Today's Photo
Today's Photo その3223 2017/5/31
雨期近し

 朝から曇りがちで、湿度の高い風が吹いていました。予報では所によって雷雨でしたが、雨は明日の朝に持ち越しのようです。気が付けば五月も今日で終わり、雨期の近いことを暦でも五感でも感じます。

 昨日、一昨日と撮影が続いたので、今日は家でゴロゴロ。窓を開けると薫風が家の中を通り過ぎて行き、エアコン無しで快適な生活は今だけ。来週後半には梅雨入りなんてことになりそうな予感です。

 あっと言う間に萎んでしまったプレミアム・フライデーですが、まさに国が笛吹けど民が踊らずの感がありました。流行語大賞になることも無く、消えて行く運命だったのでしょうか。最初しか取り上げないマスコミにも責任があり、あれだけ騒いで取材したのなら一緒になって盛り上げる義務があるのでは。それを妙に冷静に、盛り下がる状況ばかり取材するようでは。一方で、ボーナス商戦に期待を掛けるのはどこの企業も同じで、今日はニコンが新製品のレンズを発表しました。キャッシュバックなんてのもそろそろ始まりそうなカメラ業界です。

 今日の一枚は並木通りの新緑を通り越して濃い緑になった街路樹の下で、地図だかガイドブックを見ている外国人観光客です。昨今ではスマホで目的地を探すのが当たり前となっていますが、アナログ的な探し方もまだまだ健在のようです。

 

並木通りのリンデンバウム

Today's Photo その3222 2017/5/30
通り抜ける薫風

 昨日、一昨日と撮影が続いたので、今日は家でゴロゴロ。窓を開けると薫風が家の中を通り過ぎて行き、エアコン無しで快適な生活は今だけ。来週後半には梅雨入りなんてことになりそうな予感です。

 ようやく昨日撮影した分の画像処理が終わり、一昨日の分に手が付けられそうです。撮影と同じくらい画像処理にはエネルギーを使うので、一気にこなすことは出来ません。ってか、そもそも飽きっぽいのか。気が入らなくなると即座に作業は中止、またしばらくして気が向いたときに手を付けるような状態なので、いつまでたっても終わらないような。フィルムシミュレーションがあるのでそれでも時間短縮につながっています。

 頼んでいた富士マウント用のフィッシュアイ・レンズが届きました。さっそく写りをチェックしましたが、開放では端に向かうに連れて随分と画像が流れます。格安のレンズなので画質よりも全体の雰囲気重視。ライカのフィッシュアイ・レンズと画像を比べましたが、画角の広さは格安レンズ、画質はライカ、って当たり前ですが、広々と撮影するには使えそうなレンズです。

 今日の一枚は四丁目の交差点の信号待ちでスマホをチェックする女性です。初夏でも強烈な日差しが歩道に照り付け、梅雨入り前なのに真夏を連想させます。夏を感じさせる写真になりました。

 

梅雨入り前の夏日

Today's Photo その3221 2017/5/29
風薫る五月も残り僅か

 五月の薫風もそろそろ終わり、昨日に引き続いて銀座に撮影に出掛けて来ました。昨日はライカでしたが、今日は設定んぐを変更した富士のX-T2です。AFスタートのボタンをリアコマンドの大きなダイヤルに割り付けたので、ピント合わせの時に指がボタンを探して迷うことが無くなりました。縦位置も同様にバッテリーグリップのリアコマンドダイヤルなので、もうこれは操作性抜群です。銀座を2ラウンドして、350枚ほど撮影しました。最近は連写モードにしているので、ワンカットで数枚は撮影してるので、カット数にすれば50カット程度でしょうか。

 駐車条に戻り清算するとぴったりに時間で得した気分です。五分もオーバーすると次の三十分の料金が請求されるので。昨日はポケットに入れたつもりの駐車券が見当たらず、係員の所に出向きました。駐車場のシステムが新しくなり、ナンバープレートを読み取るので券を失くしても精算機が車のナンバーを読み取って再発酵処理となりました。いやぁ助かった。何時間分も余計に払わずに済みました。

 今日の一枚は花屋の店先で談笑する女性三人組です。かつてのプランタンの時から花屋は変わらず営業しており、銀座らしさを感じられます。銀座らしさと言えばクラブや飲み屋専門の花屋が七丁目、八丁目界隈にはありますが、そちらに比べてこちらは庶民的です。街路樹の新緑と店先の花の艶やかな色のコントラストが鮮やかな一枚となりました。フィルムシミレーションはプロビアを使用しました。カメラ内ではなくて、ライトルームのプラグインです。

 

花屋の店先

Today's Photo その3220 2017/5/28
千秋楽

  横綱二人が途中休場となった五月場所ですが、残る横綱の白鳳が大相撲の末に日馬富士を破り全勝優勝を飾りました。若貴以来の盛り上がりとなっている最近の大相撲ですが、また日本人大関が誕生することが事実上決まり、さらなる盛り上がりが期待されます。行く行くは日本人横綱となると良いですね。

 薫風の銀座に撮影に出掛けて来ました。歩行者天国なのでカメラはライカ、ターゲットが次々と現れるのでマニュアルフォーカスの勘を取り戻すにはちょうど良いですね。このところ富士のシステムの見直しばかり行っていたので、オートフォーカスが当たり前の感覚にはライカのマニュアルフォーカスは新鮮でした。50mmと21mmなのでターゲットのすぐ近くでの撮影となり、気付かれたり何か言われたりするのではなどと怖気付いては駄目です。シャッターを押しながら歩行者天国の人波を突き進むような気持で、実際にはターゲットは動いていても撮影する側は静止しているのですけれど、あくまでも気持ち的にと言うことです。相手が神経質にカメラを意識していたり、しつこく追い回したりするのはNGで、周りに溶け込んでいるかのように撮影するのがポイントです。 

 今日の一枚は爽やかな風の吹く銀座にふさわしい笑顔の観光客です。シャネルの前の歩道のクリスマス用のモミの木は緑が鮮やかになり、夏が近いことを告げているかのようです。すれ違う直前までピントを合わせ続けてシャッターを切っていますが、二人だけの世界に入り込んでいるかのようでカメラを意識しない自然の表情を捉えることが出来ました。たまには真四角のトリミングも新鮮に感じられて良いですね。

 

