Today's Photo
Today's Photo その2954 2016/6/29
アップロード開始

  この季節らしい曇りがちの天気が続いています。それでも雲の合間から少しだけ太陽が出ると、もう夏をしっかりと感じさせる熱気が届きます。週末は7月となりますから、もう二週間もすれば梅雨明けで夏本番となりそうですね。

 諸手続きが終えて、今日から写真を販売するためにアップロードがスタートしました。期限は一週間、最大枚数は999枚までとかなりハードですが、まぁ何とかなるでしょう。写真のタイトルや説明、キーワードを英語で記載する必要がありますが、アップロード用のプログラムを使用するとタイトル以外は日本でも良いようです。日本語の説明が機械翻訳となるのでしょうか。アップロードしてもそれぞれの写真に対して審査があり、許可された写真だけが販売対象となります。後ろ姿でも掲載許可の無い写真は不可とか書かれていましたが、判断基準を把握するためにあえて際どい写真もアップロードしています。ワイキキのおみやげ屋で売られているポストカードのような社員ばかりが掲載されていますが、あんな写真は今時売れる訳がありません。もっと今風で刺激のある写真でなければね。

  今日の一枚は銀座でチャリに乗る女性です。一方通行の多い銀座の裏通りですが、チャリならば何処へでも好きなルートで行くことが出来ます。夏はチャリも暑いのですが、涼し気に見せる所が素晴らしいですね。横断歩道の先には銀行があり、信号待ちの二人の目的地のようです。

 

 

銀チャリ

Today's Photo その2953 2016/6/28
伝えたい写真とは

 ネット上で写真使用の権利を販売するプログラムの参加が許可され、アメリカで課せられる税金を免除するための手続きを行いました。最大で30%も税金が引かれ、さらに日本で課税対象となればもうこれでは儲けがありません。書類に不備が無ければ日本でだけの課税となり、まっとうな取引となります。世界中何処に住んでいようとネット上では国際取引が可能となり、今までとは異なった課税システムが稼働しています。また資金を動かすにも各種本人確認が必要となり、ある意味マネーロンダリングを防止する方策のようです。アメリカでの非課税、報酬の決済方法、色々と未知の世界でしたが何とかクリア出来たようです。あとは写真をアップロードすればいよいよビジネスのスタートとなります。

 何となく盛り上がりに欠けている参院選挙ですが、逆に言えば与党の大勝利で終わると予想しても良いのではないでしょうか。イギリスのEU離脱は各国の株価や経済にマイナスとなっていますが、野党の叫ぶアベノミクス失敗は今回のイギリスショックに吸収され、安倍政権の政策が評価されそうです。少なくとも数年前に民主党政権の経済政策に比べれば、文句を言われる筋合いはないでしょう、その時の不手際を棚に上げて、自分達に政権を任せろとは旧民主党の暴挙としか言いようがありません。民主だろうと民進だろうと、所詮万年野党集団ですから。今回も民進党に投票する連中はもう救いようの無いアホでしょうね。

 今日の一枚は涼し気なファッションに身を包み、銀座の街を歩いている女性です。大きく開いた背中が何とも夏らしくて良いですね。立木氏の写真展を観て刺激を受け、ウエストレベルからノーファインダーで撮影しました。いつもよりも低い目線で撮影出来たので、アングルに新鮮味がありますね。ボトムスの短パンがもう少し下まで写っていたらとか、頭が切れているとかは全く気にせずに、銀座の夏らしい写真となりました。上から下まで総てを説明するような写真よりも、これを撮りたかったと言うことが伝わる写真の方が迫力があります。やや黒つぶれ気味ですが、背中の色が美しいカメラ内現像のベルビア仕上げです。

 

 

背中で銀座

Today's Photo その2952 2016/6/27
高い所から失礼

  昨日に引き続き、今日も銀座に撮影に出掛けて来ました。明日は雨との予報なので、貴重な晴天は無駄に出来ません。それと勝手に師と仰ぐ立木義浩氏のハバナで撮影した写真展を観て来ました。滅多に写真展には出掛けないのですが、その前と言っても数年前ですが、訪れたのも立木義浩氏の集大成とも言うべき写真展でした。ハバナの写真からは好奇心が感じられ、面白い物を見付ける眼力の素晴らしさに只々感動しました。ストリートフォトの活き活きとしたシーンは見ていて元気が出ます。何にでも少年のような心を持って、レンズを向ける気持ちを改めて感じさせられました。それと窓に反射した風を取り入れ、日常と非日常をミックスした写真も良かったですね。銀座の街を撮り続ける勇気を貰いました。

 今日の一枚は写真展を観て新たな気持になって銀座の街を歩き、銀座四丁目の交差点に現れたスカイバスの乗客です。日除け無しのバスは真夏の日差しで見るらに暑そうですが、高い所からの見物は目線が変わって面白そうですね。バスの二階席から銀座の街の写真を撮影するのも良さそうです。バスの乗客と三愛ビルのドトールコーヒーの客席が一緒になっている気がしますね。外界は大勢の人で賑わっているのも銀座らしさを表していますね。

 

 

銀座四丁目の喧騒

Today's Photo その2951 2016/6/26
銀座の夏

  明け方近くまで起きていたので、半日遅れで一日がスタートしました。朝昼兼用の食事を終えて一眠りしてから、銀座に撮影に出掛けました。バーゲンセールが始まった日曜ということもあり、銀座の歩行者天国は久々に大混雑の状態を呈していました。相変わらずの大挙して訪れた中国人観光客を始め、アジア系の観光客も随分と目に付きました。急激な円高で割安感が減ったにもかかわらず、相変わらずの爆買いです。中国で横流しをして少しでも旅費の足しにしようとの魂胆でしょう。中国内陸部の連中が銀座で買った化粧品を使うとは思えませんからね。

 それにしても銀座は暑かったですね。梅雨前線が下がっての晴天なので空気が乾燥しており、風が通れば快適ですがビルの囲まれた銀座ではそうも行きません。ペットボトルの水で水分を補給しながらの撮影となりました。歩行者天国での撮影ということで久々のライカでマニュアルフォーカスでしたが、特に戸惑いもなくサクサクとピント合わせが出来ました。ライカは撮影していても楽しいカメラです。オートフォーカスにも負けないピントの精度と信頼性はフジよりも優れていますね。シャッターを押す時の覚悟というか緊張感がたまりません。

  今日の一枚はパイナップルのTシャツを着た外国人観光客です。こちらに向かって歩いてくる瞬間を撮影しましたが、ピントは見事にパイナップルに合っていますね。ワンショットの撮影となりましたが、シャッターを押す瞬間にピントが合ったことが分かったのでそれ以上撮影しませんでした。

 

 

