Today's Photo
Today's Photo その3547 2019/6/30
梅雨明けの銀座歩行者天国

 梅雨明け最初の週末を迎えたが、海開きとかプール開きはまだ先のようだ。例年だと曇り空の冷たい中で、大磯プリンスホテルのプール開きが報じられているが、今年はプール開きを待ち侘びているのではないだろうか。

 暑い晴天の銀座に撮影に出掛けた。休日は歩行者天国と云うことで、今日のカメラはライカである。まぁいつもに増して中国人観光客の目立つこと、チャイナタウンのようだった。中国人にもランクがあるが、中から下が多くなった感は否めない。富裕層しかビザが下りなかった頃はもう少し銀座の品位は保たれていた。いつもだと八丁目から一丁目までの往復を三セット行うところだが、まだ体が夏に慣れていないことも考慮して二セットとなった。それでも一時間半弱で四十数枚の写真を撮影し、画像をパソコンで確認すると半数程度が使える写真であった。ライカの絞り開放でマニュアルフォーカスにしては歩留まりが良い。フィルム一本で二枚使える写真があれば御の字との記述を読んだばかりなので、半数が使えるのは素晴らしい。フィルム時代とデジタル時代の差であろうか。

 今日の一枚は親子でサッカーワールドカップの興奮よもう一度と云うことであろうか、ゴーーールとでも叫んでいるかのようだ。それにしても、お父さんが両手を放しても子供が落ちないように前に重心を傾けているのは、親子の阿吽の呼吸だろうか。

 後ろのダンヒルのショップはイングランドの象徴である。確か日本の代表チームの選手が着ているスーツはダンヒルがスポンサーだった。 

 

ゴールの瞬間

 
Today's Photo その3546 2019/6/29
パス回し猿回し

 観測史上初めてとなる関東甲信地方の六月中の梅雨明け宣言が出された。もう数日前から梅雨前線は日本海側まで押し上げられ、梅雨明けているんじゃねーの的な。それでも昨日はぐずついていたが、今朝はまるでハワイのような晴天だった。梅雨明けの勢いでスイカが売れ出すので、スイカ農家にとっては良い夏になりそうだとか。例年だと夏休みになる前後が梅雨明けだから、桜の開花が早い分と辻褄が合っている。ってことは秋の訪れも早いのか、それとも暑い期間が長いのか。

 昨夜は日本代表がサッカーワールドカップの二次リーグ進出を懸けて戦い、ゲームに負けて二次リーグ進んだ。勝ち点、得失点差、警告数の順に判断が決まり、何と警告数の少ない日本が二次リーグ進出となった。残り十分間の試合運びに世界中からブーイングを浴びた侍ジャパンだが、ルールはルールである。ただし、侍らしからぬゲームとなったことは否めない。

 日大アメフト部のアンネセサリーラフネスの反則は監督、コーチからの指示で行われたことが第三者委員会から認定され、日大の理事が事実を曲げていたこと、学生にかん口令を敷いたこと等が明らかにされた。これに絶対の自信を持った監督、コーチは記者会見で指示をした事実を否定しており、まぁ格好悪いったらありゃしない。選手に恥を押し付け、自分達のクリーンさをアピールしたのであるから懲戒免職ものである。

 参院本会議で働き方改革法案、TPP関連法案が成立し、万年野党の反対がまたしても虚しさだけで終わった。参院の野党第一党の国民新党は立憲民主党と立場を異にしており、野党間の意見の調整は出来なかった。何でもかんでも反対する野党が多い中、国民新党はまだましな方だ。無能な野党の連中の遠吠えばかりが聞こえて来そうな今夜の永田町である。国会周辺で二万人が集会に参加しようと、その何十倍もの自民党支持者がいることを忘れている。デモや集会に参加しなくても自民党にイエス票を投じれば、それが国民の大半の意見となるのが民主主義である。

 今日の一枚はめ組のTシャツを着た外国人観光客である。浅草辺りで購入したのであろうか、意味不明の日本語や一番などと書かれたTシャツよりも余程おしゃれである。今度この手のTシャツをハワイで着てみたい。

 しっかりと近付いて撮影した21mmの写真は街の様子も一緒に写っていてなかなか宜しい。中央の二人がレンズから遠いと、実につまらない写真になるのも広角レンズの難しい所である。

 

め組の彼は左利き

 
Today's Photo その3545 2019/6/28
民主主義は多数決

 このところ何かというと問責決議案を連発する能無し野党だが、これらはことごとく与党の多数セ否決され委員会採決を経て、これまた与党の多数で両院で可決されて成立している。つまり何をやっても否決出来ない能無し野党の悪あがきでしかない。一度問責決議案あを出すことでどれだけ税金が無駄に使われているかを試算した方が良いのでは。戦時中にアメリカの爆撃機を竹槍でやっつけようとしたのと同じである。いつまでも野党で居続けるにはそれなりの理由がきちんと存在しているのである。民主党政権で懲りた国民は同じ過ちは二度と繰り返さない。高速道路無料化だの、学費無料化だのと出来もしない公約で国民をだまして票集めをしたことを。オレオレ詐欺と大差ない。安倍内閣に支持率も回復し、もう国民はモリカケ問題追及に飽き飽き栄てるが、これが読めていないのが万年野党たるゆえんである。外交の安倍総理は誰も真似出来ない。

 今日の一枚は和装で銀座歩行者天国を歩く女性三人である。パッと見て違和感がある。まず着物の色使いがやたら派手である。足袋が何か安っぽい。つまりこれは外国人観光客向けの着付け一式レンタルで、日本人の伝統衣装を身に着けているだけである。日本人がワイキキで買ったばかりのアロハやムームーを着ているのと同じ不自然さと派手さがある。和洋に限らず、着こなすにはそれなりの年季が必要である。

 

なんちゃって和装

 
Today's Photo その3544 2019/6/27
まだまだサッカー

 昨日富山で発生した警察官襲撃事件の犯人は元自衛隊員とかで、小銃の扱いに慣れているのには納得。素人が小銃を撃っても反動が大きくて当たらない。片膝を付いて射撃するなんぞは訓練通り。片や複数の刃物で武装し、片や田舎の駐在さん的な対応では防げないでしょう。警察官の小銃の使用方法を改めなければ、小銃を奪われない仕組みを考える前にね。アメリカの警察官はすぐにピストルに手を持って行くが、指は引き金の外側のガードに置いている。暴発防止にはこれで良いのでは。

