Today's Photo
Today's Photo その3601 2018/8/31
残暑

 暑かった八月も今日で終わり、天気予報では秋雨前線なんて言葉が聞こえて来るようになり、来週は猛烈な台風の通過と共に一気に秋になるのであろうか。夏休みは週明けまでとなり、二日ばかり得をした子供は大慌てで宿題を片付けているのだろうか。それとも忙しいのは宿題代行業者の方だろうか。

 もう十年以上も前にハワイのウォルマートで購入したタイメックスの腕時計が机の引き出しの奥から出て来た。電池は機能せず、時計バンドは劣化してぼろぼろになっていた。裏蓋を開けて電池を確認すると、奇跡的に同型番の電池が手元の在庫にあった。電池を入れ替えると普通に動き出したが、デジタルの時刻設定の方法が不明だ。ネットで調べると詳しく解説したサイトがあり、これを参考にデジタル表示の時刻を設定し、あとはアナログの針を合わせてデュアルタイムで表示されるようになった。ストップウォッチとかラップタイムとかは使わないので無視。残るは時計バンドだが、これはアマゾンで見繕って発注し、明日には届くことになった。文字盤のオレンジ色に合わせて発注したオレンジの時計バンドは派手で良さそうだ。使い捨てが当たり前の昨今において、何とか修理して復活させることが出来ると嬉しさすら感じてしまう。昔は何でも直して使うのが当たり前だった。

 タイメックスの腕時計はクリントン大統領だかオバマ大統領だかが愛用しており、それを真似して20ドル程で購入したフィリピン製である。 

 今日の一枚は銀座アップルストア前で、カートに載ったテントウムシ少年である。お母さんはフクロウである。中国人観光客風だが、少しだけ垢抜けしている。中国では裕福な部類なのか、それとも香港から来たのか。子どもは相当甘やかされて育った感があり、一人っ子政策の中国らしい。咄嗟のことで一枚しか撮影出来なかったが、ピントもしっかり来ている。シャッターを押す時はテントウムシには全く気付かず、撮影し終わって後姿のからそれが分かった。テントウムシが写っていないと悔やまれたが、後で確認するとしっかり写っていた。写真なんてのはそんな物である。

 

テントウムシとおフクロウさん

 
Today's Photo その3600 2018/8/30
お騒がせスポーツ界

 何かとお騒がせの今年のスポーツ界だが、今度は体操界で物議を醸しだしている。体育会系は体は鍛えて来たがおつむの方が疎かで、名選手が協会役員になってもこれは無理というものだ。しかしながら現役時代の活躍に見合うポジションを与えるという因習が続き、アホでも勤まるところが困ったものである。日本の総ての体育関連協会はもう一度人選を見直す時期に来ているのではないだろうか。今回も体操協会は第三者委員会の立ち上げとか述べているが、これは何処かで聞いたセリフと同じだ。

 大型の台風がさらに発達しながら日本列島へと針路を向けている。予報では今年最大級の台風とか、週明けは天候が荒れそうな気配だが夏休みが終わった子供には関係無いのかもしれない。

 今日の一枚はお母さんに手を引かれて銀座を歩くポルトガル代表のユニフォームを着た男の子である。赤と黄色なので、迷子になることも無さそうだ。足元がサッカーシューズで無いところが残念である。男の子の歩く速度に合わせて移動し、さっとピントを合わせて撮影しているが、マニュアルでここまでピントが来ればもう達人の領域である。何たって、ノクチルックスの絞り開放なのだから。

 

背番号7

 
Today's Photo その3599 2018/8/29
標準と広角

 夏休みの宿題も追い込みの季節だが、宿題代行がオークションサイトで行われているらしい。観察日記などを既に模範回答が示されているようで、子供の頃からコピペ教育となっている。宿題を出す方の問題も指摘されており、ネットで売られているような答を期待する方も間違いである。自由研究のテーマを考えるだけで宿題は終わったようなもので、テーマを与えて回答させるのは教育ではない。自由研究を手伝う親も親馬鹿と云うしかない。不自由研究にすれば良いのでは。

 先日メールで送られて来たコストコのセール情報だが、早くもハロウィーンのコスチュームの案内だった。猛暑日が続いている最中に商戦はとっくに秋に入っているようだ。近所のTDRもハロウィーンパレードが九月早々に予定されているとか。スーパーの食品売り場はサンマを筆頭に、おでんや肉まんが幅を利かせ始めた。そーめん安いかのメンツはもう無くなってしまったのか。そう言えば少しだけ涼しかった今日は蝉が鳴いていなかった。

 今日の一枚は銀チャリツアーである。暑いこの季節に歩くよりは自転車であちこち見て回る方が幾らか涼しいに違いない。子どもが参加しているのは初めて目にしたが、子供の方が自転車は慣れているに違いない。銀座歩行者天国の撮影は50mmのレンズがメインになっているが、21mmの広角レンズは広々と写って気持ちが良い。カメラのファインダーでピントを合わせてから、外付けのファインダーでアングルを決めてからシャッターを押すという二度手間になるが、この辺りは慣れである。シャッターを優先しなければならないような場合はピントを合わせてそのままシャッターリリースとなる。広角なのである程度カメラの方向が合っていれば良しとなる。EVFを使えばピントとアングルが一度に確認出来るが、最近は使っていない。レンジファインダーの心地良さにすっかり慣れてしまった。

 50mmと21mmのカメラ二台持ちで撮影しているが、いちいちレンズを交換していてはチャンスは失われる。そう言えば今回の撮影中に慌ててレンズを交換している人を見掛けたが、間に合ったのであろうか。

 

銀座サイクルツーリング

 
Today's Photo その3598 2018/8/27
銀座ラオックス閉店

 雷三日とはよく云ったもので、昼間の猛暑と夕方前のゲリラ豪雨がセットになりつつある。東京でも夕方から夜半に掛けて、雷雨に対する注意報が発令された。少し前までは夕立なんて言葉で風情があったが、今はゲリラ豪雨と云うことの方が多そうだ。そのうち季語になってしまうかもしれないが、出来れば五文字に収めたい。これを書いている今まさに、雷が光った。オリンピックは昨今の猛暑をどのように対処するのだろうか。暑さで競技の中止なんてことが起り得るかもしれない。日本ではスポ根で通るが、アスリ-トに対する人権を重視している海外勢は棄権なんてことになるのかもしれない。夏のオリンピックの開催立候補に際して、期間中の平均気温の制限を設けるべきかもしれない。停電だけは勘弁して欲しい。

