Today's Photo
Today's Photo その3484 2018/2/28
カメラ発送

 寒かった二月も今日で終わり、明日からは弥生三月花見月となる。春の嵐と共に暖かさがやって来て、一気に四月の気温となりそうである。暖かい雨は草木に春の訪れを告げることだろう。四季に恵まれた所で生まれ育ったことに感謝する次第だ。

 明日発売のフジの新しいミラーレスカメラの発送の知らせがメールで届いた。春と新しいカメラが同時に届く明日が楽しみである。生憎の雨模様となりそうだが、カメラの設定とか撮影準備が整う頃には雨も上がりそうだ。

 今日の一枚はワイキキのデューク・カハナモクの銅像である。ビーチを背に立っている銅像は正面から写すと海に露出が合うので、銅像は真っ黒に写ってしまう。かと言って銅像に明るさを合わせば海が真っ白になってしまう。そこで日中シンクロのストロボを使って撮影すれば海も銅像も適正露出となるのだが、ポートレート撮影ではないのでストロボなんて持ち出さないのが素人である。そうなるとこの写真のように海を背景にしないで、逆光の太陽を避けて側面から撮影すれば銅像も周りの景色も適正露光に収まると言う訳だ。水たまりに反射した景色と落ちた花びらが美しい。ハワイの光と風を感じられる一枚である。


 

デューク・カハナモク

 
Today's Photo その3483 2018/2/27
カメオタ

 そろそろ寒さも峠を越え、春の嵐なんて言葉が天気予報から聞こえて来る季節となった。関東地方でも四月上旬の暖かさになり、スギ花粉の飛散が本格化するとのことで寒さの次は花粉に悩まされるとは。そう言えばテレビのコマーシャルも風邪薬からいつの間にか花粉症対策へと変わっていた。

 閉幕から丸四日が過ぎてもまだオリンピックの話題で盛り上がろうとするマスコミのせこさにはいささかうんざりだが、それを観ている大勢の国民がいること自体が恐ろしい。開発途上国や北朝鮮並みの熱狂振りである。二年後の東京オリンピックの時がどれ程の物になるのか、大丈夫か日本。オリンピックに向けて建設ラッシュはピークを迎えているので、狂騒曲はもう始まっているのだが。

 明後日から開催される映像関係の見本市に向けて、今日も多くの新製品が発表され、カメラ愛好家はあれやこれやと情報収集に追われている。フォトグラファーとカメラ愛好家は全く別のジャンルで、写真を撮る以前にカメラの性能を比較したり、機器を所有する喜びを生き甲斐としている連中である。たまに撮影するとしても展示会のコンパニオンとかモデル撮影会で、典型的なカメラ小僧のオタ芸である。まぁそれはそれでカメラ業界には必要な消費者である。

 今日の一枚はワイキキの観光客であるが、ウエルカム・レイを頭に巻くあたりが素晴らしい。ついでに隣のお父さんもカートに載せたレイを禿げ上がったおでこに巻いて欲しかった。レイを頭に巻いているのは初めて目にしたが、これはこれで宜しいのでは。是非ともワイキキで流行らせたい。後ろでスタチューのパフォーマンスをしている兄ちゃんもレイを帽子の上に載せて欲しい。


 

頭にはレイ

 
Today's Photo その3482 2018/2/26
しつこい余韻

 西日本では春が訪れ始めたようで、関東地方もあと数日で春の陽気となりそうな最後の冬を耐え忍んでいる。昨夜閉会したオリンピックであるが、案の定テレビはハイライトシーンを再放送したり、メダリストの合同会見の様子を垂れ流したり、あの感動をもう一度的な一週間が始まった。いつまで続くオリンピック。

 三月から始まる映像関係の見本市を前に、今日はキヤノンが新製品を発表した。今日知ったのだがキヤノンは一眼レフ、コンパクトデジカメで業界トップのシェアとなっていて、今後はミラーレス部門でもトップを狙うとのことで入門機のミラーレスカメラを発表した。デジカメブームはスマホの普及で低迷していたが、ようやく底を打ったようで回復傾向にある。スマホの写真では差別化出来ないインスタファンが新たなる写真を求めてデジカメに目を向けているとか。それよりもいつまで続くインスタブームである。もうインスタの次を行かないと、まだインスタなのと言われる日も遠くないのでは。デジカメはその先を見越して開発しているのか、それとも本来のカメラ機能を求めるのか。写るんですとか、チェキのような世界に戻るのか。

 今日の一枚はワイキキの観光客らしさ丸出し感の二人である。観光地のワイキキは観光客で溢れており、地元の人は従業員関係かごく一部のお金持ちか、一般の人は特別な時しか行かない。したがってワイキキではローカルを気取るのではなくて、観光客らしさが絶対条件だ。女性の赤い被り物と男性のサッカーTシャツがワイキキの風景に溶け込んでいる。真夏の日差しがリゾートらしさを強調している。


 

観光客らしさ

 
Today's Photo その3481 2018/2/25
閉幕

 ようやく閉会式を迎えた冬のオリンピックだが、テレビ各局はハイライトだの、あの感動をもう一度など、再放送をしばらくは続けそうな勢いだ。いつも思うのだが、日本人はいつまで前畑頑張れ的な熱狂を続けるのだろう。オリンピックに興味が無いこと自体がもう国賊とか非国民のような扱いである。滑ろうが、飛ぼうが、興味が無いのだからどうでもいい。それを朝から夜まで放送しているテレビ各局は何を考えているのか。スポーツ専門チャンネルだけが細々と放映し続けるなら理解出来るが、地デジの主要局総てだからね、馬鹿じゃねーの。