薫風の銀座を歩く

Today's Photo その3219 2017/5/27
フィッシュアイ・レンズ

  爽やかな晴天となりましたが、撮影には明日行こうと思っているので今日は家でのんびり。EOSから富士にシステムを変更して、唯一足りなかったのがフィッシュアイ・レンズでした。ライカのフィッシュアイ・レンズを利用出来ますが、画角がそれ程広くなく今一つ迫力に欠けています。カメラのムック本を見ていたら、サードパーティ製品の対角180度のフィッシュアイ・レンズの存在を知り、早速注文しました。画面上に示されたクーポン番号を入力すると一割引きになるサービス付きで、大満足です。フィッシュアイ・レンズなんてのは細かい写りよりも、通常では見られないような光景を楽しむ物なので、サードパーティー製でも十分です。

 ハワイのカレンダーで一枚はフィッシュ合いで撮影した写真を入れて、全体のマンネリ化を避けたいですからね。ふと思い付いたのですが、普通に撮影した画像をフィッシュアイ風に変形するソフトなんてのもありそうですね。フィッシュアイ・レンズの歪曲を修正するプロファイルは画像処理ソフトに入っているので、超広角としても利用出来ますね。

 今日の一枚は荷物を下に置いて、カメラを構えようとしている外国人観光客です。バックパックには三脚も括り付けられていました。カメラの持ち方、眼光の鋭さ、腰の構え、どう見てもこれはフォトグラファーですね。どんな写真を銀座で撮影するのか、興味深いところです。カメラはストラップにα7と書かれているのでソニー製です。ミノルタのカメラ部門がソニーに移り、最近ではしっかりとした製品を多数輩出しています。ミノルタ魂が脈々と受け継がれているのでしょうね。EOSにする前はミノルタのデジカメでしたが、会社の経営が傾いていたせいか一眼レフデジカメの製品化が他社に比べて数年も遅れていました。ソニーに吸収された時はどうなることかと思っていました。

 

フォトグラファーの視線

Today's Photo その3218 2017/5/26
設定見直し

  夜来の雨が午後には上がり、草木には恵みの雨となりました。今年の春は雨が多かったように思っていましたが、例年に比べると降雨量としては少ないとか。人間の感覚なんてのはいい加減なもので、都合の良いように勘違いしているようです。

 撮影に出掛けずに、本気でカメラの設定を見直しました。今までは何となくでしたが、今日は設定をノートに書き出し、設定がどのように動作するかを整理しました。その結果、今まではフォーカスが追従していると信じていた設定が追従していなかった事実が判明。シャッターを押す直前まではピントが追従していても、シャッターを押し続けている間はピントが追従していなかった。これでは撮影が進むに連れてピントが合わないのも当然です。

 今回の設定見直しの結果を実践で確認しなくては。

 今日の一枚は久々に前を通った歌舞伎座です。歌舞伎には全く興味も知識もありませんが、大勢の人が繰り出して言いました。五月大歌舞伎なんて演目のようでした。

 

伝統文化の発信地

Today's Photo その3217 2017/5/25
留守中が騒がしい

  総理の留守に前文科省事務次官が騒いでいます。引責辞任させられたことが余程腑に落ちなかったようで、恨みつらみを晴らすならここぞとばかりにしゃしゃり出て来ました。形はどうあれ身を引いた訳ですから、ノコノコ出て来ること自体が恥ずかしいことですね。黙して語らずが武士道では。守秘義務すらあるし。しばらくは野党が天下を取ったかのように騒ぎ立てる様相ですが、そこは支持率の違いでしょ。

 富士フィルムからファームウエアのアップデートのお知らせが来たので、早速バージョンアップを適応しました。前回のファームアップに比べると今回はマイナーで、別に無くてもなのですが、まぁこまめに改善してくれることはユーザーにとってはありがたいですね。

 今日の一枚はジージャンを羽織った女性とジーンズの男性です。デニムで合わせた訳では無いのでしょうが、中国人のペアルックに比べると洗練されています。男性は髪の毛よりも髭の方が濃いところがおしゃれかも。横断歩道を挟んで向かい側から撮影していますが、ピントがしっかり来ていますね。四連写ですが、最初の一枚はピントが間に合っていません。残る三枚はジャスピンで、やはり連写が宜しいようで。

 

デニムの二人

Today's Photo その3216 2017/5/24
水曜日は時々休場

  午前中は日が差していましたが午後には曇り、夜には所によって雨と季節が一気に梅雨に向かったような空模様です。今週最後の晴天の昨日は撮影に出掛けて大正解でした。藤や皐月が終わればそろそろ紫陽花と、花の写真を撮影する方は色々と作戦を練ったりしているのでしょうなね。今日は所用があり築地に出掛けましたが、水曜日の市場的級日だったので、場内はお休み、場外も半数以上が休んでいました。それでも営業している店舗の多くは観光客目当ての商売で、値段は完璧な観光地価格です。市場関係者が絶対に食べないような寿司屋は市場の定休日なんて糞食らえってなもんですな。今日お休みだった店を次回狙うのが正解かもしれませんね。

 今日の一枚は折角築地を訪れたにもかかわらず、大半の店が閉まっていてがっかりしている様子の外国人観光客ファミリーです。いつもは開いているシャッターが閉ざされ、マグロのセリの様子を上から見た絵が描かれていたとは驚きです。マグロのセリの見学は外国人観光客に人気ですが、午前二時には整理券が無くなるとか。一体いつ眠るのでしょうか。築地のマグロのセリは価格がどんどん上がって行きますが、都内にある足立市場のせりは一発勝負で高値を付けた仲買人に権利があるとのことで、上値がどの程度かの読みの勝負となりそうです。マグロ一本何百万円なんてのが無いのが庶民に直結しています。

 フォルティア仕上げですが、コントラストの高い締まった写真となりました。lightroomは万人受けする仕上がりが標準ですが、フォルティアのようなコマーシャル向けも悪くありません。見せたいのは外国人観光客一家とシャッターのマグロなので、それ以外は暗部がつぶれても構いません。

 

休場でがっかりの観光客

Today's Photo その3215 2017/5/23
テロの恐怖

 今日も真夏のような日差しが照り付け、銀座の撮影は暑かったですね。短パンTシャツ、水分補給が欠かせなくなりました。最近の自販機はスイカが使えるので、財布を出さずにスマホで決済出来るので便利です。決済で思い出しましたが、法人税を銀行で払い込み、あとは固定資産税とか自動車税をコンビニで払い込まなくては。五月は納税月間ですから。