 報道各社が世論調査で次期総理にふさわしい政治家を調べているが、自民党総裁選挙の投票権が無いであろう多くの一般人を対象にした調査に意味があるのだろうか。この世論調査の結果にかかわらず、自民党総裁選挙に投票出来る人達との意見は決してイコールではない。英語の話せない人達に、英語に対する意見を求めるようなものだ。あるいは購買意欲の無い人に欲しい物を尋ねるような。多くの自民党員が支持する人が民衆の意見とは別の立場で総裁を選ぶことになる。自民党を支持した一般人の意見には重なるであろう。

 今日の一枚はスーツケースを転がして銀座観光をする中国人観光客である。スーツケースには航空会社のクレームタグが付いているが、滞在中にこれを付けたままとなれば海外旅行初心者だ。タグの付いていない大きなスーツケースは銀座で5,400円で売られている物だ。マツキヨ辺りでしこたまお土産と云うか転売用の商品を仕入れて行くつもりなのであろう。

 そう言えば銀座で最初の家電量販免税店のラオックス銀座が今月一杯で閉店となった。一時は温水便座と炊飯器をカートに乗せて銀座を歩くのが中国人のステータスとされていたが、今はもうそんな光景は見掛けない。入国時の高い関税が持ち込むメリットを失くしたからで、次なる仕入れ品にトレンドは移っている。銀座と関係無い物を買い求める中国人は郊外のアウトレットで処理して欲しいものである。

 

中国人ツーリスト

 
Today's Photo その3597 2018/8/26
猛暑は続くよ、いつまでも

 八月最後の日曜日は関東地方では記録的な猛暑となり、37℃を超えた地点もあった。明日も猛暑に対する警戒が必要とのことで、外出する気はすっかり失せてしまった。夏休みの宿題に追われている子供は出掛けられないので、熱中症の予防となったかも。

 二年後に開催される東京オリンピックは昨今の猛暑をどのように対処するのだろうか。暑さで競技の中止なんてことが起り得るかもしれない。日本ではスポ根で通るが、アスリ-トに対する人権を重視している海外勢は棄権なんてことになるのかもしれない。夏のオリンピックの開催立候補に際して、期間中の平均気温の制限を設けるべきかもしれない。

 今朝は久々に完熟のパパイヤを食べることが出来て、大満足である。前回ハワイに行った時には完熟パパイヤに巡り合る機会が少なく、その後も日本ではチャンスが無かった。ハワイでは緑色のパパイヤでも一週間も追熟させれば完熟となるが、日本に輸入されているパパイヤは燻蒸処理がされているので追熟が難しい。また追熟環境の温度が低いと完熟にならずに腐ってしまうものもある。完熟している物を購入するのが理想である。

 お盆も過ぎて価格のこなれて来たシャインマスカットも甘くて、プリッとした噛み応えと相俟って最高である。海外から入って来るブドウはそれぞれ個性があって美味しいが、何と言っても日本のブドウは世界一である。

 今日の一枚は銀座を歩く女性のヒールの見事さに目が留まったカットである。なかなか日本ではここまでのビールにはお目に掛かれないが、その昔流行った厚底何とかの様相も入っているような。15センチアップとかになっているかもしれない。

 

ハイヒール

 
Today's Photo その3596 2018/8/25
デジタルの波に流されるライカ

 八月も残すところ一週間となり、子供は夏休みの宿題にようやく手を付け始めた頃ではないだろうか。欧米では九月が新年度のスタートとなり、夏休みが終わると新学期が始まるが、休みの前後で学年が一つ上がるので夏休みの宿題は無いとか。日本の子供にしてみれば天国のような話かもしれないが、勤勉な日本人を育てたのが休み中の宿題かもしれない。そのお陰で今や何でも世界一の日本となった。

 台風一過の日本列島には猛暑が戻り、東京では三週間振りの猛暑日となった。明日も暑くなるようで、暑さに対して厳重注意が促されている。こうなると撮影には出掛けられない。

 来月にドイツで行われるカメラ映像関連の見本市を前に、関係各社から新製品の発表が盛んに行われるようになった。見本市に合わせて開発をしている感があるが、もう少し息の長い製品作りに回帰する必要がある。古くなったカメラを修理して最新の性能に出来るようにするとか、使い捨てから使い続けにシフトしないとね。消費者もメーカーに合わせて新製品を買い求め、何だか疲れてしまっている。スマホのように毎年買い替えるのが主流となっているのもおかしなものだし、メーカーはそこまでしないと差別化出来ないのか。ハードはそのままで、ソフト上を書き換えるだけで最新の状態が常に保たれる方がユーザーは嬉しいに違いない。

 今使っているライカのデジカメはその後に三世代進化したが、基本的な性能は変わっていない。最新式はサイズが薄くなり、シャッター音が静かになって、背面の液晶画面がタッチ式になった。どれも本来のライカには不要な仕様である。何かライカも毎年新製品の波に流されていて、何かデジタル化の軽薄さを露呈している。

 今日の一枚は銀座を歩く外国人ファミリーである。ファミリーと銀座三丁目のサインにだけピントが来ており、撮影者の意図と云うか、目線が何処に、何に向けられているかが明確になっている。ライカのピント合わせが下手糞な連中は絞り込んでパンフォーカスで撮影するが、それでは画面の総てにピントが来ているので何が撮りたかったのかが明解にされていない。

 食べ物のピントを浅くして背景をぼかしている写真が多いが、これこそがパンフォーカスで撮影すべきである。ストリートフォトはターゲット以外はボケていた方が意思が伝わる。そのためにもピントの浅い開放値の明るいレンズが必要だ。3倍のNDフィルターを装着してシャッター速度が1/3000だが、NDフィルターが無ければ1/12000となる。ライカのシャッター上限は1/4000なので、露出オーバーとなり写真にならない。ノクチルックスは絞り開放ではNDフィルターが必須である。