 下取りに出したカメラの査定額がメールで届いた。今回は総てワンプライス査定で、下取り品の状態が並み以上であれば一律価格である。したがって事前の予想通りの買取査定となり、買取店購入の3%アップと15%買取アップ期間中で、合計18%の下取り価格アップとなった。これならオークションで処分するのと同等の価格となり、ある意味相場以上なので買取価格には大満足である。何よりも四台のカメラを二台に整理出来たのが良かった。それとカメラなんてのは使い続ければキズが付くのは当たり前で、落下とか水没でもさせない限りは本来の性能には影響しない。特に複数台のカメラを同時に装着していると、傷が付くのは当たり前である。そんなことを気にするようであればろくな写真は撮れないし、傷が付くのが嫌ならば保管庫から出さずに眺めているしかない。

 今日の一枚は夕暮れ前のワイキキである。観光客が夕日を観にビーチを訪れたり、ディナーを楽しむ前に散歩をしたり、昼間と夜の狭間を楽しむ時間帯となる。太陽が傾いて影が長くなり、それと同時に光はオレンジの色味が強くなる。画像処理でオレンジ被りを修正することも出来るが、それでは夕方の雰囲気が一切消えてしまう。夕方は街中がオレンジの色被り、これは自然の光景である。


 

夕暮れ前のカラカウア・アベニュー

 
Today's Photo その3480 2018/2/23
全米ライフル協会

 明け方に雪が舞ったようで、植え込みには名残りの雪が少し残っていた。午前中は曇っていて気温も上がらず、気分も上がらず。それでも昨日取れた歯の被せ部分の治療が午前中に終わり、型取りをしてまた来週の診察を予約した。型からセラミックで詰め物を起こし、歯に被せて微調整をすれば終わりとなりそうだ。それにしても麻酔が切れるまでに随分と時間が掛かり、口が自分の物とは思えず食事を摂る気になれなかった。

 アメリカでは先日高校で起きた銃乱射事件を受けて、銃の規制や販売許可の厳格化が求められている。その中で最も驚いたのはトランプ大統領が銃を携帯した教師には僅かだがボーナスを支払うと発言したことだ。銃を無くすのではなくて、銃を携帯した教師を校内に配置するとの考え方だった。日本で言えば校内暴力が横行するので、空手有段者の教師を配置するようなものだ。銃を持った悪党に立ち向かうのは銃を持った市民と言うのが全米ライフル協会の言い分で、献金を受けている大統領を初めとした政治家が多々いる国らしい発想だ。銃と黒人をアメリカ大陸に入れたことははアメリカ社会の汚点になり続けるであろう。国人は奴隷としてアメリカ大陸にもたらされたが、アフリカに置いておけばこんな社会にならなったに違いない。

 今日の一枚は雨の中を業務に当たるホノルル警察の巡査である。アメリカでは比較的治安の良いハワイだが、それでも日本に比べると危険が多い。市民を守るためにホノルル警察は日夜警備を行っているが、観光客は危ない所に出掛けないのが鉄則である。英語もしゃべれないのにワイキキの外に出るのは止めた方が良い。


 

HPD on duty.

 
Today's Photo その3479 2018/2/22
霙混じり

 朝から雪がちらついたり、霙が降ったりで、寒い一日となった。今夜も少し雪が舞うとかで、冬型の気圧配置が崩れて来たのは春の訪れが近いことを告げているかのようだ。

 三月に始まる映像関係の見本市に向けて、各社から新製品の発表が相次いでいる。今日はペンタックスの新しい一眼レフが発表されたが、二年前に製品のリニューアル製品である。ここまではどこのメーカーでも行っている二年周期で新製品を出すことであるが、旧製品を有料でアップグレードして新製品と同等の性能にするオプションを用意したのは素晴らしい。旧製品をアップグレードするのは新製品に買い替えることに比べるとコスト的にも負担が少ないし、それに何といっても地球に優しい対応である。是非とも他社にも見習って欲しいものだ。最初から旧製品をアップグレード出来るようにボディを共通化するなど、開発段階から考慮すれば出来ないことは無さそうだ。逆に思い切った改良を出来ず、画期的な新製品を出せないジレンマもありそうだ。

 今日の一枚はワイキキのカラカウナ・アベニューで池の中を覗き込む子供達である。ハワイは日本の庭園文化の影響が強いのか、池で錦鯉を見掛ける。日本に比べると年中暖かいのでストレスが少なくて育ちやすいのかもしれない。日本の冬は錦鯉も冬眠しているのであろうか。


 

見つめる子供

 
Today's Photo その3478 2018/2/21
まだオリンピック

 二月も残すところ一週間となり、三月の声が聞こえて来そうな日々となる。受験生の明暗が分かれたり、卒業式なんてのも春の季節らしさである。まだ冬のオリンピックは続いているが、一体いつまでやるのであろう。三月が先か、閉会式が先か。

 宅配便が荷物を引き取りに来て、下取りに出すカメラが手元を離れた。三月まではライカと中判デジタルで凌がなければならないが、望遠レンズを使う必要さえなければ特に不自由は無さそうである。近所で事件や事故が発生しなければ、家にいて望遠レンズを使うことは無い。

