Today's Photo
Today's Photo その3146 2017/2/28
如月も最終日

 2月も今日で終わり、明日からはいよいよ弥生三月花見月となります。そろそろ寒かった冬も終わりの様相を迎え、スギ花粉情報なんてのが天気予報で流されるようになり、もうこれは冬が終わった喜びと花粉の憂鬱さの複雑な気持ちの季節の訪れです。

 2月の半分はハワイで、その後は風邪で寝ている日が多く、何かハワイから戻って来てすぐに三月になる感じです。それにしてもしつこい風邪で、咳がいつまで経っても収まらないのが困ったものですね。ゲホゲホと言っているようでは外食も出来ないし、散髪屋も行けないし、撮影なんてもっての外。食欲が無いので体重は減り、それにともなって体力も衰え、カメラを持って彷徨くなんて気にはなりません。

 それでもハワイで撮影した写真を少し整理する元気も出て来て、ほんの数日前のような随分と時間が経ったようなハワイの光景に感動しながら、画像処理を楽しんでいます。写真を撮影してレタッチまでは当然のことながら自己責任ですが、それまで撮り貯めた写真を何かの形にまとめる才能がありません。ある意味編集者のような方の助力がないと、どういう形に何を打ち出すか、何が言いたいのって形が見えて来ません。個々の写真にはそれぞれの主張があり、それを一気にまとめる方向性が見い出せません。写真集の構成とか、もう少し勉強が必要ですね。何れしても、そろそろ何らかの形でまとめたいのは事実です。印刷物になるのか、ギャラリーでの展示になるのか、ネット上なんてのはあり得ませけれど。

 今日の一枚は日没をそろそろ迎える時刻となり、海を眺める人が増え始めたワイキキです。みんな思い思いの格好で海を眺め、年寄りは海に入る気にもなれず、それでも海を楽しんでいる様子が見受けられます。若い頃は海と言えばすぐにジャバジャバと入るのが当たり前で、歳を重ねると見ても楽しめるようになりました。

  

 

海を見つめる背中

Today's Photo その3145 2017/2/27
ベストショット

 相変わらず寒い日が続いていますが、週半ば以降の雨を境に春の訪れとなりそうとの予報が唯一の救いですね。つまり暦通り三月になると春がそろそろと言う訳で、2月が例年に無く暖かかったことが影響しているようです。桜の開花予想も早まるのでしょうか。

 国会では来年度予算法案が衆院で可決され、参院の結果を待たずに今年度中に予算成立となりました。つまり参院なんてのは適当にねってな訳で、形式上の参院です。予算が成立すれば次は天皇陛下の退位問題と法案は移り、参院で総理大臣を追求する野党の振る舞いはますます滑稽に見えて来ます。にもかかわらず筋書き通り追求する野党はやっぱりいつまで経っても野党な訳で。むしろ衆院に先駆けて天皇陛下の退位問題を議論するくらいの心意気が野党には欲しいですね。何でも反対、否定の野党にはいささか民進党内でも嫌気が差しているようで。

 横浜で行われていた映像関連の見本市が終了し、カメラ各社も一息付いたのではないでしょうか。これに合わせて新製品を発表したり、次期商品を発表したりと話題には事欠きませんが、パソコンやスマホではないのですからもう少し長いスパンで物事を見るような姿勢がカメラワールドにも必要です。

 今日の一枚は今回のハワイの撮影で富士のシステムに変更したからこそ撮影出来たサーフィンのカットです。ノースショアには大きなウエイブが押し寄せるとの天気予報を見て、超望遠ズームを持ち出して強風の吹き付ける中での撮影となりました。風に煽られながらも手持ちで波待ちのサーファーを波間に捉え、テイクオフする瞬間を待ち続けました。大波に揉まれているサーファーを待機中に見失うこともしばしば、重いEOSであればさらに大変だったと。600mm相当のレンズなので沖合のサーファーもしっかりファインダーの中で確認出来て、ボードを片手で持ったままコントーロルしての宙返りを見事に捉えることが出来ました。遊泳禁止が出るほどの大波でサーファーは二人だけでしたが、余程の自信が無いと出来ない波なのでしょうね。