 

家族で銀座

 
Today's Photo その3595 2018/8/24
ニコンのミラーレスカメラ

 四国から西日本に上陸した台風の影響で、関東地方でも風の強い一日となった。南からの湿った空気は不快指数を上げ、今週前半までの爽やかさが遠い昔のことのようだ。台風の大量発生は落ち着いた感があり、新たな台風発生のニュースは届いていない。ハワイでもハリケーンが近付いており、上陸飲み込まれていないオアフ島でもワイキキの海沿いの店は土嚢を準備したり、住民が二週間分の水を確保したり、久々のハリケーン襲来に備えているとか。昔からハリケーンはハワイを避けると言われているようだ。

 昨日はニコンからミラーレスの新製品二種が発表されたが、ターゲットが今一つ明解さに欠ける。既存のニコンユーザーなら一眼レフとの競合となるし、ソニーのミラーレスユーザーが乗り換えるとは考えにくい。新規にミラーレスを購入するユーザーがいきなりニコンになるかは甚だ疑問だし、初心者用にしては価格帯が異なっている。ニコンとかキヤノンのフラッグシップカメラを使用するユーザ-は一眼レフに対するこだわりがあり、わざわざ格下のミラーレスに乗り換えるつもりはないだろう。ミラーレスは一眼レフより劣るという考えがある。

 キヤノンもフルサイズのミラーレスに参加すると見られているが、フルサイズにしなければ既存のレンズを活かせない老舗メーカーのジレンマがある。フィルム時代のフルサイズレンズに縛られないメーカーの自由度は今後も期待される。

 今日の一枚は靴のようなサンダルを履く女性である。サンダルとウエストポーチは同じブランドで揃えており、こだわりが感じられる。二人とも黒でまとめているが、日本の夏に黒い服はさぞ暑かろうと思う。夏の昼間、黒のTシャツなんて着たことはない。

 

こだわりの二人

 
Today's Photo その3594 2018/8/22
アベックとか蛮カラとか

 朝の早い時間からハワイを思わせるような一級の青空となり、遠い台風は東京の汚い空からごみを完全に吹き飛ばしてしまったかのようである。空気中のちりやほこりが無くなると太陽の光が拡散されずに届くので、光に鋭さが感じられる。もう少し気温が低ければさウエイにも出掛けるところだが、猛暑が戻って来たので身の安全を考えれば外出はしないに限る。ダブル台風の先行している方は九州をかすめて大陸に向かったが、後追いの方は強い勢力を保ったまま四国に上陸する見込みである。前回の台風で打撃を受けた所に追い打ちとなる風雨はまた甚大な被害を及ぼすのであろうか。

 ライカの新型、M-10Pが発表されたが、ライカからのメールに紹介されていたフォトグラファーの写真を見たがまぁ白黒で誤魔化したような下らない写真ばかりで、この程度でライカの冠スポンサーが付くのかと呆れてしまった。映像ではじっくりピントを合わせて撮影しているが、動かない物を撮影しているスタイルでライカを評価するのは大間違い。何のためのレンジファインダーなのかライカ自身が見失ってしまっている。ライカで撮影した銀座の写真を整理して、銀座のライカに持ち込んでみようと本気に思った次第である。

 今日の一枚はジャクソンファイブの頃のまだ幼かったマイケルを思い出して、思わずシャッターを押した写真である。パラソルの中にいる二人をスマホで撮影している男の子だが、日陰の顔はスマホでしっかり写るのであろうか。平均測光では顔は暗くなるし、ピントを合わせたポイントに露出も合わせるなんて設定になっているのか、他人事ながら余計な心配をしてしまう。無難な撮影でここは日中シンクロとなるのだが。

 

ジャクソンファイブの頃

 
Today's Photo その3593 2018/8/21
アベックとか蛮カラとか

 青空の暑い夏が戻り、束の間の爽やかさはもう遠い昔のようである。台風の北上に伴なって湿った空気が流れ、湿度は一気に上昇してしまった。台風が二つ日本を目指しているが、昔はアベック台風なんて呼んでいたが、今回はダブル台風と言っているような。アベックなんて言葉はもう死語になってしまった。

 スマートロックのqrioの第二世代にしてから一か月程度経つが、自動解錠が正常に作動していない。サポートとメールでやり取りをしているが、問題の切り分けに時間が掛かっている。チェックする度に家から100メートル離れないといけないので、一日にチェックできる回数も限られてしまう。スマホのGPSを騙して、家から遠く離れたつもりに出来ないものだろうか。そうすれば家にいながら自動解錠をチェック出来るのだが。第二世代になって各種動作が機敏になったのは進歩だが、自動解錠の成功率が半分程度ではまだまだ実用とは言えない。

 埼玉の川口市の公園で、セミの幼虫を食用に獲らないようにとの張り紙が行われているとか。セミの幼虫を食うのは中国人と相場は決まっているが、ゴキブリも食えば許されるのでは。テーブルとイス以外は足のある物は食らうと言われている中国人だが、地球上のゴキブリを食い尽くすパワーはありそうだ。ニジマスと鮭が共にサーモンの呼称で認められてから、鮭もニジマスも口にしない中国人が増えたとか。セミもゴキブリも昆虫だし、揚げて食えば区別は付かない。

 今日の一枚は日除けのパラソルの下で傘を拡げる中国人である。紫外線対策には黒の日傘が有効とか言われているが、黒は暑かろうに。それにしても中国製の傘はテカっているな、ラードの輝きか。

 猛暑の影響で、男性でも日傘を差していることがニュースで報じられている。日傘男子とか言われているが、日本男児も軟弱になったものである。男性が美容院でヘアーカットするようになって久しいが、このころから軟弱化が始まったのであろう。蛮カラなんて言葉も死語になってしまった。

 

ゴキブリ傘

 
Today's Photo その3592 2018/8/20
業界の季節感

 一週間で六個も台風が発生したとか、今年の夏は異常尽くめとなっている。台風が日本列島に近付くにつれて、爽やかな大陸の高気圧が後退し、蒸し暑い空気に入れ替わってしまった。時折雨のぱらつく梅雨のような一日となった。天気の良かった。昨日の撮影は大正解である。

