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Today's Photo その3675 2019/1/31
ネット命の世代へ

 久し振りの雨となっているが、夜半に掛けては都心でも雪になるとの予報が出ている。夕方は暖かい雨だったので、雪になるような冷え込みになるとは思えない。科学技術を駆使した昨今の天気予報であるから、人間の推測をよそに正確な予報であるのだが。

 薬科大学に通う女子大生が茨城で遺体で見付かったが、ネットで知り合った訳の分からん男性に会いに行くことがもう非常識である。薬学を目指す位であるから頭脳明晰の筈だが、逆に常識が欠如していたのかもしれない。ある意味親の育て方が人を信頼し過ぎる方向だったのか。逮捕された男性の容姿を見ると、ネットの匿名性以外ではまず女性と縁を持つことすら出来ないのは明白である。騙す方も騙される方もそれなりのリスクを負うが、騙されちゃいけない。アイドルの追っかけでストーカーになった連中と同じ部類の人間である。こういう連中は施設に入れておかないと、何をしでかすか分からない。周りがもう少し気を使うと云うか、オタク連中を無害と思っているところがもう駄目である。普通の生活が出来ないからオタクになるのであって、普通の社会が見過ごしている。

 今日の一枚はワイキキのビーチから戻るサーファーガルである。日が暮れ始め、夜のワイキキを楽しむ人が街に出て来る頃、サーファーはホテルに戻り始めている。少し寒い夕暮れで、長袖を着たり、ポケットに手を突っ込んで歩く人がいる中、水着で裸足のの女性は寒くないのだろうか。寒かったら、サーフィンなんてやっている訳ないかも。

 

夕暮れのサーファーガール

 
Today's Photo その3674 2019/1/29
エンタメトップ事情

 ネットを見ている画面にシステム警告の文字が出たとかで、どのように対処すれば良いかと尋ねられた。まず警告を出しているのは誰なのか、マイクロソフト、パソコンメーカー、ウィルス対策ソフトであればそれなりである。然しながら、警告を出すはずの無い閲覧中のweb画面であればこれはウィルスとか良からぬソフトを仕込もうとしているに違いない。閲覧ソフトを終了させようとしても同じ画面がしつこく出るので、これはもう正規の警告ではないことは明白で、タスクマネージャーから強制終了して、ウィルス対策ソフトをスキャンさせてパソコンを再起動し、再度ウィルス対策ソフトをスキャンさせて不要ファイルを除去し、再々起動で事無きを得た。パソコンの知識が無ければ画面に従って操作し、送付とを仕込まれていたに違いない。今年になってこの手の詐欺まがいが増えているとのことで、怪しい警告は迂闊に受け入れないようにしなければならない。

 アイドルグループが活動停止とのことで、ニュースやワイドショーで取り上げているが、ニュースでこの手のネタを放送するのは止めて欲しいものである。スポーツコーナーの次に、エンタメ枠で放送するならまだしも、トップに持って来る力の入れようはもう視聴率獲得以外の何物でもない。報道番組に視聴率を期待するようになったら、もうその局は終わりである。テレビマンも報道マンももう少し誇りと自信を持って欲しい。日本人のフリー記者が海外で捕虜になった際には散々吠えていた報道関係者、自らをジャーナリストと名乗っていた諸君、芸能ニュースがトップに流れても気にならんのかね。いい加減なジャーナリストばかりだ! それを見て涙している視聴者はワイドショーでやってくれ。

 今日の一枚はワイキキのビーチでサーフボードの上に腰を下ろしてスマホを操作している観光客である。そろそろ日が暮れて気温も下がる頃なのでさっさとホテルに引き上げる時間にもかかわらず、滴り落ちる水滴をものともせずにスマホかよ。女性の方はすっかり体が冷えてしまったようで、サンシャインと書かれたビーチタオルを羽織っている。サンセットを待っているのであろうか。

 レンタルのサーフボードはほとんど戻っている頃だし。

 

サンセットを待つサンシャインガール

 
Today's Photo その3673 2019/1/28
南風

 昼前頃から風が強くなったが、この季節には珍しい南風で気温は高めだった。三月中旬頃の気温とかだが、三月中旬はまだまだ冬である。昨年は春の訪れが以上に早かったが、今年の春はどうなるのであろう。来週は立春だがいつも言うようにこれは新暦なので、旧暦でないと季節と暦が一致しない。旧正月の始まりだるから寒いのは当たり前の立春である。新年イコール新春ととらえた旧暦である。

 ここ何年かでEOSからフジフィルムのカメラに乗り換えたが、フジの開発姿勢に疑問を持つ場面がある。昨年二月に発売されたフラッグシップに位置するカメラには搭載されていなかった新しいハードウエアが格下の新製品に搭載されて発売されることになった。フラッグシップは名ばかりで、一年もしたらもうある意味格下に抜かされてしまった。ソフトで対応出来る部分は常に提供されているので問題無いのだが、ハードウエアに関わる部分は次の新製品まで待たなければならない。かと言ってフラッグシップのカメラが二年毎に姿を変えるのは如何なものかと。もう少し長い目で開発・新製品発表を行い、場合によってはハードウエアのアップグレードを有償で行うくらいの気持ちであって欲しい。ペンタックスのカメラは見事にハードウエアのアップグレードに対応した。フジは見習うべきである。

