Today's Photo
Today's Photo その3694 2019/2/25
弥生目前

 少し前のように風が冷たかったり、ポケットに手を入れたりしていたり、そんなことはもうすっかり忘れてしまっている。朝の暖かさが当たり前のように感じられ、もう冬に逆戻りするようなことも無いのだろうか。週末は弥生三月となり、そろそろ春の訪れを感じられる季節であることには間違いない。

 USB3.1接続のギカビットイーサネットアダプターが奇跡的にすぐに見付かり、ネットの接続テストを行うと80Mbps程度だったのが600Mbpsまで上昇した。桁違いの速さとなり、ギガネット接続にふさわしい環境となった。

 さらにこのイーサネットのドライバーを最新にして測定すると700Mbps程度の速度となり、悪くない結果となった。au光にして、有線LANで繋がっているパソコンが総て想定通りの接続速度を達成したことになった。別にオンラインゲームをやる訳では無いのでそこまで速度が必要な訳では無いが、戸建てに移ったメリットを体感したかった。ってか、測定サイト以外では体感することはほぼ不可能で、50Mbpsも出ていれば不自由は感じないのだが。

 今日の一枚は午前中の雨が上がり、夕方前になって復活した日差しを求めてワイキキビーチに繰り出す観光客である。夕暮れ間近で太陽は斜めに傾いているが、それでも南国の日差しは強烈である。日が当たっている人がまるでステージ上でスポットライトを浴びているかのように、思い切り輝いている。ストロボ漏れ部番もいらない、もう自然光のパワーに脱帽である。総てが輝きを放つ瞬間はスマホのカメラでも獲れるのだろうか。

 

シャイニーなワイキキ

 
Today's Photo その3693 2019/2/23
春近し

 この一週間はようやく春が近くなったことを感じさせられ、四月並の気温になった日もあった。最高気温が10度を下回るような日も無くなり、本格的な春にはまだ早いがそれでも寒さの底は脱したようだ。そうなると気になるのがスギ花粉の飛散であるが、早くもやや多いとの予報が出され、つまりこれは非常に多いの次のランクで、もうスギ花粉の飛散は春真っ盛り状態である。今年も街中がコンビニ強盗さながらのサングラスとマスクを着用する人で溢れている。防犯カメラの顔認識機能も低下しそうだ。

 二年ほど前に購入したノートPCにウィンドウズのメジャーアップデートを行ったが、完了するまで半日近く要した。その後、最新のパッチも当ててようやくアップデートが終了し、ネット接続速度を計測すると80Mbpsしか出ていないことが分かった。LANケーブルの静かと思ったがケーブルはカテゴリー6なので問題無し、調べると何とイーサーネットが100Mbpsまでしか対応していないことが分かった。今時イーサネットのアダプターは黙っていてもギガビット対応の時代である。折角の光対応が活かされない。ノートPCなのでイーサネットアダプターを変更するのも大変だし、何かないかと調べているうちに、以前購入したUSB3.0に繋ぐイーサネットアダプターがあったことを思い出した。これを繋げばUSB3.0を経由してギカビット接続のLANになりそうである。問題は引っ越しの荷物の何処にあるかで、これを発掘しなければならない。それでも解決方法が見付かったのは良かった。

 今日の一枚は雨上がりのワイキキビーチである。海に入る観光客もまばらで、ビーチの砂も水を含んでいつもの黄金色から茶色に代わっている。それでも砂遊びをしている人がいるのは雨が降ろうが、多少寒かろうが、短い滞在期間中を有効に過ごそうとの思いからである。写真もそうだが、観光客もハワイの暑い日差しを期待している。寫眞に空気感が写ると信じてい人もいるようだがl、まぁ信じるのは勝手である。写真に写っている物を通して気温の高低は伝えられる。雪が積もっていたり、水が凍っていれば気温が低いだろうし、汗が噴き出しているような人がいれば暑いことが伝わる。

 ビーチに人が少ないことで、気温が低いことが伝わっているだろうか。

 