 冬季オリンピック、サッカーワルドカップに続き、今度はアジア大会が開催され、スポーツファンには嬉しい年となった、テレビも高校野球が終わればアジア大会一色となり、秋の新番組へのスタートを勢い付けるかのようである。猛暑を横目にファッション業界も秋物に軸足を移しつつ、各種業界中心季節感は早くも秋本番なのか。

 apple Watch要のショックアブソーブカバーと専用の時計バンドを購入した。これを装着するとまるでカシオのGshockのような外観となり、別の時計を身に付けた感が半端ない。時計本体をショックアブソーブケースに入れてから四角いフレームを装着するのだが、このフレームがきちんと入らないとすぐに外れてしまう。装着説明のビデオを見ながらなんとか押し込んだが、これがもう少し簡単ならば気軽に着せ替えが出来る。夏の間はカジュアルなGshock的な外観で良いような。時計本体とケースの間に残った水分はきちんと蒸発するのかが懸念されるが、日本製なのでこの辺りは織り込み済みと期待している。

 apple Watch向けの時計バンドは女性用には各種用意されているが、メンズ向けはデザインが限られている。遊び的な外観のバンドがもっと増えることを期待している。

 今日の一枚はスマホの撮影に収まるアジア系外国人観光客だが、どことなく垢抜けしており中国ではなさそうだ。フォトグラファー目線では撮影する時に光の状況は見極めるが、素人は逆光などお構い無しだ。太陽を背に受けて撮影する順光が撮影の基本となるのだが、足元の影を見れば明らかなようにスマホの向きは逆光である。最近のスマホがこれでもきれいに写るのだろう。

 とったその場で結果が見られるのだから、逆光なんて気にしていないのかもしれない。逆光で撮影するならストロボが必要な気もするが。

 

逆光上等

 
Today's Photo その3591 2018/8/19
撮影勘

 このところの涼しさと乾いた空気にすっかり慣れてしまい、連日の猛暑がもう随分と前だったように感じられる。一か月以上もお休みしていた銀座の撮影に出掛けた。久し振りの撮影と云うことと、歩行者天国なのでライカと云うこともあり、撮影勘とかマニュアルフォーカス勘とかが蘇るのか不安があった。

 これはとファインダーを覗いてピントを送れば自然にフォーカスするので勘は鈍っていないかった。ところがレンズを向けたいと思ってもタイミングが遅れていて見送る場面も多々あった。目で対象を見付け、体が反応してレンズを向けるタイミングが遅いのである。ってか、体が反応していない。何でもかんでも撮影する場合とある程度セレクトして撮影する場合があるが、どうも今日はじっくり選ぶタイプの撮影になってしまった。

 銀座八丁目から一丁目までを二往復して、26枚しか撮影出来なかったが、ほとんどのカットでピントが来ていた。つまり何でもかんでも撮影してピンボケを大量生産するよりも、ずっと効率が良かった。爽やかな空気と真夏の太陽では太陽の影響の方が強く、まだまだ撮影には辛い季節である。通常ならば三往復するところではあったが、体を慣らす意味もあり早々に切り上げた次第である。それでも涼しい家でゴロゴロしてばかりいたので、久々の撮影は楽しかったし、刺激になった。

 今日の一枚は久々の撮影の最初のショットである。三人の外国人観光客にしっかりとピントが来ており、マニュアルフォーカスの達人の健在ぶりをアピール出来た。ノクチルックスrのピント開放で歩いて来るターゲットにここまでピントが来れば言うことはない。

 中央通りの日差しの中を歩く人も少なく、銀座の街が広く感じられた。

 

ファーストショットはジャスピンで

 
Today's Photo その3590 2018/8/17
夏の薫風

 台風の遠い影響で蒸し暑い空気が澱んでいたが、今朝は一転してまるで秋のような爽やかな空気に包まれた。当然のことながら見事なまでの青空となり、日陰に入れば汗も出ない。明日の朝は最低気温が20℃と熱帯夜とは程遠い予報となっている。このまま涼しくなるにはまだ早いが、それでも暑かった夏は少しずつ遠退き始めた感がある。今夜は旧暦の七夕とか、天体ショーに相応しい晴天の夜となった。

 9月にドイツで開かれるカメラ映像ショーを前に新製品の噂やニュースが絶えないカメラ業界だが、ヨーロッパのEISAアワードをソニーの製品が総舐めした。このところカメラやレンズの開発に力が入ったソニーだが、数年前は本社まで売りに出す程の赤字だった。勢いのある会社は復活も早く、映像のソニーらしさが感じられる。静止画のデジカメ部門はまぁ無理だろうと思っていたが、ニコンやキヤノンを追い越す勢いで注目を浴びている。ミノルタ魂が受け継がれているからか。デジカメ関連では残念ながら富士フィルムはソニーよりも後ろにいるが、8年連続でEISAアワードを今回も受賞した。対象はハイエンドミラーレスのX-H1。

 今日の一枚は直射日光をまともに浴びて思わず目を細める少年である。両親はしっかりとサングラスを掛けているが、子供にもサングラスは必要だ。オーストリアでは幼稚園の子供がサングラスを着用している。ハワイのドラッグストアでも子供用のサングラスが普通に売られている。サングラス後進国の日本では子供用はまだ少ないのではないだろうか。

 子供の頃、月光仮面の影響かサングラスが欲しくて仕方なかった。おもちゃのサングラスを使っていたが、大人のサングラスは大き過ぎて持て余し気味だった。あの頃子供用の正式のサングラスがあれば、絶対に使っていただろう。幼い頃から目を守ることは必要だ。

 

眩し気な少年

 
Today's Photo その3589 2018/8/16
台風異常発生

 今年のお盆休みは週半ばで終わりとなるため、ユータンラッシュがばらけて激しい混雑が回避されようだ。高速道路の渋滞も予想よりもはるかに短く、のんびりと今週一杯をお休みにする人も増えたようだ。盆休み前倒し派、カレンダー通り派、長期休暇派等々に分散したのは逆に良かったのではないだろうか。したがって来週からはいつもの首都高渋滞が始まるので、所用で朝早く出掛ける明日はちょうど良い具合に空いていそうである。

