストラリアでは羊毛の羊から食肉の羊へと飼育対象が変化し、ウール製品の値上がりとなりました。中国人が羊を食うとウールのセーターが高くなるようです。

 熊本や大分ではあり変わらず地震が続き、さらなる被害の拡大も否定出来ない状況となっています。余震という言葉が被害を大きくしたとの意見もあり、追震の方が警戒心を保てるとの説も悪くありません。追ってさらなる地震が訪れるのと余り物の地震が来るのでは受け取る方の心構えが違いますからね。

 今日の一枚は銀座で蹴りを入れている少女です。小学校に迎え似に来た祖父にいきなりのキック、どう言うシチュエーションなのでしょうか。手を繋いだままのキック、よく分かりませんが小学生の孫には何をされても嬉しいようですね。

 

 

銀座で蹴りを入れる孫

Today's Photo その2886 2016/4/18
築地の夏

 所要があり朝から築地に出掛けて来ました。一時間ほど時間が空いたので築地市場で撮影をしましたが、外国人見学者の多いこと。以前よりも随分と増えた感もありますが、今まで訪れた築地市場では一番時間的に早かったことも影響しているかもしれません。十時すぎの場内市場はもうほとんどが終わりの時間を迎え、仕事を終えてのんびりする関係者や店の周りを洗い流す人達が目立ちました。それでも狭い通路をギリギリで通り抜けるターレの勢いは衰えることを知りません。撮影する方も邪魔にならないように、自分の身を守りながらとそれはそれで気を使います。

 築地というと魚市場のイメージが強いのですが、青果部もありこちらは通路を歩けないほど品物やダンボール箱、発泡スチロールが置かれています。旬の野菜や果物が豊富で、スーパーの食品売り場に飽きたら是非訪れて欲しいものです。当然の事ながら足元は長靴、竹で編んだ市場籠、頭にはキャップ、上着はジャンパー、ボトムはジーパンで攻めたいですね。我が家にはこれらの道具が一式揃っていますが、これは浦安魚市場に出掛ける時に舐められないようにするためです。豊洲移転が決まっている築地市場ですが、今度は撮影ではなくて仕入れもどきで早朝に訪れてみようかな。

 今日の一枚は鯛の頭をさばいているお兄さんです。硬い体の頭を見事に二つ割りにしていますが、兜煮には最高です。足元にはタイの大きなウロコがまるで先日の桜吹雪の後のように散らばっています。今日は富士のシステムでオートフォーカスで撮影しましたが、邪魔にならないようにさっさと撮影したので手ブレも少なくありません。もう少し最低シャッター速度を早くして、ピント合わせをしてからシャターを切りたいですね。いきなりシャターを着るとオートフォーカスが働いてからシャッターが切れるのでタイムラグを感じるというか、小気味よくシャターが反応しません。シャターは押した瞬間に切れないとストレスが溜まる一方です。この辺りがマニュアルフォーカスのライカの素晴らしいところのように感じます。

 

 

フィッシュマーケット

Today's Photo その2885 2016/4/17
呟く前に行動を

  時間が経つに連れて地震の被害が明らかになり、避難している住民の我慢も限界を迎えつつあります。二十万人近くが避難しているとの報道もありますが、日常物資の不足と衛生面のケアがまだまだ整備されていません。仮設住宅に移り住むまでには月単位の期間が必要で、少しでも快適な仮設生活とは何なのか、改めて被害の大きさを感じさせられます。それでも昨日のうち日赤を通じて僅かながら義援金を寄付したので、少しは行動が伴った感があります。何もせずにテレビのニュースを見たり、ネット上に書き込みをしている諸君、行動を起こすことが大切です。ボランティアで九州に行かなくても出来ることはたくさんあります。自分でベストと思える行動で被災地を思いやることが必要です。メッセージで応援するのではなく、形として残る援助の手を差し伸べて下さい。

  今日の一枚は銀座を訪れていたバックパッカーズです。日本では余り見掛けませんが、海外に行くと空港なのではよくこの手の格好をした旅行者は珍しくありません。旅行用のスーツケースではなくて、普段使いのバッグを持ち出して来た感があります。この二人は歩行者天国に設置されたテーブルでおにぎりを食べてお腹を満たし、宿泊先へと向かっているようでした。同じ大荷物でも買い物ツアーに来た中国人観光客とは品位が数段違います。品のない中国人がこのように旅行本来を楽しむ日は来るのでしょうか。連中は中国で高く売れるようなものを仕入れて帰り、その利益でまた日本を目指しています。かつての常磐線で見掛けた担ぎ屋さんのようなバックパッカー、好感が持てますね。