 常に最新の性能を他社に先駆けて製品化して売りたいのは良く分かるが、既にユーザーが入手したものが一年も経たずに旧製品になるのは如何なものかと。

 今日の一枚はワイキキのビーチから引き上げるサーファーである。ワイキキでサーフィンをする季節ではないので本気度は多寡が知れているが、それにしてもロングボードは長い。横断歩道を向かって来る歩行者が全員隠れてしまっている。サーフィンはやらないので分からないが、ロングボードの方が安定性が良いのだろうか。でかくで邪魔になるにもかかわらず、それなりのメリットが無ければ意味は無いし。

 

ワイキキのロングボーダー

 
Today's Photo その3672 2019/1/27
寒さにうんざり

 冷たい風が吹く、乾燥した冬らしい天気が続いている。雪は日本海側に置き去って来たが、湿度の失われた空気の冷たさはそのまま山脈を超えて関東に流れ込んでいるようだ。昨夜は浜松町に出掛ける用事があり、帰り道は本当に寒く感じられた。

 久し振りに電車に乗ったが、土曜ということもあり電車は行きも帰りも空いていた。コードレスのイヤホンで音楽を聴きながら乗っていれば、周りの会話も聞こえることなく自分の世界に没頭出来る。この一年位でコードレスのイヤフォンは百花繚乱となり、もうどれが良いのかは全く分からない。手頃な価格から高価格帯まで網羅されているが、評論家もテストするのが間に合わないのが現状ではないだろうか。そして視聴が終わり評価を下す頃には、もう新しい製品が出ていることの繰り返しである。アップルの耳からうどんはそれにしても格好悪いなぁ。アフリカとかアマゾンだかの原始生活を営んでいる原住民の耳飾りのようだし、何よりも見ている方に不安定感を与える。実際に装着したことは無いが、見る限りは耳の所で風鈴のように揺れているように感じる。

 今日の一枚はハレイワ・アリイで波を乗りこなしているローカルのサーファーである。遊泳注意の旗が掲げられている中でのサーフィンであるから、もうそれは百戦錬磨のプロと思われた。海に出ているサーファーはたった二人だけだったし、ライフガードも安心して観ているように思われた。北海道の辺りで発生した低気圧によるうねりがノースショアまで届いて、サーファーにとっては最高の波となっているとか、極寒の海からの便りである。

 

楽園の波

 
Today's Photo その3671 2019/1/25
レンズロードマップ

 昨年はキヤノンやニコンがミラーレスカメラに参入したが、ミラーレスカメラ専用のレンズのラインナップはまだ貧弱で、一眼レフ用のレンズ兼用となっているのが現状である。ミラーレスカメラの最大の特徴は一眼レフとは異なる光学設計が可能となり、一眼レフ用レンズよりも解像度の高い、クリアな画像を撮影出来ることにある。にもかかわらず、その特徴を生かしたレンズが二、三本と云うのは如何に大慌てれミラーレスカメラに参入した慌て振りが見て取れる。富士フィルムがミラーレスカメラを発表した時、レンズは確か三本程度だった。それが五、六年経過するうちに、映画専用レンズまで揃えるようになった。専用レンズの開発があるからこそのミラーレスカメラなので、キヤノンやニコンがレンズを揃える頃にはもうミラーレスカメラに対する関心は低くなっているかもしれない。つまりミラーレスがスタンダードとなり、わざわざミラーレスなんて言わなくなっているかも。そしてキヤノンもニコンも専用レンズにはそれなりの価格を設定しているが、果たして何十万も払う価値を見出すユーザーはどれほどいるのか。

 今日の一枚はハワイアン何とか、例えばハワイアンバーガーならパイナップルというような、安直な発想にピッタリのノースショアのショップである。かつてはドールがハワイで大量にパイナップルを生産していたが、今は生産拠点はフィリピンに移り、ハワイのパイナップル産業はは観光用となりつつある。したがってフィリピン風の食べ物はもれなくパイナップルが付いて来るようになる時代が来るかもしれない。サトウキビもハワイではメインの産業ではなくなって久しい。

 観光と軍関係がハワイの経済をけん引していることはあまり知られていない。

 

ハワイアン・ブティック

 
Today's Photo その3670 2019/1/24
本気度

 頑なにマイクロフォーサーズの撮像素子を使用しているオリンパスカメラだが、縦位置グリップ一体型の新製品が発表された。まるでキヤノンやニコンの業務用のカメラと見間違う程のルックスで、オリンパスの本気度が感じられる。カメラが重いだの、大きいだのと文句を言う素人お断り的な威圧感があり、文句がある奴は大衆品を買えと言わんばかりである。報道とかスポーツとかの分野に売り込むつもりのようである。一方で同じフォーサーズ専門だったパナソニックはフルサイズのデジカメを発表し、こちらは素人を満足させる側に回っている。

 素人は縦位置グリップをただ大きいとか重いとかの文句を言っているが、縦位置に構えた時の安定度は大きさや重さを超えるメリットとなる。さらにバッテリーの容量も増えるので、減り行くバッテリーを気にする必要もない。重さと大きさを気にしても、ろくな写真を撮れなければそれまでである。そんな連中はコンパクトカメラで十分である。軽自動車で本格的スポーツドライブが出来ないのと同じことである。モータースポーツで軽自動車は無いでしょ。燃費とか税金とか気にしている連中は軽自動車で。

