Today's Photo
Today's Photo その3110 2016/12/31
2016撮影納め

 大晦日を迎え、すっかり今年も納まった感があります。新年を前にお墓参りに行きましたが、お彼岸の頃に次ぐ混雑振りでした。ご先祖様に挨拶を済ませ、御墓周りを整えて新年を迎えるのは日本の伝統ですが、比較的歴史の浅い市内の墓地公園にもしっかりと受け継がれていました。おせち料理だけがお正月の文化ではありません。

 正月らしい物ということで、最後の買い物で賑わうスーパーの食品売り場でお仏壇にお供えする上生菓子の詰め合わせを買い求めました。これで一気に正月気分が盛り上がり、明日は無事に元旦を迎えられます。 

 今日の一枚は新浦安から臨んだ今年最後の富士山の夕暮れです。ダイヤモンド富士を狙っている訳ではないので日が暮れるまでは家の中で待機し、すっかり地平線が夕焼けとなる頃に外階段の踊場から空にはこれ以上細くはならないと思われる上弦の月があり、来年に向けて大きくなります。次があると空気の冷たさが強調されて良いですね。富士山と夕焼けのコントラスト、グラデーションの美しい空、富士山とは対照的なディズニーシーのボルケーノ、自然と人工物が当たり前のように見えます。

 日の入り前から三脚をセットして、アングルを決めたり、カメラの設定を確認したり、なんてのが伝統的な撮影技法ですが、今はカメラとレンズの性能にお任せして手持ちです。撮影準備も一切行わず、五分も掛からずに撮影終了。それでもカメラは二台使用し、長さの違うズームレンズをそれぞれ利用しました。風景写真では絞り開放で撮影することは稀ですが、カメラ任せなのと設定の確認を怠った結果です。おまけにシャッター速度も手振れギリギリで、レンズの手ぶれ補正に助けられています。露出はカメラに任せると明るく撮影するので、ここはしっかりとマイナス側に二段程度補正しています。

 いつも言っていますが、撮影チャンスの発生しているその場にカメラを持っていること、写真にする技量を見に付けていること、写した時のことを思い出して写真を仕上げることが出来れば、それだけでフォトグラファーです。

 

 

ボルケーノの夕暮れ

 
Today's Photo その3109 2016/12/30
子供の頃の記憶

 テレビもすっかり特番となり、生中継はニュースくらいでそれ以外は総て収録です。制作スタッフも年末年始の休暇に突入ということで、世の中すっかり納まっていますね。株も年内最後の商いを帳尻合わせて終え、投資家は来年に期待を膨らませての年越しとなりました。

 正月からスーパーが開いているにもかかわらず、慌てて正月用の食料品を買い込む客を目当てに高額商品を並べるえげつない商売が続いています。もう何年も正月は普段通りの食生活としているので、おせちもそれらしき物も一切買っていません。おせちに飽きたらカレーなんてコマーシャルもすっかり聞かなくなりましたし、田舎でもコンビニは元旦から開いていますからね。気の早いコンビニは恵方巻きなんて幟を出していたりして。

 今日の一枚は不漁ですっかり価格の上がってしまった新巻鮭です。流通や保存の難しかった昔の食べ物で、今時こんなに入らないでしょ。子供の頃はお歳暮で送らられて来ていましたが、新巻き鮭を食べる習慣が無かったので持て余してしていました。新巻き鮭に一万円も出すなら、その分寿司でも食べた方が良いですね。別に鮭を食べなくても正月は乗り切れます。

 鮭の入れられた木箱、昔ながらの裸電球、ここだけは時間が止まったかのようです。子供の頃に日常的に目にしていた魚屋の店先のイメージと重なりますが、懐かしさよりも新鮮さを感じる人の方が多いのでしょうか。私鉄沿線の駅前には果物屋が夜遅くまで開いていて、その店先も裸電球がこうこうと辺りを照らしていたような気がします。テレビがカラーになる前だったような。東京オリンピックの前後ではなかったか。

 

 

今も昔も

 
Today's Photo その3108 2016/12/29
ノーチェック撮影の勧め

 今日から正月休みが本格的にスタートし、鉄道を中心に帰省ラッシュが連日続いたようです。新幹線の自由席の入り口はまるで朝夕のラッシュ並みの混雑で、あの狭い空間に何時間も立っているのは拷問のようですね。ネットとかで指定席を確保することは不可能だったのでしょうか。今日の混雑は最初から分かっているので、鉄道各社ももっと臨時便を増発するなどの対策が必要です。盆と正月くらいは輸送サービスを向上してはどうでしょう。

 帰省客が故郷に向かえば首都圏は田舎者がいなくなり、本来の東京の姿を取り戻しつつあります。一方でTDRには全国から客が押し寄せ、かと言って帰省客に比べればその数は多寡が知れたもの。東北と中部圏は確実にTDRドライブ圏内です。TDR客向けのホテルのパーキングには流石に関西ナンバーは殆ど見掛けませんが、東名、東北自動車道の利用者が多いようです。東北、中部は娯楽が少ないので、遠出して来るのでしょう。一方で関西はそれなりに地元で遊ぶ場所がありそうです。

 安倍総理と行動を共にして真珠湾を訪れた防衛大臣が靖国神社に参拝しましたが、中韓が早速これに噛み付きました。当然のことながら民進党も噛み付き、相変わらずのチームワークです。日本国民からノーを突き付けられた国や政党は噛み付くし可能がありません。だからいつまで経っても認められないことすら気付かずに。要は相手にする気も起こらんちゅうことで。

 今日の一枚は工場もお休み、車もいなくなり、大気がひたすらきれいになった日没の空です。見ているだけで寒くなる余りにも澄み切った空、宵の明星が一段と冴え渡っています。年末年始はこのような天気が連日続くとか、富士山とか日の出とか、日の入りとかを撮影するフォトグラファーにとっては絶好の天候です。中高生の頃、フィルムカメラではこのような光景を撮影することが出来ませんでした。個人の力量不足ももちろんありましたが、カメラやフィルムの性能が低く、三脚に固定して何枚も露出を変えて撮影して、ようやく使えるか使えないかいう歩留まりだったことでしょう。デジタルで撮影しても直後に画像をチェックすることは稀ですが、こういう光景の場合は保険ということで画像をチェックしますね。露出のマイナス補正の確認程度ですが。撮影する度に画像をチェックする人がほとんどですが、自動再生はオフにしているので撮影に集中しています。余程の設定ミスが無い限り、今時のデジカメはきちんと撮影してくれますから。