寒いワイキキ

 
Today's Photo その3692 2019/2/16
春近し

 昨日の雪のチラつく曇り空から一転、今日は春らしい日差しに恵まれた。寒さの底も昨日までという予報通り、夜になってもポケットに手を入れることは無かった。ようやく三寒四温なんて言葉が現実味を帯びて来る頃で、明日は少し冷えるようだがその後は春一番のような暖かさとなるようである。そしていつの間にか春の訪れを告げる指標として市民権を得たスギ花粉情報も飛散を伝える準備は完了している。

 画像処理に使っているlightroomだが、富士のシステムで使用しているデータにディテール強化の項目が加わった。データとして記録されていたが今までは再現されていなかった部分が有効となり、カメラ内現像の精度にまた一歩近付いた。ところがこれを利用するためにはwindows10の最新バージョンでなければならない。昨年秋のメジャーアップデートが適用されておらず、手動でアップデートを行った。なぜ昨日まで自動的にアップデートされなかったのは不明であるが、いくらなんでも何か月も放置されているのは戴けない。手動でも何でも良いからアップデートすべきである。

 肝心のディテールの強化だが、はっきり言って大差ない。苦労してアップデートした割には使えない感は否めない。撮影された画像によって効果の有無がはっきりと出るのか、もう少しいろいろな場面で比較すると同時に、中判デジタルでもその効果を確認してみたい

 今日の一枚はワイキキの街で信号待ちの合間に撮影した王冠のタトゥーである。本物なのか、シールのようなインスタントなのかは不明だが、カップルで同じようなタトゥーで決めているのはお洒落なのだろう。日本人の感覚とは異なり、みんな気楽にタトゥーを入れているのは文化の違いである。刺青とタトゥーは似ているようで全く異なる文化であることを感じさせられる。ハワイに行き出した頃はタトゥーが気になっていたが、今は全く気にならないと云うかもう見慣れてしまって、いちいち記憶に残っていない。

 かと言って、ハワイでタトゥーを入れるかと問われれば、それは絶対に無いと答える。

 

ペアルック

 
Today's Photo その3691 2019/2/11
悪夢の民主党政権を国民は忘れない

 一昨日の朝と同じような雪の積もり方だったが、午後になると雪はいつも間にか跡形も無く消えていた。雪が止むと同時に気温が高くなったようで、車の上に積もった雪掻きをする手間が省けて大助かりである。また金曜日に雨とか雪とかの予報が出ているが、周期的に天気が変化するのは春の兆しである。寒波による寒さもそろそろ終わりを迎えているようだ。

 昨日、アルバイト店員のモラルの欠如について触れたが、もうこの連鎖が止まらない。今日もコンビニチェーンや他の外食産業チェーンでも、報道的にいう処の不適切動画の投稿が明らかになった。田舎の高校生が何とか全国に認めてもらいたくて、無い知恵を絞って受けを狙ったような稚拙な動画ばかりであるが、社会問題となることすら気付かないアホのアホたる所以である。事の重大さに気付くことも無く、一生を終わるような連中は一生単純作業に携わり、メジャーデビューすることは無い。社会に認められることも無く、巨大な機械の部品の一部のような人生である。目立ちたくて弾けても、歯車が落ちているとしか認識されない辛さがあるが、こればかりは仕方がない。誰もがスポーツ選手になれる訳でも無く、誰もがスターになれる訳では無い。歯車として生まれ、歯車として人生を終えるのも運命である。

 安倍総理が悪夢の民主党政権と言ったが、それに対して利権を失った自民党にとっての悪夢だったと反論をしているが大きな勘違いである。国民にとって、高速道路無料化を餌に政権を取った民主党に対して悪夢のような政権だったと言っているのだ。だからいつまで経っても民主党だか立憲民主党だか知らないが、万年野党でしかない。次の選挙で野党に政権を委ねる程、国民は馬鹿ではないし、悪夢の思いはまだ記憶に新しい。政権与党に反論するだけでは政策を立案し、実行出来る証にはならない。国民を騙した枝野は馬鹿じゃねーの、反省の弁すら聞こえて来ないし。

 今日の一枚はビーチ沿いのベンチに腰を下ろし、海を眺める観光客である。気温が低く、うっすらとした日差しではあるが、それでも世界のリゾート、ワイキキである。ハワイに来てまでせっせとストリートフォトを撮影していると、ベンチでボーっと海を眺めている人達が羨ましい。撮影する日とそうでない日を分けて、カメラを持たずにのんびりするのも悪くない。そういう時に限って、カメラを持っていればなんてシーンに遭遇するに違いない。

 結局いつもカメラを持ち歩き、カメラがあればそれなりのシーンを探して歩き回ることになってしまうのが落ちである。

 

語らいのワイキキ

 
Today's Photo その3690 2019/2/10
躾てますか?