 今日の一枚は昨日に引き続き、ハレイワ・アリイで余りの風の強さにタジタジの観光客である。波が霧状になって舞っている様が太陽の光を通して見えている。このうねりこそがサーファーが待ち望んでいたノースショアではあるが、素人には厳し過ぎる。カメラでも、車でも、そして海でも、素人とプロにはそれぞれの世界観がある。本気で極めたいのであればプロ級の道を目指し、そうでなければさっさと退散するのが正解である。

 

ノースショアの本気度

 
Today's Photo その3669 2019/1/23
白黒の覚悟

 先日テレビを観ていたら、セピア色に色褪せていた昔の紙焼きの写真を修復して、鮮明な白黒の写真に蘇らせる技術を紹介していた。スキャナーで取り込むとかのデジタル処理ではなく、印画紙に焼き付けられたオリジナル写真を化学処理して露光し、再度現像定着をして鮮明にするのがすごい。その技術で修復しているのは世界で一人だけとか。

 まだ写真で撮影すること自体が珍しい江戸の末期だか明治の初め頃の写真を蘇らせているのだが、当然のことながら白黒のフィルムとかガラス乾板の時代である。総天然色のフィルムが戦後で、普及したのは60年代である。にもかかわらず、カラーで撮影したデジカメのデータを白黒やセピアに加工して、なんちゃって写真にして喜んでいる連中は少なくない。ライカのデジカメでも白黒専用があるが、狙いが良く分からない。白黒のフィルムで撮影し、自分の好みの現像処理を自ら行い、自ら紙焼きして発表しているのはそれなりに筋が通っているが、デジカメの時代に敢えて白黒のフィルムで撮影する気にはとてもならない。白黒しか自分で現像出来なかったので散々フィルムの現像や白黒の印画紙に焼き付けていたので、カラーに対する憧れと思い入れは今でも白黒の世界よりも勝っている。サラウンドの音響効果をわざわざモノラルで聞くようなもので、迫力のある映画でもつまらなく見えてしまうのと同じだ。

 今日の一枚はハレイワ・アリイ・ビーチである。、泳ぐつもりで来て、遊泳注意がの海を恨めし気に見ている観光客である。冬のノースショアはサーフィンには絶好の波が押し寄せるが、ビーチ遊びには向いていない。一方で夏になるとビーチは優しくなり、子供連れが遊んでいる。季節によって海は表情を変えるが、これを白黒で写しても何だかよく分からないだけだ。

 

ストロング・カレント

 
Today's Photo その3668 2019/1/22
なんちゃってSNS

 世の中は相変わらずのインスタブームであるが、写真映えする商品の開発が止まらない。SNSに写真を撮って上げている連中は画面からは味は伝わらないので写真を取ることに全エネルギーを注いでしまう。つまり見た目一番、味はどうでも良いのである。美味しくなくても「映え」が重視されるとは何とも困ったものである。

 そこで考えたのだが、わざわざ店で並んで買い求めなくても、最先端の映え商品を集めて撮影したサイトで素材を提供すれば良いのでは。撮影は当然のことながら素人のスマホ写真に比べれば優れているし、どうせSNSサイズなので多少の加工は分かりゃしない。自分の顔と商品の写真を合成して自然に処理すれば、あたかも現地で食べている多寡のような写真の出来上がりである。AIでそれぞれの顔に合わせて角度や光の加減を変化させてやれば、誰が使っても同じアングルにはならないように出来そうである。もちろん素材そのものの撮影パターンも必要だ。昔流行ったプリクラの背景と同じである。なんちゃってSNS、これは受けること間違いない。どうせ誰かが映えする画像を上げたのを見て、その場所に出向くこと自体がもうオリジナルでも何でもない。人と同じことをしたという満足感が必要なのだ。

 そうなるともう商品自体は存在しなくても良くなり、食品サンプルの実写でも十分だし、さらにCGでも十分である。実在しない商品をSNSに上げたところで実害は無いし、それを見て訳の分からん奴が「いいね!」。

 今日の一枚は雨上がりのアラ・モアナSCのセンターステージの催しを見ているショッパーズである。二階は遮るものが無いのでクリアに見えるが、一階はガラス越しなので雨粒やら汚れやらで紗が掛かったように見える。つまり同じ画面でも上下でフィルターの有無のような写真となっている。撮影した時は上の階と下の階の人を同時に撮影して、大勢の人が見物している様子を意識したのであるが、改めてパソコンで見ると上下にうまい具合に見え方が異なっていた。遠近両用の眼鏡を通したような写真で、これはこれで良いのではないだろうか。

 