銀座でAloha

Today's Photo その2950 2016/6/25
防湿庫

  朝まで雨が降り続き、目が覚めた時には未だ路面が濡れていました。犬の散歩に出かける訳にも行かず、いつもの土曜に比べるとのんびりとした朝となりました。そのせいか、午後からは銀座に撮影に出掛ける予定でしたが行きそびれてしまいました。それでもハワイの写真をネットで販売するための準備に時間を費やし、ようやく一番最近に撮影した分の写真が完了しました。しかしながらまだ十年分くらい撮り貯めた写真が残っているので、ゴールは全く見えません。

 昨日のNY市場では株価が600ドルも下がり、来週明けの日本市場の行方が注目されます。この週末で各国の調整が行われ、平穏な週明け市場となれば良いのですが、地球をもう一回りする波乱があればこれは先行きに不安が感じられます。EUに加盟しておきながら通貨をポンドのままにしていたイギリスの根性というか、伝統を重んじる島国は日本のようにある意味頑固だったのでしょうか。一方でスコットランドは残留派が大半を占め、こちらはこちらでイングランドからの独立論が再燃しているようです。沖縄とか北海道とかが日本から独立するような。

 参院んせんが告示されて最初の週末を迎えましたが、各党の党首は街頭演説でそれぞれの主張を行いました。野党の連中は天下を取ることも無いにもかかわらず、相変わらず夢の様な御託を並べて有権者を騙すつもりのようです。民主党政権の時に飲まされた苦湯をもう一度飲むアホがどれだけいるのでしょう。涙目で、はなを垂らしながら激辛料理を食べ、にも関わらずまた食べに行く快感のようなものでしょうね。

 梅雨のシーズンを迎え、エアコンで湿度はコントロールしていますがカメラは三台の防湿庫で保管しています。そのうちの一台の湿度計が70%を指していたのでこれは防湿庫が故障したかと思ったのですが、防湿庫は正常に作動しており湿度計の指示ミスと分かりました。湿度計の指示を調整して事無きを得ましたが、逆に湿度計の指示は正常値を示して実際の湿度が高ければこれはもうアウトです。カメラやレンズは使わない時ほどケアが必要ですからね。

 今日の一枚は黄色と黒のトラ模様のテープで厳重に制限されたビルの階段です。いささかやり過ぎの感もありますが、絶対に通って欲しくないとの気持ちが強烈に伝わって来ますね。手前を行き交う歩行者の女性の背中がちょうど重なった瞬間にシャッターを押しましたが、狙い通りとなりました。

 

 

トラ・トラ・トラ

Today's Photo その2949 2016/6/24
離脱

 イギリスではEU残留か離脱かを決める国民投票が行われ、当初の予想に反して離脱が過半数を僅かにうわまりました。離脱郵政の一報を受けて東京市場は乱高下し、ドル円相場の振れ幅は7円、株価も大幅に下落して終了しました。トレーダーの人達にとっては何とも刺激的な一日となったのではないでしょうか。乱高下も儲けた人、損した人、お互いに補完し合っているから成り立っているので、全員大儲けとか大損はあり得ません。これから開くアメリカ市場の成り行き次第ではさらなる株安、円高となるのでしょうか。週末と成ったのがせめてめの救いかもしれません。

  シグマから新しいカメラの発売が発表されましたが、他社との差別化で色々と注目されています。以前シグマのシステムを使っていたことがありますが、当時はまだソフト的に問題があり使い辛い部分もありました。今ではすっかり改良されているようですが、今更シグマに戻る気はありません。ライカ、EOS、フジの三種類でもう目一杯です。それでもEOSの出番はすっかり減ってしまい、ハワイでしかチャンスがありません。三種類のシステムを均等に使うのは大変です。

 今日も写真のセレクトと仕上げを行いましたが、まだまだ先は長いですね。何千枚もの写真が日の目を見るのを待っている感があります。アメリカの提出した非課税の書類も認可されたのか、未知の世界には色々と苦労が付きものです。

  今日の一枚は銀座を訪れた外国人観光客です。中国人観光客にしては垢抜けていますが、カートを転がして爆買いしたのでしょうか。咄嗟にカメラを向けたのですが、二人共しっかりカメラの方を見ていますね。それにもめげず、こちらもマニュアルフォーカスで素早く、しっかりとピントを合わせて撮影しました。シャッターを押す瞬間にピントが合っているのが分かりました。ホームランを打ったバッターがボールが止まって見えたというのと同じかも。

 

 

銀座の夏

Today's Photo その2948 2016/6/23
幼少期の記憶

  九州や広島の雨が関東にも到達し、結構な雨が期待されましたが昼過ぎには天気が回復しました。関東の水瓶には雨が降ったのでしょうか。今年は台風が来ていませんが、台風が来れば一気に水不足は解消されるので、まぁそれ程深刻にならなくても良いのでは。

 目黒の碑文谷公園の池からばらばらにされた遺体が発見されたとニュースが伝えていますが、記憶が始まる前後に学芸大学近辺に住んでいてボート池の印象をうっすらと覚えています。十数年ほど前に訪れましたが、子供の頃の記憶とはかけ離れていた感がありました。そんな公園での出来事、碑文谷公園の名前が一躍有名になったようですね。幼子を連れて博多から目黒に移り住んだ母親は、東横線で渋谷に出掛けたところなんて田舎臭い街だと思ったとか。当時は渋谷よりも博多の方が垢抜けていたそうです。自由が丘、都立大学、学芸大学は幼少期の僅かな記憶として刻まれているような気がしますが、アルバムに貼られた当時の写真から刷り込まれた感もありますね。写真に出て来るシーンだけが特に鮮明ですから。アルバムの写真には父親が脚注を記入してあり、今時のデジカメとは違って重みがありますね。○才の誕生日とか、入園式の朝とか、今以上に写真は記録の一部だった。白黒の写真に写っている道路は未舗装でした。

 ネットで販売する写真のセレクト作業に入りました。膨大な数のハワイの写真から気に入った写真をセレクトし、更にその写真がネット販売に適しているかを判断して整理しています。掲載許可の無い人物の写真、掲載許可の無い建物や自動車など、様々な利権が絡んでいるので裁判沙汰になる前に避けようとの判断でしょう。後姿からも個人が特定出来るとの判断は賛成出来ませんが、ある程度の写真は構わず投稿するつもりです。あとは先方で採用、不採用を決定することでしょう。背景の通行人として写っている写真に対して、目くじらを立てて訴訟に対象にするのはアメリカ人くらいでしょうか。何でもかんでも訴訟ネタにして、賠償金を掠め取ろうとしているのはアメリカ人の醜い一面ですからね。

  今日の一枚は銀座博品館の前にぶら下がっていた富嶽三十六景の暖簾です。左半分はオリジナルに忠実ですが、右半分にはゴジラが描かれています。これは外国人のお土産としてウケそうですが、著作権とかの問題は無いのでしょうか。ゴジラを連想させる髭面のニーチャンが写真の下に写り込んだのを確認してからシャッターを押しました。

 

 