 雪の明日は裸で洗濯と云う言葉があるとか、これは雪が降った翌日は晴天になり、上半身裸で洗濯する程の暖かさになるとのことだ。残念ながら晴天にはなったが寒気に覆われており、普段よりもかなり寒かった。この寒さなら、明日も雪がちらつくとの天気予報には納得させられてしまう。幸いにも昨日の雪は屋根とか車の上を除いてほとんど積もらず、今日はもう雪の面影を見ることの方が稀だった。明日の雪もこの分では降っても積もらないと予想している。

 日本では慢性的に労働力が不足し、コンビニやファストフード、外食産業などではアルバイトや外国人労働者に頼らないと回らないのが事実である。かつては質の高い従業員が確保出来たが、今はシフトを埋めるために質よりも量である。そうなると当然のことながら研修や教育が不十分だったり、モラルの欠けているバイトでも雇ったりと、企業にとっては逆風である。モラルなんてのは親の子供に対する躾の一部分で、要はきちんと躾けていない親が多過ぎるだけの話である。もちろん親に限らず、義務教育や近所の大人の目も昔に比べると行き届かなくなっている。昔はお節介な大人が他人の子供に対しても文句を言ったものである。

 そんな躾の問題と、さらに何でもSNSに上げて見て貰いたい的な発想が相俟って、アルバイトが職場で悪ふざけをしている投稿が相次いでいる。企業にとっては甚だしいマイナスイメージとなり、それを回復させるためには多大な費用と時間が必要となる。そして各企業はこのような事態に対して警察に被害届を出すと同時に、損害賠償の民事訴訟も辞さない考えを示した。つまり悪ふざけをSNSに上げると、刑事罰に問われ、莫大な賠償金まで請求されるようになり、未成年であればそのツケは親に行く。つまり、躾の出来ない親には子供のツケが回って来ると云うことだ。子供は学校は退学、刑事罰は家庭裁判所の判決に従うことになる。そこまでのことを考える脳みそも欠如し、面白半分が人生を狂わせることすら気付いていない。親はきちんと子育てをしないとね。

 今日の一枚はワイキキのホテルのプールサイドのデッキから夕暮れを見ている観光客である。ハワイで購入したであろうアロハシャツを着て、まだアイロンの折り目が新しい。どちらかと云うとお土産アロハ柄だが、おとなしい色使いなのでディナーに着て行くのも悪くない。隣のピンクパレスのビーチサイドのレストランでは早くも一杯飲みながら、日が暮れるのを楽しんでいる人がいる。マイタイを飲みながら、灯したキャンドルを収めるピンクの置物が日が暮れると一段と輝きを増すのを見るのも悪くない。

 

ワイキキの過ごし方

 
Today's Photo その3689 2019/2/9
セルフタイマー

 都心では積雪はほとんどなく、積雪中継のメッカ、八王子駅前も今回は出番が無かった。代わりに千葉駅前が積雪2センチで堂々の中継入りとなった。明後日はまた雪模様とか、明日の晴天でどれだけ雪が融けるかに掛かっている。それにしても今日は気温が低い一日だった。

 フィルムカメラ本体の写真を見てふと思ったのだが、昔のカメラはセルフタイマーのレバーが前面にしゃしゃり出ている。その昔は自動シャッターなんていていたような気がする。三脚にカメラをセットし、セルフタイマーを動作させて大急ぎで集合写真の列にい加わるなんてのが当たり前の頃だった。今のスマホのカメラのように、手持ちで自撮りなんてことは考えられず、セルフタイマーと三脚がワンセットだった。フィルムカメラのコンパクト機にはリモートスイッチが付属しており、これで離れた場所からシャッターを切ることが出来た。