 

 

銀座のツーリスト

Today's Photo その2884 2016/4/16
報道とワイドショーの差

  余震が続き一向に収まる気配が無かった熊本の地震ですが、何と今朝未明に今回の一連の地震の本震が発生しさらなる被害が広がりました。昨日までは何とか持ち堪えていた木造家屋も本震で壊滅し、多くの人が行く場を失っています。また地すべりも発生し、橋が消失したり家が土砂に埋もれたリ、津波が無くて良かっと思われたのも気休めで、山には山の恐ろしさがありました。不自由な避難所生活が長期に渡って続くことが予想され、被災地から遠く離れてテレビを観て同情するしかありません。東日本大震災の悪夢はいつの間にか記憶から無くなり、今回の熊本の地震が他人事になっています。取り敢えず日本赤十字を通じて義援金を寄付しましたが、すぐにでも出来ることはその程度しかありません。互助会ではありませんが、僅かずつの寄付でも数の力が被災者のためになると思いました。

 X-pro2の購入にともなって富士のシステムを見直し、使用頻度の低いレンズを総て売却し、超広角と標準域のズームレンズ二本を新たに購入しました。システムとして充実させるためには望遠域のレンズも必要なので、100-400mmのズームを購入し、これでレンズは全て揃えたつもりです。単焦点はライカのRレンズを流用出来るので、もうこれ以上の買い増しは考えられません。それにしても富士のレンズをたくさん揃えていたもので、防湿庫の肥やしが無くなってホッとしているのも事実です。

 今日の一枚は富士の標準ズームレンズの広角端で撮影した銀座のツーリストです。ウエストレベルからノーファインダーでシャッターを押しましたが、それなrにピントも来ていますし、気付かれずに接近して撮影したので自然な表情が良いですね。カメラを意識させない撮影はオートフォーカスの得意分野です。

 

 

サングラスの向こうに

Today's Photo その2883 2016/4/15
報道とワイドショーの差

  気が付けば四月も半分が過ぎ、もうすっかり春なんて言葉が定着していました。そんな矢先、昨夜の熊本で発生した地震には驚いた次第です。地震発生後から一時間余り経過してから知り、その被害の大きさに東日本大震災のことが思い出されました。今回は津波が発生しないだけ良かったと思いますが、各局の生中継で余震が発生で大声で注意を換気するリポーターの馬鹿さ加減には呆れました。つまりニュースを見ている殆どの人が被害区域外で、被害区域の方々は停電とか避難所に駆け付けるのが精一杯で呑気にテレビなんぞ見ていないっちゅうに!不慣れな田舎のアナウンサーがあたふたと生中継に出ていたのも無様としか言いようがありません。携帯やスマホがこれだけ普及している今、テレビで地震発生の注意喚起を呼び掛けること自体がもう時代遅れ。「大きな余震が発生中です。危険な建物からすぐに出て、落ち着いて行動して下さい。」って、お前が落ち着いてレポートしろよ。ワイドショーしか放映したことのないテレビ局のお粗末でした。

  東日本大震災の時の民主党政権の慌てぶりとは異なり、自民党政権は要所要所できちんとした対応を取り、被害者やその関係者にとってはある意味心強いのではないでしょうか。面白おかしく地震の惨状を伝えている民放諸君、もう少し被害者の立場に立って報道しろよって思いませか。新浦安の液状化被害もさんざん報道され、今回のつなぎ目で破壊が発生したマンションも同様に大迷惑でしょう。もうそうっとして欲しいという気持ちを伝える潔さに欠如しているのは、火事場泥棒と大差無いような。避難した空き家に盗みに入る連中と同類でしょ。

 今日の一枚は和装で銀座の街をさつええいている男性です。和装は身に付けている物がそれぞれおしゃれで、色とか素材とかコーディネートが完璧ですね。カメラのストラップとかも和装に合うように選んでいるかのようで、こういう方の撮影した写真を拝見したくなりますね。何でもかんでもスマホで銀座を撮影しまくっている中国人観光客は、銀座の粋な撮影を見習って欲しい。

 

 

銀座らしさ

Today's Photo その2882 2016/4/14
桜通りの競演

  先日使わないレンズを買い取り処分した際に、防湿庫ではカビは防げるがレンズの曇りは防げないとの衝撃的事実が発覚しました。半年に一度程度しか使用しないレンズに曇りが発生しているとの指摘があり、驚いた次第です。防ぐ方法はレンズを使用するしか無いとのこと、つまり使用頻度の低いレンズは防湿庫で保管するよりもさっさと処分しなさいと言われているみたいで。今日の午後はレンズの手入れに時間を費やしました。それでもまだ半分くらいは手付かずの状態で、後日時間を見て残りのレンズの手入れをしようと思っています。箪笥の肥やしなんて言葉がありますが、防湿庫の肥やしも困りもんですね。