視界良好

 
Today's Photo その3667 2019/1/21
ああ言えば

 その昔、オウム真理教が社会問題化している時に、教団のプレス会見で広報担当だった上祐氏だが、何かと屁理屈を並べ、「ああ言えば上祐」と言われていた。つまり「ああ言えば、こう言う」の洒落である。と同じようなことが最近の南朝鮮の会見でよく見られる。自衛隊に対するレーダー照射問題で、自衛隊の証拠に対して何とか屁理屈を並べて事実を曲げ、南朝鮮の国際的ミスを国家ぐるみで誤魔化そうとしている。ところが今度は自衛隊が新たな証拠を示し、それに対して南朝鮮が否定的態度を取った時点で今後の交渉を打ち切った。日本から突き放された南朝鮮の泣き言が聞こえて来そうである。朝鮮民族同士で団結し、北の将軍様になびいた所で何の得があるのか。日本を敵に回しても、南北朝鮮なんてのは日本には痛くも痒くもない後進国である。相手にする必要性は全くなく、単に外交辞令として隣国と言っているだけである。南北朝鮮に何の憧れも無く、韓流ブームなんてのはもう遠い昔のことである。

 今日の一枚は春節を迎える頃のロイヤルハワイアンセンターの中庭である。中華風の提灯が思いっ切りダサく、ロイヤルハワイアンホテルのピンクに馬鹿にされているようである。ホノルルのチャイナタウンでこういう光景は無難だが、ワイキキに持ち込んではいけない。それだけ中華民族の資本がワイキキにも入っているとのことであろうが、何ともう不釣り合いである。

 

ワイキキはチャイナタウンに非ず

 
Today's Photo その3666 2019/1/20
手軽にワイン

 近くのイオンではヨーロッパのワインを三本千円で販売していた。TPPTだか何だかの関税引き上げの効果とか、かつてワインを飲む習慣がマイナーだった頃の日本では考えられないような値付けである。サントリーが「金曜日はかみさんと飯食って、ワインを飲んで帰ります。」みたいなコマーシャルソングを流していた。ワインなんて言葉もマイナーで、葡萄酒なんて言ってる人の方が多かったかもしれない。その後千円ワインなんてのがブームになったが、まさか三本で千円とは。そんな時代にワイン一杯で千円も取るような飲食店は儲け過ぎである。ワインなんて客の持ち込みにして、鮭じゃなくて料理でしっかり設けるべきである。料理の味で儲ける程の自信が無いので、料理の価格はそこそこ安くして儲け損なった分を酒に上乗せしているなんてのは、本末転倒である。コルクを抜くフランスワインを提供しないと馬鹿にされると思っている店やソムリエも少なくないが、昨今のワインはスクリューキャップでも十分美味しいし、品質の低下はコルクよりも少ないとか。ソムリエナイフはコルクを抜かずにラベルを開封するだけで十分である。

 今日の一枚はダイヤモンドヘッドの麓を走るモンサラッド・アベニューである。ワイキキの東の端から歩いて十分、十五分くらいの所だが、わざわざ訪れる日本人観光客はまだ少ない。それでもローカル向けの飲食店が何軒か軒を連ね、近場でローカル食を楽しむには手軽な処である。コバルトブルーのジュースショップの左は散髪や、そして右側は工事中であるが、これらの三店は一つの建物として繋がっている。散髪屋とジュースショップはカラーリングで区分けしているが、右側は全く異なるファサードで区別している。この辺りのセンスは日本ではなかなかお目に掛かれない。

 何でもかんでも右へ倣えと云うのが日本流だ。

 

向こう三軒両隣

 
Today's Photo その3665 2019/1/19
季節商戦

 昨日の昼間に比べると随分と暖かく、過ごしやすい午後となった。天気図の西高東低の気圧配置が緩んだことによるもので、一時的な暖かさで一喜一憂する程のことではない。

 世の中は節分、バレンタイン商戦へと軸足を移しているが、恵方巻も関東では根付くことも無く、年々その人気は低下しているように思える。にもかかわらず、スーパーやコンビニでは有名料理店の監修した巻物を前面に押し出し、売れ残りの廃棄処分を憂う日本政府とは真逆の方向を突き進んでいる。バレンタイン商戦はその経済効果がハローウィーンに抜かれ、何だか一気に萎んだ感は否めない。さんざん儲けたチョコレート業界は大した工夫も無く毎年同じような商品構成で、これが飽きられるのは当たり前田のクラッカーである。かと言ってチョコレート以外の業界が参入するのも無理があり、もうそろそろ終わりとなりそうだ。そもそもクリスチャンでは無いのだから、かと言って恵方巻でも無いのである。せいぜい南京豆とか大豆マメを食うのが正当ではないだろうか。

 今日の一枚はアラ・モアナSCの西側に増設された一番新しいエリアにある草間彌生さんのオブジェである。日本のアーティストの作品がハワイにあることに感動した。ショッパーズのどれだけがこのアート作品に気付いているかは知らないが、少なくともわざわざ写真を撮って行く人はほぼゼロだった。日本人観光客はブランド品を求めてせかせかと買い物をしているし、かと言ってローカル達はわざわざアート作品を鑑賞する程の余裕も無さそうである。普段の買い物は地元のショッピングセンターで、特別なギフトとかクリスマスプレゼントを買う時はアラモアナセンターと決めている人が多いように感じられる。ローカルにとって、普段使いのアイテムが売られていないと感じているのではないだろうか。ギフトシーズンを除くと、週末でもパーキングが簡単に見付かるのはそのせいだ。

 