 今使っているデジカメは四機種六台だが、そのどれもセルフタイマーが付いているとは思うが使ったことも無いし、セットの仕方すら知らない。うろ覚えではあるが、タイマーの動作時間の設定が二種類あるような気がする。自撮りはしないし、セルフポートレートを撮影する趣味は無い。撮影したシーンに自分が写り込んでしまった程度で、それも仕方なく写ってしまった訳である。デジカメのセルフタイマーを使用している人は多いのだろうか。

 今日の一枚は夕暮れのワイキキビーチで、そろそろ帰り支度をしたり、サンセットを待っていたりする観光客である。ビーチのアクティビティのサーフボードやボートの係員は閉店の準備を進めており、ビーチは明日の準備をしているかのようである。一方でビーチを挟んだカラカウアアベニュー側のホテルからは、夜のワイキキに繰り出す観光客がサンセットを一目見ようとビーチを訪れている。

 ホテルに戻る観光客とホテルから出て来た観光客で、ワイキキの夕方は混雑している。 

 

ビーチの過ごし方

 
Today's Photo その3683 2019/2/8
高感度それとも好感度

 明日は本格的に雪が降るとかで、都心でも積雪が見込まれている。三連休の初日となるが、逆に通勤時の交通の混乱が避けられる点では良いのかもしれない。さらに連休最終日の月曜日も積雪とか。恵方巻だのバレンタインチョコだのと春を前に浮かれているが、まだまだ冬はこれからである。

 まだフィルムの性能が劣っていた江戸末期だか明治の初め頃だか、写される側は何分もじっとしていなければ写真に写らなかった。フィルムの感度が低く、レンズが暗く、長時間露光に頼らざるを得なかったのであろう。それがフィルムの感度の上昇とともに解消され、高校生の頃に使っていたTRY-Xは確かASA400だったような。それを現像で増感し、ASA1600とか言っていたような気がする。もちろん当時は白黒が主流で、カラーは高校生が日常に使用するには高価だったし、何よりも自分でフィルムも印画紙も現像出来なかったので選択肢は白黒しかなかった。

 フィルムの時代が終わり、デジタルになるとフィルムの感度に相当するISOで51200なんてのは一般向けのカメラでも当たり前になっている。粒子が荒れようと何も写らないよりも何かが写っていた方が遥かに良いので、報道関係が使うカメラはさらに高感度の撮影が可能となっている。護送される容疑者の顔とか、パパラッチの盗撮には高感度は必要かもしれない。

 一方で一般向けのカメラの高感度撮影は何処で使われているのか。折角高感度が用意されていても、天文ファンとかスポーツファンを除けば、ISO200からISO1600の範囲で撮影している連中ばかりではないだろうか。今年の新年会が行われた店の個室は写真撮影には暗く、カメラ任せで撮影したら何とISO12800で撮影されていた。人物が動いて被写体ブレになるのを避けたかったので、シャッターは1/100にしていたが、スローにしてもISO3200が精一杯だし、顔が動いていて何が写っているか分からないような写真になっていただろう。高感度は粒子が粗いなんてのは当たり前で、銀塩の頃に比べればまだマシである。さらに最近ではカメラ内で高感度撮影時の粒子の荒れを補正してくれるので、rawで処理するよりもjpegの方が良い場合も少なくない。

 全紙に焼くような場合は別として、ネットに掲載しる程度であればISO12600でも十分である。折角備わっている高感度をもっと使って欲しいものだ。

 今日の一枚は信号待ちの観光客である。傾いた西日がしっかりと当たり人物が輝き、撮影には最適な頃である。そして何よりも歩を止める人、歩を進めている人が同時に写っていることである。静止画は静止した物を撮影するものと勘違いしている人も少なくないが、動いている物をブレずに撮影する方が自然である。とっさにカメラを構えると同時にシャッターを押すので、カメラは撮影時にはまだ動いている。これを考慮してシャッター速度は出来るだけ速くし、カメラブレ、被写体ブレを無くすのがストリートフォトの基本である。意識して動きを強調するために、スローシャッターで撮影するのはまた別の話である。