  

 

宙を舞うサーファー

Today's Photo その3144 2017/2/26
世論調査か世論操作か

 ハワイから戻る機内で風邪をうつされて、いまだに体調不良が続いています。それでも食事をする気にもなり、最悪の状態は通り越したようです。大手マスコミや通信社が行う世論調査ですが、ある意味数字が独り歩きするのも事実です。先日、安倍総理とトランプ大統領との首脳会談が行われましたが、成果の有無に関する数値が発表されていました。尋ねられた対象は一般素人で、外交の内容も成果も知る由がありません。情報源はマスコミ各社の単なる報道と与党を追及する野党の言葉だけで、外交成果が大して無かったかのような数字が発表されていました。その数値を見て外交成果が無かったと判断する人も多く、間違った質問が間違った事実を作っているかのようです。外交なんてのは内容は明かされず、効果が確認出来るのは歴史の一部となった頃で、数日前の会談の結果を問うこと、しかも素人に問う事案ではないことがそもそもの間違いです。与党を支持するかしないかの質問に対して、するしないの判断ですら気分的なもので、野党が騒げば与党の支持率が下がるのは普通のことです。

 今日の一枚はウィンワードで見掛けたピザのデリバリー用の車です。いわゆる宅配ピザはハワイでも当たり前のようの行われていますが、パーティやイベント用にピザの出前を焼き立てで行う移動焼き釜です。ワイキキのクヒオアベニューにもピザ釜を構えた車両がありましたが、赤と黒のコントラストの素晴らしい見栄えのする車両は始めてみました。ハワイの青空と日差しに負けない美しさです。

  

 

焼き立てのピザと青空

Today's Photo その3143 2017/2/21
春を待つ

 ハワイから戻って来て、風邪を引きました。帰りの飛行機で、通路を挟んだ隣の中国人が風邪を引いてマスクをしていましたがそれを移されたのでしょう。暖かいハワイにいたので風邪の脅威からすっかり遠ざかり、ノーケアだったのがいけなかった。それでも熱も収まり、あとは咳が収まれば回復です。それにしても久し振りの風邪は辛いものですね。

 先週春一番が吹き荒れたばかりですが、昨日は春二番となりました。南風の翌日は決まって冷たい北風の一日となり、明後日にはまた南風となるようで三寒四温です。冬型の天候が崩れて叙情に春になりつつある証拠で、今年は春の訪れが予想よりも早くなるのでしょうか。集中して物事に取り組みにはもう少し時間が必要で、風邪の影響を考慮して写真の整理もお休みしています。

 今日の一枚は風邪を引く前に整えたモンサラット通りです。ダイヤモンドヘットの麓から山側にカハラ方面に向かう通りで大した賑わいもありませんが、自称ハワイ通の連中がこぞって取り上げて日本でも紹介されるようになりました。実に何も無いところで、カイムキ辺りの方が余程店も多いですね。車では何回も通っている所ですが、今回初めて車を止めて歩いてみました。店の前のパラソルと自転車がいかにもという感じですが、サラトガではこれが精一杯です。建物の色は悪くありませんが、所詮人がない通りです。

  

 

Monsarrat Ave. 3128B

Today's Photo その3142 2017/2/18
春を待つ

 春一番のもたらした暖かさは春眠の夢だったのか、冬らしい気温に戻りました。それでも、楽園生活から冬の日本に戻ったタイミングとしては少しだけ暖かさが優しく感じられました。街中ではひな祭りや桜をテーマにした食品が溢れ、季節は既に春本番です。