 イギリスではコンサート会場で自爆テロが発生し、大勢の観客が犠牲になりました。日本では衆院でテロ準備法案が可決されましたが、訳も分からず反対している連中はテロの恐怖が日本には無いと信じている馬鹿者です。民進党を中心とした野党にそそのかされて、国会前で大声をあげている連中は自分達のことしか考えず、世界的テロの標的と恐怖、さらには犠牲になった方々とその関係者への畏敬の念に欠如しているのでは。1971年に発生した渋谷火炎瓶事件の犯人と思しき人物が逮捕されましたが、中核とか革マルとかのテロも知らない連中ですからね。もう少し勉強をしてから、出直す必要があります。野党から金貰ってやっているとしか思えんけれど、本気で反対するなら次の選挙で結果を出してね。少なくとも今の政権は国民が選挙で選んだ結果で、当時の民主党にノーを突き付けた訳で。

 今日の一枚は大阪の文字入りTシャツを着た外国人観光客です。日曜日の歩行者天国でも大阪Tシャツを着ている観光客を見掛けましたが、ブームになっているのでしょうか。今日の撮影はX-T2を二台体制だったので、ユーザーインターフェースが全く同じで楽でした。カメラによって操作が異なるのは許容で来ても、撮影中は操作が同じでないと混乱しますね。

 

大阪から東京へ

Today's Photo その3214 2017/5/22
ミサイル

 季節外れの暑さも今日、明日まででそろそろ落ち着きそうですが、快適な季節はもうすぐ終わりとなります。来週には走り梅雨何て言葉が聞こえて来そうな候ですね。

 北の将軍様は相変わらずミサイルをポンポンと打ち上げ、成功すれば大々的に宣伝し、失敗すれば無かったかのように沈黙を繰り返しています。今のところはぎりぎりの線で踏み留まっているアメリカですが、トランプ大統領も思い切った決断を突然のように下すので、調子に乗っていると痛い目に遭いそうです。何とかしてアメリカに相手にされたい将軍様と虫を続けるトランプ大統領の駆け引きは続くのか、堪忍袋の緒が切れるのか、極東アジアの緊張は高まりつつあります。

 今日の一枚は銀座五丁目の三愛ビルの前で、スマホで何かを探している異国人観光客です。背景の花屋の色が鮮やかで、単調な画面を引き立てています。歩道を歩く観光客の動と静のコントラストも悪くありません。フォルティアのフィルムシミュレーションでくっきりと仕上げました。

 

五丁目の静と動

Today's Photo その3213 2017/5/21
真夏の銀座

 昨日から全国各地で三十度を超える暑さとなっていますが、今日も暑かったですね。銀座に撮影に出掛けて来ましたが、気が付くと日陰を歩いているような状態でした。水分を補給しながら帽子を取ってハンカチで汗を拭い、真夏の撮影と変わらぬ行動となりました。

 今日は歩行者天国だったのでカメラはライカ二台でしたが、富士と同様に連写モードで撮影してみました。ライカの連写は少々ゆっくりなのでスポーツには向きませんが、ストリートフォトではターゲットの前を行き交う人が邪魔になるようなシーンでは効果を発揮します。何枚が連写していれば人波が途切れる瞬間があるもので、そこを漏らさず撮影出来るのは悪くありません。一時間半で撮影枚数は300枚を超えましたが、そこはデジタルなので経費は掛かりません。同じカットでも何枚か連写すれば、ベストショットを選択出来ます。今までのようにワンカットワンショットでは選択肢がゼロですから。

 昨年まではライカには片方だけしかマルチファンクショングリップが付いていませんでしたが、クリスマスセールでも一つ入手しました。ところが後から来た方はGPSの測位に時間が掛かり、20分遅れで測位します。位置情報よりも時刻のシンクロを重視ているので、測位の時差が無くなると良いのですがこの辺りの個別のズレははライカらしさかもしれません。

 今日の一枚は真夏ような日差しの中、子連れで銀座を訪れた若い夫婦です。ベビーカートから出てお父さんに抱かれた子供はしっかり帽子を被って暑さ対策は万全のようです。お母さんはブルーのミラーサングラスが粋ですね。夏の銀座の暑さが伝わって来る一枚となりました。連写で五枚撮影した三枚目の写真ですが、ピントも表情もベストでした。

 

青いサングラス

Today's Photo その3212 2017/5/20
大相撲の報道カメラはストロボ不要論

 センサーのクリーニングで工場送りとなっていたT2が今朝戻りました。たかがクリーニングで十日も要するとは、余程混んでいたのでしょうね。戻って来たカメラはピント調整が全く効かず、総てリセットしても駄目で、レンズを交換するとあっさりとピント機能が回復。この辺りが良く分からないと言うか、信頼性に欠けるのが富士で、キヤノンの業務用は絶対に発生しなかったような。何れにしても一からチューニングをし直しで、これもキヤノンだと設定を外部に保存出来るのでいつでも元の設定に瞬時に戻すことが可能です。設定の外部保存に関しては富士にリクエストしましたが、果たして考慮されるのでしょうか。複数のカメラを同時に使用する際には絶対に必要な機能ですし、修理上がりの場合は設定がリセットされていますからね。

 今日も良い天気で撮影日和でしたが、昨日の今日なので撮影はお休み。次の撮影に備えてバッテリーを充電したり、設定を見直したり、まぁそれなりにやることはあります。テレビで大相撲を見て、砂被りの報道カメラはなぜストロボを焚くのか。その昔フィルム時代はストロボやフラッシュは必須でしたが、デジタル写真全盛の昨今はストロボが無くても十分撮影が可能なのでは。おそらくは伝統と格式を重んじる相撲協会の圧力で、砂被りの報道カメラは強制的にストロボ撮影と決められているのでは。取り組みに華を持たせる意味合いが強く、テレビで見ている人はもちろん、現場で取り組みを見ている観客にも臨場感の演出に一役買っているのでは。北朝鮮で将軍様の演説にやたらマイクがたくさん並ぶのと同じような意味が合いとなっている。テレビ中継の行われるために十分な明るさが確保されている土俵上なのだからストロボは不要。それが証拠にわざわざストロボにオレンジ色の色温度変換フィルターを被せているが、ベースの照明が暗ければ不要。十分な明るさのベース照明のタングステンに色温度を合わせているからだ。

 今日の一枚は銀座アップルストア前に集う外国人観光客。想定外の暑さのため、日陰を求めてここに佇んでいるようです。無料のwi-fiが提供されているので、メールをチェックしたりする観光客も少なくありません。ほとんどお土産品を買っていないようで、銀座の経済には貢献が足りません。しかしながら、中国人観光客のように歩道に座り込まないのが良いですね。