 X-pro2で昨日撮影した写真を整理して気が付いたのですが、同時記録のjpegは露出がアンダーで暗部はほとんど潰れています。一方でハイライトはほとんど飛んでいて、これはこれで美しくありません。暗い所から明るい所までの階調が無難に再現出来ているのを良しとしていましたが、暗い所が潰れて、明るい所が飛んでいるのも有りと言えば有りなのでしょうね。それとカメラ内でjpegにした画像はシャープネスが強めに掛かっていて、ピントがしっかり合っているような絵作りとなっています。rawデータの画像のほうが眠く見えますが、これはまだ何の処理もしていないからで必ずしも解像度が低い訳ではありません。富士のファンにはjpeg撮って出しやモノクロ出力を好んでいるようですが、単に撮影後の手間を惜しんでいるだけのような。撮影して何ぼ、画像処理をして何ぼがデジタル写真の極意ではないでしょうか。つまり最終的に出力される写真にまで責任を持つか、シャッターを押し終えた段階で責任を放棄するかの差ではないでしょうか。カラー写真になってからは撮影者が現像に介入することはほとんど無くなり、それが長い間当たり前となっていました。デジタルになってかつての白黒写真の処理のように自分でネガフィルムを現像し、乾燥後に印画紙にこれまた自分で焼き付けていた時代と同じプロセスが踏めるようになったにもかかわらず、現像所任せの因習だけがデジタル写真の後処理をしないことに通ずるような。決してレタッチャーに成れとは言っていません。記憶色に近付けるだけの余力を持って欲しいと言っているです。

  今日の一枚はすっかり葉桜になったソメイヨシノを背景に、ここぞとばかりに咲き誇る八重桜と皐月です。銀座桜通りはこの季節が一番輝いていますが、中国人観光客が知らないのがせめてもの救いです。連中には知られたくないシークレットスポットであり続けることを願っております。

 今日の一枚はすっかり葉が茂った並木通りの街路樹です。歩いている人の長袖姿さえ気にしなければ、まるで蝉の声すら聞こえて来そうな雰囲気ですね。

 

 

春の移ろい

Today's Photo その2881 2016/4/13
並木通りの葉は繁り

  つい先日桜の季節が終わりを迎えたばかりにもかかわらず、銀座並木通りの街路樹はいつの間にか新緑の季節を過ぎてしっかりと葉が茂っていました。初夏の頃と全く変わらないような繁り具合に只々唖然としてしまいました。春のパワーを改めて感じさせられました。木の芽時なんて言葉は銀座には存在しないかのような緑の勢いでした。

 今日はライカを置いて、フジのシステムで撮影をしました。オートフォーカスということで数打てば当たる的な雑な撮影になり、一枚一枚に対する重みがありません。さらにノーファインダーでやたらシャッターを押す快感すら経験し、もうこれは癖になりそう。ノーファインダーは相手に気づかれることなく写真に収めることが出来る反面、構図は勘任せ、何か撮影している手応えすら感じられない。やはりファインダーを見て、しっかりピントを合わせてからシャッターを切る方が撮影している感がありますね。

 撮影を終えてレインボーブリッジ経由で帰路に付きましたが、それなりにレインボーブリッジを飛ばしていたところ後方から赤色灯とサイレンを鳴らしたパトカーが接近して来ました。速度オーバーかそれとも追い越し方違反かと、左車線に入って減速しながらパトカーが前に出るのを待ちました。パトカーはかなり後方から赤色灯を付けていたので、違反を現認する距離では無いとも思われ、停められたら文句の一つも垂れようと考えていました。パトカーはそのまま急いで通り過ぎ、単なる緊急走行をしていただけでした。つまり違反を摘発される事態では無かったので、事無きを得ました。常日頃から後方には十分注意しているので、問題無いといえば問題無いのですけれどね。

 今日の一枚はすっかり葉が茂った並木通りの街路樹です。歩いている人の長袖姿さえ気にしなければ、まるで蝉の声すら聞こえて来そうな雰囲気ですね。

 

 

春を通り越したリンデンバウム

Today's Photo その2880 2016/4/12
江戸っ子だってねぇ、神田の生まれよ!

