昨日、久々にtoday's
photoをアップしたが、拡大写真のハイパーリンクの指定がさっぱり分からず、画像が出ないまま時間切れとなった。今日になって少しだけ冷静に見直す事が出来て、相対パスでは表示されず絶対パスで表示されるようになった。一方でウエブページは相対パスでも表示されるので、何かさっぱり分からないままのアップとなっている。
日本に写真が入って来たのは幕末の頃と言われているが、海外に出掛けて写真術をマスターし、日本で弟子を取って写真を広めたそうだ。つまり、茶道や華道と同じ構造で、これだけ写真が自由に撮れる世の中にも関わらず、現在でも〇〇写真家に師事なんてことが略歴に書いているフォトグラファーは少なくない。更に悪いことに、写真コンテストの審査員はそれらの〇〇写真家で、相変わらずの伝統芸の継承に縛られ、自由な作品はことごくボツになっている。もういい加減にして欲しいな、〇〇先生方。昨今では撮影されている写真の93%がデジタルとか、更にその殆どがスマホで撮影されている。そんな時に伝統芸の写真審査じゃ駄目でしょ。
特に酷いのがライカで撮影された写真は、まるで日光写真のような作品ばかりが入選している。ササッとピントを合わせてサクッと撮影するのがレンジファインダーじゃなかったけ。偉そうにレンジファインダーのメリットを述べるのであれば、日光写真は勘弁してくれよ。
ちなみに日光写真ってのはピントを合わせることなく、長時間露光をする子供の玩具で、印画紙にネガフィルムをべた焼きするようなものだ。ライカに三脚を付けて、構図をうだうだ考え、絞りをしっかり絞って、おまけに白黒にしたりされるともう文明開化である。
ライカでストリートフォトを撮影させれば、誰にも負けない自信はあるが、見る側の目が育っていない。
今日の写真はストリートフォトをライカで撮るとこうなるという見本である。ストリートフォトとスナップ写真は違うことが分かって貰えただろうか。写し手の写したいことが見る側にストレートに伝わるし、間違えても何を撮りたかったとはならないだろう。
オートフォーカス全盛の時代、マニュアルフォーカスで一瞬を切り取ることが美となってしまった。昭和の時代、部活で白黒のフィルムを現像し、白黒の印画紙に焼き付けていたが、一眼レフはマニュアルフォーカスが当たり前だった。
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