富嶽三十六景 大怪獣ノ図

Today's Photo その2947 2016/6/22
採用通知

  参院選が告示され、世の中はすっかり選挙モード突入です。いくらアホな有権者でも民主党政権を再現させようなんて思う筈もなく、自公民の与党圧勝で終わることが期待されています。つまり野党にとっては何をしても無駄ということがはなから分かっている選挙戦で、それはそれで辛いものがあります。日本を共産主義にしようと思っている人がどれだけいるのでしょう。そういう意味では旧社会党が全く持って解散状態となったのも国民の正しい判断です。まして山本太郎なんて取るに及びません。

  ネット上で写真を売るサービスを展開している企業から、フォトグラファーとしての採用通知が来ました。つまり撮影した写真をアップロードして、それを見たクライアントが購入してくれればロイヤリティが入る仕組みです。アメリカ資本の企業なので、日本とアメリカで所得税が二重に課税されるのを防ぐためにこれまたアメリカ政府に対して書類の申請が必要となります。非課税申請が認可されれば、写真を投稿して目出度くロイヤリティ待ちとなりますが、まだまだ道半ばです。ドルで支払われるのであれば円安の方が良かった。

 非課税の書類を作成してFAXで送り、申請が許可されればFAXで届きます。今時FAXかと思いますが、居住国とか申請国とかを特定するにはFAXの方が確実なのでしょうね。なりすましとかマネーロンダリングとかに神経を尖らせている昨今ですから、郵送なんて手段もありそうです。Eメールはどこでも受信出来ますからね。しばらく感熱紙を交換していなかったFAXで受信テストをしましたが、感熱紙が駄目になっているようでしっかり印字されないことが分かりました。来るべき許可に備えて新しい感熱紙を購入して、装着し受信準備完了です。パソコンでもFAXは受信可能ですが、いつ来るか分からないFAXのために常に稼働させているのもどうかと。

  今日の一枚はユニクロの上階を見上げる中国人観光客の少女です。ユニクロの上は各階の窓際に回転するマネキンが展示され、最先端のファッションが一同に会しています。その斬新なディスプレイ方法は銀座を訪れる観光客の注目の的となっています。それ以上にフロントはミニ、バックはロングとなっているワンピーの形と色には圧倒されるものがあります。これが最近の中国ファッションなのでしょうか。ワンピースの裾の広がりから躍動感が伝わって来る写真となりました。

 

 

見上げる先

Today's Photo その2946 2016/6/21
ベルビア色

  早くも夏至を迎え、夏がこれから始まるという嬉しさと昼間の時間がもう短くなり始めるという悲しさの境目となります。毎年のことですが、夏至とか冬至には複雑な思いが入り混じります。英語圏では夏初日とか冬初日で片付けていますが、日本ではそう簡単には行きません。夏至にはかかさず食べるものが各地にはあり、冬のカボチャやゆず湯よりも多様化しているようです。農耕民族だった日本に四季の移り変わりを知らせる行事はある意味神事に近い存在でした。半夏生なんて言われている日もこれから訪れます。

  数日前にサッカーのカズが一年ぶりのゴールを決め、日本最年長ゴールの記録を更新しました。一方でイチロー選手も今年は華々しい活躍を見せ、3000本安打もカウントダウン状態になりました。年齢が最大の敵と言われているアスリートの世界ですが、怪我などせずに一日でも長く元気にプレーする姿を見せて欲しいですね。還暦になっても現役でプレーしていたりすれば、もうこれはギネスものですけれど。

 早稲田大学の研究チームが白黒の写真を人工知能でカラー化することに成功し、一般にも開放しています。かつては白黒の紙焼き写真に絵師が色を付けてあたかもカラーのように見せていましたが、つまり白黒写真しか無かった頃から総天然色に対する憧れは大きかったと言えます。デジカメ時代になってカラーが普通に手に入るようになり、わざわざカラーの写真を白黒に変換する訳の分からん連中が出て来ました。下手な写真はカラーよりも白黒の方が粗が目立たないとの発想なのか、白黒にして目先をごまかそうとしているのか、何れにしても正攻法でないことは確かです。デジカメで白黒写真を楽しんでいる諸君、もう少し写真の腕を磨き給え。

 今日の一枚は軽トラの荷台で寛ぐ職人さんです。白いタオルで真夏の日差しを避けているのは生活の知恵としか言いようがありません。撮影の時には日差しが眼に入るのを避けるために帽子をかぶることが多いのですが、帽子は結構暑くて見た目ほど快適ではありません。それに比べるとタオルは吸水性もあり、風通しも良さそうです。いつもは自分で記憶色を頼りに色を再現しているのですが、今日はフジのシステムがカメラ内部で記録した色をそのままにしています。こう言う日差しに満ちたシーンにはベルビアの処理が優れているように感じます。カメラ任せの方が美しく感じられる場合も無きにしもあらずということで。

 

 

一息入れて

Today's Photo その2945 2016/6/20
脱唐人街

  今週は梅雨空が続きそうなので、晴れ間の今日は撮影に出掛けて来ました。平日ということで例によってフジのシステムで撮影しましたが、これはというシーンに出会うことが出来ません。まぁストリートフォトなんてのは半分が運に左右されますから、そういう日もあって然るべき。漁師やハンターだってそう毎日大量となる訳もなく、獲れない日があるからがこそ大漁の日もあるということで。

 これはという撮影チャンスに恵まれなくても、銀座の街をのんびりと歩くのは暑くてもそれなりに楽しいものです。八丁目から一丁目までを二往復しましたが、表通りを外れれば中国人のいないいつもの銀座が出現します。爆買いなんて言葉が懐かしい響きとなりつつありますが、銀座をうろついている中国人観光客の経済効果も随分と薄れた感がありますね。大漁に買い漁った物を重たげに持ち歩く姿もなく、単に足早に通過するだけになった感があります。ドル円相場が125円から104円になったのも影響しているのでしょうね。もう少し円高が進み、中国人の姿が銀座から消える日が待ち遠しいと思っているのは私だけでしょうか。

 今日の一枚は銀座を涼し気に歩くご婦人方です。本来銀座なんてのはこんな姿が当たり前で、小汚い中国人観光客が大声で叫んだり、物を食いながら歩く街ではありません。日傘、帯、そして着物の柄、初夏の銀座にふさわしいですね。四季折々の銀座の姿が失われつつありますが、唐人街にはなって欲しくありません。

 

 

夏の装い

Today's Photo その2944 2016/6/19
真夏日の銀座 その2

  父の日の今日はこの時期らしい蒸し暑い曇り空となりました。撮影が続いたので今日は家でのんびりと過ごしていましたが、両親のお墓参りも済ませ、お仏壇にケーキをお供えし、父の日の感謝の念は届いたでしょうか。今朝はウィスキーを飲みながら四時過ぎまで起きていましたが、もう外はすっかり明るくなっていたのにはびっくり、慌てて眠りに就きました。もう数日で夏至ですから、今頃が一番夜の短くなる季節だったことを改めて感じました。休日前の夜をゆっくり楽しむには冬場の方が向いているかもしれません。秋の夜長なんて言葉もありますからね。