アート作品には目もくれず

 
Today's Photo その3664 2019/1/18
ハイライトとシャドーの共存

 毎日乾燥した晴天が続き、関東地方らしい冬と言えばそうだが、それにしても空気が冷たい。平年並みの気温だが、暖冬を期待していた体には差があり過ぎるようだ。明日は大寒とのことだが、これの真意は旧暦相当なのでまだ一か月は寒い日が続くことは保証されているようなものだ。節分だの立春だのはまだまだ先のことで、旧暦の正月ですらまだ来ていないのだから。

 無類の芸能ネタ好きの日本人だが、これがどうもニュースの時間帯にも期待されてから久しい。事件や事故、政治などのニュースと同等かそれ以上に芸能ネタのニュースが唐突に放映される。スポーツニュースはスポーツというコーナーで放送されるが、芸能ニュースは政治のニュースの前後にでかい面して放送されている。本来はエンタメニュースとして最後に付けたし程度で放送されるべきものであるが、トップに芸能人の葬儀のニュースとかが来るのはどうにも程度が低過ぎる。スポーツはスポーツニュース括られているように、芸能ネタはワイドショーかエンタメニュースでと枠をしっかり括って欲しいものである;。芸能ネタを期待してニュースを見る視聴者がいて、それにこたえる形でニュースを編成する政策がいて、その視聴率を気にするスポンサーがいて、これらがうまいこと纏まっているところに日本人の低能文化が根付いている。芸能人がいなければテレビ業界は成り立たないと言えばそれまでである。

 今日の一枚はアラ・モアナSCのセンターステージで繰り広げられているフラのショーを見物する買い物客である。と云っても定期的に行われているこの手のショーは地元の人はもう見飽きているのでほとんどは観光客である。それ証拠にスマホやカメラでせっせと撮影しているが、動画でも写しているのだろうか。ショーを写すよりもショーを見ている人たちを撮影する方が余程面白い。客席手前は直射日光に曝され、ステージは奥に行くに連れて日陰となり、客席側の奥は日が当たらないので外に比べると大分暗くなって見える。ハイライトとシャドーが共存する一枚はハイライトに露出を合わせ、シャドーを画像処理で持ち上げると人間の目で見た感じに近付く。フィルムカメラの頃では簡単には出来なかったが、デジタルカメラならではの処理である。

 真冬の日本では見ているだけで、ハワイの暑さを感じられる。冬はハワイの写真をアップするに限るなぁ。

 

無料のフラショーを楽しむショッパー

 
Today's Photo その3663 2019/1/17
次の話題

 横綱稀勢の里の引退からわずか一日、もう世の中は別のニュースやスキャンダルを追い掛け、場所中の相撲中継ですら稀勢の里は過去の横綱となっている。つまりいつまでも昨日のニュースを引っ張るよりも、次なる視聴率アップのネタを見付ける方に舵を切っている。これがオリンピックであればあの感動をもう一度となるのだが、相撲となると実にあっさりしたものである。あれだけもてはやされた相撲記者クラブ会友の評論家達も姿を消した。世の中なんてのはそんなものである。

 ようやくカメラのファームウエアをアップデートし、バッテリーを充電する余裕が出て来た。引っ越しの騒ぎから一か月以上が経過するが、余りにもやることが多過ぎて疲労困憊であった。そして疲れ果てると何もせずに一日過ごすので、カメラに気を回すことすらなかった。おまけにこの寒さの中を撮影に出掛ける気にもならず、新居の中を試し撮りするのが精一杯である。然しながら、カメラのファインダーを通して見るリビングやダイニングの光景は何と新鮮な光景であろう。ファインダーの中には旧居のイメージしかないので、それとは異なる世界が広がっているのは驚きである。そして何よりもカミソリのようなシャッターのフィーリングに改めて驚き、X-H1のチューニングの鋭さを実感した次第である。

 今日の一枚は腰蓑を装着した何ともハワイらしいチャリである。漕いでいる人を真正面から臨むとまるで腰蓑を付けて踊っているように見えそうである。田舎の中高生辺りがチャリにオートバイの部品を付けて粋がっているが、それとは違って何ともゆるーい感じが素晴らしい。

 腰蓑は英語でグラススカートである。

 

グラススカートバイク

 
Today's Photo その3662 2019/1/16
日本人横綱

 初場所が始まると同時囁かれていた横綱稀勢の里の引退が実現した。横綱が負けても座布団すら飛ばなくなった時点で、もうさっさと引退して引き際の美を飾ることを相撲ファンは期待していた。桜の散り際の美しさを相撲道にも求めており、文字通りの花道である。横綱になる実力も必要だが、横綱を続ける実力も必要である。横綱に上がるハードルがまた高くなってしまう可能性もある。稀勢の里を横綱に仕立てた横審と相撲協会の責任は免れない。これで当分モンゴル勢は安泰である。

 引っ越しのバタバタで撮影どころではなかったが、その影響でタイムリーに使える写真が不足している。過去のストックを探せばいくらでも出て来そうではあるが、探す時間も気力もない。今日の一枚は今年のカレンダーの表紙を飾った写真である。毎月の写真はほぼ正方形に近い横位置の写真だが、表紙だけはA3丸々の大きさで縦位置の写真を使うことが出来る。つまりカレンダーの中では一番翁写真となり、しかも表紙である。ところがカレンダーが12月に出来上がれば表紙のまま掲示されるが、一月を過ぎてからの完成となったのでいきなり一月のカレンダーからスタートとなり、力の入った表紙は日の目を見ないままである。

