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Today's Photo その3725 2023/10/24

 マナーとかルールとか、今更

 最近ニュースでよく報じられているのが、鉄道写真を撮影する連中のマナー違反というか、ルール違反というか、どうでもいい電車を写して何が面白いのだろうか。プラットホームでごった返して撮影しているが、人と同じアングルで撮影したってオリジナリティがない。電車図鑑でも作っているのだろうか。電車なんて風景を一緒に撮影してなんぼだし、電車だけアップで撮影するならもうそれは図鑑でしかない。要は写真素人がホームに群れているだけだ。

 鉄道オタクは電車や列車から部品を外して盗んだり、駅の設備を盗んだり、社会性が無い連中が最終的に辿り着くのが鉄道ファンなのだろう。

 撮影など出掛けずに、鉄道の制服でも着て電車ごっこを四畳半でやっていて欲しい。

 ユニクロのコマーシャルで、ハンカチ王子が猫にカメラを向けるシーンがあるが、そのレンズが超望遠レンズで、至近距離ではピントすら合わない。それを猫に向ける不自然さ、いかにもテレビ業界的な発想である。ハンカチ王子にはソニーがスポンサーとして付いているが、銀座五丁目のソニーの展示場で写真展を開催していた。興味が無いので見てはいないが、野球選手の写真だし。知名度だけが先行してしまった。タレントの七光り、写真も頑張って欲しいかな。微妙。

 今日の一枚は歩いている親子をマニュアルフォーカスで追い掛けた。絞りは開放の0.95、ノクチルックスのマニュアルフォーカスは世界一である。ライカMで静物ばかり撮影している諸君、もうちょっと頑張ってね。

 

子供は金髪

 


Today's Photo その3724 2023/10/17
 写真道なんて存在しない

 昨日、久々にtoday's photoをアップしたが、拡大写真のハイパーリンクの指定がさっぱり分からず、画像が出ないまま時間切れとなった。今日になって少しだけ冷静に見直す事が出来て、相対パスでは表示されず絶対パスで表示されるようになった。一方でウエブページは相対パスでも表示されるので、何かさっぱり分からないままのアップとなっている。

 日本に写真が入って来たのは幕末の頃と言われているが、海外に出掛けて写真術をマスターし、日本で弟子を取って写真を広めたそうだ。つまり、茶道や華道と同じ構造で、これだけ写真が自由に撮れる世の中にも関わらず、現在でも〇〇写真家に師事なんてことが略歴に書いているフォトグラファーは少なくない。更に悪いことに、写真コンテストの審査員はそれらの〇〇写真家で、相変わらずの伝統芸の継承に縛られ、自由な作品はことごくボツになっている。もういい加減にして欲しいな、〇〇先生方。昨今では撮影されている写真の93%がデジタルとか、更にその殆どがスマホで撮影されている。そんな時に伝統芸の写真審査じゃ駄目でしょ。

 特に酷いのがライカで撮影された写真は、まるで日光写真のような作品ばかりが入選している。ササッとピントを合わせてサクッと撮影するのがレンジファインダーじゃなかったけ。偉そうにレンジファインダーのメリットを述べるのであれば、日光写真は勘弁してくれよ。

 ちなみに日光写真ってのはピントを合わせることなく、長時間露光をする子供の玩具で、印画紙にネガフィルムをべた焼きするようなものだ。ライカに三脚を付けて、構図をうだうだ考え、絞りをしっかり絞って、おまけに白黒にしたりされるともう文明開化である。

 ライカでストリートフォトを撮影させれば、誰にも負けない自信はあるが、見る側の目が育っていない。

 今日の写真はストリートフォトをライカで撮るとこうなるという見本である。ストリートフォトとスナップ写真は違うことが分かって貰えただろうか。写し手の写したいことが見る側にストレートに伝わるし、間違えても何を撮りたかったとはならないだろう。

 オートフォーカス全盛の時代、マニュアルフォーカスで一瞬を切り取ることが美となってしまった。昭和の時代、部活で白黒のフィルムを現像し、白黒の印画紙に焼き付けていたが、一眼レフはマニュアルフォーカスが当たり前だった。

 

二人の銀座

 
Today's Photo その3723 2023/10/16
 今日から再開

 訳あって四年も更新を怠っておりましたが、存在確認ということでToday's Photoを再開しようかと。

 世の中はコロナ禍に振り回され、写真を撮りに行くのもままならず、更に体調不良と重なり、銀座はすっかり御無沙汰となりました。その間にもレンズやカメラは二、三年サイクルで新製品が発表され、時代の最先端をキープするために買い替えていました。ライカMのデジタルカメラは十年を経過しますが、こちらは特に買い替えを必要とせず。

 昨今の画素数戦争に巻き込まれることもなく、画素数が必要な撮影ではフジの中判デジタルで対応し、ストリートフォトではより機動性の増したH2Sで十分。とハード面では充実しているのだが、社会環境と体調のバランスで今日に至ってしまった。さらにエッセイように使っていた外付けハードディスクが内部の電子部品の焼損により動かなくなり、更新のもとになるデータとかフォーマットが失われたと思っていた。ところが何のことはない、ウエブで閲覧出来るということはサーバー上に残っているからである。これの中からとりあえず更新に必要な材料をダウンロードすれば再開が可能である。と思い付いたのは9月になってからである。

 オーバーツーリズムで外国人観光客が築地の場外市場では群れているが、何よりの救いは中国人観光客の現象であろう。日本に来てまでして、日本の魚を食うな、中国人諸君!

 今日の写真は今年のカレンダーの10月文と同じである。以前使用したかもしれないが、写真を更新する以前にサーバーにアップロードできるかの検証とウエブサイトを構成するのにエネルギーを使い果たしてしまった。ソースネクストのソフトを購入したが、これが役立たずに大失敗。結局古いマイクロソフトのフリーソフトで作成した。腐ってもマイクロソフトである。

 

10月のカレンダー写真