 今日がこの春最後の寒さとなるのか、冷たい空気が葉桜を嘲笑うかのようでした。午前中に届いたスマート・ロックをを取り付け、動作確認を行いました。スマホまもちろんのこと、アップル・ウオッチでも開閉が出来るので便利ですが、さらに便利なのはオートロック機能で一定時間経過すると自動的に施錠されます。手ぶら解錠機能はGPSの受信状態のせいか、思ったように作動しませんがこれはこれで今後のファームアップで対応することでしょう。何れにしても既存の錠前がキーレスエントリーになったのは素晴らしいことです。

  その昔、まだカーナビが世の中に普及する前にソニーのカーナビをいち早く取り付け、その便利さに驚いていましたが、今回のスマート・ロックも同じような印象です。常に世の中の先端の技術を生活に取り入れ、その恩恵に因る刺激は脳を活性化してくれるような気がします。同年代でスマホは無理とか、パソコンは分からにとか言っていいる連中が増えていますが、まだまだ最新の情報とテクノロジーを謳歌したい好奇心は衰えを見せていません。新しい技術をすんなりと受け入れられる環境を提供してくれた両親には改めて感謝ですね。ボケるにはまだまだ時間が掛かります。

  今日の一枚は銀座に突如現れたチャリの集団です。半袖でチャリが気持ち良い季節になった途端にそれを楽しんでいる連中の季節感は、江戸っ子に通ずるところがありますね。女房を質に入れても初ガツオなんて川柳があるように、粋な江戸っ子は見栄を張ってでも季節を先取りしていました。中国だかベトナムだかが海で魚を乱獲する影響で、ここ数年は日本の近海でカツオをの不漁が続いているとか。海洋資源も保護が必要な時代となりました。

 チャリの集団は全員ヘルメットを装着しているのが素晴らしいですね。この当たりの自己責任の自覚は是非とも真似したいものです。

 

 

チャリの季節到来

Today's Photo その2879 2016/4/11
寒の戻り

  昨日までの春の陽気が一転して冬に逆戻りの一日となりました。寒さの底は明日とか、桜が開花してから三度目の週末まで花見が楽しめた今年の気候はやっぱり平年とは少し違うようですね。所要があり中野まで出掛けて来ました。 スギ花粉のピークは過ぎたようですが、次鋒のヒノキの花粉が飛散しているようで花粉症の方にはもう少しの辛抱となっています。

 車との融合性が進んでいるスマホですが、家庭にも徐々に浸透しつつあります。外出先から部屋の電気をオン・オフしたり、エアコンのスイッチを入れたり、まぁアイデアあとしてはありですが実用的かというと別に無くても。一方で車の場合は車のエンジンを始動すると同時にスマホの音楽が流れ、通話機能や音声操作機能が車を介して行われるようになり、これはもう便利としか言いようがありません。そんなスマホと玄関のロックを連動させたスマート・ロックが実用に耐えられるようになったようです。

 既存のロックに外付けで機能を追加するだけで、スマホが玄関先に近付くとロックが解除されたり、一定時間が経過すると自動的に施錠されたりと、ある意味オートロックのような機能さえ感じられます。唯一の弱点はスマホや本来の鍵を持たずに玄関先に出て、そのまま閉めだされてしまう危険性があります。万が一に備えて予備の鍵を玄関先に隠すのは本末転倒ですが、キーレスエントリーになるのは便利この上ありません。と言うことで、早速発注しましたが期待通りの動作となるのでしょうか。

  今日の一枚は銀座に集まった和装の綺麗処です。月に一回の集まりですが、皆さんそれぞれに趣向を凝らしています。髪を結うだけでも大変と思われますが、それが楽しみで集まっているのでしょう。和装の人々の見ていると、銀座に人力車が走っているような雰囲気になるから不思議です。

 

 

少し前の銀座

Today's Photo その2878 2016/4/10
中野フジヤカメラ

 所要があり中野まで出掛けて来ました。もうすっかり春の気候となり、半袖でも歩けそうでした。荷物があったので中野まで車で行くことも検討したのですが、交通安全運動の期間中であることと駐車場を探す手間を考えるとここは電車の方が。三ヶ月ぶりに電車に乗りましたが、クーラーが効いていて快適でした。ノイズキャンセリングのイヤフォンを使用していたので周りの音に邪魔されること無く、自分だけの世界に没頭することが出来ました。地下鉄の騒音から開放され、周りで騒ぐ子供の様子が音声無しで楽しめました。まぁ休日の午後にたまに乗るから電車も楽しいのであって、これが毎日の通勤だともううんざりですね。