  今週は三日も銀座に撮影に出掛け、雨に邪魔されることなく朝の犬との散歩が出来たのでスマホの歩数計では8万歩近く歩いたことになります。目標に向かって歩くのは大変ですが、撮影とか犬の散歩とかは歩くことは必然として着いて来るので、義務感がないのが良いですね。つまり後何歩歩かなくてはなんてことは全く気にせずに、総て結果として歩数が出るだけですから。最近のスマホや時計は健康管理にも抜かりはありません。これらにそろそろ体を動かせだの、散歩の時間だのと命令されるのは鬱陶しいですが、勝手に記録するのは別に気になりません。

 今日の一枚は日陰から出て、思わず顔をしかめてしまった外国人観光客です。隣の女性はサングラスをしてビルを見上げていますが、この季節はサングラスは当然必須アイテムです。この助成の評定で夏の暑さが伝わる写真となりました。ちなみにこの女性の着ているシャツの模様は傘でしたが、梅雨の晴れ間で銀座歩きには良かったのでは。

 

 

銀座四丁目の夏

Today's Photo その2943 2016/6/18
真夏日の銀座

  一時的に梅雨前線が消滅し、太平洋高気圧が張り出して真夏のような天気になりました。東京でも真夏日となり、銀座の街は一段と熱気に帯びていました。歩行者天国は暑さにもかかわらず大勢の人で賑わっており、逆に言えばそれだけシャッターチャンスが巡って来るということです。銀座八丁目から一丁目まで三往復し、汗だくになりながら水分補強をしつつ撮影に臨みました。

 昨日のオートフォーカスのフジからマニュアルフォーカスノライカにシステムを変えましたが、撮影する分には全く違和感はありません。ある意味緊張感が増すので、マニュアルフォーカスの方が歩留まりが良いような気もします。基本的にはレンズの絞り開放が基本ですので、多少のピンボケは致し方ありません。それよりもノクチルックスで動いている被写体を開放で撮影することに意義があるような。絞ればそれなりにピントの着ている写真となりますが、それではノクチルックスの意味がありません。他人が持っていない機材で、他人に真似の出来ない撮影をしてこそ何ぼのものではないでしょうか。

  今日の一枚は銀座の街をスタスタと歩く小さな男の子です。お母さんよりもかなり先を我が道を行く的に進んでいます。追い掛けて横に並び、ピントを合わせてシャッターを押す時には食彩の陰に入り込む寸前でした。それでもシャッターの方が一瞬速く、ギリギリで捉えることが出来ました。男の子の足が躍動感を感じさせます。この辺りがライカの良い所で、ファインダーに見えた通りに写真になりますね。シャッターを押した時と撮影が行われる時に時間差が無いのが信頼される所以です。ライカで動かない物にじっくりピントを合わせて撮影している連中ばかりですが、はっきり言ってアホですな。技術の無さがアホの証拠です。悔しかったら絞り開放で動いているものを撮影してみい!

 

 

銀座で一人

Today's Photo その2942 2016/6/17
ピーシーアイ

 朝から暑い日差しが照り付けていましたが、夜明け前までは雨が降っていたようです。午後遅くなってから銀座に撮影に出掛けて来ましたが、少し曇り空となり青空を期待していたのでちょっと残念。まぁ梅雨の時期ですから雨が降っていないだけでも良しとしなければ。

 日本から年内に撤退を決めたフォードですが、メンテナンスと新車保証業務を委託する企業が決まりました。フォードの技術に精通したテクニシャンを配備するとのことで、今まで日本フォードで整備を担当していたメンバーが加わるのでしょうか。何れにしてもメンテナンスがきちんと行われることが決まってはいましたが、受け入れ先が決定したのは一歩前進です。あとは今まで通りの拠点で整備が行われればもう言うこと無しですが、整備工場がとんでもなく遠い所になったりしては困ります。

  平日の撮影ということでフジのシステム二台で臨みましたが、オートフォーカスでもそれなりにピント合わせに時間が必要なのでシャッターを押すまでの時間はマニュアルフォーカスと変わりません。慌ててシャッターを切ってもうピント合わせが間に合わなくて、ピンボケとなりますから。曇りがちでも銀座の街は暑く、ビルに遮られて風が通り過ぎる場所が限られています。熱帯夜なんて言葉が聞こえて来る季節ですが、アスファルトとコンクリートに囲まれた都市は熱を排出する仕組みが必要ですね。

 今日の一枚は猫耳を付けた外国人観光客です。大きなペットボトル持参で、水分補給対策は万全のようですね。しかしながら黒い服は見るからに暑苦しそうですね。猫耳の色に合わせているのでしょうか。

 

 

猫耳と黒服

Today's Photo その2941 2016/6/16
何でもかんてもプライバシー

 いつ降るか、いつ降るかを気にしていた雨ですが、天気予報よりもずっと遅く夕方になってパラパラと。その間何回か、雨雲接近情報のお知らせが届きましたがことごとく空振りでした。沖縄でや早くも梅雨明け宣言がでましたが、関東はこれから本格的な梅雨を迎えます。都知事の悔し涙のような雨となりそうです。

 写真のプライバシーポリシーについて勉強しましたが、海外では後ろ姿でも許可が無い場合は掲載不可とのこと。訴訟社会の弊害としか思えませんが、そうなると新聞の写真なんてのは全て許されないのでは。後ろ姿で個人が特定出来ようと出来まいと、それは見る方の勝手でたまたま写っていました的なことは許されるべきです。もちろんこれが個人の尊厳を著しく傷つけるような場合は別ですが。写真を撮影する側に立って、もう少しモデルリリースとか、プロパティリリースとかを考えて欲しいものです。こんなことでは何も撮影出来なくなる恐れがあり、表現の自由を侵害しかねません。撮影しても発表の場が制限されるのは如何なものかと、もう少し鷹揚になって欲しいですね。

 今日の一枚は銀座の歩行者天国で、テレビ局のインタビューで声を掛けられ涙目になっている恐竜の背中を背負っている男の子です。大人が上から目線で男の子を見つめていますが、やはりここはしゃがんで目線を合わせて上げないといけません。日本では大人が子供の目線に合わすことはありませんが、アメリカ人は殆どと言って良いほど子供の目の高さになって話し掛けています。怪獣ボーイの笑顔がを撮影したかった。

 

 

ご機嫌斜めの怪獣ボーイ

Today's Photo その2940 2016/6/15
最後のお願いも虚しく

 このところインターネットで各種サイトにログインする際に、セキュリティ強化で従来のパスワードをもっと複雑でIDから類推出来ないように変更を求められる風潮にあります。英数、大文字小文字、さらには記号を織り交ぜたパスワードが必要とされています。そこで複雑なパスワードに変更するのですが、うっかりパスワードを控え損なったりするとそれはもう大変。何度も間違えるとログインがロックされて、全パスワードの設定から始めなければ。かと言ってパスワードの使い回しも危険だし。自動的にパスワードを生成して記録してくれるような仕組みは無いのでしょうか。