 

銀座アップルストア

Today's Photo その3211 2017/5/19
連写の効能

 薫風の朝となりました。草刈りによる筋肉痛も収まり、天気も良し、予定も無しとくればもうこれは撮影に出掛けない理由はありません。いつもは午後から出掛けるのですが、昼前に銀座に向かいました。中央通りの歩道は八丁目から一丁目方面へ向かう左側が早く日陰になるのですが、今日はまだ光がまともに当たっていました。やっぱり早く出かけるといつもとは異なる光に出会うことが出来ます。

 カメラには一コマ撮影と連写撮影のモードがありますが、いつもの一コマから連写に変更して撮影しました。シャッターを軽く押しただけでも連写となり、最低でも数コマ撮影が出来ます。こうなるとシャッターチャンスを逃すこと無く、記録されます。折角のシーンをシャッターが間に合わないなんてことがありますが、連写にすれば無駄なコマの撮影もありますが、それ以上に撮りこぼしが無くなります。フィルム時代と違って何コマ撮影しても金額は同じですから、連写の方が良いかも。今日はカメラ二台で300枚近く撮影しました。

 それにしても今日の銀座は暑かったですね。薄手の短パンで風邪を纏う感じで銀座の街を歩きましたが、撮影もクールビズに限ります。

 センサーのクリーニングが終了して明日着で返送するとの連絡が、富士フィルムからありました。これでまた富士はPro2PとT2の各二台体制となり、ユーザーインターフェースが共通の二台で撮影が出来ます。今日は標準ズームはX-Pro2 、望遠ズームはX-T2だったので、時々操作が混乱しました。特に縦位置の撮影はバッテリーグリップの有無でシャッターボタンの押し易さの差が大きいですね。

 今日の一枚は紫外線対策万全の女性です。すっぽりと頭を覆う形状の日傘、黒の長袖、これで日焼けを気にせずに、銀座の街を歩けそうです。遠く松屋の屋上の旗が五月の風で翻っています。日差しが暑くても日陰は風が心地良い、撮影日和の銀座でした。

 

UV対策は万全

Today's Photo その3210 2017/5/18
虹の彼方

 炊飯器のタイマー予約をする際の時計がコンセントを抜くたびにリセットされ、セットした時刻が保持されなくなりました。まぁこれはパソコンでも発生する現象で、要はメモリーを保持する電池が放電してしまった訳です。パソコンの場合は簡単に電池を交換できますが、ネットで調べると炊飯器の場合は基板上にはんだ付けされており、ワンタッチで交換とは行きません。メーカーでは修理扱いで、二週間の預かり期間で八千円とのこと。ネットの情報をもとに炊飯器の底のねじを外し、液晶パネルの基盤を外い、はんだで古い電池を外し、新しい電池をはんだ付けして、パネルを元に戻し、そこのふたを戻して完了。新しい電池をはんだ付けした瞬間から液晶パネルには時刻が表示され続けました。五年程度で電池寿命とのことですが、要は五年以上炊飯器を使い続けずに新製品を買ってよとのメッセージでしょうか。週に一度か二度しか炊飯器は使わないので、何年使っても新品同様でした。これでまた当分はタイマー予約で炊飯出来ます。

 炊飯器の電池交換をしている間に雲行きが怪しくなり、雷が鳴りだしたので撮影に出掛けるのは中止となりました。都心ではゲリラ的に強い雨となり、下手に出掛けていればずぶ濡れになっていたかもしれません。炊飯器に感謝ですね。

 今日の一枚は寿司が笑顔で笑っているシャツを着ていたが外国人観光客の女の子です。寿司の笑っている柄なんてのは日本では見たことがありませんが、何処の国から来たのでしょう。お母さんのリュックには「いつも前を向いて、下を向いていても虹を見付けることは出来ないから」と書かれています。この一家はレインボーハンターなのかもしれません。果たして銀座で虹を見付けることは出来たのでしょうか。

 

笑う寿司ガール

Today's Photo その3209 2017/5/17
ご婚約

 昨日の草刈りの影響で、思った以上の筋肉痛で動くのが辛い一日でした。ソファから立ち上がるだけでも激痛で、これでは撮影どころではありません。気休めにバンテリンなんてのを塗ったりしていますが、明日は多少良くなっているのでしょうか。若い頃と違って年を取ると回復も遅いですからね。

 昨夜皇族の眞子様婚約のニュースが流れましたが、皇族方であっても「ご婚約」と言わないのはなぜなのでしょうか。最上級は天皇陛下とか皇太子様に使うように決まっているのかもしれません。何れにしても明るいニュースは良いですね。

 センサーの隙間に入り込んだゴミのクリーニングで工場送りとなったカメラですが、もう一週間以上も経過するのに一向に返却の連絡がありません。週半ばには戻ると予想していたのですが、週内に戻らなければ催促の電話をせねば。富士のシステムは残りが三台あるので撮影には支障は来しませんが、何の連絡も無いのは気持ちの良いものではありません。

 今日の一枚は披露宴終わりで銀座歩行者天国にで撮影に応じる新郎新婦です。式場専属のフォトグラファーとコーディネーター二人で繰り出したようで、一連の結婚式の記念写真アルバムに収めるカットのようです。結婚指輪の撮影にも関わらず、新郎新婦が笑顔で撮影に応じているのが初々しくて良いですね。まぁこちらとしては物撮りでも笑顔を振りまいてくれた方が写真として楽しくなるので助かっています。この辺りの笑顔の引き出し方が専属フォトグラファーのテクニックなのでは。

 

指輪撮影中でも笑顔の二人

Today's Photo その3208 2017/5/16
草刈り

 五月も半ばを過ぎ、もう初夏と言ってもおかしくないですね。近年では地球温暖化のせいか夏の訪れは年々早くなり、さらに気温も以前よりも高くなっています。うっすらと汗が出てしまうようなクールビズはは一段と辛くなることでしょう。先日も設定温度28℃の根拠が示されていましたが、快適な温度は25℃でしょう。省エネよりも作業効率を重視するのが経営者ってもんでしょ。エアコン代をケチったからって良い仕事は出来ませんぞ。

 今日は午後から撮影に行くつもりでしたが、実家の庭の草取りなんぞを始めたらもう体に力が入らなくなりました。45リットルのゴミ袋8個分の草を抜き、ついでに体中の力まで抜けてしまいました。このところの高温と雨で雑草は育ち盛り、このまま夏を迎えるとアマゾン奥地かと見間違えるような様になるのが目に見えていて、ちょっとだけ草むしりが結局は庭全体の草刈りに発展した次第。植木職人を頼むと軽く数万円の請求が来るので、まぁ自分でやって良かったのでは。明日は体の節々が痛くなりそう。ってことは明日も撮影に行けないのか。