 じっくり構えて構図を決めて、シャッターを押す頃には撮影を意識されてしまうし、下手すれば文句の一つも言われるかもしれない。サッと構えてサッと写して、何事も無かったかの如く人混みに紛れるのが美しい。 

 

信号待ちの静と動

 
Today's Photo その3682 2019/2/7
デジカメにこれ以上何を期待するか

 霧の朝を迎えた。昨日の雨で湿った空気が暖められ、霧になったのか、対岸の幕張新都心ですら臨めなかった。霧の間から時折差す朝の光は弱々しく、天気予報通り暖かくなるのかと不安になってしまった。霧が晴れると太陽が照り付けることが多く、午後からは暖かい南風と太陽は春の訪れを感じさせたが、向こう一週間は二日も雪の可能性があるとか。冬型の天気が長続きせずに崩れて来たのは確かだが、これが即春の暖かさに成らないもどかしさは当分続きそうだ。

 今年もあと三週間余りで映像関係の見本市CP+2019が開催されるが、各メーカーは新製品の情報を出し切ってしまったようで特に目新しい情報は出て来そうもない。昨秋にドイツで行われた見本市で予告した製品が具体的な形として披露される物が多く、残り三週間で未発表の物が飛び出すとすればそれはそれで楽しみではある。何れにしてももう新製品ラッシュには付いて行けないユーザーは多いのではないだろうか。二年毎に新機種に買い替えることに疲れてしまった。ファームウエアのアップデートで改善されるだけでも十分であり、ハードウエアで対処するような画期的な性能はもう不要かもしれない。例えば連写が今の10コマ/秒から30コマ/秒になったとしても、一般的な写真には必要の無いことで、ユーザーはそれなりの分野に限られてしまう。AFの速度が半分程度に改善されても、静物を撮影している多くのユーザーには関係無いだろう。動画を撮影する分野はそれなりにまだ改善の余地が多くありそうだが、静止画の世界はもうこれ以上はユーザーが付いて行かないような気がする。一億画素のカメラが出て来ても、何に使うのってね。商業写真とか、後世に残す歴史的資料の撮影とか、ニッチなマーケットとなるだろう。

 今日の一枚は夕暮れの近いワイキキのビーチを眺めるお年寄りの観光客である。ハワイと云うと何か若い人には面白いが年寄りにはちょっと無理と思われがちであるが、アメリカ本土から来たお年寄りの観光客がハワイを楽しんでいる。逆にハワイのお年寄りはラスベガスに行くのが楽しみである。歳を取ると飛行機に乗って出掛けるなんてのは億劫になるが、アメリカのお年寄りはアクティブに老後を楽しんでいる。

 ぜひ日本のお年寄りも見習って欲しいものである。

 

お年寄りも楽しむハワイ

 
Today's Photo その3681 2019/2/6
公務員の甘え

 朝の通勤時間帯を過ぎる頃には冷たい雨が本降りとなり、冬型の乾燥した晴天も続かなくなりつつある。この先も雨とか雪の降る予報が出ており、春の訪れを雨で感じるのは関東特有かもしれない。

 トランプ大統領の一般教書演説が行われ、下院では野党が過半数を占めるねじれ議会を相手に丁寧な口調で与野党の協力を強調して、偉大なアメリカをもう一度と訴えていた。トランプ大統領は与野党のご機嫌伺をするのか、相変わらずの強硬姿勢で臨むのか、日本も振り回されそうである。演説の最後には与野党を問わずスタンディングオーベーションとなったが、日本の国会では野党にこのような礼儀は無い。何でも否定するのが野党だと勘違いしているので、万年野党たる所以である。高速道路無料化で騙されて民主党に政権を委ねた国民は、二度と自民党以外に政権を渡すことは無くなった。