 来月早々に映像関係の見本市が横浜で行われるが、遠いので行かないことにしている。以前は有明で行っていたが、いつの間にか横浜になった。昔は見j本市と言えば晴海、その後は幕張、東京ビッグサイト止まりだった。カメラ屋から招待状が届いたり、富士フィルムから優待展示入場の案内が届いたりしている。見本市初日にフジの新しいミラーレスカメラが届くので、こちらで遊んでいた方が良いかと。

 今日の一枚はクヒオビーチ寄りのオーシャンフロントのベンチである。曇りがちではあるが、時折南国の日差しが息を吹き返し、少しホッとする暑さをもたらしていた。クヒオビーチ寄りはゲイの人々が集う場所なので、その気の無い人はワイキキ寄りのビーチをお勧めする。

 日本でもデブが目立つようになったが、アメリカに比べるとまだまだかわいいレベルで、デブ率でもアメリカのお手本となりそうだ。


 

肌寒いワイキキ

 
Today's Photo その3477 2018/2/20
世界一の日本か

 アメリカで先日発生した学校内での銃乱射事件を受けて、トランプ大統領が銃を購入する際の審査を厳しくするとの声明を出した。しかしながら市中に出回っている銃に関しては何のお咎めは無しなので、まぁはっきり言って効果は無いに等しい。アメリカでは年間一万人以上が銃による事件や事故で亡くなっているが、日本は年間平均六人とか。犯人逮捕に向けて警察官が警告の上、威嚇発砲するだけで報道の対象になる日本はつくづく平和である。銃規制が徹底しなければ日本も年がら年中ドンバチが行われているに違いない。アニメや食事など日本の文化が世界の憧れとなっているが、ある意味銃規制や安全性も世界トップクラスかもしれない。安全な生活を求めて日本に移住したいなんてことになるのだろうか。

 オリンピックには全く興味が無いが、ニュースなどで観たくもない映像が瞬間的に目に入って来る。その中でも滑稽なのだいい大人が便所掃除の金隠しでも磨くかのような競技で、スキーやスケートに比べると何とも情けない様相だ。もちろん真剣に協議を行っている選手を馬鹿にするつもりは無く、掃除のような姿が滑稽である。

 金隠しと言えば中部空港に韓国人の女性グループが体内に金塊を隠して密輸を図り摘発されていた。丸みを帯びた立体に変形された金塊を直腸に入れて運ぶというのだから、韓国のおばちゃん連中はもうどうしようもない。こうなると便所掃除以下である。

 今日の一枚はハワイカイのショッピングセンターで見掛けたローカルのカップルである。プレートランチを店内で食べていると、テイクアウトして店の外で食べ始めた二人であるが、それにしても何ともアメリカらしい体系である。タロイモなどのでんぷん摂取量が多いハワイのローカルは太りやすい体質のような気もする。

 日本でもデブが目立つようになったが、アメリカに比べるとまだまだかわいいレベルで、デブ率でもアメリカのお手本となりそうだ。


 

標準体型

 
Today's Photo その3476 2018/2/19
確定申告書提出

 二月もそろそろ下旬を迎え、残り少ない冬を楽しむ頃となりつつある。先週末からスタートした確定申告だが、申告書を提出して一段落である。確定申告の会場は税理士による相談は一時間待ちとか、家でパソコンで処理した書類を提出するだけなので直ぐに終わったが、普段はすぐに停められる駐車場は待たされた。始まったばかりの確定申告で、大勢の人が相談に訪れているようだった。マイナンバーカードを申請したので次回からはオンライン申告が可能となるが、添付書類とかは添付ファイルで済むのか別途郵送なのか、まぁ次回のことは次回ということで。カードリーダーはSUICAの残高を調べるのに以前購入したのがあるので。

 カメラ屋から下取り品を送るための段ボールやら梱包材が届いたので、カメラ類を入れたらぴったり収まった。段ボール一つで足りるかと思っていたが。もうこれで宅配業者が回収に来たら渡すだけとなり、今月はライカと中判デジタルでの撮影となる。と言っても、この寒さでは撮影に出掛ける気もしないのだけれど。

 今日の一枚は陽の傾いたワイキキビーチでチェスを楽しむジェントルマンである。ルールが分からないので局面は読めないが、熟考している様子である。このところ中学生の将棋棋士の活躍が伝えられているが、将棋もチェスも同じような読みの世界なのであろう。のんびりとしたリゾート地に、この一角だけがただならぬ空気に包まれていた。ビーチ沿いのテラスでは真昼間からチェスを楽しんでいる人が少なくない。


 

夕暮れの緊張感

 
Today's Photo その3475 2018/2/18
準備完了

 昨夜は久し振りに木枯らしが吹き、風の吹き抜ける音が聞こえる程だった。それでも明け方が近付くに連れて風は収まり、眠りに就いたのは五時を回ってからだった。ワインを飲みながら、MTVで午前二時から始まったUK TOP50を最後まで観て、夜遊びは終わりとなった。中高生の頃は深夜ラジオで海外のヒット曲を聴いていたが、それが今やビジュアルで楽しめるのであるから、時代は変わった。深夜の音楽ファンとか、夜明けの音楽ファンは今でも健在なのであろうか。