 

 

澄み切った冷気

 
Today's Photo その3107 2016/12/28
総理の御用納め

 昨日の暖かさから急激にこの季節らしい寒さとなり、外に出るとポケットに入れた手が出せません。体が冬に慣れていないというか、冬を一瞬忘れていたので油断していたかのようですね。御用納めは実質昨日だったようで、今朝は首都高に渋滞もなく昨日の雨と風ですっかりきれいになった東京の空がひと足早くお正月気分を盛り上げていました。暦の並びのせいで今週末まで故郷で過ごし、週明けには早々とUターンラッシュとなりそうです。まぁ何とも忙しい正月休みですね。

 安倍総理がアリゾナ・メモリアルを訪れ、オバマ大統領と最後の首脳会談を行い、ステートメントを発表しました。例によって蚊帳の外に置かれた中国と韓国は早速今回のパールハーバー訪問に噛み付きましたが、所詮暖簾に腕押し。日本はアメリカとロシアに対しては一目置いていますが、約束の守れない中国と韓国は一切相手にしていません。声を掛けて欲しければ、国際ルールを守ることを認められる用になってからで百年早いっちゅーの。まるで民進党の蓮舫みたい。蓮舫だって元は台湾、所詮中国人だわな。

 今日の一枚は日没直前の太陽が高層ビルを照らして、本来はすっかり日が暮れている筈の街に輝いている光景です。低い建物しか無かった頃はゆっくりと日が暮れて夕闇となっていましたが、本来は無い部分が異様な光を放ち、あたかもそれが本来の姿であるかのように強調されています。闇になり損なった空間が下町の夕方を演出し良いのでしょうか。前日の写真とほぼ同じアングルですが、天候によって丸っきり違う光景に見えるのが凄いですね。またそれをきちんと写真に収めるのがもっと凄い。

 

 

影を遮る夕暮れ

 
Today's Photo その3106 2016/12/27
エンタメ日本

 一週間ばかり留守にしている間にクリスマスも終わり、世の中は新年を迎える準備一色となっています。ニュースはどうでも良い芸能グループの解散をトップで伝え、もう一億総エンタメ。もう少し伝えるべきニュースがあるのでは。当然のことながらワイドショーは朝からこの話題、安倍総理のハワイ訪問、オバマ大統領との首脳会談は遠く霞んでいるかのようで。

 それでも安倍総理が宇和島水産高校のえひめ丸の慰霊碑を訪れのは良いことでした。カカアコ・ウォーターフロント・パークはいつもと変わらず穏やかで、太平洋に面した慰霊碑はボランティアによってきれいに保たれていました。もちろんメインは首脳会談とパールハーバー訪問ですが、えひめ丸を忘れないことはアメリカ海軍に対するプレッシャーの意味も十分に感じられますね。

 今日の一枚は築地から見た夕景です。晴れていたり、曇っていたりと毎日変化に飛んだ天気が続きましたが、それぞれに写真としてのチャンスがあります。雲も普通でただ暮れて行く時は眺めているだけですが、夕日がビルのガラスにグラデーションを作ったり、陰影のある光景の時は写真を撮影したくなりますね。つまり写す側は与えられる光景の何処に感動してシャッターを押したくなるか、その時に写真として記録出来る準備が整っているか、この二点ではないでしょうか。普段から光や光景に対する眼力を育み、感動する心を常に持ち、写真に出来る機材や技術を持つことではないでしょうか。どんなに感動しても道具が駄目、撮影技術が駄目では先に進めません。逆に機材は一流、技量も一流、残念ながら感性に問題があるのも困ったもので。

 マンハッタンの高層ビルをイメージし、窓に映る夕日のグラデーションと青く染まる街、左手前のオレンジのコントラスト、これらに感動しました。画面のさらに左後方にはスカイツリーも見えるのですが、ここはスカイツリーは要らないでしょ。田舎のパンフレットではないのですから、何でもかんでも画面に入れてはね。

 カメラの露出は自動的に暗い時は明るく写そうとしますが、それでは街が夕方なのか昼間なのか分からないような写真になります。しっかりと露出をマイナスに補正して、ブルーの空と暮れる街を写しています。明るさが適なのは手前のオレンジとビルのグラデーションだけで十分です。

 

 

 

青い夕暮れ

 
Today's Photo その3105 2016/12/20
魚以外に目を向けて

 今日もこの季節にしては穏やかな日差しの一日となりました。昼過ぎにはまるで霞が掛かり、見ているだけで暖かさが感じられる春霞と見間違るような光景でした。もう数日はこの暖かさが続くようですが、その後は年末寒波となりそうです。

 昨日注文したライカのグリップが届きましたが、GPSの動作も問題なく正常です。割引セール中だったので何も気にせずにポチッとしたのですが、ショップからのメールで割引は今日までだったことを知りました。昨日のポチッはある意味運命の出会いだったのかもしれません。シャッターチャンスと同じで、買い物にもタイミングが合う時がチャンスなのでしょうね。

 11月に選挙が行われたアメリカ大統領選ですが、ようやく選挙人による投票が行われトランプ候補が過半数の選挙人を確保したことが伝えられました。選挙人による投票はセレモニー化しているようですが、それでも何人かはトランプ支持から造反へ回ったようです。アメリカの大統領選ももう少し単純にすれば分かりやすいのですが、他所の国の事なのでどうでも良いのですけれど。

 今日の一枚は発泡スチロールの箱に囲まれて書類を書いている場外市場の店主です。発泡スチロールの箱がデスクになるばかりか、防風効果もありそうですね。背中に降り注ぐ太陽が日差しの温もりを感じさせますね。店番は若い衆に任せて、定位置で店主は書類仕事、まだまだ現役ですね。魚市場で魚ばかり写しているようではまだまだ。

 明日から一週間ばかり更新はお休みになります。御用納めの頃に復活となります。

 

 

 

デスクワーク

 
Today's Photo その3104 2016/12/19
備えあれば憂い無し

 特に変わったこともなく、平穏な年の瀬を迎える一日となりました。自爆テロとか戦争とか、中東の戦闘地域では連日のように報じられていますが、島国の日本にとっては遠い世界の出来事です。新聞やテレビが紅白の曲が決定したことをトップに報じており、その次が芸能人の薬物疑惑が不起訴になったことで、エンタメ日本バンザイです。ロシアのプーチン大統領に肩透かしを食らったことなどもうとっくに忘れられました。この変わり身の早さが日本の良さかもしれません。