 用事が済んだら中野の街を歩こうとカメラを持って行ったのですが、中野北口のブロードウエイに通じるアーケード街の人の多さにうんざり。用が終わるとすぐさま改札をくぐって帰途に付きました。予定では中野で写真を写して、ブロードウエイで天ぷらをつまみにビールを飲む筈でした。まるで初詣のような人が密集していることに対して、体が付いて行きません。朝夕のラッシュ時に電車に乗ることが無くなって二十年、もう無理ですね。

 今日の一枚はお父さんに連れられて銀座に来た子供です。お父さんに手を引かれている少年は少し大きめの帽子を気にしているのでしょうか。少し後を歩くお姉さんと少年の足の動きがピタッとシンクロしていますが、このあたりが兄弟の阿吽の呼吸ではないでしょうか。

 

 

お父さんと銀座

Today's Photo その2877 2016/4/9
中国人は銀座に来るな

 昨日に引き続き、今日も銀座に撮影に出掛けて来ました。暖かくなったせいか、銀座の歩行者天国には最近に無く大勢の人が出ていました。もちろん中華の観光客も山盛りでした。交差点ごとに二人一組の警察官が警備に当たっていましたが、外相サミットの警戒でしょうか。平和な銀座では警備の警察官は道案内の係となっていました。スマホで道案内に事足りる世の中ですが、スマホを警察官に差し出して道を尋ねている様は何か超アナログ的で良いですね。オリンピックに向けて、外国人への道案内が自動化されるかもしれません。

  曇り空の銀座で届いたばかりのND4フィルターを装着して撮影しました。ND8に比べると一段分の差がありますが、シャッター速度が遅くなり過ぎないので手ブレが解消されますね。瞬時にマニュアルでピントを合わせながらシャッターを押すのですが、シャッターを押す時にはカメラはしっかり固定されておらず、レンズもまだ動いています。こんな時に速いシャッター速度は頼もしい味方です。ライカのレンズには手ぶれ補正なんて付いていないので、しっかりカメラを固定するか速いシャッターをきるしか防ぎようはありません。絞り開放の撮影スタイルはある意味ストリートフォトの基本かもしれません。

 今日の一枚はユニクロの買い物袋に囲まれて、横断歩道に寝そべって写真に収まる観光客です。中国人と思われますが、そこまでして写真を撮られたいのでしょうか。日本は世界一トイレの汚い中国に比べると遥かに清潔なので、道路に寝そべっているのかもしれません。日本人の感覚からすれば、非常時以外は絶対に道路に横になろうなんて気にはなりませんね。この辺りの感覚が中国人のモラルが低い原因かもしれません。花見で桜の枝を折ったり、枝を揺さぶって花をちらしたりして写真に収まるのはやはりモラルの欠如ですから。

 

 

銀座に寝そべる観光客

Today's Photo その2876 2016/4/8
春の銀座

  桜の季節が終わりつつ、新緑の芽吹きが始まりつつ、春は一気に駆け抜けて行きます。先週末まであった土筆もすっかり姿を消して、歩道の植栽の下草も緑が増し、ユキヤナギの白い花も終わってしまいました。心地よい空気に包まれ、春の銀座に撮影に出掛けて来ました。

 相変わらずの中産階級の中国人でごった返している銀座ですが、せめてもの救いは西洋人観光客が増えたことではないでしょうか。世界一マナーの悪い中国人ですが、内陸部の中産階級は特に品が無いですね。桜の季節に合わせて日本を訪れる中国人観光客ですが、お花見でもそのマナーの悪さが際立っているようです。マナー講習をパスしないと日本に入国させないくらいの心構えが欲しいものです。

  アマゾンで富士フィルムのカメラ用バッテリーを注文しましたが、純正品と謳っているにもかかわらずバッタ物が到着しました。製造番号は記載されていないし、パッケージも簡易包装です。早速返品処理を行い、別の通販先で再度購入となりました。他に比べて二割ほど安いのでamazonで発注したのですが、とんでもないですね。アマゾンも正規品がバッタ物かをしっかり確認して販売すべきです。純正品でないバッテリーが原因で故障でもすれば、メーカー保証も受けられず最悪です。特に中国製のバッテリーは純正品以外は信用出来ません。たとえ中国製でも純正品であればメーカー保証となりますから。

 今日の一枚はツアー御一行様です。雨も降っていないのに傘を高々と掲げているのはツアーコンダクターでしょうね。ツアーコンダクターは後ろに西洋人観光客を大勢従えていました。銀座はこれでなくてはね。

 

 