 春先の以上に早い桜の開花はある意味異常気象の始まりを予感させるものであったが、ここに来て連日のように台風が発生している。総てが日本列島を目指している訳では無いが、日替わりのように発生する例は珍しい。余りの多さにもう何号かは分からなくなってしまった。日本はナンバー制で台風を呼んでいるが、それぞれの台風には名前が付けられている。日本でもアメリカの占領下にあった頃は名前で呼ばれていたが、その当時の名前は英語である。今は世界各国の言葉による台風の名前が順番に使用されるようになった。

 今日の一枚は21mmの広角レンズで撮影した、黒ずくめの女性である。スマホのイヤフォンで音楽を聴きながら銀座の街を歩く姿は今時である。中国人観光客の殆どがスマホを手にして銀座を歩いているが、連中は通話とネットが殆どで音楽は聴いていないなぁ。スマホの機能で、ミュージックプレイヤーとしての活用率が少ないのは中国人かもしれない。

 通話をする際に口の前にスマホをかざすのは中国人独特のスタイルで、普通は耳にかざすものだ。やたら声のでかい中国人らしい。

 

銀座・原宿・六本木

 
Today's Photo その3588 2018/8/15
幼児無事保護

 8月も半ばを迎え、終戦記念日の行事が各地で行われた。子供の頃、戦後二十年という言葉がやたら飛び交っていたが、今年はなんと戦後73年目である。もう何年かすると戦争を体験した人がいなくなるが、逆にそれだけ非戦闘を維持し続けたことの成果である。米軍が日本に駐留し続ける間は安泰だが、引き上げるようなことになれば日本も転換期を迎えなければならない。トランプ大統領の在任期間中にその判断が下されるのか、当分先なのかは読めないが、将来はそうなる可能性がありそうだ。

 山口で二歳になったばかりの男の子の行方不明が続いていたが、今朝になって無事に発見された。保護者の不手際で大騒ぎとなった訳だが、田舎はそんなものだろうか。この数日間でどれだけの税金が投入され、大勢が捜査に加わった。無事に保護されたので良しとしているが、経費を請求すべきである。そうなると世間の親はもっと自覚するのではないだろうか。子供の母親が会見に臨んでいたが、どうにも頭の悪そうな印象だった。暑いさなかに盆休みを返上した捜査に当たった関係機関に対して費用を負担しなければならない。

 今日の一枚は銀座を訪れたツアー御一行様である。オレンジ色のキャップを被っているのがツアー参加者としての証のようであるが、着用率がどうにも低い。ここはやはり全員が同じ色のキャップで固めてほしい。先頭のツアコンも先導のしがいがあると云うものだ。

 

不揃いのツアー客

 
Today's Photo その3587 2018/8/14
ローカルニュース

 昨日は都内のあちらこちらで激しい雷雨となったが、自宅近辺は雨がぱらついた程度だった。都内の落雷は昨日だけで二万回を超えたとか、夏の風物詩にしては激し過ぎるのではないだろうか。雷雨による雨水の氾濫も困るが、停電も困ったものだ。今時は電気の無い生活は考えられず、電気、水道、ガス、通信のライフラインはバックアップされるような体制が望ましい。雷三日の言葉通り、今日も雷注意報が発令された。

 お盆に合わせるかのように各地で殺人絡みの遺体が発見されている。この時期に合わせるかのように、死者の無念さが発見に繋がっているかのようである。お盆もそろそろ終わりを迎えている。

 全国ニュースでどうでもいい話題は高知の阿波踊りだ。高知県民以外には全く縁のない話題に、連日のようにニュースが報じるのは何の意味があるのか。せいぜい四国のローカルニュースで放映するに留めて欲しい。東京以外の土地で、浅草のサンバカーニバルの話題を報じるようなものだ。それぞれの地域の枠は超えないような報道もありではないだろうか。沖縄で基地埋め立て反対が叫ばれても、関東に住んでいる人間にとっては沖縄の米軍に感謝する気持ちの方が強い。

 今日の一枚は銀座歩行者天国で極悪連合会の一員がスマホで撮影している光景である。ナショナルカラーの赤い短パンと足元のビーさんが極悪連合らしからぬところだが、中国人二世、三世の暴力組織の何とかドラゴンの方が迫力があるような。

 

極道の妻

 
Today's Photo その3586 2018/8/13
忙しい日本人

 高速道路のユータンラッシュが早くも始まったとか、一体いつがお盆休みなのだろう。休みに入った途端に戻って来る連中で上りの混雑とは、何とも忙しいというかせっかちな日本人らしい夏休みである。

 帰省先での子供の事故が報じられているが、どう考えても保護者の責任である。幼い子供にとって土地勘も無く、親が目を離さなければ事故は起きていない。親の感覚では車も少なくて安全な故郷かもしれないが、子供にとっては未知の国だ。田舎で育った子供なら大丈夫だろうが、よそ者にとっては危険が待ち構えている。

 この暑さで警察も弛んでいるようで、拘留中の犯人がやすやすと脱走して、まだ見付かっていない。慌てて何千人もの警察官を投入して逃走犯の行方を追っているが、たった一人の見張り役がいれば防げた事件である。税金の無駄遣いとしか言いようが無い。

 今日の一枚は銀座歩行者天国で犬を抱えて腰を下ろしている日本人である。宇宙服のようなリュックに惹かれて撮影したのだが、これは犬を収容するものだろうか。この暑さの中、犬を連れて銀座に出掛けては可愛そうだ。最近の犬はエアコンの効いている室内飼いが多いので、外の暑さは辛いに違いない。我が家の犬も玄関の扉を開けて外に出た途端に、ため息を付くかのようだ。

 