 何千枚もの写真を撮影しましたが、撮りっ放しでほとんど手付かずの状態です。いつも思っていますが、画像処理には撮影と同じくらいエネルギーを使うので一日撮影分を整えるのには一日掛かります。それ以上やろうとしても雑になるだけで、撮影した時の感動を再現するのには時間が必要です。

 世の中ではマレーシア空港で起きた北の将軍様の暴発行為を報じていますが、70年代のスパイ映画のようです。国際社会からますます孤立しかねない今回の事件ですが、ミサイル発射なんてことになるともうこれは大騒ぎとなりそうです。アメリカのトランプ大統領も北の将軍様に負けず劣らず暴発しかねませんからね。米中露の今後の対応次第で世の中が変わってしまうかもしれません。

 今日の一枚はノースショアの水着屋さんのサインです。突然目の前に現れる看板を目にして、思わずドキッとしてシャッターを押したくなりますね。もう何年もノースショアには出掛け、その度に歩いている所ですが、この看板を撮影したのは初めてというか今まで気が付いたことが無かったですね。以前からあったのか、最近出来たのか、何れにしても田舎街にも驚きがあります。人通りの少ないハレイワの街外れ、ビキニのサイン看板と共に纏めてみました。

  

 

ドキドキするサイン

 
Today's Photo その3141 2017/2/17
楽園生活

 2月になると同時に半月ほどをハワイで過ごし、昨日帰国しました。今日は春一番が吹き荒れ、成田に着陸出来ずに中部国際空港に着陸した航空機もあり、機能が春一番でなかったのはラッキーでした。それでも楽園生活に慣れてしまった肌には日本の寒さが突き刺さるようで、留守にしていた家の中が暖まるまでのまる24時間は半袖短パンには辛かった。今日の暖かさもあり、今ではすっかり快適な室内環境を取り戻しています。

 今回のホノルルは気温が低めの日が続き、曇りや雨の日が続きました。海に出掛けたのも一日だけで、夜のワイキキが寒く感じられる日もありました。それでも日本に比べればやはり常夏です。半年前に航空券と宿泊を予約し、1月中旬まで出掛けられるかどうかが決められなかったのですが、予定通りのハワイとなりました。撮影のために連日一万歩以上を歩き、滞在中の歩行距離は100kmを超えました。

 今回はEOSから富士のシステムに変更してのハワイ撮影となりましたが、ストリートフォトはもちろんのこと、600mm相当の望遠ズームでサーフィンを撮影するのも問題ありませんでした。大きくて重いフルサイズの時代は終わりましたね。カメラは三台持って行きましたが、EOS2台分よりも軽く、機内持ち込みの際にも楽でした。今回の撮影機材の準備に不手際があり、肝心なカードリーダーとバックアップ用のハードディスクを忘れてしまいました。ノートパソコンにはSDカードのスロットルがあるのでパソコンに読み込むことは出来ますが、外部にバックアップが取れません。そこでネットを使ってアマゾンドライブにバックアップをしました。ところが日本に比べると通信回線の速度が極端に遅いハワイでは、数時間も架けてようやくバックアップが終了する状態で、まるで大昔の電話モデムのようでした。

 今日の一枚はノースショアで見掛けた赤のホットロッドです。海に囲まれたハワイでは潮風の影響で車が錆びやすいのですが、きれいに手入れされたクラシックな車はハワイの海辺に合いますね。色も赤というのが良いですね。犬の散歩をさせていた老人が乗って来た車で、ランチを食べようとしたレストランの前で撮影しました。赤い車が無ければ何処にでもあるハワイの海ですが、椰子の木と車のコントラストがとハワイらしさを感じさせます。写真になる光景に出会う場所へ向かう勘や偶然を見逃さない眼力、瞬時にカメラで写真として記録する準備、これさえあれば写真は撮影できます。赤い車はあくまでも演出の一部なので、周りの椰子の木や海辺のカヌー、通り過ぎる車などを周りに入れて写真としてまとめるのも撮影準備の一部です。

  

 

楽園らしさ