 またしても子供が親に殺される事件が起こったが、どうも教育委員会とか児童相談所の連中には危機感が無い。これらの組織の不手際が明らかになった際には刑事罰が科せられるようにし、民事でも莫大な損害賠償が出来るようにしなければいけない。人の命を預かる公務員と一般職の公務員はきちんとその責任を分けなければならないし、へらへら笑みを浮かべながら会見に臨んでいる時点でもう有罪である。窓口でハンコを押している公務員と同じだと思っていたら大間違い。こいつらは日教組の延長線上にいるような気がしてならない。今回の不手際に関して、森田健作知事は担当並びに責任者を懲戒解雇に処するべきである。

 今日の一枚は日焼けを諦め、帰途に就く観光客である。子供達は日が暮れようと寒かろうと波打ち際で海に入って遊び、沖ではサーフィンやSUPSを楽しむ人達が。冷たい海に入る勇気もなく、ひたすら弱くなる太陽に愛想を尽かし、早々にホテルに戻り、着替えてワイキキの街に繰り出すのはある意味王道かもしれない。

 

夜はこれから

 
Today's Photo その3680 2019/2/5
豚に恵方巻

 昨日の春からいきなり冬の最中に突き放された感がある。三寒四温にすら程遠い冬真っ只中に、春の訪れを期待させるような日が続く筈も無い。明日は冷たい雨となりそうだが、雨が降るようになると冬型が崩れて少しだけ春が近付いていることになる。

 日大のアメフト問題で警視庁は監督とコーチを不起訴とするようだが、これは警察関係に日大OBが数多く所属していることの表れではないだろうか。体育会系の卒業生を機動隊とかに入れているからこそ、治安維持に役立っているのは否めない。その供給先の不祥事には目を瞑り、今後も即戦力となる機動隊候補を送り込んで貰わねば。日大なんてのはそんなものである。世間の常識が通用しないのが日大の存在そのものである。日本のアメフトごっこなんて全く興味が無いので、好きにやってチョーダイ。

 ハワイの州議会はたばこの購買年齢を段階的に百歳まで引き上げる法案を提出したとか。もしこの法案が通れば、百歳にならないとハワイではたばこを購入出来なくなる。百歳を過ぎればいつ死んでもいいってなもんで、たばこを購入出来るのは画期的だ。アメリカでもたばこ税は州税として予算化されており、これが無くなると代わりの税収入を考えなければならない。そこで段階的に年齢を引き上げて時間を稼ぎ、税収の代替え案を考えようと云うことのようだ。

 節分で売れ残った恵方巻は10億とも20億円とも言われているが、豚の飼料として加工されるとか。

 今日の一枚はサンセット間近のワイキキで、少しでも日焼けしようとしている観光客の女性である。肌寒さを感じる気温だったので、海に入る人も少なく、太陽の光も弱々しく感じられた。鳥肌を立てながらの日焼け、何かハワイらしさが無いなぁ。無理しないで、帰ってから日サロ行けば。

 

ハワイ焼け

 
Today's Photo その3679 2019/2/4
スーパーマンデー

 今年もフットボールシーズンを締め括るスーパーボウルを迎えた。例年になくディフェンスの活躍する点数の少ない試合となったが、最後まで目が離せない接戦を楽しむことが出来た。昨年辺りからいつも観ている日テレG+ではスーパーボウルだけは英語のアナウンスが無く、お笑い芸人か、フットボールコーチの日本語しか選択出来ない。アメフトは英語で聞かないと雰囲気は伝わって来ないし、余計な解説が無いのがアメリカ流だ。日本語の解説は家族だとか下らない情報が多過ぎる。今年はNHKの中継を英語で見たが、来年もG+は日本語オンリーになるのであろうか。だとしたら、視聴者を馬鹿にしている。スーパーボウル以外は英語でも放送しているのだから。

 東京では春一番宣言は無かったが、四月上旬の気温となり暦の立春とシンクロしていた。冬はまだ半ばであり、春の訪れを期待するには時期尚早だ。

 今日の一枚はワイキキの東の端、かパ古アベニューの角に近いルルズである。一階はABCストアになっており、二階のルルズでは朝から深夜まで食事を楽しむことが出来る。窓際の席でサンセットを見るも良し、カラカウア・アベニューのパレードを見るには最高のロケーションである。ハワイではオープンエアの店で、アロハシャツの中を通り過ぎるハワイの風を楽しみながら、ビールを飲むのが最高である。観光客しか来ないような店ではあるが、ワイキキは観光地なのでそれを承知で楽しむのも悪くない。