 ワールドカップサッカーは相変わらずの盛り上がりのようで、数々のドラマが演じられている。一喜一憂の世界のサッカーファンの皆さん、連日お疲れ様です。残りのゲームも是非とも楽しんで欲しいものです。明日は日本の試合があるとか、夜中にサポーターは寝不足になりそうですね。

 今日の一枚は銀座の老舗精肉店の店員と道を尋ねる女性である。白衣にネクタイと何とも正当なスタイルの店員は銀座らしさを感じさせ、接する態度の礼儀正しさすら伝わって来る。よく見ると白衣の上に透明のビニールのコートを羽織っている。田舎の肉屋の親父の前掛けが肉汁まみれになっているのは珍しくないが、銀座では白衣はあくまでも白くなければ商売として成り立たない。

 

白衣に漂う老舗の技

 
Today's Photo その3543 2019/6/26
警察官の銃は飾り物

 平和ボケの日本で交番で警察官が刃物で襲われ、拳銃を奪われた。刃物で切り付けられた警察官は死亡し、奪われた拳銃は小学校の警備員の殺害に使われた。その後犯人は警察官によって銃撃され、逮捕された。刃物を持った犯人にピストルを持った警察官が対処出来ないのが平和ボケである。警告を発し、威嚇射撃を行い、それでも手に負えなければ初めて犯人の下半身に向けて発砲するというのがマニュアルである。警察官に刃物や銃を向けた瞬間に射殺で対処する時代である。海外からの渡航者も多く、今までの日本人的感覚では世の中は治め切れない。警察はマニュアルを見直す時期に来ている。

 昨日も代々木で刃物を持って立て籠った犯人を延々と説得し続けていたようだが、さっさと銃撃して解決すべきである。つまり警察に逆らえば、有無を言わせず発砲されることが抑止力になる時代である。警察官の発砲に対してもう少し手続きを簡素化し、警察の銃弾の行方を追うような現場検証も止めなければならない。

 今日の一枚は梅雨明けを予感させる新浦安の夕焼けである。太平洋高気圧が勢力を増して梅雨前線を北上させてしまい、天気図の上では梅雨明け同等となっている。いついつに遡って梅雨が明けていた模様何て宣言の前に、写真では梅雨明けを宣言しておこう。 

 

梅雨明け夕焼け

 
Today's Photo その3542 2019/6/25
サンプラとナベサダの頃

 昨夜も日本代表のサッカーの試合で盛り上がったようであるが、今日の夕方のニュースでゴールシーンを目にした。シュートは決まる時は決まるもので、どの特典も実に素晴らしいタイミングだし、観ていて美しい。日本は善戦して引き分けで勝ち点1とし、次のゲームで二次リーグ出場の可否が決まる。深夜の渋谷スクランブル交差点は引き分け上等と云うことだろうか、またしても田舎者の聖地となった。

 昨日までの梅雨空とは打って変わり、梅雨明けを思わせるような晴天となり、この先一週間も真夏並みの気温が予想されている。このまま梅雨が明けそうな勢いすら感じられる。まだ暑さに慣れていない体には真夏の日差しは厳しく、撮影に出掛ける気にはなれない。先日亡くなった知り合いのカメラマンの葬儀が今日行われている。一緒に二度ほどナベサダのコンサートに出掛けたことがあり、追悼の意味を込めて今日はナベサダを一日聴いている。もう三十年以上も前のことである。コンサートは中野サンプラザだったが、立て直しの噂もあるようだ。今となっては中野に行くことは年に一回あるか無いかだが、行くのはカメラ屋である

 今日の一枚は銀座でヴィトンを買い、次なるブランド品を目指している中国人観光客である。中国人は本物は日本で売られていることを知っており、逆に言えば中国は偽物しか売られていないと云うことだ。ナイキのスニーカーを履いているが、これとて偽物である。

 それ以前に自分が偽者であることすら気が付いてない。

 

偽者と本物

 
Today's Photo その3541 2019/6/24
枝豆シュート

 久々に朝はゆっくりと目を覚まし、人並みの睡眠時間となった。もう少し早く寝ようと思っているのだが、気が付くと夜中の二時を回っている。人間の体は眠っている間に色々とメンテナンスをしているとのことで、睡眠不足はメンテナンス不足に繋がる。分割して睡眠を取っても通しで寝るのと同じ効果にはならないようで、睡眠時間をしっかり確保しなければいけないようだ。

 夕方前にスーパーの食品売り場を覗いたが、お花見の頃のようにビールとかおつまみ系がやたら前面に出ていた。ふと気が付くと、そこにはサッカー観戦の文字が。なるほどね、今夜の日本のサッカーの試合を観ながらビールで盛り上がろうとのことである。それにしても良くこじ付けて考える物で、サッカーワールドカップの経済効果はおつまみにも影響していたとは。明日の朝の出勤時間は寝不足気味のサラリーマンが、ただでさえ辛い月曜日の朝をさらに盛り下げるのであろうか。

 今日の一枚は銀座の街を歩く和装のご婦人達である。外国人観光客がレンタルの和装で銀座を歩くのは珍しくないが、こちらは本格的な和装で日傘からバッグまで持ち物にまで凝っている。何か稽古ごとの帰りであろうか。訳の分からん外国人観光客に翻弄されている昨今の銀座だが、こういう光景を目にするのはホッとする瞬間かもしれない。

 

銀座らしさ復活

 
Today's Photo その3540 2019/6/23
弔電

 朝から湿った空気に包まれ、午後からは梅雨らしい雨模様となった。一方で沖縄は予想通りの梅雨明けとなり、夏本番となりつつある。

めの頃、外注で建築写真などの撮影を頼んでいたカメラマンの訃報が届いた。年も近く、共通の趣味がいくつか重なり、仕事以外でも色々と交流のあったカメラマンである。会社を離れてからは一度電話した程度ではあるが、若い頃の思い出は尽きないものである。通夜や葬式に出ると会社の連中と顔を合わすのも鬱陶しいので、弔電を手配した。弔電もネットで手続きが可能で、支払いもクレジットカードで済ますことが出来る。郵便局や電話局の備え付けの用紙に、カタカナで文面を書いていたのは遠い昔となった。