 西海岸辺りのアメリカ本土からハワイに観光で訪れた黒人のファミリーだが、女性の服装を見れば分かるようにかなり裕福な家庭である。黒人特有の肥満体からはかけ離れたシェイプアップした姿、生活感の無い何ともすっきりした様子がハワイのローカルとは一線を画している。男性の方はIT系で働いているかのような雰囲気すら感じられ、女性はたまたまのカメラ目線で、子供はまるでポージングをしているかのように何かを指差している。ストリートフォトなのでやらせやポージングは一切ないが、偶然がここまで重なるのも珍しい。

 

セレブなファミリー

 
Today's Photo その3661 2019/1/11
千葉県警

 今年も三浦カズの契約更新のニュースが伝えられた。11番にこだわるカズに合わせて、11:11分に発表された。例年通りこの時期はグアムで自主トレ中とのことで、そろそろ現役引退が囁かれているイチローと共に、生涯現役記録をさらに伸ばして欲しいものである。そして願わくば、ゴールを決めてあのカズダンスを披露して欲しい。イチローは日本での開幕戦には出場しそうだが、その後は未定のようである。

 カレンダーは五戦中にパッキングを行い、宛先ラベルを貼り付けて、午後一で郵便局に持って行った。ところが郵メールの制度がまたまた変わり、筒状のカレンダーのような物は定形外で送るしかないとのことで、何と一部送るのに500円も必要になった。もうこうなるとカレンダーは手渡し以外は諦めざるを得ない。郵便も赤字解消を余儀なくされているようだが、だからこそ宅配業者との差別化を図るべきではないだろうか。カレンダー制作費2500円、送料500円、合計3000円は余りにも高過ぎる。

 浦安警察署に行って運転免許証の住所変更を行ったが、交通課の窓口に女性職員が思いっ切り感じ悪かった。公務員であることをすっかり忘れているようで、もう少し警察事務職員としての自覚と誇りを持てる人に担当を変えて欲しいなぁ。千葉県警は森田健作の管轄だろ。

 今日の一枚はスマホを一斉に捜査している謎の集団である。かつての芝口御門跡地であるが、ポケモンスポットか何かになっていたのかもしれない。スマホの画面がまるで新興宗教のように思え、中高生でなくてもスマホ依存症に感染しているようだ。かつてオウム真理教で洗脳された連中が反社会的犯罪を犯したが、スマホ時代はいとも簡単に洗脳されてしまうかもしれない。そして洗脳されていることにすら気付いていない大人と子供が共存している。

 21mmの広角で撮影すると直角に交わる道路と歩道が余裕で画面の中に収まるところが素晴らしい。ストリートフォトは21mmと50mmの二台持ちに限る。

 

スマホ命

 
Today's Photo その3660 2019/1/10
従量電灯C

 今年の冬は暖冬になる筈だったにもかかわらず、このところは平年並みの気温に落ち着いてしまった。今朝は軒並みこの冬一番の冷え込みとなり、都心でも最低気温が氷点下となった。週末には積雪には至らないものの初雪が予想されており、まだまだ寒い季節は続く。そんなさなか、戸建てに引っ越して迎えた寒の入りは想像以上に寒い。鉄筋に比べると木造は断熱性が劣っているので、エアコンを付けっ放しでも半袖短パン生活は無理である。特に一階の玄関、廊下は冷え込んでいて、リビングの温度の半分以下である。おまけにメインブレーカーが60Aでもトリップするので、これを回避するための電気工事も依頼中で、8KVA程度の契約が必要となりそうだ。

 最近よく耳にするのがリレーアタックと呼ばれる車の盗難である。電波式のキーの微弱電波を増幅させてあたかも電波キーを持っているかのような動作で正々堂々と車を動かしてしまう手口である。今までは九階に住んでいたので、地上に停めた車には届かなかったが、戸建てだと窓の外には車が見える距離だ。こうなると木造の家から外部に電波だ届いており、これを増幅されると車のエンジンを掛けることも可能となる。そこで電波を遮蔽するような入れ物に電波キーを収納すればよいので、蓋の締まる缶の中に予備の鍵を含めて入れることで防ぐことが出来そうだ。世の中には次から次に新しい手口で車を盗む連中がいるが、缶からで車を盗難から守れるとは安い物である。

 今日の一枚は体の半分が黒、残る半分が白のブルドッグだか、パグある。クワガタで左右に雌雄の特徴が表れている個体がニュースで紹介されていたが、それに近いものである。と云ってもこれはアート作品で自然界には存在しない。片足を挙げてマーキングしている様子がリアルである。銀座の何処で撮影したがは全く記憶にないが、撮影したことだけは薄っすらと覚えている。この年末年始は引っ越しの騒ぎがあり、記憶も朧気である。我が人生で最も多忙な一か月であったことは間違いないし、その余韻はまだ続いている。

 一日中何もしないことに幸せとか喜びを感じてしまう。

 