 ライカのカメラの片方にはハンドグリップを装着し、重たいレンズでもしっかりとホールド出来るように対策していますが、もう片方のライカにはグリップの代わりにハーフケースを使用していました。グリップにはGPS機能があり、撮影場所の自動記録や時刻の自動合わせがあり、二台のカメラで撮影した写真をを時系列で整理する時にはそれぞれの時計が同じ時刻を示していないと微妙に前後が入れ替わります。したがってGPS機能のハンドグリップがもう一つあれば良いなとは感じていましたが、特に探してもいませんでした。たまたま中古で販売されている物をネットで見付け、購入するか迷っていたところよく見ると期間限定で何と10%引きでした。もうこれは逃す手はないとポチッとしてしまいました。老舗のカメラ店は年末年始に割引をしているので、大して欲しくなくても要チェックですね。富士のシステムに入れ込んでいるので、最近ライカの出番が無いにもかかわらず。

 今日の一枚は築地場外の細い路地のような通路で見掛けた山茂の暖簾が掛かった店先です。葛とか栗の甘露煮とかの文字が段ボールに書かれていますが、和菓子の材料のような物を扱っているのでしょうか。暖簾の向こうにお店の人の顔があるのは普通ですが、暖簾の向こうに見えたのは膝から下の足でした。梯子を掛けて上の方でゴソゴソと作業をしているようですが、足しか見えないなんてのはもうこれは撮影するしかありません。

 カメラを持ち合わせて、いつでも撮影出来る準備が整っていて、たまたま見掛けたチャンスを逃すこと無く写真にすることが出来れば、総てのショットが素晴らしい写真ばかりとなります。チャンスの有りそうな場所を嗅ぎ付ける嗅覚を養い、見逃さない眼力を鍛え、きちんと撮影する技量を常に持ちたいものです。

 

 

暖簾の先には

 
Today's Photo その3103 2016/12/18
海を盗む中国は海でも盗み

 寒さも緩み始め、ここ暫くは暖かい日が続きそうです。とは言うものの週半ばには冬至を迎え、これから冬本番となります。冬に至るが日本語ですが、英語では冬初日となりますからね。

 南シナ海の公海上でアメリカの無人潜水機を中国がかっぱらいました。人の物でも何でも盗んで自分の物にするのが中国人ですが、中国軍も一緒だったとは。しかも公海上で特別危害を加えるような危険も無く、国際法違反とアメリカは激怒しています。もっと激怒したのはトランプ次期大統領で、返還不要とまで言い放ちました。これには流石に盗人中国軍も慌てたようで、返還する旨を伝えて来て何とか収めようとしています。ところがトランプはそんなことではごまかされず、南シナ海への中国進出を断固として拒否する構えのようです。中国はアメリカを舐めていますが、アメリカの強さを思い知らさせることになりそうです。

 民進党の幹事長が蓮根掘りをして、蓮舫を支える蓮根役の大変さをアピールしました。写真を見る限りではダチョウ倶楽部の上島竜兵かと思うほどで、熱湯風呂を彷彿とさせる水中の幹事長でした。下らないことしていないで、次期政権を担う気があるならもう少しまともなことを行えよ。政治家を辞めて農家になるならそれはそれで良し。万年野党はやっぱり万年野党で、総理経験者が幹事長になる事自体がもう前代未聞。

 今日の一枚は築地の場内市場で売られている珍しい種類の野菜です。スーパーでは殆ど見掛けないような名前の野菜が並んでおり、日本の伝統的な野菜の種類の豊富さに改めてびっくりですね。特に京野菜関係は関東では馴染みがないのでなおさらです。築地と言えば海産物と思いがちですが、青果部も併設されていて通路に溢れんばかりの野菜が箱に入って並んでいます。流石に肉は場内では見掛けませんが、場外には何軒か肉を扱う店もあり、築地に仕入れに来ればなんでも揃うようになっています。

 

 

築地の野菜

 
Today's Photo その3102 2016/12/17
クリスマスVSお正月

 クリスマス前の最後の週末とのことで、クリスマスプレゼントを買い求める人でアメリカ商戦は盛り上がっていることでしょうね。クリスチャンでもないのにクリスマスを祝う日本人にとっては気楽なもので、チキンとケーキさえあればそれなりに盛り上がって終わり、早くもおせち料理とか正月用品が並んでいます。今年のクリスマスは三連休なので、23日にクリスマスを行う家庭が多いのではないでしょうか。別に大体その頃にやるのが日本式で、当日にはこだわりません。一家が揃う日にチキンとケーキを食べて、子供にクリスマスプレゼントを渡して終わり。ケーキを食べ終わる頃には子供は早くもお年玉の胸算用を始めています。義理でクリスマスプレゼントを買わなければならないアメリカに比べると出費も限られています。

 クリスマスを家族で過ごすクリスチャンとは対象的に、日本人は年末年始を家族と過ごすために民族大移動となります。年明けの二日、三日辺りがUターンラッシュのピークとなり、慌ただしい帰省となりそうです。毎年同じ日と決めるのではなくて、週末から次の週末までと言う風に、年年によって休みの期間を変動させればゆっくり休めるし、経済効果も上がるのではないでしょうか。24時間戦う時代は終わっていますから。

 今日の一枚は 焼津から届いたかつを節です。カツオというと土佐、とか気仙沼のイメージが強いのですが、焼津もカツオで有名ですね。カツオの製造工程で有害物質が発生しているとかで、フランスではカツオ節の輸入が禁止されていましたがその後どうなったのでしょう。日本のラーメン屋に行列が出来るパリですが、ラーメンにしろ日本食に白だしの基本はカツオ節ですからね。それにカツオ節が有害だなんて話は食の安全に厳しい日本で問題視されていません。子供の頃はカツオ節を削る音が毎朝聞こえてきましたが、今時はパック入りが一般的ですね。カツオ節の削り機なんて久しく目にしていませんね。

 

 

焼津のカツオ節

 
Today's Photo その3101 2016/12/16
食い逃げ

 ロシアのプーチン大統領が安倍総理との首脳会談を終えましたが、どうもロシアの食い逃げ的な感が強いですね。日本から引き出せるものを引き出して、領土は別の話をはぐらかしているような。国民の期待が大き過ぎたせいか、がっかりの声の方が大きいようです。それにしても首都高は大幅な規制が行われ、大渋滞となりました。湾岸線の都心に向かう道路は四車線を一車線にまで制限しているのでこれはもうどうしようもありません。反対車線を走っていたので関係なかったのですが、午前中は西行を走っていたので間一髪ですね。