 下取りに出すX-pro2とx-t2、さらにアクセサリーをそれぞれ元箱に戻した。簡単にクリーニングも行い、査定がマイナスにならないように総ての付属品を確認し、カメラ四台分を完了するだけで半日弱も掛かった。したどりはさていがくから10%アップのつもりでいたが、今月中は15%アップの対象となり、購入シールの3%アップと合わせると何と18%アップとなることが分かった。ある意味買い替え時だった。

 アメリカではこのところ学校に銃を持ち込んで事故が発生したり、乱射事件が発生したりと銃による犯罪の低年齢化が目立っている。学校に銃を持ち込むとこ自体が理解出来ないが、中学の時に隣の席の子がモデルガンを持って来た。授業中に机から床に落として暴発したが、モデルガンなので音だけである。本物の銃であれば怪我人が出るところだが、日本だからそんなことは絶対に無い。昔日本では鉄砲狩りなんてことが行われたが、果たして今のアメリカでは実行出来るのであろうか。

 今日の一枚は夕方になってワイキキのビーチから宿泊先のホテルに戻る観光客である。太陽が傾き、人の影が長々と道路の上を覆っている。ワイキキの街は夕暮れ時から夜に掛けてが一番輝くような気がする。優美を眺めながら、ハッピーアワーで一杯飲んで、日が沈む頃にお土産屋を冷やかして、暗くなったら食事に行くのは悪くない。観光客価格のワイキキなので、ちょっと郊外に足を延ばすのもリピーターらしくて良い。


 

夕暮れ前

 
Today's Photo その3474 2018/2/17
下取り

 朝の気温はいくらか上がり、一時期のような刺すような冷たさが無くなり、霜柱も見なくなった。一方で日中の気温の上昇は鈍く、少しでも日が陰るともう真冬のような寒さである。寒い中で行われているオリンピックは盛り上がっているようだが、興味が無いのでニュースですら見ないことにしている。

 予約注文をしたフジの新しいミラーレスカメラのX-H1の納期が確定し、下取りに出す商品の手配が始まった。予定では火曜日に引き取りに出すので、そこから一週間ちょっとはライカかフジの中判デジカメで凌ぐことになる。まぁこの寒さなので撮影に出掛ける気もしないのでちょうど良い。今度のカメラは動画撮影にも力が入れられており、今後は映画用のレンズも用意されている。写真だけでなく、静止画も動画も含めた映像という分野を目指すようである。動画の世界には興味が無く、今後も手を出す気はない。静止画も動画もそれぞれの長所があるが、一瞬の一枚で勝負を掛けているのでだらだらと映像を撮り続けるのは論外である。もちろん動画の世界を否定する訳では無く、個人的興味の中での話である。

 動画を利用しないのであれば今までのカメラのままでも良いのだが、4台あるカメラを2台に整理したいのとコンシューマー用のカメラでは信頼性に欠けるのでそこは少しでも改善されたカメラを使いたい。

 今日の一枚はワイキキのビーチの突堤でサンセットを待つ観光客である。沖合にはサンセットクルーズのヨットが繰り出している。海に太陽が沈んだ瞬間に緑の光が見えることがあるとか、サンセットは何回も目にしているが緑の光はまだお目に掛かったことが無い。雲に邪魔されることなく日が沈むことですら稀なので、緑の光はその先にあるのだからこれは見れないのが当たり前かもしれない。


 

サンセットはまだ

 
Today's Photo その3473 2018/2/16
確定申告の春

 アメリカ発の世界同時株安はもう地球を何周もしましたが、一向に買い戻される気配がありません。その成果急激に円高が進み、106円台に突入しました。最低でも100円にならないと海外に出掛ける気がしません。円安が続き過ぎた感があるので、ここらで百円を割り込むような展開もきたいしたいとjころです。

 今日から確定申告の受付が始まっています。マイナンバーカードを持っていればネット上から申告出来るのですが、カードが無いので書類をネットで作成してからの提出となります。必要資料を用意し、手計算で表にまとめておいたので、画面を見ながら入力してチェックをすれば完了です。プリントアウトも終わり、添付書類を整理して閉じればいつでも提出可能となりました。来週早々に提出して、後は税務署の判断を仰ぐだけとなります。それにしてもマイナンバーカードが無いと住民票も機械で取れなくなるので、そろそろ申請してみようかな。

 ようやく色々と片付いたので、そろそろ撮影再開となりそうです。春の気配も時々感じられるようになり、家に引き籠る理由も見付かりません。

 今日の一枚はワイキキのビーチを東側から見た写真です。プールのように囲まれた所は波が穏やかで水面にホテルが写っています。ハレクラニから東側が広々と写っていて気持ちが良いですね。これだけのスケール感があると広角レンズが活かせます。


 

ビーチに写るホテル群

 
Today's Photo その3472 2018/2/15
新製品発注

 二月も半ばを過ぎると週に一度や二度は暖かい日が出現するようになった。今日は東京でも15℃を超え、三月下旬並みの暖かさとなったが、残念ながら昨夜の春一番宣言はなかった。またここ数日は寒くなり、週明けには雪の予想も出ているが、それでも少しずつ春が近付いて来る楽しみはこれからだ。

