今週は夏が戻り、暑い日が続いていたが週明けの雨の後は秋めいて来るとの天気予報だ。夏至の頃に比べると日没は一時間も早くなり、夏の勢いが衰えつつあるのは日々感じられる。四季の豊かな日本で暮らしていることを感謝したくなる季節の変わり目の頃である。
ニコン、キヤノンとカメラの二大メーカーが揃ってフルサイズのミラーレスカメラを発表したが、従来の一眼レフよりミラーレスカメラの方が売れている事実に食い付いた格好だ。本格的なカメラを欲するユーザーはフルサイズの一眼レフとミラーレスの選択肢を持つことになったが、メーカーの思惑通りにミラーレスに食い付くだろうか。フルサイズに憧れるユーザーは一眼レフではないだろうか。パナソニック、オリンパス、富士フィルのように最初からフルサイズよりも小さい撮像素子に特化したメーカーはレンズも最初からミラーレスに合わせて開発しているので、レンズとの組み合わせは最適になっている。一方でフィルム時代のフォーマットに固執しているニコンやキヤノンは私費ガンレフ用レンズとミラーレス用レンズの併売となり、商品開発及び在庫的にも非効率である。かと言って一眼レフを止める訳にも行かず、ミラーレスに対する期待が過剰なのではないだろうか。フィルムカメラが終わり、ほとんど総てがデジタルカメラになったようには、ニコンやキヤノンは一眼レフカメラを終わりに出来ない。
キヤノンの一眼レフとそれに適したレンズを総て処分して富士フィルムのシステムにしたが、キヤノンのシステムに対して未練も魅力も感じなくなったからである。大きく、重いレンズとカメラで撮影した画像と富士フィルムの小型軽量のシステムで撮影した画像ではむしろ富士フィルムのようが優れており、将来に対する気迫も感じられた。フィルムカメラの頃は写真はレンズとカメラで決まるが、デジタルではカメラとレンズと画像処理によって決まる。画像処理のソフトも各メーカーのよって異なるが、lightroomの組み合わせで処理した画像は富士フィルムの方がキヤノンよりも優れているように感じられた。キヤノンも富士フィルムもメーカー独自の画像処理ソフトを提供しているが、これはどちらも使い辛いし、使う気がしない。photoshopに慣れているとlightrroomはより直感的で写真に特化している。特殊な画像処理ならphotoshopだが、余計なレタッチをしないのであればlightroomの方が画像管理を含めて便利である。
フルサイズのミラーレスはライカMを二台使っているが、これはキヤノンとカフジフィルムとはコンセプトが異なるし、カメラやレンズの価格帯も別格である。価格を気にせずに最高の物を商品として出し、それに価値を感じるのであればお買い上げ下さい的な、決して薄利多売ではない。
今日の一枚はみゆき通りの歩道の幅一杯に広がった中国人ツアー一行である。中国人は道を他人のために空けるという文化が無いようで、自分達の目的を最優先する国民だ。ガイドも他の通行に邪魔にならないように誘導する気も無く、中国人の行く所はたちまち中国になる。
関空の国際線が大幅減少し、大阪の街は外国人観光客が少なくてビジネスが成り立たないとか。いつから大阪は外国人に依存する待ちになったのか。銀座は間違っても外国人観光客に依存しているなんてことはないだろう。連中はマツキヨ以外で買い物をしていないし、中国人が押し寄せるような店はユニクロとGUで、地方の都市で間に合うし。
|