 警察も右翼の街宣車だけに目を光らせているようで、一般車両はフリーパス状態。今回の交渉内容を見て、右翼を応援したくなった人も少なくないかもしれません。それにしてもプーチン大統領は時間の守れない男ですね。相手を待たすのが手腕と考えているとしたら、それは国際社会では大間違い。待たせたなはちゃんばらの世界でしょ。

 久し振りに築地に用があって出掛け、ついでの場外市場をサクッと撮影して来ました。相変わらずの外国人観光客で、中国系が寿司屋の前に群れを成して並んでいる姿は異様ですね。中華料理で育った連中に寿司の味が分かるのか。イナゴの大群のように、海産資源を食い荒らす気がしてなりません。中国人用に養殖した魚でも食わしておけば良いのですが。

 帰りに茂助の団子を買いました。翌日になっても柔らかくて美味しい茂助だんご、醤油団子が子供の頃の郷愁を誘います。餡に包まれた団子も美味です。

 今日の一枚は築地、包丁の正本です。正本のロゴが包丁の刃で出来ているのが面白いですね。築地を訪れる外国人は分かっているのでしょうか。築地では正月用のおせちの材料などが店先に並び、クリスマスなんて無関係的なところが良いですね。不良が伝えられている北海道の鮭ですが、新巻き鮭が一本8,000円なんて値段が付いていて、びっくり。塩っぱくて食べれない。

 

 

包丁の正本

 
Today's Photo その3100 2016/12/15
ど田舎のアホ逮捕

 今朝はこの冬一番の冷え込みと感じられ、いよいよ冬が本格的に訪れた感がありますね。昼間は時折日傘していたのですが、空気が冷たくて撮影は延期にしました。寒い中を銀座の街をウロウロして、これはというチャンスに巡り会えなければ本当にがっかり。かと言って撮影に出掛けなければ写真としてはゼロなのでこれまたがっかり。どうせがっかりなら、暖かい方を選んだと言うことで。

 数日前に書いたコンビニでおでんを突っつく動画を載せたアホが予想通り逮捕されました。高校生くらいかと思っていたら何と妻子のある28歳とか、あの程度の知能であれば無職というのも納得。親がテレビの取材を受けていましたが、やっぱり育て方を間違えたみたいで、子供に比べれば常識はありますが躾をきちんとしていない感がありますね。誰にも注目されないど田舎のアホが、動画をアップすることで世間の注目を集めたとの大きな勘違いでは済まない事件に発展し、これはもう実刑で刑務所で躾を教えるしか無さそうです。それしても頭の悪そうな顔をしていたな。

 民進党を中心とした野党の無力さはまさに税金の無駄遣いで、衆院、参院で大恥を晒して終わりました。不信任案を出そうと民主国家は多数を占めた政党が主導権を握っており、それを阻止しようにも数が足りない連中では太刀打ち出来ないだけ。数の暴力とかほざく前に、議会制民主主義をもう少し勉強してちょうよ。絶対阻止すると宣言した蓮舫はこれまた恥の上塗り。万年野党の党首は誰がなってもあの程度だし。国民を騙して政権を取ったことを忘れないだろうし、教育費無料なんてまた嘘を付いてまでして次の選挙を戦うそうな。

 今日の一枚は松坂屋跡地に再開発で出来たビルの壁面に現れた虹です。ハワイでは毎日のように虹を目にしますが、銀座で虹というのは初めての経験です。端っこの部分だけ虹が見えますが、全体に日が当たるともっと豪華に見えるのでしょうか。日本人的感覚ではほんの少しで十分ですけれど。

 

 

銀座の虹

 
Today's Photo その3099 2016/12/14
鳶の世界

 昨夜から雨が降り続き、この時期としては珍しくまとまった雨量となりました。それを見越して昨夜から車を雨の当たる場所に移動し、雨水洗車となりました。昼過ぎに車を見るとすっかりきれいになっていて、水滴を吹き飛ばすために近所を走り回って今回の洗車は完了となりました。チタンコーティングの光触媒効果でまた車がきれいになったのは何よりです。冬の時期の洗車は辛いものがありますからね。

 午後になってさくっとクリスマスカードを印刷しました。一昨日に試し刷りは終わっていたので、設定通りにプリンターで連続印刷をするだけです。途中で用紙を補給し、インクを一本入れました。インクは一式補充用を用意していたのですが、一本だけというのは拍子抜けでした。残るは宛先を印刷し、一言添えて切手を貼れば投函準備完了となります。カレンダーも発送し、クリスマスカードも完了目前、今年も残すところ半月となりますが例年に無く順調です。コンビニのおでんを店員の前で素手で突っつく動画をアップしたアホがいますが、こいつも逮捕されるのは時間の問題でしょう。

 ポートレートや室内撮影は守備範囲外なので、ストロボを使用する撮影はほとんど行いませんが、一通りは揃えています。一般的にストロボと使用出来るカメラは1:1の対応で、キヤノン用のストロボはキヤノンのみ、富士用のストロボは富士のカメラのみでしか使用できません。したがってカメラのシステムごとにストロボを準備する必要があります。ところが一つのストロボをキヤノン、富士、ニコン、オリンパスなどと使い回すことの出来るストロボトランシーバーがあることを昨日知りました。これがあれば離れた所からストロボを発光させることが出来て、ストロボ本体を他のシステムに使い回すことが出来て、ストロボファンにはたまらない製品です。が、所詮ストロボを使用するような撮影は無いので購入を躊躇しています。

 今日の一枚は鉄骨を組み上げている鳶職人です。四年後のオリンピックに向けて再開発ブームの銀座ですが、街を歩けば工事現場の多さに改めて驚かされます。バブルの頃は地上げで更地のまま放置されて取引だけが行われていましたが、銀座は更地になると次の週には工事がスタートしている感じですね。少し前までは取り敢えずコインパークにして、時期を見計らってから工事がようやくスタートするパターンが多かったのですが、コインパークが少なくなりました。

 クレーンで吊り下げての作業ですが、狭い土地柄作業スペースも限られておりクレーンの運転手から現場の様子は見えません。音声だけでやり取りしているのか、どこかに監視用のカメラがあるのか、まるで見ているかのような正確なコントロールとコミュニケーションです。200mm相当の望遠側で撮影していますが、ビス穴を合わす作業をしている職人の息遣いが聞こえて来そうな写真です。