グレーになれない犬

 
Today's Photo その3659 2019/1/9
光回線

 午前中にKDDIの宅内引き込み工事、午後からはJCOMの工事が入り、ネット環境もようやく整うことになった。ところが午前中の工事は午後一となり、さらに宅内引き込みは古い配管が使えず、新たに雨どいに沿って配線し、エアコンの室外機との配管の横を利用した。力づくで宅内に引き込みが終了し、ダウンロードで700Mbps程度の爆速となった。然しながら、無線LANがボトルネックとなって数十Mbpsしか速度が出なかったので有線LANに変更した結果である。やっぱりネットワークは優先に限る。スマホとかタブレットはそれなりだが、無線LANの子機はチューニングがうまく出来ていないようだ。プリンターも無線から有線にネットワークを変更して、引っ越し前と同じ環境となった。

 それにしてもISDNとかADSLの時代を経験していると、ファックスモデムから代わった時ですら感動したものである。

 後はLANケーブルの引き回しの問題が残っているが、きしめんタイプのケーブルをアマゾンで発注し、明日の午前中着で届くことになった。ドアの隙間から部屋に通すことが出来るのでドアの開閉にも支障はないし、天井と壁の際を通すのでほとんど目立たない。物理的に許されるのであれば有線LANでしょ。

 今日の一枚はウエディングの前撮りの続編である。寒空の下で二の腕を出しているが、鳥肌ものであると同時に色の白さに改めて感動してしまう。ところで新郎は近くには見当たらず、何処にいるのであろうか。まさか会社で仕事中なんて落ちは無いだろうね。

 

鳥肌の白さ

 
Today's Photo その3658 2019/1/8
トロトロ運転してんじゃねーよ

 昨日とはうって変わり、午前中から精力的に動き回っていた。午後からはカレンダーを取りにコストコに出掛け、ついでにその他諸々を片付けて、久々に充実した一日となった。一方で調子に乗って暖房をフル稼働させていたら、いきなりのメインブレーカーがダウンした。引っ越す前に試験的に暖房を付けた時にも一度ダウンしており、どうも特定のエアコンが電気を食っているような気がする。パソコンが一台稼働していたが、奇跡的に再起動で問題無しだった。然しながら爆弾を抱えての運用は精神的にも好ましくなく、電力の契約を見直すつもりだ。理論的には10KVAまで契約出来そうなので、ここは思い切って上限で行こうかと。それにしてもやたらと電気が必要な家であることは間違いない。木造住宅は鉄筋の集合住宅に比べると気密性が緩く、エアコンの電力が無駄に消費されている。

 ローカルの一般道を走っていて最近よく感じるのが、遅い車が追い越し車線を堂々と走っていることである。加速は悪いし、速度は出ないし、そんなヘボな車は走行車線を申し訳なさそうに走るべきである。特にトラックとか、軽自動車とか。それと信号が青にもかかわらず無駄に交差点でブレーキを踏む主婦の運転するワゴン車とか、後ろの車は交差点に入れずに信号待ちを強いられることになる。たらたらと黄色信号で通過する前に、しっかり青信号の時にアクセルを踏めっちゅうの。安全運転とトロイ運転は全く別物で、ちんたら走っていたら却って危ない。とっさの判断が出来ない奴は車の運転をするな。ブレーキとアクセルを間違えるのと同じである。

 今日の一枚はかつての銀座では普通に目にしたお洒落なジェントルマンである。その脇では外国人観光客が二人で自撮りしているが、昭和と平成が同居しているかのような光景である。昭和の頃には自撮りなんてのは無かったし、逆光で撮影するなんてのも無かったように思う。最近は逆光で撮影している人を多く見掛けるが、本当にきちんと写っているのかと心配してしまう。スマホで日中シンクロなんて技は無さそうだし。

 

昭和の銀ブラと平成の自撮り

 
Today's Photo その3657 2019/1/7
怠惰な一日

 夕方のニュース番組もようやく通常通りの放送となり、テレビ業界も徐々に特番明けとなりつつある。年に一度の業界揃っての大休暇であるから、視聴者も多少のことには目を瞑ってつまらない正月番組に付き合うしかない。ところがこんな時こそのCS番組だったが、今年は再放送に明け暮れている。映画も然り、海外ドラマも然り、別に正月休みで人手が足りない訳でもあるまいし、加入者の伸び悩みで新作を調達する資金が底を尽いたのであろうか。再放送ばかりではこれ以上の新規加入者は頭打ちとなり、悪循環スパイラルがスタートしたのかもしれない。

 そうなると最後の頼みはアマゾンとなるが、これまた新作がやたら少なくて新鮮味が無い。もうテレビを娯楽としてとらえる時代は終わりを告げ始めているのかもしれない。SNSとかLINEとか、特定多数に好みが集中する傾向にある。かつての巨人、大鵬、卵焼き的な物は無くなり、非国民的な物を個々が選ぶ時代である。

 昨日動き過ぎたせいか、今日は全く気力も体力も無く、何もしないで一日が終わった。唯一充実したのは朝の犬との散歩であるが、これも途中からダルさの方が勝ってしまった。コストコにカレンダーを取りに行く予定も先延ばしとなり、明日は行けるのであろうか

 年賀状が一枚だけ届いた。このままズルズルと届き、月半ばにはそれも終わりとなる。何とも今年の年賀状は盛り上がらなかったなぁ。年賀状もメールの時代にそぐわなくなりつつある。年に一度の文通であるが、それが負担にならずに何十年も続くのは素晴らしいことである。サラリーマンを辞めて二十年以上が経過したが、年賀状の殆どが二十年以上の付き合いである。ある意味、最後の年賀状世代同士が寄り添っているのかもしれない。

