今年の春になって初めて春らしさを感じる一日となりました。半袖短パンでベランダの椅子に腰かけて、しばし春風の心地良さとまだまだ楽しめる遠目の桜、春はこれでなくてはね。夜来の雨でも散らなかった今年の桜に感謝です。
リコーのカメラ部門はリコーデジタルとHOYAから買収したペンタックスブランドの二系統のカメラを出していますが、携帯電話に食われてカメラの製品数を減少するとのこと、ペンタックスの一眼レフは生き残るのでしょうか。高校生の頃は父親から譲り受けたペンタックスの一眼レフを愛用していました。あの頃はカメラは一家に一台と言うのが相場でしたが、親父がキヤノンの距離計連動のカメラを買い足したので、お下がりとして回って来ました。そんなこともあり、ペンタックスブランドには懐かしさがあります。ペンタプリズムと呼ばれる一眼レフ用の五角形のプリズムレンズですが、これがペンタックスのネーミングとなりました。
富士のシステムは性能の割には価格が手頃なために、一般素人がほとんどのユーザーを占めています。したがってキヤノンのプロ用機材とは異なるユーザー層が訳の分からん疑問・質問を掲示板に投げ掛け、これがある種の製品の性能評価のようになりつつあります。特に多いのが背面の液晶の色に関するもので、プロではカメラの背面の液晶で色はチェックしません。色のチェックはパソコンと色補正が正しく行われているモニターで行うのが普通で、パソコンのモニターのキャリブレーションもしていない連中が背面の液晶の色が黄色いとか騒いでいます。
カメラの性能が良くても価格が低いとユーザーのレベルも低くなるのは避けられないようです。
今日の一枚はアラ・モアナ・ビーチで、星条旗のタオルを腰に巻いて、水着から着替えようとしているローカルのお父さんです。すっかり年季が入って色褪せているタオルですが、観光客がABCストア辺りで買ったばかりのタオルを使っているのに比べるとローカル感が違います。
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