 

阿吽の呼吸

 
Today's Photo その3098 2016/12/13
子供の躾

 大阪で発生したホームからの突き落とし事件ですが、犯人が早々に逮捕されました。事件前にも無銭飲食、事件後には愛知県で無銭飲食をして保護され、着衣から犯人らしいことが分かりました。知的障害があるとのことですが、キ印を放し飼いにしている親がいけませんね。電車が止まれなければ殺人事件となっていた訳ですから、保護者の責任は追求されて然るべきでしょう。

 コンビニのおでんを店員の前で素手で突っつく動画をアップしたアホがいますが、こいつも逮捕されるのは時間の問題でしょう。何でもかんでも面白可笑しく動画にすればウケると思っているアホばかりですが、親の躾が成っていなければ社会の制裁が躾けるしかありません。常識と犯罪の線引を身をもって覚えさせる以外に解決方法は無さそうです。報道機関は顔にモザイクを入れて放映していますが、しっかりと顔を出して世の中に知らしめることが少年のアホを是正する方法です。未成年だからとか、そんなチャラチャラしたことで誤魔化してはいけません。一生世間に顔を向けられないようにしっかりと社会的制裁を加えましょう。

 今日の一枚は雪だるまのようになったスキーヤーのディスプレイです。子供の頃の運動会で、赤と白の巨大な球体を転がす玉転がしという競技がありましたが、それを連想させますね。ショーウィンドーに反射して周りの物が色々と写り込んでいます。雪の中を車が走ったり、雪だるまの骨組みが透けて見えているようだったり、銀座の街の演出が憎いですね。

 

 

雪だるま

 
Today's Photo その3097 2016/12/12
防犯カメラは見ていた

 昨日、今日と場所こそ違いますが電車のホームで突き落としとか、混雑した電車内での切り付けとか、まぁ物騒な事件が続きました。年の瀬を迎えて慌ただしさが増す中で、このような事件が起きるのは本当に困ったものですね。防犯カメラの映像から犯人が特定され、逮捕に繋がることを期待しております。余程の田舎でない限り、総ての行動は監視されていると行っても過言ではありません。ネットだから何をしても大丈夫なんてのは大間違いで、あっと言う間に発信元が明らかにされ逮捕へされます。しらばっくれても防犯カメラの映像と携帯電話の位置情報やタイムスタンプのシンクロで動かぬ証拠となりますから。携帯電話には関係者にしかわからない秘密の情報が自動的に記録されており、それを調べればすべての行動がチェック出来る機能がありそうです。

 今年の世相を表す漢字一文字が発表され、オリンピックイヤー三回連続の「金」となりました。何か平凡で期待はずれですが、所詮応募数の多い漢字が選ばれるとのことでひねりを期待する方がいけないですね。要はスポーツ、芸能ネタで選ばれているのですから。私的には「闇」なんてのが候補の一つですね。クリントン候補が破れ、まさかのトランプ好景気、一瞬先のことすら予測出来ない世の中です。日ロ首脳会談が間もなく開催されますが、北方領土返還すらどうなるか分かりません。想定外のことが平気で起きる世の中です。

 今日の一枚はまるでレンズの解像度のチェックパターンのような縞模様で覆われたマネキンです。時々こんなイメージだけのディスプレイが行わるバーニーズ・ニューヨークのショーウィンドーですが、なかなか日本には無い発想でいつも楽しみです。逆に普通の商品が飾られている時は平凡過ぎてがっかりしてしまいます。

 

 

解像度試験

 
Today's Photo その3096 2016/12/11
引きこもり

 寒波襲来ということで晴天にもかかわらず、一歩も家の外に出ずに一日が終わりました。明日の朝はさらに冷え込むとの予報も出されており、これから本格的な冬になるかと思うと憂鬱です。ってか、家の中の半袖短パン生活と外気との温度差があり過ぎるのが原因です。かと言って、家の中の温度を下げて厚着なんてのは貧乏臭くて出来ませんけれど。

 寒いせいもあるのかもしれませんが、ここ数日はやたらアマゾンの通販で買物をしています。利用する理由の一つにはこの一週間はバーゲンセール中であること、日替わりでお得感のある欲しい物が紹介されていて、ついついポチッとしたくなります。二つ目の理由は配送が速く、物によってはその日のうちに、そうで無ければ翌日の朝一で届けられるところが魅力です。プライム会員なので殆どの商品の配送料は無料で、これもついポチッとする原因ですね。難点は梱包がやたら丁寧で、段ボールの空き箱が貯まることですね。次の配送の時に不要の段ボールを引き取ってくれればなお良いのですが。

 クリスマスカードに使用する写真のセレクトを昨日から始めましたが、早くも候補が決まり試し刷りとなりました。このまま本番としても良いのですが、もう一晩だけ考えて明日にでも結論を出そうかと。一晩置くとプリンターで出力したインクも馴染んで、本来の色が出るのも結論を持ち越した理由です。写真の面を印刷して、宛名を印刷して、一言添えて切手を貼れば投函準備完了となります。今週末か来週初めに出せば、クリスマスまでには届くことでしょう。

 今日の一枚はなぜかてんやの袋をぶら下げた外国人観光客です。てんやでテイクアウトでもしたのでしょうか。天ぷらは揚げたてを食べるのが一番美味しいと思うのですが、テイクアウトしたら温かいうちに戴かないとね。てんやの袋以外に見える文字が総て英語というのも銀座らしさかもしれません。

 

 

牛負けた(うまかった)

 
Today's Photo その3095 2016/12/10
絞り過ぎ

 昨日までの暖かさはまるで夢だったのかと思う程、冷たい空気に包まれました。明日は更に寒くなるとか、いよいよ師走らしくなりますね。雪に慣れている筈の札幌では大雪に見舞われて、市電が全線でストップしているようです。それだけ強い寒気が押し寄せている訳で、関東にまで南下して来るのでしょうね。歩行者天国の銀座に撮影に出掛けたかったのですが、寒波襲来となれば暖かい家で過ごしたくなります。

 ハワイでは今度の日曜日はホノルルマラソンですが、昨年はワイキキにいました。マラソン当日は昼過ぎまで寝ていたので、ランナーたちを見ることはありませんでしたが明け方のスタート時に花火が鳴っていたような記憶があります。今年は日本で年末を過ごしていますが、一年経つのが本当に早く感じられるようになりました。次のハワイ行きでは富士のシステムだけで撮影を試してみたいですね。