 今日の一枚はビルの壁面にグリーンを植えて、さらに赤い花でハートを描いたちょっとおしゃれなファサードです。バレンタインシーズンでもないので、もしかしたら母の日に向けてだったのかも。ハートの形がいつまで続くのか、緑の優勢は一目瞭然ですが、電飾の看板に比べればはるかに地球に優しいことは間違い無し。まだ足場が残っていて工事中でしたが、母の日には間に合ったのでしょう。

 

六本木心中

Today's Photo その3207 2017/5/15
ジャガイモ

 薫風には程遠い天気が続き、このまま梅雨入りかと思わせるような空気です。沖縄では早くも梅雨入りしましたが、沖縄が梅雨明けの頃は関東は梅雨末期の大雨に見舞われるのが例年です。昨夜も遅くまで遊んでいたので今日は寝不足、昼寝で一日が終わりました。ってことは今夜も夜更けまで。

 センサーのクリーニングに出したカメラの修理完了の知らせはまだ届かず、連休明けで混んでいるのかそれとも大修理となっているのか。隙間に入り込んだゴミとのことだったが、センサーの前にローパスフィルターは無かったのでは。となるとどこの隙間なのか、最悪はセンサーの交換なんてことも。何れにしても発売一年未満なのですべての製品は保証期間中なので、何とかそれで収めてくれることを期待しております。

 日本では北海道を中心に昨秋の雨の影響でジャガイモの生育が悪く、ポテチの原料が不足して製造中止となっているようです。特にポテチファンでもないので全く気にしておりませんが、ファンの間ではネットオークションを通して高値で取引されているようです。何でも金儲けの材料になるのは何か中国的で嫌ですね。昔の日本人であれば、品不足と聞けば融通し合うのが常でした。夏には九州産のジャガイモの収穫が始まり、それによってポテチの原料不足が解消されるとのことですが、海外からの輸入ではコストが合わないのか、国産にこだわるのか。

 今日の一枚はそんな品不足のジャガイモを意識しているのかいないのか、誰が見てもフレンチフライと分かるにもかかわらず、わざわざPOTETOの文字が入ったバックパックを背負った外国人観光客です。きっと三度の飯よりポテトが好きなのでしょうね。アメリカで付け合わせに出て来るフレンチフライは大量で、日本人の感覚では二倍から三倍の量です。いつも余った分は持ち帰りにしていますが、冷蔵庫にどんどんと溜まって行くポテトにはちょっとうんざり。電子レンジで温めてもしなっとするし、冷たいままではおいしくないし。日本のように水蒸気を利用した電子レンジの温め機能なんてないのがアメリカです。

 

ポテイトウ

Today's Photo その3206 2017/5/14
アマゾンフレッシュ

 通販のアマゾンが生鮮食品も扱うようになりましたが、今日からサービス提供地域となったとの連絡がありました。お試しクーポンは五千円以上のに買い物で二千円割引なので、実質三千円になります。さっそく利用してい見ましたが、午前中に発注して時間帯指定で夜八時半過ぎに頼んだ生鮮品が到着しました。加工品は別に見なくても予想通りですが、肉とか魚とか野菜は自分の目で確認して買いたい気持ちが強く、届いた品物を見てちょっとがっかり感は否めません。今後も継続して利用するかは不明ですが、初回割引の利用は悪くありません。

 世界的にWINDOWSを標的にしたサイバー攻撃が発生していますが、ウィルス対策ソフトを入れて、WINDOWSのアップデートを定期的に行っていれば攻撃から防ぐことが出来ます。事態を重く見たマイクロソフトはサポートの終了したXPやVISTAに対するパッチを提供しているので、未対応のパソコンはすぐに対処した方が良いでしょう。ネットワークに繋がっているということは、それだけ危険性にさらされている訳で、セキュリティ対策をけちったり、怠ったりしてはいけません。

 今日の一枚は淡いピンク色でまとめた女性です。スマホの地図でも検索しているようですが、撮影されていることを意識していないので自然な姿を撮影することが出来ました。背景のディスプレイは街の様子を真上から俯瞰していますが、サッカーゲームのようにも見えます。さらに遠くに人も写り込んでいて、ワンショットの写真に色々な物が表現されているのが面白いですね。


 

薄淡いピンクの女性

Today's Photo その3205 2017/5/13
ストロボ用バッテリー充電中

 少し前の気温にまで下がり、短パンでの外出は肌寒く感じられる雨の一日となりました。犬の散歩にも行けず、昼前までゆっくりと眠ることが出来て、何だか体が軽くなった気分です。ってことは普段は睡眠時間が足りていないのでしょうね。天気が良ければ朝起きる時間は決まっているので、夜更かしさえしなければ睡眠時間は十分確保出来るのですが、どうしても二時くらいまでは遊んでしまいます。

 撮影に出掛けられないので、ストロボなんて取り出して色々と設定を研究しました。すぐにストロボが使えるようにと電池を入れっ放しにしておいたのですが、放電が進んでいたのでチャージし直したり、予備のバッテリーもチャージ。室内でストロボを使用して撮影するとある程度の明るさの範囲に収まり、屋外のように暗部から明部までのフルレンジにならない写真の仕上がりになっていることが判明。つまりチェキのようなラチチュードの狭いフィルム向きの仕上がりということで、さっそくインスタックスに焼き付けるとこれが全くの適正露出。インスタントカメラにはそれなりの露出範囲があるので、それが富士のデジカメにも反映されているようです。富士は無線でインスタックスに送れるのでチェキ要らずです。

 今日の一枚は日本では旬が終わってもまだ飾られている鯉のぼりです。鯉のぼりとレインボーカラーのスニーカーの組み合わせがうまいですね。ショーウィンドーだけを撮影したシーンもありますが、やっぱり人が写っていないと街の感じが出ません。ストリートフォトなので、自然な街の佇まいが重要です。カラーで撮影しているのですから、色は大切にしたいですね。へたくそな写真を白黒にして喜んでいる連中が少なくありませんが、大きな勘違い。かつて白黒フィルムしか自分で現像出来なくて、カラーフィルムは高嶺の花だった頃に写真と向き合っていたので、わざわざ白黒にダウングレードする気は毛頭ありません。


 