 リーク通りの内容で、富士フィルムから新しいミラーレスカメラの発表が行われた。日本では今日の午後二時までしっかりと秘密が間もまれていたが、どうもヨーロッパはその辺りに管理が緩いようで事前にフルスペックが明らかにされていた。したがって今日の日本の発表は実売価格一本に絞られた形で、それ以外の内容は織り込み済みだ。残念ながら実売価格は事前の予想よりも高くなっていたが、記録メディアやバッテリーがキャンペーンで入手出来るので、まぁまぁのところである。下位機種の4台を下取りに出して、新機種2台を発注した。三月には届きそうなので春の撮影が楽しみである。

 今日の一枚はワイキキと動物園の境にあるかパフル・アベニューをビーチに向かって歩く二人である。まだ日没までには大分時間があるが、それでも影が長くなり始めている。逆光の中を上半身裸で歩く男性の背中が光っているのが前からでも窺い知ることが出来る。写真は順光で撮影することが殆どであるが、逆光では髪の毛のディテイルが見えたり、実際の目では経験出来ない明暗の差があったりして面白い。


 

カラカウアの二人

 
Today's Photo その3471 2018/2/14
サンセット

 義理チョコは止めようとのキャッチフレーズも飛び出した今年のバレンタイン商戦であるが、果たして義理チョコは減ったのであろうか。所詮キリスト教徒ではないのだから、クリスマス、ハロウィーン、バレンタインと勝手にやるのが日本流で、ある意味極東のガラパゴス文化である。少なくとも恵方巻よりも定着したバレンタインの義理チョコであるが、そろそろ転換期を迎えるのかもしれない。スーパーの入り口近くに陣取られたバレンタインコーナーは夕方にはホワイトデーコーナーへと変身を遂げるのであった。今度は義理返しは止めようと出るのか、出ないのか。

 早くも春一番が吹いた地域もあり、東京でも今夜の風速次第では春一番宣言となるとか。関東地方の春一番は横浜や千葉ではなく、東京で条件を満たさないと宣言されないとか。少なくとも横浜や千葉では春一番の条件を満たしたまぁ実質的には春一番が吹いたことは間違いない。ポケットから手を出して歩く程の暖かさは感じられないが、言葉に踊らさせるのも悪くない。大雪に見舞われた福井でも気温が十度を超えたとか、雪解け水が街を覆い始めていた。今度は冠水で通行止めになるかも。

 富士フィルムのミラーレスカメラの上位機種がいよいよ明日発表されそうだが、それに備えて下取り価格を調べたみた。現行機種四台を下取りに出し、新機種二台と交換するには数万円以内の出費で収まりそうである。新機種を手にする喜びとカメラの台数が整理出来る喜びの両方がある。

 今日の一枚はワイキキビーチに向かう小径に設置されたサーフボードのストレージだ。カラカウア・アベニューに面した所には一際派手なボードが並んでいた。本当に使用されているのか、施設の宣伝用で置かれているのかは分からないが、リゾート気分を盛り上げる演出としては悪くない。

 ハワイ観光局のサイトに女性専用の写真投稿サイトがある。女性目線でハワイのPRという狙いであるが、はっきり言って写真のレベルは低かった。と言うか素人写真は所詮そんなもので、それらと比較して差別化がされているかどうかが分かれ目である。スマホから一歩先のカメラで撮影するレベルだが、まだまだであることに安堵感を覚えたりした。 


 

ボードストレージ

 
Today's Photo その3470 2018/2/13
サンセット

 日本海側では先日に引き続き大雪に見舞われ、積雪量が優に2メートルを超えている所も少なくない。記録的な大雪はいつまで続くのか。そんな寒さの中、桜の開花予想が発表されているが、非現実的な数字を見せられているような気がしてまだウキウキする気分には程遠い。桜だってこの寒さではまだそっとしていて欲しいと願っているような。

 現実的に春を感じさせるのは税務署からの確定申告のお知らせかもしれない。税務署はありとあらゆる情報を握っているので速やかに、正確に、正直に申告し、必要に応じて税金を払うだけである。逃れようとか、誤魔化そうとかしてもそこはプロなので、絶対に逃れることは出来ない。追徴課税だの、重加算税などを払うことを考えたら、花から正直に申告を済ませた方が絶対に良い。今週中にはさっさと申告を済ませたいものだ。

 今日の一枚は夕暮れと迎える直前のワイキキである。ハワイではあまり見掛けないラッピングバスだが、リゾート気分の写真がワイキキの街に馴染んでいるのが良い。まるで目の前のビーチの光景をバスにラップした感がある。サンセットを見に行く観光客がカラカウア・アベニューを渡ってビーチ側に向かっている。街は早くも夕日の色に染まり、楽しい夜の時間の訪れを予感させるかのようだ。

 


 

夕暮れ時のリゾート

 
Today's Photo その3469 2018/2/12
閑古鳥

 早くも冬に逆戻りで、昨日の暖かさがまるで夢だったかのような空気の冷たい一日となった。こんな時期に三寒四温などと慰めの言葉を編み出した人類の知恵には敬服する。寒さが戻って来て落ち込むよりも、それでも少しずつ春に近付いていると自らを励ましているかのようだ。

 テレビはスイッチを入れた瞬間からオリンピックとなり、もう地デジはしばらく観ることが出来そうもない。頼みはCSとアマゾンFIRE TVである。オリンピックはNHKが金をとって見せればいいのに、民放全局が放映権を握る必要も無さそうだが。オリンピック通しで幾ら、競技ごとに幾らなどとすれば分かり易いのに。あるいは受信契約をしていなければオリンピックが観られないようにとか、オリンピックイコールNHKで良いんでねーの。