 今日の一枚は片手でスマホを渡し、もう片手でスマホを受け取ろうとしている中国人の女性観光客である。実に分かり難いシチュエーションだが、右側の二人を預かったスマホで撮影し、自らを撮影して貰った自分のスマホを左の男性から受け取っているのだ。中国式スマホリレーとでも云うのだろうか。

 

撮りつ撮られつつ

 
Today's Photo その3656 2019/1/6
発掘作業完了

 明日からの本格的御用始めに向けて、世の中は着実に準備を始めつつある。ここに来て寒波が強まり、北海道の空港初の飛行機は大きな遅延が出ており、長めの正月休みを余儀なくされる人も少なくなさそうだ。正月明けなんて仕事も学校も挨拶だけなので、どうってこと無いのが現状で騒ぐ程のことはない。然しながら、これを大ニュースとして取り上げるのが昨今の報道の在り方である。馬鹿じゃねぇーの。

 正月休み中に発掘を予定していたフジのメインのカメラ二台とレンズ数本がようやく出て来た。皮肉にも防湿庫のすぐ前の段ボールの下の箱に入っており、灯台下暗しとはこのことだった。これで無事総てのカメラとレンズが防湿庫に収まったが、同じ機種で複数あるカメラはファイルの通し番号とレンズを合わせてセットしなければならない。昨年まで広角が付いていたボディに標準レンズとは行かないのである。

 本番で発注したカレンダーが出来上がったとの連絡メールが届き、これも世話になった方やぜひ使って欲しい人には今週中には発送しなければならない。義理で送る訳では無いので、作業自体は楽勝である。宛名印刷用のラベルも発掘済みである。

 今日の一枚はラーメン屋の店先で順番待ちの椅子に腰掛けてうなだれている若者である。ラーメン屋が混雑する時間帯はとうに終わっているので順番待ちとは思えないの一方で、こんな悲観的なあるいは二日酔い的な様子でラーメンが食べられるのであろうか。向かい側のホテルではノースリー部姿の花嫁が鳥肌もので前撮り撮影をしていた。

 銀座とはそう云う街である。

 

並ぶれどラーメン

 
Today's Photo その3655 2019/1/5
カメラが見付からない

 相変わらずの正月番組にもうんざりし、引っ越しの荷物からカメラやレンズを防湿庫に戻す作業を始めた。ワレモノと書かれた箱を探して開梱するのだが、メインのフジのカメラとレンズが入った箱が見付からない。紛失する確率は非常に少ないので、何処かに紛れ込んでいるのであるが、これがなかなか見付からない。ライカ三台とフジの中判デジタルは見付かっているので、フジのメイン二台とレンズも何処かにある筈である。何時になったら発掘されるのであろうか。

 引っ越しのごたごた出遅れていたカレンダーもテストを流し、特に修正も必要が無かったのでそのまま本番を発注した。昨年までと異なり、配布先を吟味して少量発注となった。毎年只で届くのが当たり前と思っているのは大きな間違いで、カレンダーの作成にはそれなりの費用と手間が掛かっていることを認識させないと。カレンダー未だですかとか、届かないんですけどなんて連絡が来たら、有料で良ければ送りますと返信することにした。

 今日の一枚は2018年の終わりにふさわしいショットである。ステテコのような出で立ちの男性が、過行く2018年を惜しむかのように銀座の街を歩いていた。いささか聞き飽きた平成最後の何とかではあるが、2018年最後の何とかはまだ良いのではないだろうか。

 

過行く2018年

 
Today's Photo その3655 2019/1/4
品位の感じられる写真

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 と云うことで、ほぼ一か月ぶりの更新となってしまった。12/19の引っ越しに向けて片付けと箱詰めの日々が続き、引っ越した後は開梱と日常生活を取り戻すための環境整備に追われていた。メールはスマホに転送されるので、パソコンの環境整備は後回しとなり、今日になってようやくネットワークが完成した。今までの有線LANから無線LANに代わり、NASのハードディスクを繋ぐ場所を勘違いしたりして、それでもプリンターを含めて無線でネットワークを構築することが出来た。来週には大元の回線が光となるので、ネット環境は格段に良くなる。宅外の工事は既に終わり、宅内への引き込み工事とJCOMの工事が行われる。

 当然のことながら撮影機材も梱包されたままで、まだ開梱には至っていない。と云うことは撮影に行くにはまだまだ時間が必要だ。本来は三階のアトリエ的スペースで作業を行うつもりだったが、階段のカーブと机や本棚の大きさが合わず、作業場は一階に変更となった。しかしながらアトリエ的スペースは使いたいので、カメラはアトリエ、PC作業は一階となり、アトリエではノートパソコンを使うことにした。

 今日の一枚はクリスマス前の銀座歩行者天国である。休憩用の椅子の上にあるパラソルにはクリスマスのリボンが飾られている。正月にはしめ飾りとなったのであろうか。ノーファインダーでウエストレベルで撮影したので、いつもの上から目線よりも新鮮である。ノーファインダーは水平が保たれることはまずないので、この辺りは画像処理ソフトで補正している。ノーファインダーはカメラを意識されないので、自然の光景が撮れる確率が高い。

 

クリスマス仕様のパラソル