傘にご注目

Today's Photo その2875 2016/4/7
ハワイのガイドブック

 春の嵐が吹き荒れるとの予報で、都内の桜の名所は今シーズンの見納めとなりそうです。今年は本当に桜の写真を撮る機会が少なく、まぁそれはそれで来年以降の楽しみとなります。デジタルの一眼レフを手に入れた頃、今から十年近く前ですが、目に留まる物は何でもシャッターを押していました。桜の季節も然り、桜が色鮮やかに写せずに悩んでいました。まぁ言ってみれば修行時代だった訳で、今となっては懐かしい思い出です。写真で何が言いたいの、何に感動してシャッターを押したの、何を伝えたいの、そんなことが写真ではないだろうかと思うようになったのは修行の賜物です。携帯電話の数だけカメラが有る世の中ですが、写メとは一線を画した写真を撮り続けて行かねば。

 マスタングの12ヶ月点検の間に、本屋でハワイのガイドブックをしばし眺めてみました。どの本も昔ながらのショッピング中心で、ネット時代には不向きな内容です。にも関わらずどの本も同じような内容と同じような写真を掲げ、あれでは売れないでしょう。と言うかそれでも売れているのであれば、ハワイを訪れる観光客のレベルがそんなレベルということですね。ネットが無かった時代には旅行情報はガイドブックしかありませんでした。今は何処の店で何を売りだしたとか、どこどこの何々がリーズナブルで美味しいとか、数秒ごとに新しい情報で溢れています。現地でスマホが使えれば地図はいらないし、スマホが道案内はしてくれるし、翻訳アプリを使えば事足りるし、紙の情報はもう必要なくなりました。かつてはハワイを訪れる度に毎年のように購入していたホノルルマップもここ十年は買っていませんね。にも関わらず、出版業界、旅行業界は相変わらずアホだわな。

  一時間余りの点検を終えたマスタングは当然の事ながら異常無し、オイル関係を交換してタイヤのローテーションを済ませ、ますます快調に走ることが保証されました。昨日から春の交通安全が始まり、いつも以上に安全運転を心掛けねば。日本撤退が決まったフォードディーラーは新車も売り尽くし、ガレージはガラガラ、社員も心無しか暗いし、かつての派手さがすっかり影を潜めています。今後のメンテの受け皿もまだ決まらず、ユーザーにとっても不安です。

 今日の一枚は数少ない桜のショットから、毎年のように撮影している銀座桜通りのソメイヨシノです。ソメイヨシノが終わればすぐに八重桜が咲き始め、八重桜の桜吹雪とともに新緑の春本番が訪れます。冬と新緑の間を取り持つのが桜の花で、緑の芽吹く前に一瞬だけ目を楽しませてくれる贈り物のような気がします。

 

 

桜通桜

Today's Photo その2874 2016/4/6
今年の見納めの桜となるのか

  市内の満開の桜を車からサクッと眺めて来ました。明日は雨と花散らしの風が吹くとの天気予報ですが、桜を満喫したのでいつ散っても心構えは出来ました。青空と桜のコントラストを望んでおりましたが、それはそれでまた来年の楽しみに。満開の桜を見ると心が満たされて幸せを感じるのは子供の頃から両親に連れられてお花見をしたからなのか、それとも先祖代々がそのような気持ちをDNAの中に組み込んでくれたのかは分かりませんが、桜が春の心をもたらしてくれることに感謝です。今シーズンは桜の写真はの ほとんど撮影していませんが、それはそれで良いのでは。今までに相当数桜の写真は撮影し、それを超えられるようなシーンに巡りあったり、それを超えるようなカメラを入手したり、さらなる撮影技術を身に付けた時にまた撮影出来ると思います。

 デジカメにはカメラ任せの色付けをするjpegと単に入射する光のデータをそのままきろくするrawがあり、後者は現像ソフトで撮影者が思いのままに色付けを調整するものです。実際異常に鮮やかに、きれいに写っていないと苦情の出るデジカメ界なので、カメラ任せでは派手な色付けの写真となりがちですが、長年フィルムのノウハウを蓄積して来た富士フィルムのデジカメはカメラ任せのフィルムシミュレーションに大変な自信を持っており、ユーザーからも評価されています。適切な露出の写真の場合はカメラ任せの現像でも良いのですが、露出オーバーや露出不足のシーンでの撮影は生データから写真を起こす方が可能性が広がります。優れたフィルムシミュレーションを尊重するのか、独自の記憶色を再現するのか、この辺りの選択は今後の課題となりそうな予感です。