  都民ではありませんが、舛添東京都知事が遂に辞表を提出し、喉のつかえが取れた感がありますね。後ろ盾の自民党に三行半を突き付けられ、遂に観念したようです。ぜひ自費でリオのオリンピック閉会式に参加して、客席から旗を振り回して一生の思い出にして欲しいものですね。退職金でファーストクラスに乗っても誰も文句は言いませんから。もちろん宿泊は一流ホテルのスイートルームで、会議が開けるように。「第三者の厳しい目」か「違法ではないが不適切」のどちらかは流行語大賞にノミネートされるのも知事時代の思い出になるのでは。言い訳会見のDVDとかも出した方がよろしいのでは。タイトルは「これで私は知事を辞めました。」もちろん付録に舛添まんじゅうは欠かせません。

  政局は早くも参院選と都知事選となりましたが。都知事にはそのまんま東が良いのでは。頭のハゲ具合は舛添譲りなので、誰が見ても後継者として認められることでしょう。

  今日の一枚は銀座の歩道に腰を下ろして寛ぐ中国人観光客です。老人が疲れ果てて腰を下ろしている様子はよく目にしますが、それなりにきちんとした格好で銀座の歩道に座り込むのは理解出来ません。たしかに中国汚さに比べれば銀座の歩道は綺麗ですが、地べたに腰を下ろす習慣の無い日本人からするともうこれは銀座を嘗めているとしか思えません。このままレストランとかの椅子に兵器で腰を下ろすのですから、日本が汚くなるのは避けられません。中国人のケツが日本を汚す日もそう遠くは無さそうです。

 

 

銀座唐人街

Today's Photo その2939 2016/6/14
涙目の合言葉はリオ

  梅雨の晴れ間に銀座に撮影に出掛けて来ました。午前中はさわやかな青空だったのですが、午後になるとどんよりとして曇り空となりました。それでも気温は高く、銀座の街は暑かった。

 数日前にパスワードの変更を求められたYahoo!IDですが、ウォーレットを使用しているために書類を整えての申請となりました。免許証のコピーを送って、ようやく今日になってパスワード再設定が許可され、以前と同じようにログイン出来るようになりました。しかしながら先方の集うで勝手にパスワード変更を求められ、この数日間にオークションでも参加していればもうこれは最悪でした。ログイン出来なければオークションで落札しても出品者との連絡すら付けることが出来ず、ヘタすればマイナス評価となっているかもしれません。今日もJTBのサーバーから個人情報が流失したとか、パスワードの変更で守られるのであれば我慢するしかありません。

 JTBは前回のハワイ行きの航空券を購入した際に利用しているので、個人情報が漏れているかも。JTBから連絡があるかもしれませんが、パスポートももうすぐ有効期限が切れるので申請し直すので実害は少ないかと。それにしても日本企業のセキュリティの甘さが指摘されそうですね。

 東京都の舛添都知事が最後の最後までごねているようで、遂に不信任案が提出される運びとなりました。これで議会を解散でもすれば、舛添は命を狙われても仕方がないでしょうね。つまりリオオリンピックに舛添は行かせないというのが世論ですが、それを何が何でも死守しようとしている醜さはもう政治家とかの範疇を超えて単なる亡者です。これだけみっともない政治家はこれから先も出ることはありません。第三者の厳しい目がオリンピックに対してノーと言っているのですから。自民党の総裁から辞職を促されても辞めないつもりのようです。

  今日の一枚は市場籠を後ろ手に持つ初老の男性と椿屋珈琲店のメイド風制服を着たウエイトレスです。どちらも昭和の薫りが漂って来そうな服装ですが、銀座にはふさわしいですね。この男性は数年前にも写真に撮った記憶があり、市場籠を後ろに持っていたのが印象として残っています。映像に対する記憶はまだまだ衰えていないようです。

 

 

昭和の遭遇

Today's Photo その2938 2016/6/13
言い訳、居直り、懇願

  梅雨に入っての本格的な雨の一日となり、100ミリ前後の雨量となりました。皮肉なもので水不足の水源地付近にはそれ程降らなかったとか、今後の台風シーズンに期待したいところですが今年は例年に無く台風の発生が遅れているようです。雨の中を近所の歯科医まで車で出掛けたり、処方された薬をとりにこれまた車で出掛け、雨傘代わり車となりました。もちろん雨の中でもしっかりエンジンは回し、スポーツ走行を楽しみました。

 東京都知事が給料全額返還するから、リオのオリンピック閉会式まで都知事をやらせてと懇願しています。言い訳だらけの答弁に続いて、泣きが入り、まぁみっともない限りですね。政治家たるもの出処進退は自ら決めるものと相場は決まっていますが、もうこれは自民党幹部から引導を渡さないと駄目でしょうね。そこまでして都知事の職に留まりたいのはオリンピックの一言でしょうか。前都知事もオリンピック招致の後に辞職に追い込まれました。東京都知事にとってオリンピックは鬼門かもしれませんね。都民ではないのでどうでもいいのですけれど(笑)。

 アメリカでは銃の乱射により過去最悪の50人が亡くなり、テロによる犠牲と報じられています。自分の身は自分で守ると重の所持を合法化しているアメリカですが、今更すべての銃を回収する術はありません。人種差別と銃の規制はアメリカの永遠の課題として残り続けそうです。日本では銃が規制されているので刃物による殺傷時間が多発していますが、それでも救われているのは大量殺人とならないことですね。先だってのサミットでも何事も起こらずに、世界に冠たる安全性を改めて実証しました。この辺りは単一民族だった日本の誇りかもしれません。日本で凶悪事件を起こす連中は日系外国人が多く、日本で暮らすこと自体に無理があるのでしょうね。

 今日の一枚は銀座の歩行者天国で撮影した写真を確認する外国人観光客です。銀座の歩行者天国ではひったくりに出会うことは皆無に近いので、外国人でも安心して街歩きを楽しむことが出来ます。安全、安心、清潔、こんな国は世界でも珍しいのでは。世界一トイレの汚い国から押し寄せる外国人は歓迎されません。

 

 

笑顔の銀座

Today's Photo その2937 2016/6/12
一瞬の出会い

  日曜日の朝は深い眠りに就いていますが、今朝は地震で一瞬目が覚めました。久し振りの地震ですが、被害関東大震災のあとは余震が当たり前のように続いていました。地震といえば最近では熊本ですが、東日本大震災の余震はある日突然襲って来る可能性は否めません。地球規模の時間の流れからしてみれば、五年前なんてのはついさっきと同じですからね。浅い眠りに戻り、次に目が覚めたのは十時頃でした。特に予定も無いのでそのまま昼前までうたた寝状態でした。

