夕方のニュース番組もようやく通常通りの放送となり、テレビ業界も徐々に特番明けとなりつつある。年に一度の業界揃っての大休暇であるから、視聴者も多少のことには目を瞑ってつまらない正月番組に付き合うしかない。ところがこんな時こそのCS番組だったが、今年は再放送に明け暮れている。映画も然り、海外ドラマも然り、別に正月休みで人手が足りない訳でもあるまいし、加入者の伸び悩みで新作を調達する資金が底を尽いたのであろうか。再放送ばかりではこれ以上の新規加入者は頭打ちとなり、悪循環スパイラルがスタートしたのかもしれない。
そうなると最後の頼みはアマゾンとなるが、これまた新作がやたら少なくて新鮮味が無い。もうテレビを娯楽としてとらえる時代は終わりを告げ始めているのかもしれない。SNSとかLINEとか、特定多数に好みが集中する傾向にある。かつての巨人、大鵬、卵焼き的な物は無くなり、非国民的な物を個々が選ぶ時代である。
昨日動き過ぎたせいか、今日は全く気力も体力も無く、何もしないで一日が終わった。唯一充実したのは朝の犬との散歩であるが、これも途中からダルさの方が勝ってしまった。コストコにカレンダーを取りに行く予定も先延ばしとなり、明日は行けるのであろうか
年賀状が一枚だけ届いた。このままズルズルと届き、月半ばにはそれも終わりとなる。何とも今年の年賀状は盛り上がらなかったなぁ。年賀状もメールの時代にそぐわなくなりつつある。年に一度の文通であるが、それが負担にならずに何十年も続くのは素晴らしいことである。サラリーマンを辞めて二十年以上が経過したが、年賀状の殆どが二十年以上の付き合いである。ある意味、最後の年賀状世代同士が寄り添っているのかもしれない。
今日の一枚は片手でスマホを渡し、もう片手でスマホを受け取ろうとしている中国人の女性観光客である。実に分かり難いシチュエーションだが、右側の二人を預かったスマホで撮影し、自らを撮影して貰った自分のスマホを左の男性から受け取っているのだ。中国式スマホリレーとでも云うのだろうか。
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