 今日の一枚は銀座4丁目を歩く外国人観光客です。この交差点を超えて新橋方向に向かうともうこれはチャイナタウン状態ですが、四丁目から一丁目に掛けては若干昔の銀座の観光客的な。かつて日産のショールームが一階にあった札幌ビルも随分と出来上がってきた感があります。ビルの上の方にあった温度計はいつも気にしてみていましたが、新しいビルにも電光温度計は付けて欲しいものです。マニュアルフォーカスでこれだけピントが合えばもう言うことはありませんね。

 

 

四丁目のツーリスト

Today's Photo その2873 2016/4/5
冬のような空

  桜の満開とは思えないような肌寒い一日となり、お陰で桜の花は今週いっぱいは楽しめそうになりました。東京の桜は青空に恵まれず、花曇りの連続ですが、一方で例年のような強風も無く桜吹雪はもう少し先のようです。桜目当ての商売にとっては今年は当たり年ではないでしょうか。

 ソメイヨシノが咲いている内に早くも八重桜の花が開き始め、枝垂れ桜との三共演となっている場所がありました。残念ながらカメラを持っていなかったのですが、再度訪れて撮影となるかそれとも来年以降の課題となるか、写真なんてのはそんな風にのんびりと構えていないとね。締め切りや制約に縛られてギスギスと撮影するなんてのは愚の骨頂で、それで忙しぶっている職業写真家は単なる消耗品です。便利なように使われてい、旬が過ぎればお払い箱に。行き着く先は場末の写真館か老人向け写真講座の講師、フォトグラファーとしての自負と誇りを持ち続けるのは大変なことですね。

  今日の一枚は桜が咲いても寒空となった4月初めの銀座です。行き交う外国人ツーリストは防寒着に身を包み、肩を竦めて歩いています。冬が長いヨーロッパのような光景となっていますが、明るい春の日差しが待ち遠しいですね。雑多な中国人観光客を避けてのショットとなりました。

 

 

寒空の銀座

Today's Photo その2872 2016/4/4
桜咲く入学式

  桜の満開の中、近所の掃き溜めのような大学では入学式が行われていました。せめてもの救いは桜です。少子化により高望みさえしなければ全員が大学に合格するご時世となりましたが、それでも箸にも棒にも引っ掛からない連中と中国人留学生をやたら受け入れることによって、経営を成り立たせているような大学です。入学式にこそ神妙な顔で参加していますが、五月の連休前にはすっかり慣れて落ちこぼれが本性を発揮するのが例年の常です。そんな大学の入学式に付いて来る親も親ですね。父兄が参加するのは高校までというのが世間相場ではないでしょうか。

 午前中は雨模様となりましたが、満開を迎えた桜はまだまだ見頃を保っています、次の雨までは持ちこたえているとのことで、明日、明後日は最後のチャンスとなりそうです。毎年のように桜の写真を撮っているので今年は特に撮影したい気にもならず、桜の季節の割には家に居ます。ニュースで桜の名所の人混みを紹介していますが、寒い中ご苦労様との感想しかありません。暖かいつもりで花見を始めても、冷たい地べたに長時間座っていると結構寒くなるし、おまけにビールなんぞがぶ飲みするともうこれは冷えて冷えてトイレばかり。外で見た桜を思い描きながら暖かい部屋で飲んでいる方がはるかに良いですね。

 今日の一枚は銀座歩行者天国を流している羽織袴に桜の番傘の女性です。卒業シーズンも終わり何事かと思いきや、吟座に店を構える家電量販店の宣伝をしていました。中国人観光客にとっては良いお土産となったようで、行く先々で記念撮影となっていました。正面から写すと宣伝文句が丸見えとなるので、後方からのショットとなりました。地べたに座り込んで一緒に写っている外国人旅行者や、その前にしゃしゃり出てスマホで撮影する中国人等々、それぞれの文化が出ていて面白いですね。

 

 

銀座のサクラ

Today's Photo その2871 2016/4/3
爆睡の日曜日

  今日は日曜日ということでゆっくり眠っていて、目が覚めたら午後一時半を回っていました。寝たのは朝の四時くらいだったので、十時間近く寝ていたことになります。遅い朝食を食べてからあっという間に夕食の時間となりました。当然の事ながら今日は撮影もお休み、近所の桜の開花の様子をチェックして、そのまま夕方のビールタイムに突入。あs他は雨模様とのことで、明後日が浦安の桜の見頃となりそうです。