 牛込警察の近くにある昔ながらのカメラ屋の二代目で、外注撮影に軸足を移して家業を継いでいた。ハワイで撮影した写真を見せびらかそうと思っていたが、実現する前に旅立ってしまった。

 今日の一枚は銀座ユニクロの前で地べたに腰を下ろしてスマホを見ている中国人観光客である。何処にでもすぐ腰を下ろすのが中国人だが、この先の鳩居堂の前でも若い女性二人が腰を下ろしていた。日本人にとって、銀座の街で腰を下ろすなんてのはそこかしこに痰を吐くのと同じ位みっともないことである。

 銀座に来る前にもう少し教育して欲しいものである。

 

中国人が恥ずかしい夏がきた

 
Today's Photo その3539 2019/6/22
大群

 梅雨の晴れ間はこの先はあまり期待出来ないので、今日は何としてでも撮影にと朝から意気込んでいた。昼前から高速湾岸線の渋滞が目立つようになったが、昼を過ぎる頃にはすっかり解消され、撮影準備は整った。中判デジタルにするか、H1にするかぎりぎりまで悩んだが、H1を一台の身軽さを優先した。銀座はいつも通りのチャイナタウン状態で、中国人が全員来るまで何百年も掛かりそうだ。田畑の作物を食い尽くすイナゴの群れと変わらない。イナゴの群れで終わりたくないのか、時々奇抜な連中を見掛ける。所詮中国の田舎者だから、日本の田舎者と張り合うのも一興だ。

 銀座の街を2ラウンドしたが、撮影出来たのは僅か21枚。平日の銀座はなかなかこれはというシーンに出くわすことが無くなった。コース取りが悪いのか、タイミングが悪いのか、あと十歩先を行っていればと思うことが多々ある。遥か先を見て歩いているので、先の方で起きているドラマは見えても撮影出来ないからである。目の前に突然現れる撮影チャンスもカメラが反応する場合もあれば、カメラを意識されるので遠慮することもある。ストリートフォトの基本は無理はしない、深追いはしない、カメラを意識されないである。

 今日の一枚はイナゴの群れから頭一歩抜け出したい中国人観光客である。オレンジ色の髪の毛は日本でもなかなかお目に掛かれないが、黒い服と合わせたのは正解である。夏の日差しが時折照り付けるが、昨日までの低温で街行く人の服装も春と夏が混在している。

 撮影で歩き回るので短パンに半袖だったが、それでも暑かった。

 

オレンジヘアの中国女性

 
Today's Photo その3538 2019/6/21
肩車の頃

 ワールドカップサッカーの日本初戦勝利は今日もまるで最新ニュースの如く扱われている。他にネタが無いのか、日本のメディアが本来しつこいのか、視聴者が観るから繰り返すのか、日大アメフトの反則報道から解放されていたのに次はこれかよ。各局とも高い放映権を買っているので、元を取ろうと必死に繰り返しているのだろうか。スポーツニュースのコーナー限定で流してくれれば、サッカーに興味が無い人は助かるというものだ。報道の前提が全国民がワールドカップサッカーに興味を持っているところから始まっているので、もうどうしようもない。

 そうこうしているうちに今日は早くも夏至である。つまり明日からはひたすら冬至に向けて昼間の時間が短くなり、気が付けば五時はもう暗いなんてことになっている。夏はこれからだが、太陽は早くも冬に向かいつつある。沖縄はそろそろ梅雨明けするようで、まさに夏至である。

 今日の一枚は銀座の街を見下ろしている女の子である。お母さんは赤ん坊を抱っこしており、お父さんは上の子の担当のようだ。ハイアングルからの銀座はどのように見えているのだろうか。家族がちょうど日差しに照らされる場所に入り、これはもうシャッターを押す気持ちを止められない。

 幼い頃、父親のよく肩車をして貰ったものだ。肝心のハイアングルからどう見えていたかは全く記憶が無いが、大きくなるに連れて肩車の時間が短くなるのが子供心に無念であった。重いと言って、父親は肩車を中止するのであった。もう遠い記憶である。

 

銀座ハイアングル

 
Today's Photo その3538 2018/6/20
侍ジャパンで燃えられるか?

 昨夜から今夜にかけての報道番組はワールドカップサッカーで日本戦がメインとなり、延々と映像を垂れ流している。それにしてもサッカー如きであれだけ夢中になれる人が大勢いるとは。羨ましいと云うか、他に趣味は無いのか。安倍総理退陣と騒いでいた連中が侍ジャパンを応援して、内閣打倒なんてのはどうでも良くなってしまっているようだ。つまり、何か叫ぶことを探していただけで、たまたま内閣打倒であり、侍ジャパンだった訳だ。何かに対して叫びたい連中は昔からいて、かつての学生運動の活動家なんてもその類だ。

 想像通り、試合後の渋谷は田舎者の聖地と化していた。

 先日アップルウオッチを買い替えたことにより、必要に迫られてブルートゥース接続の完全ワイヤレスのイヤフォンを購入したが、このところ連日のように各社から新製品が発表されている。しかも価格は一万円以下と手頃で、気軽にワイヤレスを楽しめるようになりつつある。街行く人を見ていると九割が優先のイヤホンを使っているように思えるので、まだまだワイヤレスイヤホン市場は成長しそうだ。付属のイヤホンで事足りている市場に風穴を開けることは出来るのか。スマホ関連に余分な金は掛けないというのが世の中の流れのようで、液晶が割れていても使い続けている。音にこだわるよりも、無料のアプリに夢中のようだ。

 今日の一枚は銀座ユニクロの裏口側で地べたに座り込む中国人観光客である。日本人は地べたに座り込む習慣は無いし、まして天下の銀座でそんなことは出来ない。かつては一番良い服を着て銀座を訪れるのは当たり前のことで、銀座とはそういう特別な所だった。買ったばかりのアンパンを歩くながら食ったり、何処でも座り込むのは中国大陸の連中だ。

 

銀座を舐めるなよ!