宇宙服とか金魚鉢とか

 
Today's Photo その3585 2018/8/12
Hno Hano Hleiwa

 御巣鷹の尾根に日航のジャンボジェットが墜落して33年がたった。遠い昔のことのようになりつつあるが、記憶は鮮明である。NHKで戦前か戦後の高校球児を取り上げた暗いドキュメンタリーを放送していたが、字幕スーパーで事故の一報が伝えられ、詳細が文字になる頃には番組が打ち切られて緊急ニュース特番となって行った。その後は各局が特番扱いとなり、翌日まで続いた。何名かあの生存者がいて、自衛隊のヘリに救助される様子が印象的である。非番の日航CAで、最後尾に座っていたと後になって分かったのだが。520名もの命が失われたが、ボーイング社の修理ミスが原因だった。ミスをチェック出来なかったことが問題で、二重、三重のフェールセーフを備えているジャンボジェットらしからぬ事故となってしまった。

 蒸し暑さも手伝って、撮影はパスしている。汗だくで銀座の街を歩いても、涼しくなってから撮影しても、撮影なんてものは運任せだし、その時々の運不運に掛かっている。写真の神様が与えてくれたチャンスを写真に収められる技量と道具は常に磨いていないといけないが。

 今日の一枚は銀座歩行者天国でハレイワのTシャツを着た男性である。文字の下にはロングボードが描かれ、波を捕まえろと書かれている。その下にひし形のマークが入っているが、これはスーパーのカートを女の子が押していて、元々はハレイワにかつてあったハレイワ・スーパーマーケットのロゴマークである。このマークをライセンス使用していた日本の服飾メーカーがTシャツやエコバッグにハレイワ・スーパーマーケットと文字を入れていたが、今はハレイワ・ハッピー・マーケットになっている。

 ハレイワ・スーパーマーケットのロゴ入りのエコバッグを利用しているが、内側のビニール引きがぼろぼろになり、テント用の補修材で修理して使っていた。然しながらさらにぼろぼろとなり、補修用のテープを購入して昨夜補修を行った。これでまた当分エコバッグを使用出来るが、何でも使い捨ての時代に修理して使うことこそがエコバッグである。次のハワイ行きにも修理したぼろぼろのバッグは持って行くつもりだ。

 

Haleiwa Super Marcket

 
Today's Photo その3584 2018/8/10
都内を巡る血液

 お盆休み前最後の金曜日は朝から首都高は大渋滞で、渋滞マップはほとんどの路線が赤い渋滞表示となり、まるで血液を運ぶ血管のようだった。明日からはがら空きの首都高となることを期待しつつ、暑さもすっかり戻って来て、今日も自宅待機となった。

 日本は先進国としてはキャッシュレス化が遅れており、僅か20%しか利用されていないとのことで、約八割の個人決済はいつもニコニコ現金払いである。一方で韓国や中国は八割近くがキャッシュレス決済で、オリンピックを控えて政府はキャッシュレス決済を推進している。我が家ではほとんどキャッシュレスだが、唯一動物病院と歯科と散髪が現金払いだ。動物病院はこの間までカード決済だったが、端末が故障して以来現金払いとなってしまった。訪れるたびにカード決済再開を要請しているが、一向に改善される兆しが無い。

 スーパーのレジを見ていると、クレジットカード機能付きのポイントカードを出してポイントを付け、決済は現金と云う人が圧倒的に多い。店舗の現金の集計等を人件費を考慮すればカード決済に割引を設けても良さそうだが。カード会社に支払う手数料があるので割引に踏み切れないのかもしれない。この辺りはカード会社も協力しなければ駄目だ。交通系のSUICAとかETCはキャッシュレス化の成功例である。

 今日の一枚は銀座八丁目で集合写真に収まる中国人観光客である。撮影する側は二人ともスマホのようであるが、これだけ離れて撮影してきちんと解像しているのだろうか。一人ぐらいはまともなカメラを持っていて欲しいものである。スマホの普及率が高い中国ではデジカメが手元から消えているのかもしれない。

 時計はスマホでも腕時計でも示す時刻に変わりはないが、同じ物を撮影してもスマホとデジカメでは出来上がる写真は同じではない。しっかりと撮影するのであればデジカメを使おう。スマホはデジカメを超えられない。

 

集合写真はデジカメで

 
Today's Photo その3583 2018/8/9
西高東低の気温

 大騒ぎをした割には大したことの無かった台風13号だが、いつまで経っても関東近辺をうろうろしていた。時速15キロ程度なのでどれ程の影響が出るかと心配されたが、陸地から離れた海上を進んだのが幸いした。避難勧告が出た地域でも水害も発生せず、まぁ備えあれば憂い無しと言ったところだ。今朝は久々に涼しい朝となり、犬との散歩もフルコースを歩くことが出来た。人間以上に暑さに弱いのは犬なので、このところの猛暑でショートコースばかり歩いていた。

 世の中はそろそろお盆シーズン突入目前となり、何だか道路も心なしか空き始めている。明後日の土曜日から来週半ばまで、あるいは来週一杯までが休みとなるところが多いようだ。盆が明けたところで直ぐに仕事にはならないのだから、来週一杯は一斉に休んで欲しい。田舎者のいなくなった東京は実に嬉しく感じられる。

 今日の一枚はトラヤ帽子店である。銀座には和菓子の虎屋と帽子のトラヤがある。季節に合わせて展示の変わるショーウィンドーは毎回見る楽しみがあり、手頃な価格からとんでもなく高価な帽子までが幅広く並んでいる。そして必ずと言っていいのは店の中を覗き込んでいる人はみんな帽子を被っていることだ。つまり帽子に興味が無い人は寄り付かないのである。

 買い物袋をぶら下げた熟年の二人は実におしゃれで、本来そうであったかつての銀座にふさわしい。銀座はオンであれオフであれ、ちょっとだけ普段よりもおしゃれをして訪れる街であった。木村屋のアンパンを立ち食いするなんてのは非国民とさえ思われた。

 

お洒落な二人とトラヤ帽子店

 
Today's Photo その3582 2018/8/8
台風接近中

 朝から梅雨時を感じさせるような雨がしとしとと降り、台風が来るのか来ないのかよく分からない天気となった。それでも夕方からは少し風が強くなり、ゆっくりとした台風が近付いてきた気配が感じられる。当初の進路予想よりも東寄りのコースを通るようで、房総半島をかすめて太平洋側に抜けそうである。それでも台風の進路に近い房総では早々に避難勧告が出されたりしており、各自治体も早目早目の対策に打って出ているようだ。勧告やら指示が出た段階で非難が出来なかった西日本豪雨の教訓だろうか。

