寒の戻りも昨日までで、今日からはまた春が戻って来るようだ。満開の桜はこのところの寒さで少し長く楽しめそうだが、ダウンジャケットを羽織っての花見なんてのは興醒めである。平成最後の平成の春の訪れは不順である。ぱっと咲いて、ぱっと散る桜の潔さに日本人は惚れ込んでいるが、その一方で満開を長く楽しみたい気持ちもある。桜を追い掛けて撮影している連中はこの時期は忙しそうだ。桜は撮影しないと決めてから、桜の頃をのどかに過ごすことが出来るようになった。何事でもそうだが、のめり込む前の時の方が気楽である。
新元号が発表されて4日が経過するが、google日本語入力はまだ対応していない。学習させればそれなりに変換出来るが、そこはやはり勝手に対応されるまで意地でも待ちたいところである。使い勝手が悪いので外したIMEはで早々に対応したとか、かと言ってもとに戻すのも敗北感が在っていかん。
音声コマンダーを利用したアマゾンエコーに、手持ちのオーディオを接続して自分のスピーカーで音を聞くことの出来るエコーインプットが三千円弱で発売され、早速二個導入した。大して音の良くないスピーカーが付いているよりも余程益しだし、経済的である。玄関の鍵も連動させているが、こうなると他の家電も連動させたくなるのが人情である。残念ながら今の所連動させたいものが見付からず、赤外線リモコンで操作しているものと云えばテレビ、エアコンだけで、これは手動で十分だ。
音楽を聞くの音声だけで済むので、今までのようにスマホでプレイリストを指定して再生し、それをスピーカーに飛ばす手間が省けた。それ以外にもタイマーの設定、天気予報、時刻などの問い合わせも便利である。そして何よりも三千円弱である。
今日の一枚はモデル気分で撮影にポーズを付けている中国人観光客である。もうこれは最初から銀座で撮影することを意識して来ており、ジャージにドラッグストアの袋をぶら下げた団体客とは一線を画している。中国人観光客に対する日本の観光ビザの発給条件が緩和されて、庶民レベルでも入国出来るようになってからはもう銀座はチャイナタウンになってしまった。
少し前まではある程度の富裕層に限られていたが、あの頃の銀座が懐かしい。
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