 
Today's Photo その3537 2018/6/19
業務連絡:田舎者は今夜も渋谷スクランブル交差点集合

 ワールドカップサッカーで日本の初戦が今夜行われるとか、ニュースはこの話題で持ち切りである。日本とロシアの時差は何時間なのか知らないが、それでも普通の時間二試合が行わるのでサッカーファンは寝不足にならずに済みそうである。試合の結果は明日のニュースでしつこいくらい流れるに違いない。別に日本が勝とうと負けようとどうでも良いことである。それにしても騒ぎ過ぎじゃねぇーの、世界ランキングでもかなり低い日本なのに、期待が過剰だよ。相撲で言えば、幕尻の力士に優勝を期待するようなものだ。それともサッカー賭博とかで金でも賭けているのか、異常に盛り上がっているし。

 東名高速のあおり事故で根拠のないデマをネット上で助長したとして11人が書類送検された。ネットの上では何でもありと思っていた連中はこそこそと逃げ出しているに違いない。ネットで何かを調べている時に、オリジナルの文章をあちこちで引用したり、ただリンクを貼ったりしている所謂ちょうちん持ちの多いこと。こいつらがいなくなれば、もっと効率良く検索できるような気がする。リツイートが習慣化しているからなのか、オリジナリティの無い連中ばかりだが、おそらく田舎者だろうな。何の刺激も無い田舎で育つと他人の記事が素晴らしいものに思えて、つい垂れ流しているに違いない。

 田舎者は田舎で静かに暮らしてね。今夜あたり渋谷でサッカー終わりに騒ぐ連中は全員田舎者だから。スクランブル交差点の人込みを祭りだと思っていた連中は都会で孤独な生活を強いられている。

 今日の一枚は真っ赤なアロハシャツの上に上着を一枚羽織って、銀座の街を歩く男性である。アロハシャツにしては東南アジア風の柄で、左右の模様が合わせられていないし、ポケットの柄も周りとずれている。高級アロハは柄が合うように縫製されており、遠目では一枚の布のようである。

 カメラを意識されないように2ショット撮影したが、二枚ともピントがしっかり来ている。連写モードにするとピントが付いて行かないので、その都度AFを押してからの撮影である。歩数にして三歩、四歩の差がある。運動会の撮影ではないので、ストリートフォトではこれで十分である。

 

 

アロハシャツ風

 
Today's Photo その3536 2018/6/18
送受信可能

 今朝は関西の地震のニュースで始まった。時間が経つにつれて被害の状況が明らかになり、犠牲者や怪我人の数が徐々に増え続けた。それでも地震の規模の割にはけがをした人も少なく、ある意味不幸中の幸いである。一方で古い街並みの京都近辺では歴史的建造物の被害も少なくない。このところ環太平洋で火山活動や地震活動が盛んだと書いたばかりだが、今日の関西の自信も大きな目で見ればその一環のようにも思える。火山列島日本は地震列島でもあり、地震がたまたま重なったとの見方も間違っておらず、恐らく何十年あるいは何百年後になってあの地震は関連があったとか無かったとかの結論が出るのでは。地学では百年なんてのはほんの一瞬である。

 SNSの発達で地震直後の映像が各地だ撮影され、テレビにアップされている。混乱の中で報道陣だけでは得られない貴重な映像だが、一方で面白がってデマを拡散させているアホも少なくない。これについては発信元を確定し、有罪にしなければならない。エイプリルフールではないのだから、困っている人や不安になっている人に対して思いやりを持てない連中は親の躾が出来ていない。本当に頭の悪いアホが情報発信の手段を持った結果で、アホだからこそ後先考えずに発信してしまう悪循環となっている。世の中にアホさ加減を発信するのであれば是非とも署名理でアップすべきである、アホを構って欲しいのだから。

 今日の一枚はジャージで銀座観光をする中国人である。手にはスマホを持ち、風呂上がりにちょっとそこのコンビニまで行くようなノリである。銀座を舐め切っている中国人観光客だが、さらにひどいのはバッタ物を身に付けているところだ。誰の目にも偽物としか映らない中華風ケンゾーのジャージである。銀座を歩く中国人観光客の身に着けているブランド品は総て偽物である。日本では本物が手に入るとブランド品を購入しているのがその証拠だ。

 もしかしたら存在自体が偽物で、中国人のふりをしているのかもしれない。

 

バッタ物

 
Today's Photo その3535 2018/6/17
送受信可能

 世の中はワールドカップサッカーで盛り上がっているようだが、ほとんど興味の対象外である。日本チームの試合が週半ばに予定されているようだが、深夜の観戦で寝不足の人が多発するのであろうか。スポーツバーで飲みながらゲームを観て、騒ぐのは悪くない。サッカーは一瞬も目が離せないが、それに比べるとNBLとかNFLはゲームが頻繁に止まるのである意味スポーツバー向きである。それを利用する形でアメリカではスポーツバーが発達したのかもしれない。NHLとかNBAは意識して観たことが無いので、ゲーム運びの時間割が分からない。

 千葉東方沖のスローダウンで地震が多発しているが、昼間テレビから地震警報が発令された。ところがスマホからは刑法が発せられず、今一つ緊張感に欠けてしまった。それでも今か、今かと待ち続ける余裕があり、少しだけ揺れを感じた。震源が群馬方面だったので、関東をカバーしているテレビは警報を発し、スマホは現在地と震源が遠いと判断したので沈黙していたようだ。地震の発生が直前に分かるだけでも気持ち的には随分と余裕を持つことが出来る。

 ハワイのキラウエア火山の噴火、桜島の噴火、千葉東方沖のスローダウン、このところ環太平洋で地学的なイベントが多発している。何事も無く収束して欲しいものである。

 今日の一枚は目の前をいきなり通りがかった外国人ファミリーに大慌てでピントを合わせ、2ショット撮影したうちの2ショット目である。最初のショットもしっかりとピントは合っており、中判デジタルもストリートフォトで使いこなせるようになりつつある。ピントを追従しての連写はほぼ期待出来ないので、ピントは追従さてもショットはその都度シャッター 後ろを振り返りつつ歩く男の子の笑顔が印象的である。

 

家族で銀座

 
Today's Photo その3534 2018/6/16
送受信可能

 相変わらずの低温が続いており、四月頃の気温となっている。こう涼しいと冷やし中華や冷たい蕎麦は売れ残っているようだ。せめて目の救いは雨が予想よりも早く上がり、天気が持ち直していることだが、撮影に出掛ける気にはならない曇り空だ。

 今やスマホは音楽プレイヤーとしての役目が少なくないが、スマホの曲やストリーミングを家庭のオーディオで手軽に再生するための機器は少ない。bluetoothでスマホからの信号を受け、これを有線でオーディオの入力にする装置が発売されている。ところがこの逆で、テレビの音を有線で音源にし、bluetoothで飛ばしてワイヤレスのイヤフォンで受けることが出来る送信機能も兼ね備えた危機が発売された。スイッチ一つで送信機にも受信機にもなるbluetooth通信装置である。これが四千円もしないのだから利用しない手は無い。