 昨日撮影していて改めて考えたのですが、マニュアルフォーカスでピント合わせのヒット率を上げるためには手ブレを極力少なくする必要があります。つまりピント合わせが完了したと同時にシャターを押すのでカメラをしっかり構える暇がありません。カメラが多少動いていてもシャッター速度が早ければカメラ振れによるピンぼけは発生しません。曇り空でフィルター無しの場合、シャッター速度限界の1/4000となることも少なくありません。かと言っていつものND8フィルターでは少し暗いシーンではシャッター速度が1/100を切ることもあります。そこで中間のND4のフィルターを発注しました。これなら曇りとか、夕方とかに安心して撮影が出来ます。晴れていればND8、曇りと夕方はND4、それより暗くなってからはフィルター無しの三種類があれば十分です。絞り開放で撮影するためのフィルターで、明るければ絞りを絞って撮影するのは一般的です。絞り開放で撮影すると目的の物以外にはピントが来ないので、何を写したのかを見る側にしっかりと伝えてることが出来ます。総てにピントが合っていると、何を伝えたい写真なのかが分からなくなりますからね。

 今日の一枚はかつての銀座松坂屋跡地の再開発現場の囲いに描かれた都道府県の花の絵柄です。銀座では四十ヶ所くらいで再開発工事が行われ、東京オリンピックに向けて建設ラッシュとなっています。外国人旅行者が看板を振り返りながら歩いて行く姿が印象的で、大急ぎでピントを合わせてシャッターを押しました。もう一瞬遅くなると柱に遮られる所でした。ここぞという瞬間にシャッターを押せるのがライカの素晴らしいところです。

 

 

都道府県

Today's Photo その2870 2016/4/2
花見頃

 桜の見頃を迎えた週末ですが、生憎の寒空となりました。連日の銀座ですが、今日は歩行者天国だったので大勢の観光客で賑わっていました。冬服が銀座の街に戻って来た感があり、この季節はツーリスト泣かせとなりそうです。

 人出が多いと当然の事ながらシャッターチャンスも数多くあり、どうも撮影が雑になる傾向にあります。動いている被写体にピントを合わせるのが間に合わず、途中で撮影スタイルに修正を加えました。と言うと大層に聞こえますが、要はピントリングをゆっくり回してピントが合った瞬間に深追いせずにシャッターをさっさと切るようにしただけです。ピントが行き過ぎてしまい、慌てて戻したりするとピントが迷うだけで、シャッターを押してもピンぼけとなるだけです。つまりピント合わせは一回だけ、そう思うと不思議とピントが合うようになりました。

 今日の一枚は銀座の街を駆け抜ける観光客です。集合の時間に遅れたのか、颯爽と歩行者天国を走って来ましたが、ピントを送りながらシャッターを押しました。今日は曇っていたのでNDフィルターを外していたので、シャッター速度が早くなりピタッと動きを止めて撮影出来ました。ファインダーを覗いてピントを合わせている時に、ちゃんと写ったことが分かりました。つまりそれだけ集中出来ていたのでしょうね、ジャスピンです。

 

 

駆け抜ける旅行者

Today's Photo その2869 2016/4/1
花曇りの銀座

  今日から四月ですが、春先にありがちなややもすれば肌寒さすら感じる曇り空となりました。それでも少し前までのような突き刺さるような寒さではなく、首都高も空いていたので銀座に撮影に出掛けて来ました。首都高は今日から料金の算定方法が新しくなり、距離によって通行料が変わるようになりました。短区間を利用し易くなった反面、長距離が高くなりました。昨日桜の満開宣言が出た東京都内ですが、銀座桜通りの桜は満開で気の早い花はチラホラと散り始めていました。

 相変わらず銀座にはコテコテの中国人がうようよしていましたが、昨今の円高で旅行者の消費金額が減少し、日本経済に影響を与えているとか。観光立国を目指している日本としては為替の変動に一喜一憂しなければならないようですが、輸出入もしかりですからね。

  ニュースでは新社会人の出社風景を流していましたが、銀座では特にそれらしい感じはなかったですね。新入社員が真っ昼間の銀座をウロウロなんて、どんなシチュエーションでしょう。かと言って、フレッシュマンが夜の銀座を徘徊するなんてのはもっと怪しいし。つまる所、銀座は若造を寄せ付けないパワーが存在するようです。

 今日の一枚はこの季節ならではの満開の桜です。桜は何も考えずに撮影するだけで、それなりの写真になるから不思議ですね。桜の薄いピンク色と黒い幹のコントラスが全体を引き締め、背景が曇りであろうと青空であろうと露出を抑えることで桜が自然と目立って来ます。

 

 

銀座桜通り