 今日の一枚は昨年の今頃に撮影したワードウエアハウスのステージ前である。昨今はステージの催事も少なくなったようで、楽屋として使われう小屋の前には閑古鳥ならぬフクロウの絵が描かれたいた。訳の分からんいたずら書きよりは上等だが、うらぶれた寂しさは払拭出来ていない。二階のレストラン街も暇そうである。ひな壇に腰を下ろした老人が何かを食べている。さびれてしまってもハワイのゆるゆるした時間と心地良い風は流れている。

 


 

フクロウの群れ

 
Today's Photo その3468 2018/2/11
ワードウエアハウス閉店

 ようやく春の訪れを感じさせるような暖かさとなり、深呼吸をて春の香りを確かめたくなるような一日となった。寒いとなるべく外気を取り入れまいと呼吸も浅くなるような気がするが、今日は全く逆だった。昨夜の雨と今日の暖かさは植物や昆虫に春の訪れを予感させていたに違いない。まだ二月半ばにも達していないのでこれからも寒い日が続くが、春初日のような印象であることは間違いない。流氷初日、春初日、春一番と少しずつ春を感じさせる言葉が聞こえて来るころである。

 総菜屋の店先やスーパーの揚げ物売り場にはタラの芽の天ぷらが並び、苦味を楽しむ春は既に始まっている。冬の味覚と春の味覚を同時に楽しめる季節の到来である。

 今日の一枚は閉鎖が決まったワードウエアハウスである。通には知られた渋い店が数多く並び、観光客にはちょっと敷居の高い感じが良かったが、いつの間にか日本人専用のバスが発着するようになり、それを境に魅力のある店が撤退したような印象は否めない。昨今では訪れる客も少なくなり、かつての駐車スペースを探す混雑は見られなくなった。開設当初からあるリカーショップの閉店が伝えられ、施設そのものの閉鎖も時間の問題だった感がある。

 カカアコなんて言葉が市民権を得る前から訪れていたワードウエアハウスだが、おそらく高層の建築物に生まれ変わるに違いない。ローカルの日常が見られる場所が無くなるのは寂しい限りだ。


 

ローカルのランチタイム

 
Today's Photo その3467 2018/2/10
カントリーサイド

 今日は暖かくなるような予報だったが、昼間は期待外れの寒さとなった。朝の凍て付くような寒さはいくらか緩み、犬と散歩していても体が暖まるのが今までよりも早く感じられた。犬は普段と同様で、ちょっと位の寒暖の差は気にしていないようである。気にしているのは他の犬の匂いで、最も効果的な場所に自分の匂いを付けようとマーキングに余念がない。マーキングをして、鳩を追い掛けて、よその犬と挨拶をして、用を足して、それで大満足の犬達の朝である。家に戻って朝食が済めば、もう夕方の散歩までひたすら眠り、時々おやつの気配を感じ取ったりしている。暖かい家の中で犬と暮らすのは人間にとっても犬にとっても幸せである。

 テレビは本格的にオリンピックモードの突入しているが、テレビ局が力を入れる程観られているのだろうか。前畑頑張れの時代は遠い昔、ネットで好きな映画や見逃した番組を視聴している人の方が多いような気がする。オリンピックに夢中になっている連中は新聞を購読し、ガラケーを愛用しているに違いない。スマホ派はネット配信を利用しているような気がするのだが。

 今日の一枚はノースショアの店先に飾られた風船の名残りである。セールの告知か何かで利用された風船は時と共に空気が抜け、かと言ってそれを誰かが片付けるでもなく、だらしなく風に揺られていた。この脱力感がハワイの田舎町の心地良い所で、ワイキキだのアラ・モアナSCだのでは絶対にあり得ない光景である。この風船が今後どうなるのか、その行く末が気になるところである。

 ハワイの写真というと青い空と海、椰子の木等々を撮影している人が少なくないが、こういう写真がハワイらしさであると気付くには何十年も掛かるのである。


 

脱力感全開

 
Today's Photo その3466 2018/2/9
どうでもオリンピック

 南朝鮮で開催されるオリンピックの世界各国の要人が集まっている。本来はスポーツの祭典であるが、どうも外交の場に利用されつつある。飛行機が苦手の北朝鮮の将軍様は妹を派遣し、何とか威信を保とうと必死である。もし南朝鮮に将軍様が来ようものなら、ヒットマンによって即座に狙われることは間違いない。アメリカは常に狙撃のチャンスを伺い、何度が直前で作戦を中止してシミュレーションの精度を高めている。昨日の軍事パレードが録画で放映されたが、もしライブであれば北朝鮮の幹部が一堂に会しているので総攻撃を受けていたかもしれない。

 今日の一枚はノースショアのイタリアンで、外から丸見えのダイニングには思わず入りたくなる雰囲気がある。簡単にピザで済ませる客も多いが、それなりのパスタも提供している。画面左端に汚いハトが写っているが、鳩もランチに有り付こうと必死である。


 