 受信機として利用すればスマホの音楽をオーディオで再生しより立体感のある音で楽しむことが出来るし、送信機能を利用すれば夜中にワイヤレスイヤホンで映画を気兼ねなく大音量で楽しめる。ワイヤレスなので動きやすいし、隣の部屋に移動しても音は途切れることは無い。

 カメラとスマホの連動も盛んに行われ、スマホからカメラのシャッターを動作させたり、撮影した画像を即座にスマホに取り込むことも出来る。こうなればスマホで苦労して撮影するよりも、カメラでサクッと撮影してスマホに送り、即座にSNSにアップするなんてのも可能だ。残念ながらSNSは利用しないので、ある意味持ち腐れかもしれない。

 今日の一枚は目の前に迫ってくる外国人観光客に向かって、中判デジタルの大型カメラで撮影した。サクッとピントを合わせてシャッターを押し、即座にカメラをあらぬ方向に向ければ意識されることも少ない。

 大型カメラでも写し方をマスターすれば、ストリートフォトに使える。こうなるまでには随分と試行錯誤を重ね、一時は諦めて売り払うことすら検討した。

 

銀座ストリート

 
Today's Photo その3533 2018/6/15
水面下

 梅雨寒の一日となり、さすがに冷房のスイッチはオフにした。世の中ではワールドカップサッカーで盛り上がり始めているが、オリンピックよりは興味があってもゲームを観る気にはならない。そこまでのめり込む気にもなれないし、全世界のサッカーファンに任せておこう。

 日本政府は北朝鮮との首脳会談実現に向けて、外交チャンネルを使って北朝鮮との接触を行っているが、これがニュースで伝えられてはお終いである。水面下の交渉事なので、ぎりぎりまで情報を伏せておくべきではないだろうか。報道機関も興味本位で放送するのではなく、国益のために報道を差し控えるくらいの力量が欲しい処だ。他社に出し抜かれまいと何でもかんでも垂れ流すワイドショー的報道の在り方は、北朝鮮の将軍様第一主義報道と大差ないのでは。ある意味日本の報道も後進国並みである。

 今日の一枚は消防の規制線テープがデザインされたTシャツを着ている観光客である。髪の毛も金髪が少し青味を帯びていて、なかなかのものである。然しながら全体的なバランスが取れていない処が中華系である。規制線が多過ぎなのと、原寸大にしないとね。

 

規制線の向こう側

 
Today's Photo その3532 2018/6/14
大統領VS将軍様

 歴史的快挙とも云える米朝首脳会談だが、北朝鮮でも動画が放映された。西側のカメラでは撮影出来ないようなシーンも多々あり、将軍様の素顔により肉薄していたが、編集方針がアメリカ大統領より優位な立場なので背伸びしている感は否めない。階段を終えた両首脳が時刻に到着したシーンを放映しているが、長旅で疲れた様子のトランプ大統領はスーツにノーネクタイでタラップを降り、さっさと専用車両に乗り込んだ。一方で北の将軍様は赤じゅうたんと軍人に迎えられ、まるで栄誉礼でも受けるかのようである。軍隊の隣には着飾った一般市民の仕込み連中が泣き叫んでいた。これはどうにも後進国らしくて宜しい。

 昭和の終わりから平成の初めにかけて名古屋に転勤していたが、海外出張に名古屋在住の社員をを連れて行く機会が二度ほどあったが、二回ともそれぞれの家族や親戚一同が小牧空港に見送りに来ていた。多寡が海外出張なのに、出征兵士かよ。つまり今の北朝鮮は当時の名古屋と同じである。

 今日の一枚は銀座五丁目みゆき通りとの交差点の信号待ちである。待ち時間を只過ごす人が多い中、有効活用している観光客である。カーリーヘアの質感が伝わって来る程の解像力である。ストリートフォトにはそこまでの要求は無いが、それを敢えて取り入れるところが新しい。コンパクトデジカメのように、中判デジタルでサクッと撮影するのはある種の快感だ。

 

二人の銀座

 
Today's Photo その3531 2018/6/13
歴史に名を残す会談

 米朝首脳会談から一夜が明け、各国が共同宣言に内容に対してコメントを述べている。何処の国も具体策が無いだの、期限が決められていないだの、北朝鮮の言いなりだのとトランプ大統領をここぞとばかりに叩いている。もし今回の会談が行われなかったことを考えれば、ゼロ回答であった。今まで未知の国、恐怖の独裁国家と恐れられた北朝鮮がアメリカと会談を行ったこと自体に対する評価が低過ぎるのではないだろうか。ヒラリー・クリントンが選挙で敗れ、トランプが次期大統領に決まった頃、北朝鮮との会談を予想出来ただろうか。トランプ大統領との口約束が即座に実行され、北朝鮮の新しい国づくりを見守りたいものである。

 久し振りに中判デジタルを持ち出して銀座に撮影に出掛けた。相変わらずのチャイナタウン状態の銀座だったが、それでも2ラウンド弱で24枚撮影した。ピントが外れたのは二コマ程度で、最初の頃に比べると随分と歩留まりが良くなった。ピント合わせのエリアを広げたことと、連写モードを辞めて基本的に一発必中で撮影することである。AFボタンを押して一呼吸おいてシャッターを切るタイミングをマスター出来た気がする。中判デジタルでストリートフォトを撮影する醍醐味はライカと共通する。中判デジタルにしろ、ライカのノクチルクスにしろ、恐らく世界でも稀な撮影方法ではないだろうか。

 今日の一枚は銀座久兵衛の前で記念撮影をしている観光客である。三月にオバマ前大統領と安倍総理が会食をしたが、その頃にはまさかトランプ大統領が北朝鮮と首脳会談を行うとは想像すら出来なかった。中国富裕層の間では銀座久兵衛でランチを食べるのが流行っているようだ。中判デジタルの撮像素子は光をしっかり捉えており、白飛びや黒潰れが少なく、その場の雰囲気が見事に写真に再現されている。

 