 富士のシステムと言えば昨日撮影した何コマかは露出の組み合わせが飛び抜けていました。シャッター速度を手ブレギリギリまで遅く設定し、その分絞りを通常では考えられないほど絞っていました。一体どういうロジックでそのような組み合わせになってしまうのかはまだ追求出来ていませんが、勝手に絞りを18とか22まで絞るようであれば、絞りは手動で固定するしかありませんね。f5.6くらいで撮影したいところです。

 今日の一枚は逆光気味で帽子の女性を撮影しましたが、自動露出の組み合わせは何とf18ss、1/40でした。どうしてそんなに絞るのか、この辺りのクセはもう少し使ってみないと分かりません。シャッターを押す時に露出の組み合わせなんて決して気にしません。と言うか、そんな余裕はないですから。動かない物をじっくり構えて撮るような撮影スタイルであれば、各種パラメータを確認しつつ構図を決めつつ、まるで大判カメラのような。

 逆光の中、足元には南風による落ち葉、太陽が車の屋根に反射して女性の帽子をかすめています。これが絞りを18にさせた原因でしょうか。 

 

 

落ち葉の銀座

 
Today's Photo その3094 2016/12/9
大統領弾劾

 暖かい南風に誘われて、銀座に撮影に出掛けて来ました。街路樹の葉が南風で散るなんてのはなかなか見られる光景ではなく、暖かさも手伝って楽しかったですね。暖かいのも今日までで、本格的な寒さが訪れようとしているようです。

 決して先進国とは言えない韓国では大統領に対する弾劾決議が成立し、暫くは政治空白となりそうです。与野党逆転の国会で、二十数名の与党議員が弾劾に賛成すれば成立と言われていましたが、投票結果は60名以上の与党の酸性となりました。本来は大統領を擁護する立場の与党ですが、世論には逆らえなかったようです。北の将軍様が暴発しなければよいのですが、何をしでかすか予測出来ないところが恐ろしいですね。

 衆院で可決し、今日で自然成立となるTPP法案を参院で可決されました。別に無理して採決に持ち込む必要はないのですが、それは参院の存在価値を示すためには採決が必要でした。重要法案は参院不要との考えです。にもかかわらず、牛歩戦術を取ったアホ議員が二名しましたが、こいつらは自然成立の意味が分かっていないようでもう議員早めた方が良いな。お前らが時間稼ぎをして明日にずれ込めば、その前に自然成立するっつうの。議会制民主主義は多数を占めている政党が主導権を握っていることすら理解出来ない民進党も党首が少しおかしいし。

 今日の一枚は銀座の落ち葉です。風で押し寄せられた葉が歩道との境目に集まり、掃除しやすく纏められているかのようですね。遠く昭和通りにはイチョウの葉が黄色く輝いています。イチョウの葉が無くなる頃になると、銀座はクリスマスと本格的な冬を迎えます。

 

 

吹き溜まりの自転車

 
Today's Photo その3093 2016/12/8
党首の品格

 昨日は党首討論が行われていましたが、民進党は駄目だな。訳の分からん台湾人が首に青筋を何本も立てて眉間に皺を寄せての喧嘩腰、あれが党首の態度かよ。歌舞伎町で因縁を付けているチンピラ連中と大差ないじゃん。内容は推して知るべしということで殆ど見ていませんが、どうせ言葉遊びに酔っているだけのようで、万年野党の政治音痴を露呈しただけのようでした。だからいつまで経っても政治が出来ないんだろうね、民主だろうと民進だろうと。「みんしん」と入力して民進に変換しようとすると「見ん死ん」となるにはワロタ。党首も幹事長も日替わり定食のように同じのが回って来るし。

  大方の予想を裏切ってアメリカ次期大統領にトランプ氏が選ばれてから一ヶ月近くが経過しますが、あれだけ経済的に不安視されていたにもかかわらず日米共に年初来高値を更新しています。アメリカでは史上最高値を連日のように記録しており、トランプ景気のまま来年を迎えそうな勢いです。映画俳優が大統領になる国ですから、起業家が大統領になれば景気の先行きは明るいとの読みがあるのでしょうか。トランプ好景気、恐るべし。

 今日の一枚はスマホで動画を撮りながら歩く中国人観光客です。持ち出したレンズの一番広角寄りで撮影しましたが、街の様子が色々と写って面白いですね。すれ違う直前にシャッターを切りましたが、広角レンズの基本はもう一歩前に出てシャッターを切るですから良いのではないでしょうか。四人のうち三人がマツキヨの袋をぶら下げているのは間違いなく中国人観光客ですが、中国人観光客にしては垢抜けていますね。最近になってやたら押し寄せている山間部の中流階級よりはもう少し都会に住んでいる富裕層の子供達でしょうか。ちょっと自意識過剰のところが発展途上国らしいですね。

 

 

自意識過剰の中国人観光客

 
Today's Photo その3092 2016/12/7
作例写真家

 昨日までの強い風もすっかり収まり、今朝は思っていた以上に暖かくなりました。昨日の風で多くの落葉樹の葉が散ってしまい、木々はすっかり冬景色となりました。今日は大雪とかですが、まぁ一ヶ月遅れですからまだまだこれから寒くなる訳で、単に言葉遊びとなってしまっている二十四候です。

 今朝の九時を過ぎてから今日発売のカメラのムック本をアマゾンで注文し、夕方の六時過ぎには郵便箱に投函されました。わざわざ本屋に出掛けなくてもその日のうちに発売日の本が届く時代ですね。先日の日曜日、近くの本屋の写真関係の書棚を見ていると、隣りにいた年寄りが写真雑誌を手に取り指に唾を付けてページをめくっていました。恐らくいつもそうやって新聞とかもめくっているようで、自然に出る行為のようですが、さんざん唾を付けた本をまた棚に戻して立ち去っていきました。思わず舐めたら買えよっと突っ込みたくなりましたが、あの本を次に手に取り、買ってしまった人は不運です。そういう意味ではアマゾンの通販で届けられた本はあの本よりも清潔でしょう。