ノースで軽食

 
Today's Photo その3465 2018/2/8
懐くな朝鮮

 そろそろ今回の寒波は峠を越すとの予報が春の訪れを予感させるような。福井の雪による交通渋滞も今晩中には解消しそうとの報道があり、72時間も閉じ込められているドライバーはもう限界を通り越しているに違いない。週明けにはまた大雪の恐れがあるとのことで、雪国の冬はまだまだ厳しいようだ。東京はもう何日も連続で最高気温が10℃以下とか、これでは撮影どころではない。寒いからと言って良い写真が撮れる訳では無いので、行きたくなければ撮影はパスである。心に余裕が無ければ暑かろうと寒かろうとろくな写真にはならない。

 テレビは早くもオリンピックモードに突入し、どれだけの日本人がオリンピックに興味を持っているのかが興味深い所だ。紅白とか、朝ドラとかのような視聴率が期待されているのだろうか。戦前戦後の貧しい時期はオリンピックで国民の心を一つにするのが政策だったかもしれないが、もうそういう時代ではない。少なくともネット社会を活用している世代はオリンピックを観ないのでは。

 今日の一枚は一昨年位までノースショアの名店としてその名を馳せていた洋服のストロング・カレントとレストランのグラススカート・グリルの看板である。両店ともに閉店し、看板だけが残っているがもうこの建物も再開発で消えてしまったかもしれない。今でこそ有名店のサンドイッチのクワアイナも最初はこの辺りで細々と営業していた。サーファーに人気のサンドイッチ店として紹介はされていたが、訪れる日本人は皆無だった。 バブルの頃にジャパンマネーが入り日本にも支店を出すほどに成長したが、この二店は静かにその役目を終えた。

 グラススカートは腰蓑のことである。腰蓑姿のウエイトレスはいなかったが。


 

懐かしの二店

 
Today's Photo その3464 2018/2/7
嘗め合うのは南北かアイス

 相変わらずの冬らしさは続き、福井では今日も車が道路に停まったままで二晩目となります。自衛隊が救助活動を行っていますが雪の勢いに負けているかのようで、復旧の目途すら立っていません。人海戦術では埒が明かないのであれば、戦車でも火炎放射器でも出して、さっさと救出すべきですね。マンパワーで対応するのは中国人だけ。

 春節を前に、台湾では昨夜の地震で建物が崩壊し、取り残された人が大勢救助を求めているようです。耐震構造とかになっていなかったのでしょうか、ビルの下層階が潰れて無くなっています。日本人観光客も多く訪れており、被害状況が明らかになるにつれて犠牲者の数も増えそうです。

 今週開幕する朝鮮オリンピックを前に、北と南の朝鮮民族同士が傷を舐め合っているかのようです。オリンピックを外交に巧みに利用する北朝鮮と愚かにも手を差し伸べる南朝鮮の醜い行動が際立つオリンピックとなりそうです。そもそもオリンピックに北朝鮮の楽団が乗り込む理由が分からないし、それを尻尾を振って迎い入れる南朝鮮も何を考えているのか。キムチを食い過ぎた民族同士の交流なのだろう。

 今日の一枚はコーンアイスの試食をしている女性です。昨今ではインスタ映えを狙った食品ばかりが目立っていますが、スプーンで味見させるということは味で勝負ということでしょうか。店の前のディスプレイだけで十分インスタ映えしますね。奥はフードコートのマカイマーケット。


 

アラ・モアナSC

 
Today's Photo その3463 2018/2/6
憧れのパナマハット

 昨日はスーパーボウルを観て、午前中は終わりました。得点の取り合いとなり、観ていて面白いゲーム展開でした。終了間際の逆転でイーグルスがペイトリオッツに僅差で勝利しました。今年は日本のテレビ放送では主音声で日本語、副音声でも日本語による解説となり、英語で聞くことが出来なかったのが残念です。日本人のアナウンサーが余計なことを喋るのでうるさいったらありゃしない。来年以降はまた日本語と英語に戻して欲しいものですな。

 ニューヨーク発の株安の連鎖が止まらず、地球を一回りして翌日にさらに千ドル以上も下げて、二周目に突入しています。果たして今夜始まるニューヨーク市場では下げ止まるのでしょうか。株もドル円相場も手を出していないので、傍観者ですけれど気になります。ビットコインに代表される仮想通貨も値下がりが止まらないようで、少し儲けたらさっさと処分するに限りますね。持っていればいつまでも上がると思ったら大間違い。こちらも単なる傍観者で気楽です。

 今日の一枚はリゾートにはぴったりのパナマハットの特設売り場です。行き帰りの荷物となることを考えるとなかなか手を出しにくいハットですが、船旅の時代には荷物を気にすることが無かったので帽子の需要はもっとあったのでしょうね。手荷物のカメラ用カートですら重くて頭上の物入れに納めるのに一苦労ですが、それプラス帽子のケースは絶対に無理です。ハワイではパナマ帽を被っているのは観光客で、ローカルの殆どはベースボールキャップです。


 

リゾート気分

 
Today's Photo その3462 2018/2/4
立春の静けさ

 立春の朝は五時まで起きていて、目が覚めたのは午後二時を回っていた。見た目は暖かさを感じる日差しだったが、結局一歩も外に出ず仕舞いの一日となった。光は春を感じさせるが、立春とは名ばかりで今週は未だ寒さが続きそうだ。

