2月になると同時に半月ほどをハワイで過ごし、昨日帰国しました。今日は春一番が吹き荒れ、成田に着陸出来ずに中部国際空港に着陸した航空機もあり、機能が春一番でなかったのはラッキーでした。それでも楽園生活に慣れてしまった肌には日本の寒さが突き刺さるようで、留守にしていた家の中が暖まるまでのまる24時間は半袖短パンには辛かった。今日の暖かさもあり、今ではすっかり快適な室内環境を取り戻しています。
今回のホノルルは気温が低めの日が続き、曇りや雨の日が続きました。海に出掛けたのも一日だけで、夜のワイキキが寒く感じられる日もありました。それでも日本に比べればやはり常夏です。半年前に航空券と宿泊を予約し、1月中旬まで出掛けられるかどうかが決められなかったのですが、予定通りのハワイとなりました。撮影のために連日一万歩以上を歩き、滞在中の歩行距離は100kmを超えました。
今回はEOSから富士のシステムに変更してのハワイ撮影となりましたが、ストリートフォトはもちろんのこと、600mm相当の望遠ズームでサーフィンを撮影するのも問題ありませんでした。大きくて重いフルサイズの時代は終わりましたね。カメラは三台持って行きましたが、EOS2台分よりも軽く、機内持ち込みの際にも楽でした。今回の撮影機材の準備に不手際があり、肝心なカードリーダーとバックアップ用のハードディスクを忘れてしまいました。ノートパソコンにはSDカードのスロットルがあるのでパソコンに読み込むことは出来ますが、外部にバックアップが取れません。そこでネットを使ってアマゾンドライブにバックアップをしました。ところが日本に比べると通信回線の速度が極端に遅いハワイでは、数時間も架けてようやくバックアップが終了する状態で、まるで大昔の電話モデムのようでした。
今日の一枚はノースショアで見掛けた赤のホットロッドです。海に囲まれたハワイでは潮風の影響で車が錆びやすいのですが、きれいに手入れされたクラシックな車はハワイの海辺に合いますね。色も赤というのが良いですね。犬の散歩をさせていた老人が乗って来た車で、ランチを食べようとしたレストランの前で撮影しました。赤い車が無ければ何処にでもあるハワイの海ですが、椰子の木と車のコントラストがとハワイらしさを感じさせます。写真になる光景に出会う場所へ向かう勘や偶然を見逃さない眼力、瞬時にカメラで写真として記録する準備、これさえあれば写真は撮影できます。赤い車はあくまでも演出の一部なので、周りの椰子の木や海辺のカヌー、通り過ぎる車などを周りに入れて写真としてまとめるのも撮影準備の一部です。
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