 先程届いたムック本の最初の方に掲載されている3名の写真をざっと眺めましたが、こんな写真で金を取るなよってレベルでした。巻頭を飾っているのでそれなりに有名なフォトグラファーの写真と思われますが、何か頼まれ仕事をちゃちゃっとこなしたのか、感動が伝わって来ませんね。何でシャッターを押したのか意味が不明でした。その程度の写真しか掲載出来なかったカメラ雑誌の編集もちょっとおかしい。雑誌を見て満足する読者はもっとおかしいのでは。それとも作例専門のフォトグラファーなのか。

 今日の一枚は久々に見掛けたスーツケースを銀座で転がす中国人観光客です。爆買いなんて言葉が死語になり、外国人観光客を当て込んで新設した免税店はどこも大苦戦を強いられています。中国入国時の関税の引き上げにより、転売目的の観光客の買い物が減ったことが主な原因のようです。中国人のお土産屋に成り下がった銀座のデパートですが、果たして日本人の顧客を回復することが出来るのでしょうか。

 写真の右に写っているのは年末恒例となった銀座ヒカリミチのオブジェですが、まぁでっかいポリタンクみたいな土台がみっともないですね。もう少しクリスマスらしい色とかデザインにしてほしかった。フィルムラッピングでクリスマスを演出するとかね。フルサイズの200mm相当で反対側の歩道から撮影しましたが、絞り開放でこの解像度ですから富士のシステムも悪くありません。望遠レンズ用に購入した新しいカメラもバッテリーグリップを付け足して、何とかカメラらしさが復活しました。動き物にどれだけ対応出来るかはまだ未知数ですが、もしそうなればキヤノンは不要となるかも。

 

 

爆買いしたのか

 
Today's Photo その3091 2016/12/6
プログラムオートの暴走

 午前中は昨日の暖かさが残っていて、師走とは思えない程でした。しかしながら午後になると天気予報通りに強い北風が急に吹き荒れ、一気に冬の様相となりました。日が暮れるとさらに寒さは強まり、師走の寒さとなりました。これで平年並みとかで、すっかり暖かさに慣れた体にはしばらくは厳しい冷え込みとなりそうです。

先日購入した富士のカメラですが、値下がりが終わって底値と思って注文したのですが、なんと今日は購入価格よりも二千円も下げて売られています。まぁ結果論なので気にしていませんが、底値は何処まで下がるのでしょうか。中古品よりも新品の方が安いのは値下げのスピードが早過ぎる証拠です。在庫を早く処分したい店の気持ちはまだまだ続くかもしれません。

 今日の一枚はパンダを背負った中国人と思しき観光客です。足元の靴下が左右で色が違うのがいかにも中国ファッションらしいですね。昨日の暖かさで半袖、しきりに行き先をスマホで確認している、これはもう観光客で地元の人間のすることではありません。昨日の銀座で半袖で歩いていたのは総て外国人観光客でした。流石に日本人は世間体を気にするので半袖で師走の銀座を歩くことはしませんからね。

 プログラムオートで撮影したのですが、シャッター速度が1/680、絞りが開放の2.8、そしてISO感度が400です。シャッター速度は1/300程度、ISO200で十分ですね。なぜこのような設定になったのかはもう少し様子を見る必要がありますが、手ぶれ補正が付いているレンズで真っ昼間にSOを上げてまでシャッター速度を稼ぐ必要は全くありません。このあたりが新しいカメラの特徴なのでしょうか。

 

 

パンダは中国

 
Today's Photo その3090 2016/12/5
ようやくの銀座

 今日も暖かい日差しに恵まれ、遂に銀座に撮影に出掛けました。久々の銀座でしたが、暑かったですね。すぐに上を一枚縫いで歩き回りましたが、半袖でも十分ですね。最初の三十分くらいは体が重く感じられ、思うように歩くことが出来ませんでした。それでも撮影をしながら歩いているといつの間にか以前のペースが戻って来て、普段通りに撮影を楽しむことが出来ました。

 撮影中はほとんどモニターで撮影結果を確認することはないので、久々の撮影で舞い上がっていたのカメラ設定がずれたままで最初の十数枚を撮影してしまい、露出オーバー量産でした。途中でカメラ設定を修正したのでその後は順調でした。ストリートフォトの場合、撮影結果を逐次確認するよりも次の撮影チャンスを探す方に重きを置くので、カメラの設定が正しいと信じていると下手すれば全部駄目なんて可能性もあります。特に新しいカメラを導入した時とか、時々写り具合の確認は必要ですね。ライカで背面モニターのないデジカメが発売されていますが、そのコンセプトは撮影に集中出来るためとか。フィルムカメラの頃は現像に出すまで結果はお楽しみでしたからね。一時間フォトなんてサービスに人気があり、同時プリントを一時間で仕上げてくれました。

 今日の一枚は銀座四丁目の交差点を先生に引率されて渡る女子高生です。まだ歩行者用の信号は緑ですが、先生に置いて行かれないようにと小走りです。先生ももう少し生徒を思いやっても良さそうですね。女子高生はカバンを持たずにバックパックですね。それぞれがバックパックに個性を求めているようで、中国人のようにお揃いでないのは銀座の街では新鮮ですね。新しいカメラのには望遠ズームを、以前からのカメラには標準ズームを付けて二台体制で撮影しましたが、この写真は標準ズームです。

 

 

銀座JK

 
Today's Photo その3089 2016/12/4
撮影日和

 暖かい晴天で絶好の撮影日和にもかかわらず、体調が勝れず撮影に行く気になりません。さぼり癖が付いたのか、体が不調の信号を出しているのか、この辺りの切り分けが難しいところです。試しに9階まで階段で上がってみましたが、6階を過ぎる頃には足が重くなり、最後はもうヨレヨレでした。老化は足からなどと言われていますが、フォトグラファーが歩けなければ写真になりません。水平方向に歩くのは得意ですが、重力に逆らって垂直方向に歩く練習を重ねないといけませんね。

 昨日届いたフジの新しいカメラの設定を今日も色々と確認し、ようやく撮影に向けての準備が整いました。注文するのを忘れており、昨日になって発注したストラップも届き、いつでも外に持ち出すことが出来る状態になりました。日本製のカメラは付属品としてのストラップが付いていますが、これを素直に使用するのはキヤノンだけで富士は必ず別にストラップを購入します。付属のストラップが細くて頼りないのと、革製の幅が広いタイプの方が重量のあるレンズを付けた時に安定感があります。肩に食い込まないのも幅が広いストラップを選ぶ理由です。それと何よりも付属品よりも個性的なストラップの方が撮影していて楽しいですからね。サラリーマンのネクタイみたいなもので、それなりに個性を主張出来ますからね。