久兵衛

 
Today's Photo その3530 2018/6/12
政治はショービズだ

 米朝首脳会談が遂に行われ、政治ショー一色の一日となった。両国首脳の会談は歴史的快挙であることは間違いないが、登場の仕方や会談の様子、署名式、記者会見等々が総て演出の元に行われている感は否めない。北の将軍様は共和国国民を納得させるために、一方のトランプ大統領は中間選挙、さらには次期大統領選挙向けのアピール材料として、それぞれの思惑が一致した結果ではないだろうか。具体的な数値目標も盛り込まれなかった共同宣言は、日本人が大好きな玉虫色である。日朝の首脳がシンガポールで昆虫採集に臨み、二人とも玉虫を採取した。

 トランプ大統領の記者会見の様子を生中継し、何処の局もそれぞれの同時通訳の音声を入れていた。どの局の同時通訳もたどたどしく、日本語になっていない。聞いていてイライラするような表現で、生中継よりも時間を置いてでも字幕をかぶせた方が良かったのでは。アポロが月へ行く頃からの同時通訳だが、これだけ科学技術が進歩したのだから、AIとかを活用してもう少し聞き易くするとかね。

 今日の一枚は銀座で記念撮影をする中国のおばちゃん達である。中国人の女性は撮影されるときに必ず足を少し上げたようなポーズをするが、おばちゃんたちは足は上げないようだ。撮影してる側のおばちゃんが注文を付けているようだが、所詮スマホで撮影じゃん。それよりも露出補正をプラス側にしているかが心配。自動露出は背景の白をグレーに撮影したがるからね。 

 背景が白壁なら、別に銀座で撮影しなくても。

 

銀座ワンショット

 
Today's Photo その3529 2018/6/11
梅雨らしさ満喫

 台風に刺激された梅雨前線は梅雨らしい雨を一日中もたらした。通勤、通学には憂鬱な月曜日となったが、出掛ける予定も無く家の中でゴロゴロ過ごす身にとっては梅雨の長雨も悪くない。明日は気温が十度以上高くなり、またしても真夏日となりそうな勢いで、夏の訪れを肌で感じられそうだ。

 明日はいよいよ日朝首脳会談が行われる予定だが、アメリカの国務長官が異例の記者会見を行い画期的な会談内容になることを予告した。またトランプ大統領と安倍総理が緊急電話会談を行い、事前に日本の総理にも内容を伝えているようだ。G7サミットで経済面ではぎくしゃくしていた両国首脳だが、安全保障面ではしっかりと絆が保たれている。北朝鮮の核放棄で終わるのか、拉致問題の解決まで含めるのか、何れにしても明日の午後には内容が明らかになる。大統領に随行している核発射ボタンは未使用となるのか。

 今日の一枚は夏の日差しを感じさせる銀座歩行者天国である。フィルムカメラ全盛の頃、プロフェッショナルタイプのリバーサルフィルムで撮影すると本当に鮮やかな発色に驚いたものである。いわゆる商業写真用の色付けだったのだが、夏の光には反応が良かった。そんな記憶色を再現してみたが、コントラストが強くてくっきりした仕上がりになった。

 何でもかんでも白黒で処理している連中は写真に自信が持てない証拠だ。特にライカで白黒、しかも静物を絞って撮影しているのはもう最悪としか言いようが無い。

 

真夏を感じさせる銀座

 
Today's Photo その3528 2018/6/10
台風接近中

 梅雨前線に沿う形で台風が日本列島に近付きつつあり、明日は激しい雨となるとの予報が出された。梅雨末期の大雨と云うのはよく耳にするが、梅雨入り直後の大雨となるのであろうか。気温は昨日に比べて十度も低くなっているが、湿度をコントロールする意味合いもあってエアコンは付けっ放しである。

 昨夜は新幹線の中で乗客を無差別に切り付ける事件が発生し、犯人に立ち向かった乗客が亡くなる残念な結果となってしまった。日本の安全神話は何処へ行ってしまったのだろう。新幹線で放火なんて事件もあったが、飛行機のようなセキュリティチェックも無理なので、もう安全神話に頼るしかない。昔から気違いに刃物なんて言葉があるが、防犯カメラと同じように通過するだけで刃物を検知するシステムは出来ないのであろうか。駅の改札とか、人の多く集まる場所とかで。

 今日の一枚は何でも串にさして売っている食べ歩き客専門店である。観光客目当てのまるで縁日の夜店状態の築地場外市場だが、もう少し築地魚市場らしさを保ってくれよ。串に刺した苺なんて、日本人は絶対に食わない。串に刺して良いのは焼き鳥、団子、おでん、焼き蛤辺りまでで、厚焼き玉子とかフルーツは邪道過ぎる。もちろん串揚げは言うまでもない。

 苺の練乳二度付けお断りなんてのは無粋である。

 

串刺し文化の築地場外

 
Today's Photo その3527 2018/6/9
波除神社

 昨夜は雷鳴が轟き、雨足が強まり、梅雨本番かと思いきや、今日は都内でも三十度を超す真夏日となった。こうなるともう自然換気の限界で、エアコン四台のフィルターを洗い、クーラー初日を目出度く迎えた。窓からの湿った空気と音が遮断され、完全に外界とは独立した空間に感じられる。明日は雨で気温も十度以上下がると予想されているが、クーラーはそのままで行くのか、一旦オフとなるのか。基本的には除湿は使わないし。

 休み明けには米朝首脳会談がシンガポールで開催される。シンガポールは赤道に近くやたら暑いが、ホテルのロビーはやたら寒い。入った瞬間にぞくっとする位冷やしているのがシンガポール流のおもてなしのようで、日本のような省エネのための設定温度なんて無さそうだ。室内と外気との温度差があればあるほど高級ホテルと言えそうだ。早朝から深夜まで一週間ぶっ続けで働いた思い出しか残っていないシンガポールである。最終日の夜に現地駐在員が日本食レストランでご馳走してくれたが、明日から日本なのに日本食かよっ、駐在員は久々に日本食が食べたかったに違いない。その後遊びのようなたシンガポール出張ではビーチ沿いレストランで食べたカニが美味しかった。最近では東京でもシンガポール料理を出すレストランが何軒かで来たが、今回のシンガポールサミットをきっかけに繁盛するかもしれない。

 今日の一枚は祭り当日の築地波除神社入り口である。場外市場と同じように、外国人観光客で溢れている。数年前まではひっそりとしていた境内だが、串に刺した卵焼きとか食べていそうだ。場内市場は豊洲に移転してしまうが、外国人に囲まれた築地の神様は何を感じているのだろうか。