まだまだ鯉のぼりの季節

Today's Photo その3204 2017/5/12
中判デジカメの出力先

 明日は朝から本降りの雨とのことで、本来ならば今日は撮影に出掛けたかったのですが、色々と所用がありバタバタとした一日となりました。それでもバッグには一台だけカメラを忍ばせていたのですが、残念ながら撮影するチャンスも時間もありませんでした。まぁそんな時もありでしょう。

 このところちょっと気になっていた富士の中判デジカメに関して、富士フィルムの開発者のインタビューをネットで読みました。要は撮影した写真を大きくプリントしたり、印刷物にするフォトグラファーには中判の良さが顕著に出力された媒体に現れるが、ネット上とかパソコン上で見ている分には中判の良さが分かり難いとのこと。年に一度のA3判カレンダーだけでは勿体ないし、かと言ってわざわざプロラボで出力する用途も無いし、残念ながら現状のシステムで十分であることを再確認した次第。もう二、三年すればレンズも充実し、システムとして完成する頃には体力的に重くて大きいカメラは持てないでしょう。ってか、EOSを使わなくなって軽いカメラに体が慣れてしまった。

 今日の一枚は鮮やかなブルーのおそろいのポロシャツを着た中国人観光客です。日本ではさすがに見なくなったペアルックですが、それでも60年代、70年代はペアルックは当たり前でした。女の子の帽子が宇宙的で、スカートの丈もJKのようで良いですね。それに比べると男性の方は田舎の青年的な格好ですが、このコントラストが実に中国的。


 

青い観光客

Today's Photo その3203 2017/5/11
パナマハットで銀座歩き

 季節はいつしか晩春から初夏へと移りつつあり、遂に短パン半袖で銀座に撮影に出掛けました。つい先日までドライブ目線を楽しませてくれた皐月の花も歩道へ散るようになり、次は新緑の出番となりました。もう一か月もすれば走り梅雨なんて言葉も聞こえて来るようで、夏は急ぎ足でやって来ます。短い爽やかな季節を満喫しないとね。

 一台のT2は修理中なので、今日はT2とPro2の組み合わせで銀座を撮影しました。ヒューマンインターフェースが微妙に異なる二台ですが、なるべく同じボタンに同じ機能を割り付けて、何とか共通にして使っています。一番の違いはファインダーですが、Pro2のメリットでもあるビューファインダーを使わずにEVFに変更して、T2と同じような見え方にしました。ズームレンズの時はEVFの方が使い易いのは事実で、外都度画角が異なるのは撮影範囲の判断に支障を来しますからね。

 今日の一枚は毎年この季節になると現れる銀座和光のボルサリーノ・コレクションのディスプレイです。天気予報もいつしか花粉情報が紫外線情報に変わり、銀座の街は初夏を迎えつつあります。パナマハットを粋に被って銀座を歩くなんてのはなかなか出来るものではありません。真夏では帽子も厚いので、まさにこの季節こそ快適にパナマハットで過ごすことが出来ます。


 

ボルサリーノの候

Today's Photo その3201 2017/5/10
六本木その2

 五月は納税月間で、自動車税、法人税、追い打ちを掛けるように固定資産税の納付書も届きそうな気配です。自動車税は排気量によって税金が異なりますが、以前は九万円近くだったのが約半額になりました。小さなエンジンが功を奏している訳ですが、燃費はほとんど変わらず。エンジンが大きかろうと小さかろうと、必要なパワーを得るためにはそれなりのガソリンが必要です。ガソリンエンジンの効率なんてのは今さらそう簡単に変えることは出来ないので。

 夜来の雨が朝には上がったかのように見えましたが、日中も霧雨が降り、一日中すっきりしない天気となりました。天気が悪いことを理由に一日中家の中で過ごしていました。昨日富士に預けたカメラは今日辺り宮城の工場に到着し、受付を済ませて修理の順番待ちとなっていそうです。早ければ明日、遅くとも明後日には修理完了となり返送されるのではないでしょうか。来週半ばと言われていましたが、この週末には戻って来そうな予感です。手元にはpro2が二台、t2が一台残っているので、撮影には支障がありません。むしろ撮影に出掛けるタイミングの方が重要で、天気だったり、気分だったり、体調も影響します。

 今日の一枚はかつては店舗兼住宅だった昔から六本木にあった建物です。もうすっかり朽ち果ててしまい、このままではいつ崩壊してもおかしくありません。木造、瓦葺の家は戦前か戦後間もなく建てられたのではないでしょうか。周囲は更地となっていて、この一見の撤去を待っているかのようです。六本木なんてのは所詮はこんな家ばかりが建ち並んでいましたが、バブルの頃かその少し前にやたらマンションが建てられ、六本木ヒルズなんてのが出来て一層おしゃれな街になりました。オリンピックに向けて、もう一開発ありそうです。


 

朽ち果てる家

Today's Photo その3200 2017/5/9
六本木

 昨日の撮影で歩いているうちにレンズの絞りがオートからすぐ隣のf22にずれ、そのまま撮影したコマがありました。自動露出なのでシャッター速度やISO感度が適になるように設定され、写真としては粒子が荒くなった以外は特に問題無かったのですが、異なるコマでも同じ位置にゴミが写り込んでいました。ブロアーで掃除しても取れないので、六本木の富士へ持って行きました。一時間程でクリーニングが終了とのことで、六本木の街を撮影していたところ富士から連絡があり、奥にゴミが入り込んでいるので工場送りとのこと。発売一年未満の機種のために無条件で保証修理となりました。

 以前富士に来て以来の久し振りの六本木の街でしたが、相変わらず田舎者ばかりが歩いていますね。それと表でタバコを吸っている人の多いこと、事務所が禁煙となっているから外で喫煙となる訳ですが、今時タバコを吸うのは田舎者しかいません。六本木の喫煙率と田舎者率は比例しているのでは。銀座に比べると若造が多く歩いていますが、IT系とかデザイン系が目立ちます。まぁ田舎者の聖地としては宜しいのでは。今でこそおしゃれな街のイメージがありますが、古くからの住宅街で一歩裏に入るとそこは人の生活臭が感じられます。住んでいる人は田舎者が我が物顔に押し寄せて来て、深夜まで騒いで、街を汚して、冗談じゃないよって思っているのではないでしょうか。表通りはそれで良いのですが、裏通りに隠れ家的な店なんてのが大迷惑なのでは。