 二日連続の銀座撮影の後は取り敢えず体力温存ということで、午後からは家でゴロゴロ。カメラの設定を見直したり、写真サイトの下手くそな写真を眺めたり。まぁ世の中に出回っている写真の九割はどうでも良いような下手くそ写真ばかりなので、フォトグラファーなんて商売が成り立つ訳で、ある意味下手くその連中に感謝しなければ。素人の写真は何を言いたいのかがはっきりしないところがある意味素晴らしいというか、写真なんてのは何かを語ろうなんてのが大きな間違いで、何も考えずにシャッターを押した結果であって。

 今日の一枚はすれ違った瞬間にスニーカーのブルーと上着のコーディネートに感動し、振り返りざまに撮影したカットです。ブルーのスニーカー年てのは見掛けることはまれですが、やはりこれは外せないでしょう。パブのイギリス国旗がアクセントとなりました。一瞬のチャンスにシャッターを押す準備が出来ているか、即座にピントを合わせてシャッターが押せたか、この辺りがマニュアルフォーカスの醍醐味ですね。網で魚を掬わずに一本釣りで上げるような。

 

 

青靴

Today's Photo その2936 2016/6/11
白と黒

  朝早い時間はすっきりした青空が広がり写真日和のなのですが、午後になると白っぽい空になってしまいます。それでも昨日に引き続き、銀座に撮影に出掛けて来ました。今日は歩行者天国なのでライカ二台持ちで臨みました。昨日のオートフォーカスの余韻が残っているようで、マニュアルフォーカスのもどかしさを感じつつも一丁目から八丁目までを三往復。京橋のお祭りにも足を延ばしました。

 お神輿に特別の思い入れもなく、何となくお祭り風の写真しか撮れません。担ぎ手のそばまで寄って迫力のある写真を撮りたかったのですが、取り巻きが多くて側まで近寄れなかったり、お神輿が上下に動いているのでブレていたりでお祭りの写真は難しいですね。京橋三丁目のお神輿は型も小さく、担ぎても雇われて来たような連中が混ざっていました。年寄り連中は祭りを仕切る側に回っていて、今後の祭りの存続が危ういかも。浦安も来週末は三社祭とのことですが、こちらも興味が無いので行く予定はありません。

 今日の一枚は一瞬時間が止まったかのように、シャネルの前で足を止めたお年寄りです。ブレーキの付いたカートを押して街を歩いていたようで、いくつになっても自分の足で銀座を楽しめるのは羨ましい限りです。黒い外壁にお年寄りの上着の白とシャネルのロゴの白のコントラストが美しいですね。白と黒の衣装ですが、まさかシャネルを意識してここに来たなんてことはないでしょうね。銀座だからこそのシーンで、巣鴨ではこうは行きません。

 

 

元気です

Today's Photo その2935 2016/6/10
年寄りだらけの銀座

  梅雨明けを思わせるような見事な青空が広がり、さわやかな夏日となりました。フジのシステム二台持ちで銀座に撮影に出掛けて来ました。初めて使用する望遠ズームと広角ズームをぶら下げましたが、バランスは悪く無いですね。遠くからでもターゲットを狙うことが出来るので、撮影の幅が広がりました。銀座の街を一回り撮影して中央通に戻ると、カメラを手にして年寄りが目に付くようになりました。銀座四丁目交差点付近では中国人観光客のように縁石に腰を下ろし、何かをあ待ちわびている年寄りがたくさんいました。ネットで譲歩を調べると、赤坂の日枝神社のパレードが銀座を通過することが判明し、折角なのでこれを撮影することにしました。数日前から軒先に祭提灯がぶら下がるようになり、夏祭りが近いことは薄々感じていました。京橋のお祭りだと思っていましたが。

 いい加減待ちくたびれた頃、先頭がやって来ました。馬は来るわ、羽織袴に白装束、巫女さん姿の女性等々数百人からなるパレードでこれは立派なものでした。東京の街をこの暑さの中練り歩いて来たとか、雨が降らなくて良かったですね。まさかパレードに出くわすとは想像もしていなかったのですが、望遠ズームが活躍しました。割り込むのが仕事とばかりに中国人観光客が我先に沿道を占拠していましたが、所詮スマホの撮影なので比ではありません。一歩引いて望遠ズームで切り取ればそれは素晴らしい写真が撮影出来ます。

 まぁそれにしてもよくここまで年寄りが湧いて来たなと思われるほど、東京中の年寄りが集合したかのようでした。パレードに合わせてカメラの設定を点検したり、ファインダーを覗いたりと準備万端の年寄り連中ですが、ほとんど総てがズームレンズ付きカメラ一台です。撮影の幅を自ら狭めているような訳で、レンズに制約されずに自分の思い通りの写真が撮れるようにするのが素人とフォトグラファーの差ではないでしょうか。麻雀の待ちではないのですが、一点に絞るよりは手広くした方がチャンスがありますからね。

 今日の一枚はパレードを待つティファニーの前の群衆です。待ちくたびれた年寄り連中が縁石に腰を下ろし始めると、我も我もと腰を下ろしていました。望遠レンズで撮影しているので圧縮感があり、人の多さが強調されて良いですね。フジのシステムも悪くありません。

 

 

日陰でパレードを待つ人々

Today's Photo その2934 2016/6/9
中国海軍の誤算

  朝目が覚めると外は大雨でした。梅雨らしい朝を迎え、雨が病んでも湿度の高い一日となり、遂にエアコンをオンにしました。除湿モードで家中のエアコンを運転していますが、まぁ爽やかなこと。窓を締め切っているので外の音も聞こえず、総てに渡って快適ですね。残暑の終わる九月末までエアコン生活がスタートしました。熱帯夜とか熱中症とは無関係の世界が広がりました。

  今朝未明に尖閣諸島の接続水域に中国海軍の船が入り、外務省が午前二時に駐日中国大使を呼び出して抗議をしました。外交官とは言え、夜中に呼び出したり呼び出されたり、日本の平和は日夜守られている感がありますね。中国政府に対する日本の強い姿勢が示され、中国も日本を舐めていたと思っているに違いありません。南シナ海に続いて東シナ海も実行を支配下との思惑とは裏腹に、日米の絆の強さを実感したのではないでしょうか。同時刻に付近を航行したロシア軍艦に対するパトロールとの指摘もあり、何れにしても中国の支配下であることを示したかったようですが、一歩間違えば日米を敵に回すことになります。しかしながら所詮中国ですから、内部崩壊の様相は以前から指摘されています。ポンコツ軍団がいつまでメンツを保つことが出来るのか、今後も国際社会の笑い者となる筋書きを爆走しそうです。

  今日の一枚はショーウィンドーの商品とガラスに反射した向かい側のビルの競演です。どこまでが中なのか、どこからが外なのかが分からない複雑さが面白いですね。窓の反射した風景を積極的に写真に取り入れるのは普段とは異なる目線となるので、予想以上の写真となることがありますね。

 

 

幻の銀座

Today's Photo その2933 2016/6/8
カメラは二台持ち

 午前中はネットで発注した品が集中して届き、郵パック、宅急便、佐川急便二回と合計四件の荷物が届きました。よくわからないのが佐川で、二回持って来るなら一度にまとめろよと言いたいところです。ネットオークションで落札した品物も無事に到着し、一安心です。部屋の中には梱包の段ボールがかさばり放題、分解して資源ごみに出さねば。