 沖縄県知事が意識混濁となり副知事二名が代行すると報じられてわずか数時間後、知事の訃報が報じられた。ほんの二週間前には元気に会見に臨んでいたが、すい臓がんが肝臓に転移したとのことで改めてがんの威力を知らされた次第である。がん治療で顔付が変わっていたが、やはり相当の体力消耗があったのであろう。見た目からは想像出来ないが、まだ67歳であった。

 ボクシングの会長が辞意を表明したが、頭の悪い親父で何を言っているのか意味不明、記者会見にもサングラスで登場しまぁ常識の欠片も無い。体育会系の団体役員は大体がアホ丸出しなので、またかという程度である。チンピラの成り上がりのような親父を会長にした組織が問題である。

 今日の一枚はお父さんに肩車されてはしゃぐ女の子と、それを笑顔で見守るお母さんである。後ろを歩く外国人観光客は連れなのであろうか。それにしてもマニュアルフォーカス、絞り開放でここまで撮影出来れば、もうこれは名人の域である。

 銀座の街は肩車をされている子供が少なくない。ハイアングルの子供の目線で写真や動画を撮影したら、見慣れた銀座もまた違って見えるに違いない。

 

肩車ではしゃぐ子供

 
Today's Photo その3581 2018/8/7
残暑お見舞い

 立秋の言葉通り、今日は二十度そこそこの涼しい一日となった。明後日には上陸する台風j13号の遠い影響か、湿度はかなり高めである。関東直撃の進路予想となっているが、実際には千葉をかすめて太平洋上に戻りそうで、風よりも雨の影響が懸念されている。暑いだの水不足だの言われていても、台風が一つ近付くだけで天気は急変してしまう。逆に言えば、いかに台風のエネルギーが大きいかと云うことであろう。今回の台風はいつも通りの北島方面に向かうので、台風一過の晴天は期待出来そうだ。

 医学部の入試合格基準で男女差があったり、四浪以上にハンデがあったりと問題視されているが、大学が自由に選考基準を決められる範囲内ではないだろうか。筆記試験、内申書、面談等々の総合判断で合否は決まるのだから、私学の基準に沿わないものは不合格になるのは当たり前である。つまり学力以外にも資質を問われるだけの話で、もし学力だけで合否を決めるようであれば逆に問題である。学力で合格水準に達していれば、精神障害があったり、過去に重大犯罪の履歴があっても通常通り合格するのか。大学の選考機銃はある程度大学の裁量に任せるべきで、まして私学は私学である。教職員の子弟に特別枠があっても何ら問題はない。企業ですら、経営者や幹部の子弟はコネで入社することは常識である。

 今日の一枚は子供三人を連れて銀座を歩くファミリーである。ベビーカートに乗せられた子供はまだ何も分からない年頃で、お父さんに肩車された女の子はお父さんにしがみ付いてご機嫌そうである。背景にもベビーカートに乗った子供が写っており、ファミリーで楽しめる街になりつつある。子供の頃に銀座を訪れた際に撮影された写真を見ると、いつもよそ行きの服装をしている。当時は銀座に行くとなると背筋を伸ばすような雰囲気があり、それらしい服装を親が用意してくれていた。

 普段着で銀座を訪れるようになったのは大人になってからだ。

 

ファミリーで賑わう銀座

 
Today's Photo その3580 2018/8/5
浴衣で銀座

 銀座では毎年恒例の「浴衣で銀座」のイベントが行われたようだが、人が多いだけなのとこの暑さでは撮影する気にならない。イベント物は一度撮影すればそれで十分である。打ち水を狙ってカメラを構えるのが好例だが、そんなつまらないアングルは報道に任せておけばいい。連中は毎年同じアングルで撮影した写真を掲載している。時には魚眼レンズで撮影するとかの工夫する気は無さそうだ。新聞の写真を見て、そのアングルを真似る素人はいつまで経っても写真が上達しないに違いない。

 台風の北上と共に関東地方は少し暑さが和らぐ傾向にあり、明日は雷雨の影響で気温が下がるかもしれない。一方で連日の暑さの中で大雨の復旧作業が行われていたり、甲子園では高校野球が始まったりとこれまた例年通りである。熱帯化の始まった日本であるから、ドーム球場で高校野球を行うとか、秋になってから開催するとか考え方を改める時期に来ているのではないだろうか。

 今日の一枚は銀座に犬を連れて来る時にはおめかしが必要と勘違いしている男性である。犬なんぞは自然のままが一番犬にとって幸せなことであり、人間の都合でちゃらちゃら着飾らしてはいけない。と言いつつも、もしこの犬がコスプレをしていなければシャッターは押さなかったに違いない。21mmの広角レンズをレンジファインダーでピントを合わせ、上に付けたアングルファインダーで撮影範囲を確認してシャッターを押している。電子ファインダーを付ければ一度のアクションで済むのだが、レンジファインダーの方がピント合わせが早い。広角の場合は撮影範囲は余り気にしなくても十分回りまで写っているし。

 広角レンズでも絞り開放なので、手前と奥はピントがボケていて何を撮影したかがはっきりと分かる写真となっている。

 

銀座7-8-6

 
Today's Photo その3579 2018/8/4
猛暑見舞

 気温が40度を超えない日はニュースのネタにならず、猛暑が当たり前の夏となった。週半ばに日本に近付く台風13号に話題が集中したのは猛暑のニュースが早くも飽きられたからだろうか。

 アップルウォッチは発売と同時に使用し始め、四年目に突入している。初代アップルウォッチは三年を過ぎたところで壊れ、今は最新型であるがこれも九月には旧製品となる。今までアップルウォッチの時計バンドは購入時のブレスレットを使っているが、今さらのように本体以上の重量があるのが気になりだした。そこで交換ベルトを色々と調べたが、思った以上に種類が豊富である。そしてファッションに敏感な女性受けする製品がメインで、メンズの時計バンドは地味なものばかりだ。時計本体よりも高価な時計バンドやベルトには興味が無いが、それでもう少し気の利いた製品が揃っていても良いのでは。基本的にアップルウォッチを使う男性は若者が多く、金が無い。金の余っている中高年はアップルウォッチを使えないというのが、製品の幅を拡げる障害になっているような気がする。