 今日の一枚は六本木交差点脇、芋洗坂に集う田舎者諸君です。まぁ昼間なのであまり目立ちませんが、これが夜になるともうどうしようもないくらい田舎者が出て来ます。まぁそれで盛り上げているので仕方ない。交差点の路地に、見慣れた串カツ屋の看板がありました。以前は外苑東通りの反対側で営業していましたが、移転していたとは。「串喝 千仙」、かつては良く行きました。ストップを掛けるまで延々と串喝が出て来ます。食べ放題、払い放題の店でした。


 

芋洗坂

Today's Photo その3199 2017/5/8
連休が終われば夏

 連休が終わったので、銀座に撮影に出掛けて来ました。もう短パンでも十分ですね。今日の銀座は歩いていると汗が出る程の暑さで、こんな暑さを感じたのは二月のハワイ以来ですね。久し振りに銀座の裏通りを歩き、随分と古い建物が無くなって新築工事が始まったのには驚くと同時に、しばらくご無沙汰していたことを改めて感じました。三月から体調不良というか治療のために銀座から遠退いていましたから。

 久し振りの富士のシステムで銀座を撮影しましたが、何か今一つしっくり来ない。歩いているうちに設定がずれるのは困ったもので、薄着になるとやたらカメラのボタンに体が接触して、気が付くと設定が変わっていたり。その都度スイッチを切るのも面倒だし、いざシャッターを押そうとすると設定がずれているのし、一体どうすればいいのか。よさそうでよくないのが富士のシステムなのか。オールロックでも不便だし、何か解決方法を見付けなければ。

 今日の一枚はショーウィンドーに色んな物が写りこんで、何が何だか分からない複雑さが銀座の街らしさを表していて、これはこれで宜しいのでは。立木氏は実に映り込みをうまく写真に取り入れており、ちょっとだけ意識しています。


 

銀座の街とショーウィンドーのコラボ

Today's Photo その3198 2017/5/7
レンズはケチるな

 春の大型連休も終わりを迎え、明日からは日常が始まります。なぜかNHKはゴールデンウィークという言葉を使わないようにしているとか、却って分かり難い大型連休ですけれどね。明日の通勤では各地のお土産を携えて職場に向かうのではないでしょうか。日本人のお土産文化はSSNの時代位なっても引き継がれています。

 家にいるとついカメラをいじって色々と研究するのですが、富士のシステムの解像度の高さに改めて驚きました。ストリートフォトではじっくりとピントを合わすよりもシャッターを押す方を優先しているので、ピントが完璧に来ていることは稀です。家の中では何回でもピントを合わせてシャッターを押せる余裕があるので、じっくりカメラを固定して構えて静かにシャッターを押すことが出来ます。その結果、目を見張らんバカrの繊細な描写を体験することとなります。絞り解放で撮影しても毛先の一本一本が立体的に表現され、鳥肌ものです。レンズの性能はもちろんのこと、カメラの性能もレンズの情報をしっかり受け取れるように設計されています。素人はレンズをけちる傾向にありますが、レンズこそが撮影の肝で、特にデジタル時代にはレンズの差が出来上がりに大きく影響します。カメラ本体よりもレンズの方が高いなんてことも珍しいことではありません。

 今日の一枚はライカのマニュアルフォーカスで撮影した銀座の観光客です。赤毛が風になびいて躍動感が出ています。絞りは解放なので背景は思いっきりソフトになり、メイン以外には目が留まりません。日常では人間の目は手前から遠くまでピントが合っているので、このような見え方は写真とか映画でしか見ることが出来ません。



 

そよ風の銀座

Today's Photo その3197 2017/5/6
銀座歩き

 ゴールデンウィークも残り一日となり、Uターンラッシュがピークを迎えています。明日一日ゆっくり休んで、月曜日からのまたいつもの生活の始まりに備える方が多いのでしょうね。長期予報では雨だった今日も晴天に恵まれ、通しでこれだけ天気が良かったの久し振りだったのではないでしょうか。市内のTDRも大盛況だったようです。

 今月になってようやく暖房のスイッチを切るようになり、最初の頃は肌寒さを感じていましたがもうそれにもすっかり慣れ、季節の移ろいを感じています。ゴールデンウィークが終わってから快適な季節は短く、6月には早くも梅雨の気配を感じ、梅雨が明ければ暑くて冷房の無い所では過ごせないし。貴重な快適な空気感を楽しむなら今でしょ。 

 今日の一枚正装のような服装で銀座を歩いていたアジア人観光客です。闘牛士が着るような上着ですが、エリ屠蘇で周りはカラフルで、首元は金色のチェーンでは飾られています。帽子もハンティングベレーを後ろ前に被っているようで、独特の雰囲気がありますね。こちらが資生堂パーラーですと指差しているポーズが良いですね。



 

謎のアジア人

Today's Photo その3196 2017/5/5
背比べ

 子供の日の今日は全国各地で泣き相撲なんてのが行われていました。所詮大人には関係無いことで、目が覚めたらなんと午後二時半でした。十二時半だと思っていたので二時間損した感がありますが、どちらにしてももう半日は終わっていたので。久し振りの十二時間睡眠です。たっぷり眠ると体調も良く感じられますが、撮影に出掛けるには遅過ぎて結局は一歩も家の外に出ずに過ごしてしまいました。

 子供の頃は子供の日に親父が柱を使って身長測定をして、毎年のように柱に傷が増えて行きました。もう引っ越してしまった家ですが、次に入った家庭ではあの柱の傷を見付けてどう感じたのでしょう。子供の日の背比べとかしょうぶ湯とかが少なくなり、粽なんてのもフェイクに替わっていますしね。鯉のぼりと泣き相撲だけになるかもしれません。

 今日の一枚は子供に日にちなんで、銀座で見掛けた幼い姉妹です。手前の妹は何だか空手のような動作をし、姉の方はガールスカウトの敬礼のような仕草です。姉妹二人だけの符丁のようですね。隣を通り過ぎるベビーカートに乗った女の子がその動作を気にして、何かを叫んでいるようでした。子供には子供の銀座があるようです。



 

子供の銀座

Today's Photo その3195 2017/5/4
タイミング

 薫風の連休となり、高速道路は渋滞と事故でトロトロのようです。慣れない道と長時間のドライブで集中力が欠け、事故に繋がり易いのでしょうか。連休は遠出を避けて家にいるに限りますね。と言う訳で、今日は撮影もお休みでゴロゴロしていました。