 

サンセットで一杯

 
Today's Photo その3678 2019/2/3
恵方巻

 暖かい節分となった。午後から駅前のショッピングセンターに出掛けたが、食料品を扱う店は軒並み恵方巻の山積みである。商魂たくましいと云うか、売れ残り覚悟と云うか、政府が恵方巻の食品ロスを控えるように通達を出したにもかかわらず、今年も日付が変わる頃には大量廃棄処分となっているのだろう。巻物なんてのは一口、二口食うから美味しいのであって、最初から最後まで同じ味の物を一本食ってもうまくない。ローカル食を全国区にしようというところに無理がある。世論調査で今後の恵方巻の在り方を問うのが良いのでは。恵方巻支持率とか、恵方巻購買率とか、来年も買うかとかね。

 中華圏では旧正月の休みに入り、中国人の大移動が中国国内はもちろんのこと、海外へも移動している。この旧正月の休みの期間であるが、製造業では2/1から2/18までとなっている。いくらなんでも休み過ぎじゃねーのと思ってしまうが、中国なんてのはその程度の国なのだろう。中国で生産しているクラウドファンディングの製品が最初は昨年末の出荷の予定だったが、改良が行われて出荷が三月末になった。旧正月の休みが無ければ二月末か三月初めには出荷されている。ライトルームのコマンドをワンタッチで操作出来る装置だが、果たして予定通りとなるのだろうか。

 今日の一枚はワイキキで一番古いモアナ・サーフライダーホテル、そして格式と古きハワイの面影が残るピンクパレス、そしてワイキキを代表する高級ホテルのシェラトン・ワイキキを一コマに収めている。高層ホテルが立ち並ぶ中、サーフライダーとロイヤルハワイアンホテルがいかに低層であるかが時代の流れを感じさせる。日が傾いてそろそろ夕暮れとなる前は、ホテルの壁面が太陽に照らされて一番美しく見える頃合いである。ストリートフォトを撮影する合間に、絵葉書にありがちな光景も写したくなる。

 

三大ホテルの競演

 
Today's Photo その3677 2019/2/2
フルサイズ

 明後日の立春には春一番が吹く可能性があるとのことで、そうなれば観測史上最も早い春一番である。つまり、一番春一番となる。もう桜餅の季節であるからして、春の気分に浮かれるにはまだ早いのだが春を待つ楽しみが勝ってしまう。

 月曜日はスーパーボウルが開催されるが、二年前のスーパーボウルはハワイでテレビ中継を見ていた。雨の日だったが試合が終わる頃には雨も上がり、興奮覚めやらぬ観光客がフットボールのユニフォーム姿で歩いていたのが印象的である。あっと言う間の二年だったが、色んなことが次々と想定外に起こった。次の二年間は平穏に過ごしたいものである。

 頑なにフォーサーズの撮像素子を使っていたパナソニックだが、昨年秋にフルサイズのミラーレスカメラを発表した。そして日本時間の昨夜、欧州パナソニックが現地で新製品を正式発表した。パナソニックなのだから日本で真っ先に新製品を発表するのが筋かと思いきや、マーケットとしては欧州圏をターゲットにしているに違いない。日本国内ではキヤノン、ニコンのビッグ2はもちろんのこと、ミラーレスフルサイズとしては断トツのソニーがある。家電のイメージが強いパナソニックなので、フルサイズのデジカメを出したところで日本では大した売り上げは見込めない。欧州圏ではキヤノン、ニコン、ソニーを抑えて売れる自信があるのだろうか。ライカと協業して新しいレンズの企画を取り込んだ製品だが、ライカのお膝元ではどうなるのだろう。

 フィルムカメラからデジカメへと大きく変化をして、ようやくマーケットが落ち着き始めたら今度は一眼レフからミラーレスへと新たな変革の波が押し寄せた。デジタル時代になると変化の波の周期が早くなり、ようやく他社へ追い付いた頃にはもう引けを取っているのが現状である。メーカーも消費者も流行を追い掛けることに精を出し、物を使い込むとか大切に修理しながら使う精神を忘れてしまった。