 小金井で起きたアイドル傷害事件の被害者の意識が戻り、危篤な状態を脱したたのは他人事ながら喜ばしいニュースです。治療のために意識レベルを低くしていたのかもしれませんが、何れにしても快方に向かっているようです。この事件は警視庁の対応の不味さが多々重なり、本来の手順通りに処理されていれば防ぐことが出来たとも言われています。アメリカであれば警察は多額の賠償責任を負うこととなりますが、果たして日本ではどうなるのでしょう。弛み切っているのは都知事だけではなくてその管轄下にある警視庁も然り、同じようなミスを繰り返さぬようにしっかり警察の責任を追求して欲しいものです。

  ストリートフォトを撮影していると、カメラのレンズに制限されてしまうことが多々あります。スタジオ撮影とかモデル撮影であれば必要に応じてレンズ交換をすれば済みますが、ストリートの場合は一瞬の出来事を撮影しているのでレンズ交換なんてのは不可能です。特に単焦点のレンズを装着している場合は画角が限られているので、撮影者の意図よりもレンズの制限の方が幅を利かせています。そこでライカの場合は50mmと21mmのレンズを装着したカメラを二台持ちで撮影しています。最近は銀座には持ち出さないEOSですが、これも望遠ズームと広角ズームを装着したカメラの二台持ちです。フジのシステムは未だ試運転中だったので一台でしたが、今後は二台持ちとなります。これで総べてのシステムが二台体制となったので、レンズの制約という言い訳は成り立たなくなりました。カメラの二台ぶら下げて銀座の街をウロウロ、やっぱりどこか胡散臭さが漂います。

 今日の一枚はチャリの前籠で得意そうのしているチワワとその飼主です。自転車にしては随分と太いタイヤで、そのパターンがスパイダーというのも珍しいですね。東京をアピールしているようですが、果たして何者でしょう。隣の女性も気になります。

 

 

東京チワワ

Today's Photo その2932 2016/6/7
クリントンVSトランプ

 朝からぐずついた梅雨らしい一日となりました。一方で首都圏の水がめの貯水量は半分を割り込み、今後の雨に期待する所が大ですね。春先から雨が多いと思っていたのですが、水不足気味と聞いてびっくり。人間の感覚と実際の貯水量が余りにもかけ離れていて。

 感覚と事実が余りにもかけ離れているのは貯水量だけではなくて、都知事の公私混同もその一つです。法に触れなければ総て許されるのか、道義的責任の一言に尽きるのか、この当たりの判断は都民の皆様にお任せするのが筋ではないでしょうか。第三者の厳しい目が長ーい目に聞こえて来るから不思議です。小松政夫のギャグですけれどね。最近はテレビで見掛けることも少なくなりましたが、かつての昭和のコメディアンは懐かしいですな。当時はお笑い芸人なんて言葉は未だありませんでした。

 アメリカ大統領予備選挙では民主党候補としてクリントン氏が確定し、保守党ではトランプ氏となりました。それぞれの政党で正式に決定し、いよいよ大統領選挙本番となりますが、多くのアメリカ国民は強いアメリカの再来を期待している筈です。果たしてトランプ氏のアメリカが一番となるのでしょうか。日本、中国、メキシコの今後の在り方を左右する選挙戦であることは間違いなく、都知事の政治資金の使い道よりも注目されます。

  今日の一枚は銀座の歩行者天国でベビーカートに乗った兄妹です。この家族とは撮影中に何回かすれ違ったのですが、遂に最後は二人共眠ってしまいました。同じ方向に頭を傾けている様子はDNAに刷り込まれているのでしょうか。もしかしたら同じ夢を見ているかも。銀座は幼い子供にとっても心地良い場所であることは間違いありません。

 

 

眠りに付く兄妹

Today's Photo その2931 2016/6/6
ネットオークション

  サラリーマンを辞めて随分と年月が過ぎましたが、それ以来何時までにとかいう締め切り事に対する不快感が年々増しています。いついつまでに申請を出すとか、書類を作成するとかが本当に耐えられないほど憂鬱になりました。総て自分の都合で事が運ぶのが当たり前の生活なので、期限を区切られると辛いモノがあります。経済センサス活動調査なる訳の分からん書類が手渡され、明日までに入力とのこと。数日前から準備をしていましたが、今日になってようやくネット上で入力完了。あーあ、すっきり。こちらの都合も考えずに期限を区切るお役所の我儘勝手にはうんざりですな。

 早くも今年の流行語大賞のノミネート間違いなし、第三者の厳しい目ですが、都知事の調査結果が報告されました。政治資金なんてのは何に使っても良いことになっているので、犯罪性はある筈もなく、都民の方々が納得するかしないかだけの問題でしょう。ってか、都知事以前の国会議員時代の政治資金の使い方なので、これまた都民が判断するのもいかがなものかとは思いますが、そういう都知事ということを判断するのは正しいようですね。

 昨日、オークションで撮影用品を落札しましたが、落札にもかかわらず入金前に出品者宛の評価が届きました。今朝になって落札金額を入金しましたが、果たして落札品は間違いなく送られて来るのでしょうか。なんか出品と落札が混乱しているような。

 今日の一枚は最近ではほとんど見掛けなくなったスマイルマークです。ようやく中国でも人気が出たのでしょうか、明らかにこれは中国人観光客ですね。自撮りに合わせてサングラスを外そうとしていますが、スマイルマークだけで十分写真としての価値がありますね。スマイルマークもどこかパクリ感があるのは中国の悲しい性ですな。ルールを守ることが出来ない中国国家ですが、日本を訪れる中国人観光客だけはルールやマナーをきちんと守って欲しいものです。日本は中国の植民地ではないのですからね。沖縄を含めてアメリカの植民地であることは暗黙の了解です。

 

 

笑っちゃうぜ、銀座唐人街

Today's Photo その2930 2016/6/5
梅雨の晴れ間

  薫風の季節に終わりを告げるかのように、関東地方も梅雨入り宣言となりました。それでも昼前からは晴天となり、ちょっと勇み足では。それでも今後は貴重な晴れ間となりそうだったので、午後から銀座に撮影に出掛けて来ました。今日の銀座は人通りは多かったのですが、これといって面白い人も少なく、ある意味空振り気味でした。歩行者天国ということでマニュアルフォーカスのライカで撮影をしましたが、このところフジのオートフォーカスで撮影していたのでピント合わせが間に合わなかったですね。ストリートフォトにはやはりオートフォーカスの方が有利で、カメラの目立たなさではフジのシステムの方がキヤノンよりも上ですね。一方でライカは絞り開放のターゲット以外のボケには素晴らしい物があり、このような写真を撮影出来るのは日本でもまれなのではとの自負があります。ノクチルクス開放のボケを活かした撮影はストリートフォトではなかなか出来ませんからね。