 

築地波除神社

 
Today's Photo その3526 2018/6/8
夏祭りの築地

 南からの湿った空気が遠い台風の影響なのか、時折感じる南国のような空気に包まれている。所用があって築地に出掛けたが、今日は波除神社のお祭りである。場外市場にも祭囃子が鳴り響き、祭り半纏を着た大人が落ち着かない様子で歩き回っている。昼前にもかかわらず商売そっちのけで、祭りが気になって仕方ない様子である。魚市場であるから、波が穏やかで船が漁に出ることを願っての波除神社である。

 ハワイのサーファーに波除神社は不要と思われる。

 今日も大勢の観光客でにぎわっている場外市場だが、祭囃子や詰所の神輿には全く興味を示していないのは、お祭り自体に興味が無いと云うか、異なる文化の国から来た観光客には寿司屋ラーメンがかつてそうだったように祭りは全くの異文化である。

 今日の一枚は何とも落ち着かない詰所の役員である。いい大人が祭りに夢中になってと思うかもしれないが、江戸っ子にとって祭り以外は考えられないこの季節到来である。お神輿は神様で、神様の安置されているのが 宮元である。

 

居ても立っても

 
Today's Photo その3525 2018/6/7
梅雨入り宣言は勇み足

 未明まで降り続いた雨も朝には上がり、梅雨入り宣言が早かったのではと思わせるような爽やかな空気に包まれた晴天となった。午後から銀座に撮影に出掛けるつもりでいたが、昼過ぎから見始めたCS放送の映画が面白く、つい見入ってしまった。撮影は次の機会にと云うことで、その後もだらだらとテレビを観ていた。撮影なんてのはそんなもので、入れ込んで出掛けてもチャンスに恵まれないことも少なくない。ただ一つ言えることは家にいるよりもシャッターチャンスは遥かにある。

 ニュースで報じられていたが、今日は中国では一生を決める大学受験の日とのこと。韓国もそうだが、たった一回の受験で一生が決まるような国はチャンスが無い。それに嫌気がさした連中はこぞって日本に留学するが、日本こそいい迷惑である。後進国の頭の悪い連中は日本に来ても芽が出る筈も無く、犯罪に走るしかない。中国を抜いて犯罪検挙率トップに躍り出たベトナム人も似たようなものだ。

 今日の一枚は獅子のぬいぐるみを抱いて銀座を歩く中国人観光客である。後ろの女性もそうだが、中国人とか韓国人の眼鏡のセンスは日本とは全然違う。70年代にトンボ眼鏡なんてのがあったが、どうもそれに近い形が主流となっているようだ。一方でここ二十年位は日本の眼鏡は眼鏡のレンズが丸かったのは遠い昔のことである。

 

獅子を抱く観光客

 
Today's Photo その3524 2018/6/6
四季の移ろい

 大方の予想通り、今朝の雨で東京は梅雨入り宣言となった。春の訪れの早さで梅雨入りも早くなるのかと思いきや、平年並みとのことだった。しかしながら梅雨明けは例年よりも早そうで、暑さの厳しい夏が長いとか。二週間もすれば夏至を迎え、その後は早くも昼間の時間が短くなる。四季のある日本では季節はめまぐるしく動いている。来週行われる日朝首脳会談はシンガポールで開催されるが、在シンガポールの日本人から一年中同じ花が咲いていると聞いた。これもつまらない話である。シンガポールでは外気に対して寒い位の冷房が良しとされていて、ホテルのロビーに入った瞬間に余りの涼しさにぞくっとなる。

 先日初代アップルウオッチの裏蓋が外れたので最新のアップルウオッチに買い替えたが、お財布ケ-タイに対応しているのが便利である。今まではスマホ本体で支払いを済ませていたが、今は腕をかざすだけで何もポケットから取り出す必要はない。この秋に発表される次期ウオッチOS5ではウォーキートーキーとなるので、アップルウオッチ同志はトランシーバーとなる。まさに子供の頃見ていたスパイ映画の世界がようやく実現した感じだ。腕時計とか万年筆で通信をしていたシーンが懐かしい。

 今日の一枚は銀座のホテルの前で行き先を確認している外国人観光客である。二人ともちょっとズボンの丈が短いのはそう云う国から来たのであろう。今でこそスマホで地図を見たり、ナビゲーションで目的地に向かうのは当たり前となったが、その前は片手に地図だった。ハワイでh毎年最新地図をブックストアで購入して、旅が始まっていた。

 女性の肩からは速写用のカメラバッグがぶら下がっている。スマホの写真に依存していないのはある意味本格的に写真を楽しんでいるのだろう。

 

丈短めの国から

 
Today's Photo その3523 2018/6/5
冷房寸止め

 午後から梅雨入りが近付いている風が吹き始め、曇り空が広がった。明日の今頃は梅雨入り宣言のニュースが流れているのだろうか。

 アップルからこの秋から実施される次期OSの概要が発表された。それ程画期的な機能は搭載されず、取り敢えず改良しました程度である。つまり大した目玉も無い内容である。ソフトで出来ることの限界のようで、さらなるハードと組み合わせないと実力発揮には至らないようだ。毎年のようにスマホを新しくしている人は大変だ。スマホはお財布ケータイが使えるようになった時点で打ち止めである。もうそれ以上何を望むのだろう。スマホのカメラをメインに使っているユーザーはまだまだ期待が満足されるかもしれない。

 今日の一枚は銀座の街に迷い込んだかのような中国人観光客である。黒いマスクがカラスの嘴のようで、隣の白いマスクの女性と対を成している。大気汚染の激しい中国に比べれば銀座の空気なんてのは澄み切っているに違いない。何のためのマスクだろか。

 ステテコにドタ靴、うーん、それにしても銀座の街には中国人が似合わないな。

 

銀座のカラス

 
Today's Photo その3522 2018/6/4
冷房寸止め

 北海道では三十度を超えた所もあり、真夏のような暑さとなっている。昨日よりは部屋が暑くなり、冷房を付けるか、今の時期だけなのでもう少し外気を楽しむか、真剣に悩む一日となった。