 今日の一枚はストロング・カレントの中で見事に波乗りをこなすサーファーである。プロのサーファーだが、サーフィンの技とかが分からなくてもここぞとシャッターを切るシーンは伝わって来るのが素晴らしい。両手を広げ、腰を落としてバランスを保ち、沖に向かっていたヘッドを岸の方向へ転換させた直後である。後ろの波がサーファーの移動した軌跡を示している。サーファーも素晴らしいが、海の色のグラデーションも美しい。

 かつてこのようなシーンはEOSの業務用一眼レフで撮影していたが、富士にシステムを入れ替えて同等の写真が撮れるようになった。おまけに手持ちで600mm相当のレンズである。ほんの少し前までは一脚とかを使って超望遠レンズで撮影するのが当たり前だった。手振れ補正とか、レンズの解像度とか、フィルムカメラの時代では考えられないような世界が当たり前のように素人にも手が出せるようになった。プロ以外では膨大なコマ数を撮影するなんてのは費用的に出来なかったし。

 

華麗なるサーフィン

 
Today's Photo その3676 2019/2/1
古い写真

 霙や雪の降った翌日は晴天になることが多い。青空が朝から広がり、北風の厳しいこの季節らしい天気で二月がスタートした。一か月前は平成最後の正月と大騒ぎしていたが、平成最後の二月は静かに明けた。昨日の雨や雪はそれなりの雨量となったが、乾燥が続いていたせいかお湿り程度にしか感じられず、相変わらずの乾燥注意報である。立春の日は四月の気温になるとか、今年の春の訪れは昨年のように超早いのだろうか。

 引っ越しの荷物を開梱していたら、高校生の頃に撮影したネガとべた焼きがアルバムに整理されて出て来た。フィルムもベタ焼きも自分で現像していたのだが、写真そのものはもう何というか見るに堪えられない下手糞なものばかりである。不思議と撮影した時のことは昨日のように思い出されるのであるが、写っている人の名前とかはすっかり忘れてしまっている。サラリーマンの頃から人の顔と名前を覚えることが苦手だったが、撮影しているシチュエーションを覚えているのは興味深い。カラーが高価であったことと自分で現像処理が出来なかったので止む無く白黒で撮影していたのであるが、カラーで撮影していればもっと色々なことが記録されていたことだろう。どの写真を見ても何に感動してシャッターを押したのかが伝わって来ない。素人写真なんてのはそんなもので、取り敢えず写しましたである。

 小学生の頃に撮影した写真も出て来たが、フジペットで撮影した真四角の写真が懐かしい。どの写真ももう少し被写体に近寄って撮影すればと思うものばかりである。子供には画角とかの感覚が無いので、やたら離れて撮影していたようだ。風景写真以外は寄れるだけ寄って撮影した方が迫力がある。

 子供の頃に使っていたフジペットを忘れないように中古品を購入したが、一度撮影してから使っていない。固定焦点だが最短撮影距離は何センチだったのか、思いっ切り寄って撮影したい。フィルムを巻くのを忘れたり、シャッターをチャージするのを忘れたり、撮影するだけで大騒ぎであるが、撮影後に確認のために付いてもいない液晶画面を探したりするのは恥ずかしい限りである。

 今日の一枚はワイキキのデューク・カハナモクの後ろに沈む太陽である。水平線に沈む瞬間に緑の光が見えることがあるとか、まだ一度もお目に掛かれていない。それ以前に水面に沈む夕日は意外とチャンスが少なく、水平線の上の雲に邪魔されることが多い。大勢の観光客がサンセット越しに自撮りをしているが、太陽が白飛びしているか、自分が黒潰れしているかではないだろうか。スマホのカメラでハイライトからシャドーまできちんと再現出来るとは思えないが、補助光を焚けば何とかなるか。

 フィルムカメラの頃は露出を変えて何枚も撮影したものだが、デジタルになって暗めに撮影していれば画像処理で補正出来るようになった。

 

デューク・サンセット