 スマホのアプリとカメラの性能が相まってSNSにやたら写真を投稿するのが日常茶飯事となっていますが、その影響で食べ物に変化が起きています。かつてはそこそこの見た目と味本位でしたが、最近はまずはビジュアル、味は二の次となっているようです。見た目のインパクト、写真受けする食べ物優先の傾向が消費者も生産者も共通のようで、伝えられない味はどうでも良くなったのか。食べ辛くてもお構いなし、インスタグラムにアップしたくなるような物であれば何でも御座れか。おめーの食っている物なんか、見たかねーよ。

 今日の一枚は銀座四丁目の信号が変わり、歩行者が一斉に晴海通りを横断し始めましたが、笑顔の二人はそんなことはお構いなし。歩行者用信号の点滅と同時に条件反射ですたこら走り出す日本人ですが、次の信号まで待つ余裕が欲しいですね。その点この二人は余裕有り過ぎかもしれません。楽しい銀座の思い出になると良いですね。

 ライカのカメラはマニュアルフォーカスですが、レンジファインダーを覗いてサクッとピントを合わせて、シャッターを自分のタイミングで押し込めばその時のシーンが記録されます。オートフォーカスはカメラにタイミングを預けますが、ライカは自己責任の確かさが良いですね。



 

笑顔の銀座四丁目

Today's Photo その3194 2017/5/3
連休後半初日に銀座

 下りの高速道路は渋滞し、民族大移動が本格的に始まりました。そんな連休真っ只中に銀座に撮影に出掛けて来ました。銀座シックス人気で相変わらず大混雑の銀座でしたが、歩行者天国に往復で100枚を超える撮影となりまぁまぁですね。枚数を多く撮れば良いというものではありませんが、全くシャッターが押せないことに比べれば良しとすべきではないでしょうか。

 かつてイーグルスというグループがホテルカリフォルニア何て曲を大ヒットさせましたが、その舞台となったかのように振る舞っているホテルを訴えているそうです。ロックグループのイーグルスがまだ現役で存在していたとは。いやはやそれにしても息の長いバンドですね。

 今日の一枚は銀座歩行者天国で見掛けたミラーサングラスを掛けた外国人観光客です。アップで見るとミラーの向こうの光景が別世界のように広がっています。サングラスを通してみたいる風景、こちらからファインダーで切り取った風景、同じ銀座にもそれぞれの風景が別々に存在している訳で、写真にしても人それぞれの風景となります。何かに感動してシャッターを押して、写真になってその感動が見る人に伝わるような写真を撮り続けたいですね。



 

ミラーの向こうに広がる銀座

Today's Photo その3193 2017/5/2
DKI国際空港

 今夜からゴールデンウィーク後半が始まり、五連休となります。昨日の雨ですっかり空気が冷たくなりましたが、まぁこの季節らしい爽やかさと言ったところでしょうか。税理士に処理させる会計データを渡し、不動産取引の書類も用意し、車の整備とタイヤ交換も終わり、宿題が一気に片付いてのんびり出来そうです。

 ハワイ出身の上院銀ダニエル・イノウエ氏が亡くなったのは2012年でしたが、この時はホノルルに滞在していました。新聞やテレビが連日のようにその功績をたたえ、当時のオバマ大統領がイノウエ氏の葬儀のためにハワイ入りしました。そして今月になってホノルル・インターナショナル・エアーポートがダニエル・K・イノウエ・インターナショナル・エアーポートと名称変更されました。ニューヨークの空港がJFKに成ったのと同じです。DKIと呼ばれるのでしょうか。空港を表す3文字は今まで通りのHNLとか、これも統一しないと煩わしいですね。ホノルルの空港に着陸して飛行機がタクシーウエイに入ると同時に機長のアナウンスがありますが、Well come to DKI international air port.となりそうです。その後に続くキャビンアテンダントの日本語のアナウンスでは、DKIホノルル国際空港へようこそで始まるに違いありません。

 今日の一枚はノクチルックスの絞り開放で撮影した銀座を歩くカップルです。ピントが来ているのはこの二人だけ、前後の人も背景も総て大きくピントがボケていて、二人以外の会話や街の喧騒すら聞こえて来ない静寂さすら感じます。最近のテレビのインタビューでは当事者以外の顔にぼかしを入れていますが、何も手を加えなくてもそれと同じ効果です。狙ったターゲットに立体感すら感じさせるノクチルックスの開放、他にない写りが魅力のレンズです。ノクチルックスを使って撮影する人は決して多くありませんが、まして動いている被写体にピントを合わせてなんてのは私とThorsten Overgaardくだけではないでしょうか。



 

二人だけの銀座

Today's Photo その3192 2017/5/1
五月の頃

 五月は午後からの天気の急変で始まりました。.晴天も昼過ぎには曇り空となり、天気予報通りに雷雨が来ることは予想出来ました。スマホで雨雲の接近が予告され、もうそれはまるで筋書き通りの雨でした。にもかかわらず、情報を持ち合わせていない人が雨の中を彷徨う姿がニュースで流れていました。まるで仕込みのようですね。

 雨になったのも早かったですが、雨が通り過ぎるのも早かったですね。空気こそ暖から寒へと入れ替わりましたが、きれいな夕日となりました。このままゴールデンウィークは晴天に恵まれるようで、今年は日並びと言い天気と言い申し分ないですね。

 富士の中判デジカメが発売されましたが、コマーシャルフォトとかの現場では大活躍することでしょう。つまりとてつもなく大きく伸ばしたり印刷したりするには原板その物の大きさが物を言いますが、一般的な雑誌レベルではAPS-Cの2400万画素で十分ですね。カメラが大きくなればそれだけハンドリングも負担となり、ストリートフォトには不利ですし、当然のことながらレンズも大きく重くなり、価格もそれなりです。金食い虫のカメラはライカで十分なので、富士の中判は使う予定はありません。写真館とかで中判、大判カメラ用レンズやフィルムを商っていた富士フィルムとしては35㎜フルサイズよりも中判に重きを置きました。将来は大判も有りなのでしょうか。旧フィルムメーカーとしては唯一成功して生き残っている会社ですから、これから先が楽しみです。

 今日の一枚は銀座シックスのオープンで人の流れが変わった銀座です。まるで建築模型とかパースに描かれたヒューマンスケールのように、人が小さく見えます。逆に言えば建物がいかに大きいかを表している訳で、この辺りが21mmの広角レンズのパースペクティブですね。この連休はもっと混雑するのではないでしょうか。建物も人もメインにして撮影したいのですが、今回は建物がメインとなりました。迫り来る人にもっと近付いてシャッターを押したいですね。広角レンズの基本はもう一歩前に出て撮影です。

  

 

賑わう銀座