 今日の一枚は何を撮影しているのか分からないが、撮影している姿勢にこだわる中国人である。日本人は撮影する際に後ろ足に重心を置くような姿勢はまずしないが、中国ではこのスタイルは当たり前のようだ。スマホやカメラをこの手の姿勢で構えている中国人は銀座では珍しくないが、写っている内容よりも撮影している姿に重きを置く国民性なのであろうか。

 前足に重心を移し、少し体を低くして撮影した方が安定するような気がする。ついでに手に持っている荷物も足元に置いた方が良い。銀座に置き引きはいない。

 

華風撮影姿勢

 
Today's Photo その3578 2018/8/3
猛暑記録

 猛暑が連日ニュースネタになっているが、今日は40度超えの地点が最多となったとか。さすがに東京の観測地点はそこまで至っていないが、これはあくまでも観測地点の記録であって実際の街中の温度とは異なる。当然のことながらアスファルトで覆われた都内の市街地は軽く40度を超えている。用も無いのにウロウロするなと言われるのが当然としか思えないような猛暑である。来週半ばの台風接近が少しだけ暑さを和らげることとなりそうで、それまでは熱帯を楽しむしかなさそうだ。

 来週末からはお盆休みがスタートするが、暦の並びが良いとは言えないお盆となっている。それでも海外旅行に出掛ける人は昨年の同時期に比べると5%近く増加し、原油高で航空運賃が高くなっていることなぞ気にしておらず、世の中は景気が回復しているようである。いつも思うのであるが、年末年始、ゴールデンウィーク、盆休みとピーク時に海外に出掛ける人の気が知れない。高いし、混んでいるし、となれば当然のことながらサービスは低下しているし、何一つ良いことはない。どうせ有休は余っているし、子供だって一週間やそこら学校を休ませたって死にはしない。はっきり言って、馬鹿じゃねーの。

 今日の一枚は銀座を歩く四人グループの外国人観光客である。DGのポロシャツを着ている女性は横の方を気にしているが、何が見えたのであろうか。先頭の女性はカメラを気にしているが、アウト オブ フォーカスなので全く気にならない。銀座二丁目交差点は四つ角総てが一流ブランドショップで占められ、銀座では一番華やかな交差点である。

 

銀座二丁目

 
Today's Photo その3577 2018/8/2
大和魂

 ワイドショーネタではボクシングがメインとなっているが、「ボクシング、ヤマトダマシィー(大和魂)、コーラーはペプシー」というコピーがあったことを覚えているだろうか。ガッツ石松なんて出て来るもっと前のことで、ファイティング原田ブームの後だったような。誰が言っていたのかは記憶にないが、大和魂の発音が英語的だったのが印象に残っている。果たして渦中のアマチュアボクシング連盟会長は大和魂があるのか。宿泊先の冷蔵庫にはミネラルウォーター6本とか、ペプシは無かったような。

 これを書きながらネットで調べたところ、当該のボクサーは藤猛、ハワイ出身のアメリカ人だった。片言の日本語で勝利インタビューには大和魂と岡山のおばあちゃんと言うように演出されていたようだ。何とハワイ出身のボクサーとは、ハワイと関わりを持つようになるとは思ってもいなかった昔の思い出だ。

 東京はこの夏二番目の暑さとなり、まだまだ異常な暑さが続くとの気象庁の会見があった。横田基地のアメリカ軍でも熱中症対策はその日の気温や湿度によって定められ、ブラックレベルでは屋外作業10分に対して休憩50分、休憩中に1リットルの水分補給が義務付けられていた。これでは仕事にならないが、それ以前に体を思いやることに重点を置いている。日本人も熱中症予防として見習うべき点である。

 今日の一枚は銀座の街を背景に写真を撮影するアジア系外国人である。スマホで撮影しているのは中国人だが、本格的カメラを使っているのは何処の国から来た連中だろうか。スマホとの差別化を意識しているのは素晴らしい。

 デジカメのシェアはキヤノン、ニコン、そして三位はソニーとか。ソニーはこのところ元気だと感じていたが、グループとしての売り上げも過去最高とか。

 

写真はカメラで

 
Today's Photo その3576 2018/8/1
自己責任

 猛暑の夏が戻り、例によって大勢の人が熱中症で搬送されている。ここ数年、夏になれば毎日のように熱中症予防の注意喚起が行われているが、それにもかかわらずこれだけ大勢いの人が熱中症に掛かっているのは日本人がアホなのか。それとも熱中症を舐めてかかっているのか。もうこうなると自己責任で対処するしかないのでは。税金で熱中症患者を救急搬送するのは納税者にとってマイナスのような。

 自己責任と云えば、フリージャーナリストが戦闘地域に出掛けて捕虜となり、助けを求める映像が流れていた。平和で安全な日本からわざわざ出向いたのであるから、自己責任でしょ。助けを求めるなんてのは論外。公務員とか、国連職員とかの公務に携わる者が戦闘地域で捕虜になった場合には政府が主導して人命救助を行うのは理解出来るが、自分の意志でノコノコ出掛けて捕まりました、はい助けて下さいは余りにも勝手過ぎるでしょ。自己責任で生還して下さい。あるいは救出に係る費用を全額出させるとかね。

 今日の一枚は後ろを気にしながら歩く外国人観光客である。後ろを向いているのは逆にシャッターチャンスで、しっかりとピント合わせをする時間が与えられたようなものである。後ろを向いたから撮影しようとしている訳では無く、かなり前からこの二人が近付いた所で撮影しようと決めていたのである。フォトグラファー目線では常に撮影対象を探しており、それも目の前に現れる前に当たりを付けている。撮影レンジに入ってから後ろを振り返ったと云う方が当たっているかもしれない。

 パリのエッフェル塔をモチーフにした女性のTシャツが何ともおしゃれである。

 

振り向けば銀座