  今日の一枚はネコの顔がプリントされたTシャツを着た女性です。隣りにいる女性は日本人のようですが、どのような関係でしょうか。一番面白い関係は嫁と姑なのですが、果たしてどうなんでしょう。写真を見ながら勝手な想像を巡らすのは自由ですので、それぞれの解釈でよろしいのでは。猫の顔が素晴らしいですね。

 

 

ネコ嫁と姑

Today's Photo その2929 2016/6/3
家族で銀座

  朝晩の寒暖差の大きな日が続いており、昼間は短パン、日が暮れる頃には長袖と一日に二回は服装を替えなければなりませんそんな中、北海道で山に置き去りにされた少年が無事に保護されました。置き去りにした親よりも相当スマートな少年のようで、躾と称した虐待と紙一重です。連日の捜索で発生した費用はあのアホな父親に請求すべきですね。暗いニュースが続いていたので他人事ながら安堵した一日でした。

  国会も幕を閉じ、参院選モードに突入しました。しかしながら野党、特に民進党が安倍内閣の公約不実行を追求していましたが、民主党が政権を取った時の選挙公約は何一つ実現しなかったことをすっかり棚に上げています。他人に厳しく、自分に甘く、まるで舛添都知事と同じですね。それにしても喉元すぎれば何とやら、やっぱり万年野党は野党がお似合いで、間違っても政権を担ってはなりません。かつての民主党に騙されて民主党に政権を与えたアホ諸君もようやく学習したようで、今度の参院選でも同じ間違いは犯さないでしょう。世間の常識が問われる夏の参院選となりそうです。

 今日の一枚は銀座で赤いスニーカーを履いている兄弟です。銀座を訪れる中国人観光客はナショナルカラーの赤を身に着けている人が少なくありませんが、このようなおしゃれな足元とは程遠いですね。スニーカーの紐を緩めて、思いっきりラフには着こなしている兄弟はお母さんベビーカートに乗った弟と一緒に銀座に来たようでした。年の近い兄弟は喧嘩が絶えませんが、足元を見る限りは何とも微笑ましい限りです。真夏の日差しの照り付ける爽やかな晴天となりました。風が冷たいので爽やかですが、梅雨明けの暑さはこうは行きません。撮影日和となりましたが、西葛西のフォードに車を預けてから電車で銀座に向かいました。一年前にアメリカから通知が届いたリコールの修理がようやく日本でも行われることになり、三時間ほどで完了しました。フォードが日本から撤退することが決まっていますが、アフターケアは当分続けられるので一安心です。

 今日もフジのシステムで撮影しましたが、オーフォーカスのモードを一点からゾーンに変更しました。ある程度の範囲内で即座にピントを合わせるモードですが、何処にピントを合わせるのかはカメラ任せです。それでもピント合わせの範囲は限定出来るので、それ程大外れはないようです。ピントが合ってからシャッターをおもむろに押しこめば百発百中ですが、ストリートフォトはスピード勝負です。この当たりのタイミングは毎回違うので、時々ピントが甘いのは致し方無さそうです。レンズは開放で撮影していますが、多少絞れば解消されます。絞りはワイドオープンで撮影するのを基本としているので、もうしばらくは慣れが必要かもしれません。

 今日の一枚は破れかぶれの中国人観光客です。最近暑くなって来たせいか膝が抜けているような風通しの良いボトムスを身に着けている人を多く見掛けますが、銀座の格式は無くなりつつあります。ってか、外国人観光客に陰ってですけれどね。銀座で歩きながら物を食わない、破れかけたような服装で銀座を歩かないのは日本人の常識ですからね。

 

 

赤い靴履いてた男の子

Today's Photo その2928 2016/6/2
銀座を舐めるなよ

  真夏の日差しの照り付ける爽やかな晴天となりました。風が冷たいので爽やかですが、梅雨明けの暑さはこうは行きません。撮影日和となりましたが、西葛西のフォードに車を預けてから電車で銀座に向かいました。一年前にアメリカから通知が届いたリコールの修理がようやく日本でも行われることになり、三時間ほどで完了しました。フォードが日本から撤退することが決まっていますが、アフターケアは当分続けられるので一安心です。

 今日もフジのシステムで撮影しましたが、オーフォーカスのモードを一点からゾーンに変更しました。ある程度の範囲内で即座にピントを合わせるモードですが、何処にピントを合わせるのかはカメラ任せです。それでもピント合わせの範囲は限定出来るので、それ程大外れはないようです。ピントが合ってからシャッターをおもむろに押しこめば百発百中ですが、ストリートフォトはスピード勝負です。この当たりのタイミングは毎回違うので、時々ピントが甘いのは致し方無さそうです。レンズは開放で撮影していますが、多少絞れば解消されます。絞りはワイドオープンで撮影するのを基本としているので、もうしばらくは慣れが必要かもしれません。

 今日の一枚は破れかぶれの中国人観光客です。最近暑くなって来たせいか膝が抜けているような風通しの良いボトムスを身に着けている人を多く見掛けますが、銀座の格式は無くなりつつあります。ってか、外国人観光客に陰ってですけれどね。銀座で歩きながら物を食わない、破れかけたような服装で銀座を歩かないのは日本人の常識ですからね。

 

 

破れかぶれの観光客

Today's Photo その2927 2016/6/1
公約違反

 気持ちの良い晴天で六月を迎えました。ここしばらくは晴天が続きそうで、梅雨入りはもう少し先になりそうな貴重な時間を楽しみたいですね。

 国会は予定通り終わり、安倍総理は消費税増税延期と参院選挙の日程を発表しました。選挙モードに突入しましたが、野党は負け戦をどう戦うのか、安倍内閣の支持率がそのまま選挙結果に反映されそうな勢いです。かつての民主党が名前を変えようとも二度と政権を取れる日が来ないでしょう。高速道路無償化、居行く日無償化と出来もしない公約を掲げて騙された国民は二度と騙されないでしょう。消費税導入延期を公約違反とほざいている民進党はもう救いような無い。公約違反はお前らだったことをすっかり忘れている。

 昼前まで寝ていたので今日は撮影にも行かず、例によって家でゴロゴロ。心地よい風が家の中を通り過ぎるのも今だけで、梅雨に入れば除湿モード、梅雨が開ければ冷房モードで外気とは円の無い生活が始まります。爽やかな空気と共に聞こえる周りの音が新鮮に感じられます。エアコン使用中は窓を閉めれば外の音は気になりませんからね。

 今日の一枚は銀座歩行者天国で見掛けた少女です。路面に描かれた直進のサインの上にひれ伏していますが、何をしているのでしょうか。保護者と思われる男性はこれまた路上に腰を下ろしてスマホに夢中の様子、弟と思われる子供は周囲をウロウロと歩き回っています。不思議な光景に出会えて、シャッターを押すことが出来たのは偶然ですが、偶然を求めて銀座の街を彷徨い続けています。

 

 

矢印の向こう