 今日の一枚はノクチルックスらしい薄いピントの猫です。真ん中の猫のリュックにはピントがしっかりと来ていますが、それよりもほんの僅か奥にいる三人にはピントは外れて柔らかくボケています。この薄いピントを生み出しているのはレンズの絞りを開放にしているためで、そこをマニュアルでピントを合わせて撮影するところにノクチルックスを使い続ける意味があります。いつも言いますが、ライカで絞り開放で動いているターゲットをマニュアルフォーカスで撮影するのが正統です。止まっているものにピントを合わせて、構図を決めて、よっこらっしょとシャッターを切るなんてのは愚の骨頂。大判カメラじゃないのだから。

 

 

薄いピントの醍醐味

 
Today's Photo その3088 2016/12/3
おもちゃのようなカメラ

 昨日すっぽかされた佐川に朝一で電話で文句を言い、すぐに持って来るように伝えました。届けに来たのは顔見知りのドライバーで、昨日配達しなかったのは配送所と担当ドライバーとの連絡ミスのようでした。ようやく届いたカメラですが、今使用しているのに比べると一回り小さく感じられ、何か子供のおもちゃのような感がありました。それでもバッテリーグリップを取り付けるとそれなりの重量となり、頼り無さはいくらか解消されました。それにしても同じ富士にもかかわらず、ユーザーインターフェースが微妙に違うのは頂けません。機種が異なるのでボタンの配置やダイヤルの配置が異なるのは仕方の無いことですが、カメラや撮影の設定はソフトで制御しているのですから同じ設定にして欲しいですね。今後のファームアップで両者のカメラ設定は歩み寄るのでしょうか。

 昨日郵便局から出したカレンダーですが、都内では今日届いたようでした。早速の御礼のメールが同級生から届き、礼節を重んじる時代に育った仲間は健在です。あと年内に片付けなければならないのははクリスマスカードの作成と印刷ですね。

 フォードが日本から撤退し、メンテナンスは地域によって異なりますが担当のジープ販売と電話で話をしました。何とフォードからメンテナンス関係の人間は一人も来ていないので、フォードの車に関しての知識はゼロに等しいとのこと。これでは安心してメンテナンスを任せることは出来ないので、法定点検までは我慢しようかと。半年ごとの点検契約を結んでいるにもかかわらず、利用出来ないのは何とも言い難い。撤退後もフォードのメンテナンスに通じた要員を配置すると言った日本フォードはもう無くなったのでしょうね。故障しないように大切に乗らなければいけない。何てこった。

 今日の一枚はいつものまぐろ屋です。いつもは群がっている観光客がやや少なめで、品揃えも豊富ですし撮影スペースも確保出来て、マグロの赤が目に飛び込んで来るようです。缶ビールを持参で、マグロをつまみに一杯なんてのはよろしのではないでしょうか。

 

 

マグロで一杯

 
Today's Photo その3087 2016/12/2
クロネコVS飛脚

 昨日の暖かさが残ったままで、天気予報が言うほど寒くななりませんでした。この季節に暖かいのは悪くないですね。ハワイのカレンダー20部を発送し、これで一段落ですね。一部ずつ梱包し、宛先シールを張り、郵便局に持ち込みました。ゆうメールということで送料は全国均一300円なり、梱包材は100円、カレンダー1部当たりの経費は1,880円也。経費を抑えて作成していますが、それでも二千円近く掛かっているので、受け取った方は感謝しましょうね。ボージョレー・ヌーヴォーではありませんが、この10年で最高の出来です。黙っていても毎年来るなんて思っていたら大間違い、来年からは送りませんよ。

 昨日発注したカメラを佐川急便が大阪から運んでいるのですが、夜の八時を過ぎても配達されません。関西関東間はヤマトでは翌日午前中着ですが、佐川は翌日午後以降となります。飛脚よりも黒猫のようが足が速いようで。予定通り配達しないこともある佐川ですが、カトーレックよりはマシという程度でベストは宅急便ですね。午前中着で時間指定をすると九時前に来るのも早過ぎますが、遅過ぎる佐川よりは絶対に良いですね。さて、カメラは夜中までに到着するのでしょうか。

 今日の一枚は三日月と宵の明星の競演です。先月の満月はスーパームーンなんて騒いでいましたが、また満月に向かって日々月が大きくなりつつあります。月日が経つの早いもので今年最後の満月でを迎える準備中です。

 

 

月見て一杯

 
Today's Photo その3086 2016/12/1
インフルエンザ

 暖かい雨で師走が明けました。それにしてもよく雨が降り、冬型の天候が安定していないのでしょうか。暖かい冬と喜んでばかりもいられず、人間も鳥もインフルエンザに気を付けなければいけません。人間は手洗い、うがいが予防の基本ですが、鳥は渡り鳥がウィルスを運んで来るので防ぎようがありません。外気と完全に隔離したような設備でも無いと防げないのでしょうね。

 昨日のリベンジで午後から近所の病院に再度出掛けて来ましたが、空いていると言われたにもかかわらずたっぷりと一時間はいました。相変わらずのマスクをした患者が多く、果たして風邪をうつされたのかどうか、帰ってからうがい薬で入念にうがいしましたが。病院の空気は殺菌とかされているのでしょうか。

 今年になって入れ替えた富士のシステムですが、現状では動きの激しい被写体に対してはまぁまぁの対応力しかありません。それに対して動き回る被写体を得意とする機種が発売となり、性能の比較や価格がこなれるのを待っていましたがここ数日は価格が安定しており、もう下がる様子もなさそうなので在庫を持っている店から購入しました。在庫と言っても最後の一台に近いような店ばかりで、つまり新製品で仕入れたけれどなかなか売れないので値引きしてでも早々に売り切ってしまおうとの魂胆で、連日のように値下げ競争が続いていました。中古よりも新品の方が安いという逆転現象が続いており、発売三か月の新製品としては異例です。

 今日の一枚は焼き立てのホタテを食べようとしている外国人観光客です。アツアツのホタテにお醤油が掛かって香ばしさが漂っていますが、日本の旨味が伝わるでしょうか。バターでソテーしてあるホタテは海外で定番ですが、磯の香りと醤油の焦げた素朴な味がたまらないのですけれどね。世界に誇る日本の食文化を外国人観光客には堪能して欲しいですね。

 

 

食は築地に在り