 内閣の支持率や政党支持率を世論調査で行っているのは承知の事実だが、日大アメルとの反則問題で前監督と反則した選手の言い分のどちらが正しいかを問うた結果が発表されていた。一般大衆が知る由も無いことで、ワイドショーや報道の結果を鵜呑みにして答えているだけで、そこには何の根拠も無い。支持政党を問うのと同じスタンスで調査する事柄なのであろうか。ニュース報道やワイドショーで視聴者に押し付けたテレビ局の思惑が反映されたか否かの調査なのでは。○○テレビ局の思惑反映度調査と素直にネーミングした方がどれだけマシなことか。

 今日の一枚は子供を横に抱えて歩くお父さんである。お父さんの胸にはカラフルなカメレオンが描かれ、子供はそれと同じ格好で抱かれている。子どもがカメレオンに見えてしまいそうな一枚となった。

 子供の姿よりもお父さんのカメレオンの色、後姿の女性のスカートの色が銀座の街を引き立てているが、ライカ愛用者は何でもかんでも白黒で表現したがっている。この写真が白黒だったら、そこには何の面白さも存在しない。カラーが技術的に不可能だった時代、あるいは高価過ぎて使用出来なかった時代は致し方ないとしても、デジカメで敢えてカラーを否定して白黒にしている連中は小手先で写真の下手さを誤魔化そうとしているに過ぎない。カラーの世界で生きているのであれば、堂々とカラーで勝負せい。そうで無ければ家のテレビも白黒で観てね。

 

カメレオン親子

 
Today's Photo その3521 2018/6/3
ハワイの風

 朝から夏のようなと云うより、ハワイのような澄んだ日差しが照り付けて撮影日和となった。然しながら二週続けて銀座の歩行者天国は撮影しているので、今日は休息日にして昼からコロナビールを飲んでいた。心地良い風を家の中で感じて飲むコロナビールはまるでハワイにいるかのようだった。関東の夏もこの位の暑さで留まっていれば快適なのだが、今年は一段と暑い夏が予想されている。冷房を付けていないと過ごせない暑さになる前に、窓からの風を心地良く感じる候は大切にしなければいけない。撮影は夏のクソ暑い時でも出来るからね。

 昨日届いたワイヤレスイヤホンを外に持ち出して使ってみた。耳の穴が完全にふさがれているせいか、自分の足音とか頭を触る音が妙に頭蓋骨に響く。まるで骨伝導のようである。それでもコードを気にせずに音楽を聴けるのは快適で、当初心配していたような耳から外れて紛失なんてことは無さそうだ。耳の穴が密閉されるので、これからの季節は少し暑くなり、外した時の爽やかさは否めない。日除けのキャップを脱いだ時と同じである。購入して良かったと思えるイヤホンである。

 今日の一枚は銀座木村屋で買ったパンを食している髪の長い女性である。車道と歩道の境目の段差に起用に踵を乗せ、安定したしゃがみ姿勢である。かつての銀座、と言ってもほんの五、六年前までは、歩きながら食べたり、座り込んで食べたりする連中はいなかった。観光客が銀座の対するリスペクトに掛けているせいで、それが日本人にも広まりつつある。銀座の立ち食いの起源は三越の晴海通り側に出来たマック一号店かもしれない。

 それまでは立ち食いと言えば蕎麦屋か寿司屋だけだった。

 

髪の長い女性と銀座木村屋のパン

 
Today's Photo その3520 2018/6/2
ワイヤレスイヤホン

 昨日アマゾンで発注した完全ワイヤレスイヤホンが今朝届いた。昨夜からスマホからアップルウオッチに曲を転送していたが千曲を超える量なので数時間も掛かった。しかしながら一度転送が終わればアップルウオッチ上にデータが残るので、スマホが手元に無くても音楽の再生が可能となる。それに合わせるかのように、届いたイヤホンの充電が終わり、アップルウオッチとペアリングしてワイヤレスイヤホンで音楽を楽しむことが出来るようになった。

 ワイヤレスイヤホンは以前からレビューとかを見ていたが、音が途切れたり、通信が途切れることが報告されており、まだ技術的に未熟な感があった。さらにほとんど移動は車なので、イヤホンを必要としていないし、有線のノイズキャンセリングのイヤホンを所持している。ところがアップルウオッチで通話や音楽を聴くためにはブルートゥース接続のイヤホンが必要となり、改めてネットで候補を探した。基本的にはノイズキャンセリングを探していたのだが、耳にしっかりフィットすれば周囲の音がほとんど気にならないことも分かった。レビューの採点、本体の大きさ、連続使用時間等々を考慮して、Liberty+を購入したが、取り敢えずは満足の行く製品だった。腕時計はスマホと違って常に身に着けているので、置き忘れが無い。音楽、電話、支払いが腕時計だけで出来るのでスマホを持ち出すのを忘れてもそれなりである。

 今日の一枚は銀座歩行者天国でハットを被ってる外国人観光客である。真夏になると暑くてハットも被っていられないが、この季節は心地良い風がハットの中を吹き抜けて行く。カーキ色のコーディネートが軍人を連想させるが、ハットが爽やかに見せている。

 かつて銀座の紳士は夏はパナマハットと相場は決まっていた。

 

ハットの季節

 
Today's Photo その3519 2018/6/1
ジューンブライド

 六月は大陸からの少し冷たい乾いた空気に包まれて始まった。昨日までの梅雨入り直前の雰囲気は何処かへ行ってしまい、鮮やかな夕焼けが今日の爽やかさを約束していたとは。

 日大フットボール部の反則の重大さが日大理事会にもようやく伝わり、元監督の副理事長職辞任が認められた。監督と理事は別と言い放っていた元監督だが、結局日大を追われる結果となり、フットボール界からも追放された。当然と言えば当然で、今後は刑事責任の有無が問われることになる。それにしても日大の対応は遅過ぎた。

 アップルウオッチシリーズ3の設定を行っているが、単独で通話出来るように携帯電話の契約を追加し、ブルートゥースのイヤホンを発注し、スマホの音楽をウオッチに転送したり、やることは少なくない。1200曲も転送しているので、何時間も掛かっている。下手すれば一日仕事になりそうだ。これはもう少し改善されないといけないな。

 今日の一枚は歩行者天国で披露宴終わりの記念撮影をしていた新郎新婦とその取り巻きである。披露宴が終わって緊張から解放された新郎新婦の笑顔が周りの表情を明るくしている。中国人観光客の大声が響く銀座だが、ここだけは暖かい笑い声に包まれていた。

 

笑顔の新郎新婦