 ニュースやワイドショーで大騒ぎをしていた相撲協会の理事選候補選挙も終わり、各社は次のネタ探しに大わらわではないだろうか。それにしても次から次へとネタを提供するような事件や出来事が絶えず発生しているような気がするし、それを探して来る制作側の努力だけではなさそうだ。何かが起こる確率とかその場に居合わせる勘とか、写真の撮影でも見習いたい要素は少なくない。しかしながらほんの一瞬のために、寒空の中で何時間も脚立を立てて待ち続ける報道各社のカメラマンは撮影よりも待つことが仕事化しているような気がする。

 今日の一枚はアラ・モアナ・ショッピングセンターのステージを上から見下ろしている買い物客である。この時は雨が続いていて気温も低く、長袖を着ている人も少なくない。ハワイの人は長袖を着ることで季節を楽しんでいるかもしれないが、観光客にとってはハワイは常夏で、半袖短パンで過ごす快適な気候を期待しがちである。長期滞在をしていてビーチに行けない日が続くと、それなりに退屈するのがハワイである。


 

ステージを見る人々

 
Today's Photo その3461 2018/2/3
恵方巻

 節分の今日、関東地方では恵方巻は市民権を得ているのであろうか。柊、鰯、大豆が定番であったが、新参者の巻物文化が江戸の街に拡がる筈も無く、スーパーやコンビニでは売れ残りの恵方巻が今夜には処分されそうだ。もちろん販売員に対するノルマもあり、ここ数日は恵方巻しか食べていないなんてバイトも居そうだ。バレンタインのチョコですらその存在が危うい中、恵方巻文化はいつまで持つのか。風前の灯火となりつつある。関西の風習を関東まで拡げるには無理があり、各地で好きにおやりなさいって感じだ。

 鬼のお面を被って犬を相手に豆撒きをしたが、鬼顔に怯えつつも撒かれた大豆は一粒の凝らず食べようとしていたのには笑ってしまった。鬼より大豆である。犬にとってはなまはげ的な刺激だったに違いない。大豆を食った犬はみんな眠りに就いた。今夜は鬼の夢でうなされて欲しい。

 今日の一枚はワイキキで一番古いホテル、モアナ・サーフライダーの車寄せで、駐車係がアロハシャツに短パン姿でハワイらしさ満開である。カラカウア・アベニューを挟んだ正面はプリンセス・カイウラニ・ホテルである。ワイキキの夜が始まる前の静寂が辺りに漂い、リゾートはウキウキ感を押し殺しているかのようだ。黄昏のワイキキは悪くない。


 

サーフライダーの静寂

 
Today's Photo その3460 2018/2/2
相撲道

 夜来の雪は朝になっても降り続いていたが、幸いにも大した積雪にはならずに融けてしまった。前回のような交通障害も発生せずに済んだのは雪に弱い首都圏にとって幸いした。そんな中、注目の相撲協会理事候補選挙の投開票が行われ、多くの相撲評論家やファンの予想を覆して貴乃花親方がまさかの落選となった。ほとんどが現職の理事のままとなり、伝統と格式に守られた各界は改革を先送りした。つまり現状の利権を大切にし、自らの安泰を求めたことになる。大相撲ファンと相撲協会の溝は埋まりそうもない。そして三月に行われる評議会が今回の理事候補者全員を理事として認めるようであれば、評議会も機能していないことになる。相撲取り、髷を落とせば、ただのデブ。

 今日の一枚はモンサラット・アベニューをカートに乗せた子供を連れて歩く若い母親である。親子で赤のシャツとジーンズ、帽子とカートの屋根で揃えているのが素晴らしい。子供は早くも夢心地のようで、ここでもハワイらしい時間がゆるゆると流れている。パラソルとチャリがリゾートを感じさせる演出となっている。


 

モンサラットの白昼夢

 
Today's Photo その3459 2018/2/1
モンサラット・アベニュー

 昨夜は月蝕やらスーパームーンやらで大盛り上がりのようであったが、今日は朝から曇り空である。一日ずれていれば俄か天文ファンもがっかりしたところだが、うまい具合に楽しめたようだ。天文ファンではないのでニュースで見れば十分で、わざわざ寒空を見上げることもしなかった。一夜明ければ早くも二月となり、冬も残り二か月を切った訳で、残り少ない冬を楽しむ気持ちの余裕すら出て来ている。

 大相撲の理事候補選の受付が終わり、定員を上回る立候補があり、明日の投開票となった。貴乃花親方が自らの立候補の理由をブログで発表したが、それ以外の候補者はだんまりである。一般投票であれば貴乃花親方がトップ当選となるところだが、廻し組の寄り合いは保全に回るのだろうか。八角とか出羽の海とかが落選しないと世論は納得しないであろう。評議会の池坊もたわごとを述べていると背中に気を付けるようになりそうだ。何れにしても新しい理事候補が明日の午後には決まり、世論を反映するか否かが相撲協会の存続に掛かることは間違いない。相撲一筋で、頭の悪そうな親方連中には難し過ぎる問題かもしれない。

 今日の一枚はダイヤモンドヘッドの麓、モンサラット・アベニューのアイスクリームのフードトラック、バナンである。自分好みのアイスクリームを注文し、出来上がりを待っている女の子は頭を抱えている。店のロゴ入りのTシャツがハンガーから外れて落ちているが、それほど風が強かった記憶も無い。女の子はキャップが風で飛ばされないように、頭に手を当てていたのだろうか。昼下がりのモンサラットは近くのワイキキと違ってのんびりと時間が流れている。


 

アイスを待つ女性